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Channel: ツェーイーメン ~福本漫画感想日記~
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中間管理録トネガワ 第24話『肉食』感想 ~感動実話・まさやんと山崎~

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遅れ過ぎましたが、トネガワ感想です。

今回も2話掲載でしたが、長くなりますので1話ずつ書こうと思います。

 

前回(http://ameblo.jp/fake-or-bluff/entry-12202666837.html)、会長に影武者の捜索を頼まれた利根川と山崎は、ふと立ち寄ったレストランにて奇跡的なそっくりさんである本田正安・・・通称まさやんを探し出しました!

当初は会長とは正反対の優しい人格者でしたが、1か月に渡る山崎の鬼のような調教により、外見に加えて内面も会長と瓜二つに。

完璧な影武者が完成したことで・・・遂に会長に披露する時がやってきました!

 

・・・しかし!

会長の中では既に・・・

去っている・・・!

影武者ブーム・・・!

 

えええ!Σ(~∀~||;) ウソでしょ!?w

確かに会長は極度の移り気な性格ですけど、今回の場合は自分が指示した事なのに・・・!

せっかく1か月間も苦労して仕上げたのに、全部水の泡なの・・・?

そうそう、何より不憫この上ないのはまさやんの処遇だよね。

洗脳されるが如く性格を捻じ曲げられてしまって、もう普通の生活は不可能なレベルなのに・・・。(´д`lll)

唯一の使命である影武者の職を失ってしまったら、もう生きる道が無いよ・・・。

 

山崎としては強引に影武者として作り上げた責任もありますし、非情に切り捨てることはできません。

しかし、そこへやってきた遠藤が・・・何か閃いたようです!(果てしなく嫌な予感)

捨てやがったあああ!!!!!・:*+.\(( °ω° ))/.:+

 

鬼畜すぎ!ある意味さすが遠藤さん。

手に負えないから餌で釣って野に帰すとか・・・まさやんは獣かよw

これには利根川も山崎も慌てふためき、すぐにまさやんの捜索が始まりました。

 

遠藤が放置した場所を中心に、まさやんがいそうな場所(主にステーキ店)を捜す二人ですが・・・なかなか発見できず、外は雷雨という最悪の展開。

 

一度帝愛のロビーに戻り落胆する山崎でしたが、その耳に聞き覚えのある笑い声が届きました・・・!

キキキ・・・

まさやんじゃない・・・!

本物だ・・・!あの会長は・・・!

 

これは見分け付かねえ・・・w まあ、放置されたのに帝愛の本社にいるはずはないよね。

 

失望する山崎は捜索を諦めかけますが・・・微かに、先ほどの会長とそっくりの笑い声が聞こえてきました・・・!

急いで玄関口に向かうと・・・そこには!

何だか怖い・・・! でも無事で良かったね・・・本当に。

見るからにボロボロのまさやんですが、それもそのはず。何とあの放置された場所から、歩いてここまで戻ってきていたのです!

 

この忠義、根性、執念・・・まさやんの姿に、山崎は感涙。利根川にまさやんを帝愛に残してあげるように頼み込みました。

考えてみれば、会長は気まぐれ。影武者ブームが再来しないとも限りません。保険の意味も込めて、今後もまさやんは帝愛に常駐。世話は山崎が任されることに決定しました・・・!

 

ほら!まさやん!

制裁っ!

もう山崎の飼い犬じゃねえか!ヾ(゚Д`;≡;´Д゚)ノ゙

一件落着のように締めてますけど、これはハッピーエンドと言っていいのだろうか・・・。

まさやんは当初の面影はまるで残っていませんし、可哀想でならないよ・・・(´□`。)

 

色々余韻の残るエピソードでしたが、これで激動のまさやん事変は終了。いやあ・・・限定ジャンケンやチーム利根川が本筋であったことを完全に忘れてしまうほど、インパクトのある話でしたね。

そして、遠藤さんもすっかりレギュラーキャラ。限定ジャンケン企画では新入社員をクズ化させてしまったり、今回もまさやんを野に捨て去ったり、カイジ本編よりもヤクザらしいというか、鬼畜キャラという印象が色濃くなっていますね。


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