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Channel: ツェーイーメン ~福本漫画感想日記~
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中間管理録トネガワ 第26話『弁舌』感想 ~めざせホールマスター!~

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今日は勤労感謝の日ということで、ニコ生でこんな企画がありました。

何という誰得企画・・・と思いきや、開始後すぐに満員となったようで、私も追い出されてしまいました。まあ・・・私は毎回感想を書いているので、さすがにもう全員覚えていますけど。

 

もちろんプレミアム会員の方であれば、タイムシフト視聴ができます。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv282621382

 

それでは今月も2話掲載のトネガワ、その一話目の感想です。


おお・・・! 久々に本筋の限定ジャンケン回ですが、ついに本番なのですね!

思えばホワイトボードで意見を出し合ってから、インフルエンザや誤発注、海老谷離脱など障壁もたくさんありました。なかなか感慨深いな。

 

会長も2階から見守る中、多くの債務者を乗せたエスポワールが出航。

利根川もさっそく、例のごとく簡単なルール説明を終えました。

 

すると当然、参加者たちからは軍資金の使い道や敗北後の処遇など・・・カイジ本編を思い出させる不満が噴出。

一丸となった反発が利根川を襲いますが・・・

おお・・・!これぞ利根川の得意分野。

そこらの役員とは迫力が違います!

ところで第1回のときから、説教の内容は同じなのですね。

 

勝たなければ人はゴミ・・・!

勝たなければ・・・

野茂はウスノロ

羽生は根暗

イチローはいけすかないマイペース野郎

しかし彼らがそう思われていないのは・・・

勝ち続けてきたからだ・・・!

 

ここも一緒なんだ・・・懐かしいなあ。

考えてみると・・・カイジ本編でこのセリフが登場したのは20年前ですが、今でも古く感じませんね。それほどイチローも羽生さんも、未だに第一線で活躍しています。

野茂さんも、ちょうど今日アメリカで発表された「野球史で最も重要な40人」で日本人から唯一選ばれていました。これは本当に凄い事ですね。

 

この利根川の檄を受けて、浮ついていた会場の空気は一変。

その甲斐あってか、

初回なので色々トラブルがあるのかと思いきや、滞りなく終了しました。白熱した騙し合いに会長も満足のようで何よりですね。

少し内容も描いてほしかったかな・・・とは思いますが、その辺りの冗長となりそうな部分をスッパリ切って、あくまで利根川視点で展開するのがトネガワのテンポを生み出しているのでしょう。

 

しかし2回目が三日後か。会長は気まぐれで飽きやすい反面、マイブームが定まるととことんハマるタイプですね。

 

ともあれ、チームの重ねてきた苦労が報われてよかった・・・(^∇^)

利根川もホッと胸をなでおろし、エスポワールの甲板で一人煙草をふかします。するとそこへ、尊敬の面持ちで山崎がやってきました。

 

どうやら利根川の参加者を黙らせた演説、その凄みに感銘を受けたようです。

気持ちよさげにアドリブの極意やワードセンスを語りつくす利根川。

 

そして3日後、第2回のクルーズが開催されました・・・!

実は第1回で定員よりも多めに募集をかけていた為、意外にもすんなり参加者を確保。

うわ・・・!しれっと船井がいる!(*。◇。)ハッ!

 

そうか・・・カイジが乗り込んだのは第3回のクルーズですから、第1回に見当たらなかった以上、この2回目で参加していた事になるのですね。

今回登場したのはこの小さな1コマだけですが、久々に顔が見られて嬉しいな。清々しいほど最後までずる賢い、いいキャラでしたよね。

 

さあ・・・この第二回も成功させて、利根川は会長に№2としてアピールしたいところ。

・・・でしたが!

ちょっと調子に乗ったらこれだよ・・・!(`;ω;´)

3日あって、まだ喋れないのは中々重症ですね。そういえばインフル回でも、散々予防しておきながら利根川は感染しましたし・・・意外にウイルスに弱い体質なのかな。

 

というか、本番でも皆がテーブルの中にいる方式のままだったの・・・Σ(゚д゚;)

利根川は再発注するとか言ってたのに。結局、これが一番確実ってことか。

 

こうして急遽、代役として山崎がホールマスターを務めることに決定。

さっそく背広に着替え、ルール説明と演説の予行練習を始めますが・・・開始までは後35分しかありません。残り5分となっても、山崎はなかなか覚えきれない様子。

いやこれだけ見たら酷いw 

まるで野茂はウスノロで当たり前みたいな・・・Σ(~∀~||;)

というか・・・別に利根川のマネをしなくても、山崎は別の内容でスピーチしたらいいんじゃないの?w

 

バタバタしたままですが、本番の時間がやってきてしまいました。

いきなりマイクトラブルに見舞われますが、そこはさすがの山崎。落ち着いた対応を見せ、ルール説明もそつなく完了しました・・・!

 

サッサと引き上げたい山崎ですが、やはり説明不足によるヤジが沸き起こります。

さあ、練習の成果を見せられるか・・・?

おお!凄みが効いててカッコいいぞ。

 

その後もセリフを間違わず、順調な山崎。

しかし・・・ここでまさかの出来事が!

うわ・・・!w 何だコイツは(・Θ・;)

しかし、第3回のクルーズが1996年の設定なので・・・多分この第2回は1994,5年辺りでしょう。ちょうどイチローが1軍で覚醒して時の人となった頃ですから、これくらい熱狂的なファンがいてもおかしくはないか。

 

しかし困ったな。

山崎が利根川に助けを求めると、イチローは認めて羽生押しで行け・・・との指示。

さっそくその策で場を鎮めようとしますが・・・

駄目っ・・・! 紛れ込んでいた・・・!

将棋ファンも・・・!

 

何という不運だ(゜д゜;) 一人だけ座り込んでて怖いな・・w

そしてファッションセンスが絶望的すぎる。

 

まさに八方塞りとなった山崎は・・・返す言葉がありません。

参加者たちの罵倒も収まらず、いよいよ暴動寸前。

ついに追い込まれた山崎が出した答えは・・・!

ウルトラクイズ・・・!

 

また古いな・・・w

でも、ここまで荒れたらもう無理矢理押し切るしか、吹っ切れるしかないよね。

 

結果、この山崎の演説によって・・・

殺伐とした騙し合いというより、共闘レクレーションみたいな雰囲気ですね。

和やかすぎて本来の盛り上がり方とは違うな・・・w

船井も、リピーターとして参加した本編では落差に戸惑ったことでしょう(^_^;)

 

こんなぬるい内容だと会長は激怒しそうですけど、大成功だったのですね。一度目とのギャップを楽しめたのかな。山崎は結果的にナイス判断でしたね。

 

次の第3回はいよいよカイジ乗船ですから、遂に黙示録の第1話に追いつくところまで来たのか。その際は内容が被ってしまいますけど、裏側のエピソードは描かれるのかな。

カイジ登場が楽しみだ。

そういえば、カイジは勝負終了時にテーブルを蹴り飛ばしていましたね。チームの誰かが不運な目に遭っていたということなのかな(;^_^A 想像すると面白い。

 

二話目の感想は明日。あの男が半年ぶりに登場です!


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