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Channel: ツェーイーメン ~福本漫画感想日記~
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賭博堕天録カイジ 24億脱出編・第302話『狂言』感想 ~レールの先にあった死闘~

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カイジの狂言、ギャンブルを言い換える作り話もいよいよ佳境。
最後はワン・ポーカーの激闘を説明することとなりました。
 
既に実家に着いてから1時間が経過。長話になってきましたね。
 
ワン・ポーカーで奪い合っていたのは2億円のライフですが、その行為は他に形容しづらい。
悩むカイジの脳裏に浮かんだのは、もっと俯瞰した光景。

つまり、いわばワン・ポーカーは線路を通す仕事。
 
その土地の権利を獲得するディベロッパーが主な任務だったと説明しました。
謎のノリツッコミ発動w いきなりどうしたよ(;゚Д゚)
 
改めて、日本語では宅地造成業者だと説明しますが・・・今度はタクシー造成業と勘違いされてしまう始末(^^;
とうとう狙ってボケ出したぞ・・・。
仮にそうなら線路も関係無いですし、話の前後がメチャクチャでしょw
 
それと気付けば随分大声での会話になってきてるけど、まさか盗聴されている現状を忘れたりしてないよね・・・
 
仕事内容は、簡単に言えば線路を通すことで駅や住宅街が並ぶ環境を整えること。
その為には・・・
痺れる押し引きを繰り返すことで、じわじわと土地の権利を獲得するのです。
その土地に住まうのは、生涯賃金2億円の人々。人数が増えるごとにカイジが優勢となり、利益も増えていくわけですね。
 
・・・なるほど、確かにこれまでの例えの中では一番しっくり来るかも。
 
オレとは真逆の人生を歩んできた人達のために
いや総菜でもなければ土地でも無いがな・・・w
親子漫才ですかこれ?(;^_^A
 
お母さんは取りあえず、世の為人の為、カイジが人道に復帰したことを喜んだ様ですが・・・
考えてみれば、この線路の方向を争ったのは前事業で融資してくれた御曹司にあたります。
 
そう捉えたなら正当な競争とはいえ、不義理と言えば不義理。
お母さんは話し合いでの解決を勧めますが、カイジと和也はいわば殺し合ったとも言える間柄。
特に、チャンマリとカイジの命をイカサマで弄ぼうとした事実は消すことが出来ません。どちらかが退く展開だけは有り得ませんでしたね。
 
あるいは競争から手を引く選択肢もありますが、それはつまり17歩の4億円勝ちで撤収するということ。
確かにそれは賢明な判断だったのかもしれませんが、既にその先の競争が決着がしている以上、思い返しても甲斐の無いことです。
まあ大元は外国人ですけど、カイジはそれを知らないよね。
 
それだけにどちらの企画が優秀かを判断するコンピューターと例えたことは間違いではありませんが・・・
益々混乱させるだけだよね・・・w
しかし退くタイミングはとうに逸していますし、責任を持って物語を完結させるしかないね。
 
そして安定の煽り文・・・(;^_^A
遂に編集の網膜が腐ってしまったw
 
まあ・・・他の誰も真似できない方法を使って、この短期間で11億円を稼いだのですから起業家と呼べなくもない・・・か?
私自身も色々と毒されてきたようですね汗
 
・週刊ヤングマガジン№1(2019/01/01号)より。

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