今週のカイジはまたもや衝撃の内容でした!
しかし、その感想の前に・・・こちらから報告させていただきます。
私もほとんど忘れかけていたのですが・・・4月にカイジが連載20周年を迎えた際、それを記念する懸賞企画がありました↓
このとき、私は100名限定のカレンダーに応募していました。
そして昨日郵便受けを覗いてみると、そこには講談社からの小包が!
こ・・・これは・・・!
当たったあああああ!!!≧(´▽`)≦
これは嬉しい!これぞ僥倖!
当選時の発送は6月と記載されていたので、とっくに外れたものと諦めていました。それだけに面喰らったのも事実。
和也編7巻に2012年版の3日めくりカレンダーが付録されていましたが、今回は31日分の日めくりタイプ。年月が関係ないので、より長く使えますね。
3日めくりを捨ててしまった事は今でも後悔しています(・_・;)
そして、カイジの名言といえば・・・有名なものはほとんどが黙示録か破戒録のセリフ。3日めくりも黙示録の言葉限定でした。堕天録でも村岡社長が結婚観を語るシーンは印象深いですが、和也編以降のセリフが取り上げられるのは珍しいかもしれないですね。その意味でもこれは貴重かもしれない。
それでは早速、取りあえず今日の名言をどうぞ。
日常への汎用性はそれほど高くはないかもしれないですが、、これは私の大好きな黒服・高崎の言葉。今から思えばその後の混沌の予兆といえるシーンでしたから、確かに印象深いセリフです。
一つ一つの名言に、きちんとその状況の説明が添えられているのが丁寧ですね。
こういったレイアウトで、31の言葉が綴られています。
今後、当分の間はブログを更新した際に、その日の該当ページを今回のように最初に載せようと思います(^-^)b
一気に全て載せてもいいのですが、その方が趣が出ると思うので・・・。
それでは以下本編感想です。
○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U
K・K○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール
~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○・2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1)
Bet1(カイジ赤)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(2・12+1)
U・D D・D
8・2○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1(赤)→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
8・7○ J・7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1(赤)→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1(赤)→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1(赤)→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ
21回戦
U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
22回戦
U・U U・U
J○・9 A・9○ 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
~~~チャンマリ後退~~~
23回戦
U・D U・D
9○・3 A○・? 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ
~~~チャンマリ再び傍へ~~~
24回戦
U・D U・D
8・3 ?・?
Bet1→
前回、23回戦での和也のAをイカサマと確信したカイジは、テーブルの側面に小さな穴を発見!そして、和也の凸凹したマニキュアが穴の奥にあるスイッチを押すための鍵であると気付きました。さらに、カイジは和也から貰っていた爪楊枝の存在を思い出し、穴へ差し込むため、それを手に取ったのでした・・・!
果たしてこの小さな楊枝が、カイジを勝利へ導くメシアとなるのか・・・?
もしもこれで何も起こらなければ、カイジとしては和也のイカサマを証明する術がありません。しかも、現状は椅子にベルトで拘束されています。つまり・・・和也が不審な動きをした瞬間に手を掴むなどして、現場を押さえることも不可能。
このイカサマの扉が開けば
奴と五分!闘える!
ど・・・どうなる!?
その瞬間、カシャッ・・・というごくごく小さな音と共に、何かが出現。
もとより覚悟しているカイジは平静を装いますが、穴の存在も知らないチャンマリは明らかに驚愕の表情!
マリオは驚きの声を漏らしかけますが、それはチャンが制止しました。
一旦カイジから距離を置き、騒がず落ち着くように釘を刺すチャン。
それは言われずとも重々承知しているマリオですが・・・しかし、たった今目にした光景は、衝撃以外の何物でもありませんでした!
( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚ウワッ!
何だよこれ!!!??? エースが・・・3枚も出てきたっ・・・!?w
無茶苦茶なイカサマではあるけど・・・画的なインパクトは強いなあ。
ワンポーカー編で最も衝撃的な1ページかもしれない!
しかし物理的にAを増やすだなんて・・・大胆なイカサマですね。単純にして強力ではあるけれども。
これにより、チャンマリも23回戦の和也のAはこの不正によって得られたものであると確信。
これはもうカイジの予想が正解だったと見て、間違いないでしょうね。
13回戦までのAはガチだとしても、23回戦の和也のAはこの不正によるもの。残り2枚、Aが目の前にストックされているはずです・・・。
正直、Aの出現は間違いないとは思っていましたが、初めから3枚で固定というのは予想していなかった。
ワンポーカーは初めに3セットのトランプを使っているので、最大で12枚のAが許容されます。これもAをイカサマで出しても、カウント的に破綻しないように考えた結果なのかもしれないな。
ただ、Aが3枚という事は・・・この24回戦がラストではないのかも?
和也は既に残り2枚でしょうが、もしラストがAの裏をかく2の裏をかく3(あるいは8)出しならば、ストックは2枚ずつで十分。わざわざ3枚という事は・・・前回のコメントでざわさん、ちょーるぬいさんなどから頂いた、一度A-Aで引き分けるというワンクッションがあるのかもしれないですね。
しかし、着実に決着の時が近づいているのが分かる。
あとはカイジがイカサマの裏を取るには、イカサマに気付いたことを和也に自然な形で察してもらう必要があります。そうでなければ和也は(持っているなら)2で勝負に行けませんし、7ライフまたは8ライフを積むほど勝利への確信を持たせられません。
正直、今回のチャンマリの挙動は不審ですから、バレていてもおかしくはありませんが・・・それはアカギにおける仰木の顔芸的なもので、すぐに流される部分だと思います。
一番いいのは、和也に察してもらうようにカイジが何かしら画策するのではなく、和也の方から能動的に気付くこと。カイジは現時点で何も作戦を立てていませんが、もし裏をかこうとするなら作為の欠片のようなものは徹底的に脱臭したい場面です。
その点について、少し気になるコマがありました。
それは、まさにカイジが爪楊枝を差し込んだ直後のシーン↓
意味深にテーブルのコンベアーがアップになっていますが、和也側の手前の左から2番目のランプが微妙に発光しているように見えます。・・・これは何?
単純に光の反射を表しているだけかもしれませんが、和也もそこに視線を送っているようにも見えますし、もしかして穴のスイッチが押されたことを知らせる仕掛けだったりしないかな。
カイジとしては差し込む瞬間にそんな所を気にする余裕はありません(というか恐らくコンベアーの陰でそもそも見えない)し、それを知っている者でなければ、たった一つランプが微妙に光っても気づかないよね・・・。
ちなみに23回戦直前を読み返してみると、和也のテーブルのランプはほとんど描かれていなかったので・・・確認はできませんでした。
ただ、もしこれがサインなら、和也はカイジがAを入手した情報をキャッチしたことになります。和也に2があるなら、それでカイジのAの裏を取るか、カイジがそれを読んで3か8で殺すか・・・といった読み合いへ発展する準備は整ったことになりますね。
また、これを言い出すとなんでもアリになってしまいますが・・・本当にスイッチはその一つだけなのでしょうか。今回現れたA3枚の新たなカードボックスは、テーブル側面の黒い太線に沿って出てきました。この太線、実はまだ下にもう2本、計3本あります。
Aの保険で2のカードが出てくる仕掛けもあるのではないか・・・と疑ってしまう。例えば同じスイッチでも、長押しだったり押す強さで2段目が現れうる仕掛けだった・・・という可能性はありそうだし。そういえば落下用の救出網を動かすボタンも、長押しすると落下命令が解除される仕掛けでしたよね。
むしろ、和也がそれを使って2を入手するなら、カイジとしては裏さえ取れれば一発での大勝利も見えてくる。展開に動きがあるので、予想にも幅が広がって面白いな。
次週も楽しみ。