藤原竜也『カイジ』来年1月9年ぶりスクリーン復活 福本氏脚本でオリジナルストーリー&最終章描く(オリコン) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190531-00000321-oric-ent
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「カイジ」藤原竜也主演で9年ぶり映画化 #バリはやッ! #カイジ #藤原竜也 さん #福士蒼汰 さん #関水渚 さん #新田真剣佑 さん #吉田鋼太郎 さん https://t.co/dUBM5cchHc
2019年05月31日 06:20
遂に情報解禁されましたね…!(*'▽')
2009年、2011年に次ぐシリーズ3作目にして最終章。
全国のスクリーンに藤原カイジが帰ってきました!
2020年1月10日、7か月後の公開が今から待ち遠しいな。
2011年のカイジ2公開時、パンフレットには佐藤監督による続編への前向きなコメントと、福本先生による続編用のオリジナルギャンブルを作りたいというコメントが掲載されていました。
それが遂に9年越しの実現。
「バベルの塔」
「最後の審判」
「ドリームジャンプ」
「ゴールドジャンケン」
という原作にも登場していない、全く新たなギャンブルでの闘いが繰り広げられることとなりました。
福本先生が4年間温めたアイディアですから、大いに期待したいですね。

キャストは、藤原竜也さんが今回も主人公のカイジ。
カイジ=藤原竜也、藤原竜也=カイジという一般認識が成立している程ですからね。もはや他には考えられません。
1作目からは10年経過していますが、全く老けたように見えないのが凄いですよね。
佐藤監督とは2015年の「ST 赤と白の捜査ファイル」以来のタッグ。
そういえば、STでは藤原さんは赤城というキャラクターでしたね。
佐藤監督が藤原さんをカイジとアカギに変えたわけです。まさか狙っていたのかな・・・?
そして今作の敵役には、いかにも威圧感漂う吉田鋼太郎さんが黒崎として登場。
敵役としては、村岡は小物すぎるので論外としても和也は考えられましたが・・・藤原さんよりも年下で、藤原さんの熱量に負けない方を探すのは難しいですね。
ちなみにカイジ2での黒崎役は嶋田久作さんでしたから、キャスト変更となりました。
賛否の分かれる部分ではありますが、嶋田さんは顔もスタイルもスリムな方ですから、個人的には恰幅の良い吉田さんの方がより悪役としての威厳を醸し出しているとは思います。
どちらにせよ既に決まった事なので論じても仕方が無い。
そして、原作には登場しないオリジナルキャラクターには、人気若手俳優が勢揃い。
福士蒼汰さんが高倉浩介役
新田真剣佑さんが廣瀬湊役関水渚さんが桐野加奈子役
と決定しました。
福士さん、真剣佑さんといえば、現在イケメン俳優の筆頭に挙がるお二人。
カイジのような半アングラ的作品でイメージダウンされないことを願っています・・・というのは冗談ですが、これほどド直球な主役級俳優を脇に据えてくるとは予想できなかったな。
藤原さんと香川さんによる睨み合いに近いEカードのシーンと比較すれば、良くも悪くもかなり画的に清涼感が生まれそうですね。
関水さんは初めてお名前を知りましたが、本格的に女優業を始めて間もない方のようです。
ただ、基本的にカイジにおける女優枠は風当たりが強いので試練かもしれませんね。
1作目で遠藤役だった天海祐希さんは、演技自体は素晴らしかったものの、どうしても原作の遠藤は男ですから違和感が拭いきれませんでした。
2作目の吉高由里子さんについては、石田裕美という役自体は原作では名前だけ登場するキャラクターだったのでほぼオリジナル。
しかし、原作の沼編には該当するポジションが存在しなかったため、彼女絡みの脚本には総じて無理がありました。よって、演技自体もあまり本領を発揮していない印象が強いです。
つまり、お二人とも原作に縛られた事による弊害が垣間見える形となっていました。
その点、今回は脚本からして全てオリジナルですからその心配はありません。主要キャストに大抜擢された関水さんとしては相当なチャンスですね。
・・・といった、ここまでは今回の公表を受けての一般的な感想。
本題はここからです。
昨年11月に限りなくそれらしいエキストラ募集が掛けられていた事から、制作は把握済み。
(当時の反応↓)
そして私は以前ご報告させて頂いた通り、ボランティアエキストラとして、11月28,29日の撮影に参加して来ました。
もちろん内容については口外は出来ない為、半年間胸に秘めたままでした。漸く報告できるとあって非常に嬉しいです。
別に証拠は必要ないとは思いますが、エキストラへ配布された記念品のノートがこちら。
裏表紙には本編のネタバレ要素がありました。

まず個人的な話ですが、是が非でも参加したかった理由が二つありました。
一つは・・・昨年夏に、AbemaTV主催で行われたリアルカイジGP。
私はエントリーしたものの1回戦当日の朝に駅で倒れてしまい、参加できませんでした。その苦い記憶の埋め合わせ。
もう一つは・・・このカイジ ファイナルゲームこそが、福本作品における実写化のフィナーレを飾る作品ではないかと直感したこと。
アカギ、銀と金、天、零、ここ数年で連発されてきた実写化ですが、残る可能性があるとすれば黒沢とトネガワ、ハンチョウあたり。
しかし黒沢については不確かではありますが、約10年前に福本先生が一度断っているという情報を耳にしています。
また、トネガワとハンチョウはアニメ化を終えましたが、やや映像化における課題が露呈していました。
私は基本的にインドア派ですが、記録や形として残る活動をスルーし続けていたことには少なからず後悔もありました。
最後のチャンスかもしれない映画化に、自分のスケジュールも空いていたとなれば・・・参加する他にないという訳です。
ちなみに連絡の取れるカイジファンのお三方にもお声がけさせて頂きましたが、急なお誘いかつ撮影が東京の調布撮影所という事もあり、残念ながら都合が付かないとのこと。
うちお二人は私と同じ新潟住まいですから仕方のないところですね。
結果的には東京へ初の一人旅。
とはいえカイジの世界を体験したかっただけですから、散財するつもりはありませんでした。
全く観光することはなく、撮影所以外では付近の快活club(漫喫)で3泊しただけで直帰。3泊で約7000円。
撮影は28日が朝9時~夜9時頃、29日は朝10時~夜8時頃でした。
ちなみに29日は、エキストラが撤収した後も俳優陣の方は撮影が続いていたようです。
なお、当然ながら撮影現場ではスマホは使用禁止でしたから(こっそり使用している不届き者も居ましたが)、カットが掛かる度にメモ帳を取り出して内容を書きなぐっておきました。
撮影の裏側等を綴りたいと思いますが・・・情報解禁の程度に合わせるので、まだストーリー部分については殆ど何も語ることが出来ません。
まず1日目の28日
・・・私は初っ端からやらかしてしまいました。
メールによると集合場所が撮影所の入口だったため、てっきり門付近に固まっていた方々に合わせて混ざっていたのですが・・・
それはエキストラはエキストラでも、事務所所属のエキストラ。
我々ボランティアは、奥のセット倉庫裏でした。
結局・・・スタッフの方から連絡を頂くまでは気が付かず、全参加者中最後の集合に・・・汗
遅刻とはなりませんでしたが、ご迷惑をお掛けしてしまいました( ノД`)
ただ・・・怪我の功名という言葉は不適当かもしれませんが、間違えて待機していた門付近は、当然ながら俳優の方々も出入りする場所。
私が何も知らずに突っ立っていた頃、
やってきた白のレクサスから姿を現したのは・・・
他でもない、藤原竜也さんでした!(@_@)
しかもすぐ目の前、3メートルほどの場所で駐車されましたから、驚きのあまり言葉も出ません。それほどにオーラがありました。
さらに、その時点で藤原さんは緑のジャケットにバッチリセットしたたてがみのような髪型。
つまり既にカイジの役に入られていたのです・・・!感激したな。
なお私はまだ撮影内容を聞いていない状態でしたから、この映画がカイジだと100%確信した瞬間でもありました。
つまり今となって思えば、真っ先に倉庫裏に集合していた場合は確実に見られなかった訳です。
・・・スタッフの方には非常に申し訳ないですが、個人的には間違えて良かった・・・(;^ω^)
しかし車を降りた時点で、いやそれよりも前に既にスイッチが入っているとは・・・プロフェッショナルの一面を見た気がします。
ちなみに直後に入ってこられた私の知らない若手俳優の方は、イヤホンを付けたままジュースを飲みながら、明らかにダルそうに車から降りていました。
どの口が言ってるんだという話で恐縮ですが、正直なところ超一流である藤原さんとの姿勢の差は感じたな・・・。
なお、エキストラは合わせて80名ほど。
男女比は若干男性が多いものの五分に近く、年齢も年配の方まで様々。
23の私と同年代と思われる方は正直、ほぼ見当たりませんでした。
ただ、唯一右隣に居た方は恐らく年下。もしかすると10代だったかも。
というのも・・・また失礼な話となってしまいますが、かなり不思議な方で声を掛けづらかったのです。
待機中は常に下を向いて髪をいじっており、異常なほどやる気が無いように見えたのですが二日間とも参加されていました。
そして何よりも、なぜか現場のスタッフに認知されており、何度も声を掛けられていました。それも複数の方から・・・。
まさか俳優の卵だったのか、単なるスタッフの知り合いなのか・・・今となっては永遠の謎です。
昼休憩の際には、待機場所となっていた2階建ての小屋で部屋ごとに約10人ずつが集まりました。
その休憩中や撮影の合間で様々な方とお話ししたところ、分かったのは殆どの方がカイジを知らないという事。
映画カイジを見ていないだけではなく、そもそもカイジとは何ぞやという方もそれなりに多かったのです。
仕方ないとはいえ流石にショックでした。
初日は、左隣がカイジを全く知らない方でしたので、カットの合間でカイジについて色々と説明しながら待機していました。話を合わせて頂いていましたが、もしかすると迷惑だったかもしれませんね・・・。
募集を見てカイジだと予想して参加したという方には結局出会えず、エキストラ参加が趣味だからという方が大半。
それもお互いに顔見知りの方が多いようで、先週はこんな映画に出た・・・来週はこんなドラマに参加する、等の会話が飛び交っていました。ボランティアとはいえコミュニティが形成されていたように思います。
事務所所属のエキストラ、趣味のエキストラ、初めてのエキストラの方の割合は体感としては2:6:2くらいでしょうか。
そして前後しますが、撮影開始直前。
スタッフの方から、この映画がカイジであるという事実、そして大まかなあらすじと、今日の撮影内容の説明を受けました。
ちなみにこの時の説明、そして現場で監督やスタッフが抱えていた台本の表紙には「カイジ3」と表記されてありました。
この時点ではファイナルゲームという副題は未定だったのかもしれませんね。
3とされた方がさらなる続編の可能性が残されますから、やや残念ではあります。
私が参加した二日間は、今回公表された4つのゲーム・・・
「バベルの塔」「最後の審判」「ドリームジャンプ」「ゴールドジャンケン」
のうち、
「最後の審判」の中盤から終盤付近の内容でした。
全てのカットは助監督?の方が状況を説明してから入るので、そのお陰で展開を把握しやすかったな。
ちなみに撮影スタジオは、偶然にも一昨日に流れた藤原さんのインタビュー映像に映っていました。

奥の暗いセットが最後の審判の現場。
藤原さんが立っている所は外の待機場所やトイレへと続く出口なので、私も通りました。
出たすぐ横にはベンチと自販機があるのですが、藤原さんはそこで缶コーヒーを飲んで休憩されていたな。
私が引き上げる際に目が合った・・・気がします。なぜか曖昧。
シナリオについては何を言ってもネタバレとなってしまうので辛いですが、とにかく過去2作とは桁違いの規模で繰り広げられるギャンブル。
直近で例えれば、一張り2億のワン・ポーカーでさえも些少に思えるほどの争いでした。
また・・・様々な台詞から、この決戦に至るまでに布石や伏線が大量に積み重なっている事が示唆されていました。
特に、先に張ったキャスト写真のタイトルロゴにも描かれている、謎の欠けた金貨は、「最後の審判」でもキーアイテム。
それだけに、私は今回の情報があるまではてっきり「最後の審判」だけで今作が構成されていると思い込んでいたほど。
まさか他にも3つのゲームがあったとは・・・。
しかも記述順からすると2番目ですから、クライマックスとなるゲームですら無かったとなればかなりの驚きです。
ただ、今のうちに断っておきたい事ですが、恐らく私はスクリーンには映りません。
最後の審判における観客役でしたが、基本的に最前列はある程度のリアクションが求められるため、事務所所属のエキストラの方々で固められていました。
そして、私は3列目・・・しかもセットの左端でした。
そもそもカメラの画角に入っていない可能性が強いです。
また・・・本来は観客にもゲームを左右する重要な役目があるのですが、その二日間は何度か拍手や歓声を上げるシーンはあったものの、ほぼ全編で棒立ちというだけ。
ほぼ動きがないので、一瞬映ったとしても基本的に背景。
ピントも合っていないでしょうから、私を知っている方でも判別は出来ないでしょうね・・・。
カイジの空間を味わえたので不満はありませんが、折角ならもう少し動きたかったな。二日間とも、ただただ足が棒になりました(^^;
役者陣の印象については、まずは藤原さんと吉田さんの迫力。
お二人とも舞台出身とあって、何よりも声量に圧倒されました。
呟くような台詞でも声に芯があるので非常によく通る。必然的に演技にも説得力が増していたように思います。
それと地味に印象深いのは、真剣佑さんの胸板の厚さ。
写真と同じスーツ姿でしたが、私からは位置的に終始遠かったにも関わらず、明らかに膨隆してましたからねw
基本的にはクールでしたが、当然ながら終盤にかけては大いに見どころのある役柄でした。
関水さんは、正直なところあまり印象には残っていませんが、演技は素直に上手だったと記憶しています。
新進気鋭の方ということもあり、休憩時には彼女が一体誰なのかエキストラの間で話題になっていたな。
結局、当時は誰も分からずに迷宮入りでした。
というのも・・・役に徹していただく為の配慮だと思われますが、佐藤監督は全ての俳優さんを役名で呼ぶのです。
カイジさん、黒崎さん、加奈子さん。
ただ唯一、真剣佑さんに対しては、1日目の途中で廣瀬さんではなく真剣佑さん呼びに変わっていました。直接注文があったのかもしれませんね。
ちなみに・・・これはネタバレに抵触するかもしれませんが、私の参加した二日間では福士蒼汰さんの姿は確認できませんでした。
また、これは多くのファンが気になるところですが、利根川役だった香川さんの姿もありませんでした。
とはいえ、参加したのはあくまで4つのゲームのうちの1つですから他のシーンでは出演されている可能性はありますね。
また、今回公表されていないとある大御所俳優の方が、最後の審判においてはカイジと同等以上のキーパーソンとなってしました。
そして、今回も藤原さんは存分に叫んでいました・・・!(;'∀')
基本的にはワンカットにつき20テイク近くを重ねて進行していたので、よくテンションを保てるな・・・と感心しっぱなし。
二日間を通して、明らかなNGはテスト時の2回だけ。藤原さんと吉田さんに一回ずつ台詞のミスがありましたが、流石と言うべきか本番は全て一発OKでした。
皆さん台本は一度も確認していなかったので、当日の進捗分は予め全て記憶して臨んでいたようです。
ほぼテストテストの繰り返しですから、体力と集中力の勝負であることを目の当たりにしました。改めて俳優業はハードですね。
その中でも、お二人ともカットの合間には私たちエキストラへ声を掛けて下さりましたし、適度な緊張感はありながらも現場は終始和やかでした。
また、佐藤監督も現場の流れを見て台詞を変更したり、急遽スタッフを一堂に会してチェックを行ったり、藤原さんや吉田さんと話し込む場面もありました。
非常に柔軟かつ意欲的に動いていた印象があります。
カメラや音声、メイクの方も本当に多忙でしたし、常に脚本を片手にチェックされている方、別室からインカムを通して指示を出し続けている方、あるいはスモークを焚き続ける方も然り、多くの人材が努力を重ねて作品が作られていました。
わざわざその都度セットを解体してまでクレーンカメラを搬入して撮影したり、色々な細部への拘りも目にしました。
私は導入部分もラストも知らない状態なので全体像はほとんど把握できていませんが、だからこそ真っ新な状態で心待ちにできているのは幸いですね。
現場の努力や苦労を目の当たりにしましたから、是非ヒット作かつ良作として成功することを願っています(^^♪
取り敢えず書き連ねましたが、まだまだ語り切れていません。
例えば、まず衝撃だったのがこの物語の前提となる時代設定、舞台背景。
ハプニングや仕掛けについての裏事情、小ネタも色々目撃しましたが・・・その辺りは完全にネタバレへ直結してしまうので、また後日綴りたいと思います。
ではまた(*'▽')