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Channel: ツェーイーメン ~福本漫画感想日記~
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賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第223話『暴走』感想 ~チキンランスタート!~

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今日の箴言!

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード

1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U
KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール
~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3 A・5

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→


前回、カイジは自らの閃きに全てを託し、先制のレイズを仕掛けました。

今は、互いにAの所持を知っている状況。生半可な覚悟でのレイズは命取りとなりますね。


和也は動揺の色を見えましたが・・・すぐに落ち着きを取り戻し、不気味に冷笑。

言葉で牽制してきた和也は、すぐさま追加のライフを2つ手に取りました。


ドロップするなら1ライフ負けで止めるべきですが、もし上乗せとなれば・・・それはチキンランのゴングを鳴らすような行為。

中途半端に降りることは難しい状況ですから、ベット数が限界近くまで膨れ上がる可能性があります。

カイジはその事実を警告しますが、和也はそれも承知の上という様子。


それはどうかな?

案外降りるんじゃねえの

おまえが・・・↓

そのまま迷わず来ましたね・・・!


ドロップ、あるいはコールと読んでいたチャンマリは面喰いますが、確かにA提出が色濃いのですから・・・これは考えられたこと。

チャンは、互いにAを提出しているなら、負けはないという意識が当然働きます。その意識が強気のレイズを呼び、さらなる上乗せとなれば、もう降りなど考えられません。

通常の走行、つまりAとAの衝突であれば、どれだけスピードが出ても最後はドローという生還の駅に到着します。


しかし、アクシデント・・・間の悪い不合理や瓦解が重なれば・・・

チャンは僅かな可能性とはいえ、Aの提出、Aの強さを過信しすぎてはいけないと考えたようです。


つまり、既に2ライフ張っている以上ドロップは無いとしても、ここは一度コールしてレイズの膨張を自重。逸らず冷静になるべきというのが一般論ですね。


しかし、カイジは・・・

さらに追加の2ライフを手に取りました・・・!


和也がレイズに乗ってきた以上、これはこの24回戦がラストなのかな。

明らかに戦略を立てた上でレイズしているカイジが、ここで降りるとは考えづらい。というより、ドロップするとライフは3vs9。赤ライフを足しても6ライフですから、次戦だけで蹴りを付けることが不可能となります。


せっかくAと8のすり替え等で裏を取っても、それだけでは決着を付けられません。Aの残り枚数を考えても、チャンスは少ないので痛いですよね。

ここから新たに布石を作って長期戦となる、とは思えないですし・・・和也がドロップするなら今回で3ライフなど張ってこないはず。

あら・・・決着の時はすぐそこに近づいているのかな。


次回は休載ですが、カイジの選択に注目しましょう。このまま2ライフのレイズとなり、もし負けた際は残り1ライフ。さすがにその展開はあり得ないので、レイズとなれば勝利確定。カイジ3、和也2の提出を本線として、この24回戦での決着が濃厚となりますね。


※余談ですが、購入したヤンマガに乱丁がありました。
 


 

いわゆる「耳」ですね。珍しいな。

印刷自体はズレていないので、製本時にページが折れたまま裁断してしまったようですね。これが紙幣ならエラーとして高値で売れるのに・・・なんて考えてしまいました(^_^;)


賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編(12) (ヤンマガKCスペシャル)/講談社
¥617
Amazon.co.jp
(発売は10/6です)

アカギがこれまでに笑った回数を調査! ~クク・・ククク・・フフ・・~

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誰得データ2回目。

先週に予告していました、アカギの笑い方に関する調査報告です。


ちなみに、対象はアカギの最新32巻まで。(以降の話については単行本で修正や変更がある可能性があるため)


本来は天時代の笑い方も調べたかったのですが、あいにく天は銀と金、零、涯、旧黒沢とともに実家で保管しているので、手元にありません・・・。(手元にあるのはカイジ、アカギ、新黒沢のみ)

冬に帰省した際にでも、追加調査しようと思います。


今回、カウントにミスが無ければ、確認できたアカギの笑いは317回。(詳細は後ほど)

これをクールなキャラクターの割に多いと見るか、279話ですから1話あたり約1回は少ないと見るかは・・・その人の捉え方次第ですね。


やはりセリフ数が多く、テンポの良い無双状態が続いていた序盤に多いですね。

鷲巣編に入ってからは減少傾向ですが、その中で最も多いのは14巻。20回笑っています。これも理由は後ほど紹介します。内容を思い出せる方は、この時点で分かるかもしれませんね。


そして今回は、笑った回数と共に、どんな笑い方をしているのか・・・その種類別に調査。

果たして多いのは「ククク」?「クク」?、それとも「フフ」?


ちなみに、それぞれについて2点リーダー(・・)や3点リーダー(・・・)、それより点の多いものや、点が無いものもありますが、文字の部分のみに注目し、全て同じ笑い方としてカウントしています。そこまで細分化すると、項目が膨大になってしまうので。


それでは、さっそくベスト3から発表!


第3位!

 

「クク」41回!(うち心理描写10回)


第2位!

「ククク」119回!(うち心理描写29回)


そして、栄えある(?)第1位は・・・!

 「フフ」150回!!(うち心理描写44回)


アカギに最も多い笑い方は「フフ」という結果となりました!


個人的には、アカギの笑い方といえば「クク」「ククク」が圧倒的に多いイメージがあったので、この結果は意外でした。二つを足しても160回ですから、「フフ」単独と10回しか変わらないのか。


詳細はこちら。(※は心理描写内の笑い方です)

なるほど・・・これを見ると、鷲巣編以降は「フフ」よりも「ククク」の方が多いですね。だからその印象が強かったのかも。

しかし、それほど顕著に特定の笑い方の波があるわけではないようです。

アカギの笑い方は、紹介した上位3つが全体の97.8%を占めていました。

3つ以外の笑い方は5種類、計7回しかありませんね。


そのレアな5種類がこちら。


まずは3回登場している「ハハハ・・・」。

 
 

どれも好きなシーンだな・・・。

自発的な冷笑ではなく、他人の言葉を受けて純粋に笑っているのが特徴。テンションが高めのとき限定の笑い方ですね。


以下、たった1度だけ登場の激レアな笑い方。

「へへ・・・」

どんなマイナーなシーンかと思いきや、まさかの超名言。

この場面の「へへ・・・」は印象深いので、むしろここだけというのが意外だ。


「フフフ・・・」

これもまた、ドラ12を出し抜いた有名シーン。レアな笑い方をするときは名言が絡んでいることが多いのかな。



「クククク・・・」

大三元を捨て、小三元を成就させた局です。

前の「フフフ・・・」もそうですが、これが1回だけとは思いませんでした。


「ククククク・・・」
 

輸血を破棄し、煙草を投げ入れたシーン。赤木にとってもこれは群を抜いて狂気じみた行為ですから、普段より笑いの文字数を多く、よく笑う気持ちも分かる気がする。


そして最後に・・・アカギの笑いについて語るなら、この回は欠かせませんね。

事前輸血を明かしたシーン。

これだけ目を細めて純粋そうに笑うアカギは本当に珍しいですね。

初見時は、むしろ気味の悪さを感じてしまいました。

そして・・・鷲巣編では14巻が最も笑いが多い、と最初に紹介しましたが、理由はこのエピソードがあったから。このページの前後でも、アカギは楽しそうに笑いまくっていました。


※おまけ

実は、南郷は作中で一度しか笑っていないことが判明。

それも、アニメでは省かれてしまった市川戦後の飲み屋でのシーンだけ。


まあ、常に南郷さんは自分の命が懸かっていて、ピンチの連続でしたからね・・・。アカギとニセアカギの対決では、終始2人の能力に圧倒されっ放しで笑うような場面はありませんでしたし。

南郷さん・・・今後に再登場はないのかな。個人的には、いまだにアカギのパートナーとしては安岡より南郷さんのイメージが強い。


今回も誰得な内容にお付き合い頂き、ありがとうございました。


次回は鷲巣の笑い方について。

こちらもあとは文字に起こすだけなので、週末の三連休のいずれかに公開できると思います。内容は・・・予想できたことですが、アカギとは比にならないレベルのカオスとなりました。

よろしければ笑い方の1位などを予想しながらお待ちください・・・


鷲巣の笑い方ランキングを調査! ~カカカ!キキキ!ククク!ケケケ!コココ!~

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これは、鷲巣巌が初めて笑ったコマ。今とは全く異なる、穏やかな顔つきですね。

今日の内容の全てはここから始まりました。


というわけで・・・今回は予告していました通り、鷲巣の笑い方の調査報告です。

前回のアカギ編と比較しながら紹介します。


まず、最新32巻までにアカギが笑った回数は317回

1巻あたりに直すと、9.9回でした。


そして案の定、鷲巣はそれを遥かに上回る結果となり、その回数は769回!


あれ・・・意外にアカギの2.4倍程度の差なのか、とも思いましたが、もちろん鷲巣は7巻以前には登場していません。

1巻あたりに直すと30.76回。アカギの3.1倍となります。

しかし・・・体感的には3.1倍でも少ないですよね。


それもそのはず。アカギの笑いは186/317回、実に半分以上が鷲巣編突入前の7巻までに集中しています。


つまり、8巻以降に限ればアカギが131回、鷲巣が769回。5.9倍の開きがありました。

アカギが1回笑う間に、鷲巣は6回笑っている計算ですから、これは印象的に大きな差が生まれるのも当然ですね。
 

鷲巣の笑いが多かった巻ベスト6は、14巻(104回)、18巻(67回)、24巻(62回)、11巻(61回)、12巻・23巻(53回)。


最も多かった14巻は、他の巻から群を抜いて、唯一100回の大台を突破していました。

これは嶺上開花の三槓子により、アカギが2000ccの採血に至ったため。鷲巣はその手の膨張と成就の過程で、勝利確定に惜しみなく笑い続けていました。


24回戦にグラフが伸びているのも、同様に2300ccに至る採血があったため。

18巻はW役満、23巻はダブリー一発、11・12巻はドラ12を巡る一局であったことが要因でした。


逆に、笑いの少ない16巻は5回戦オーラスでアカギの無限連荘があった影響。22巻は鷲巣の採血が進んでいった巻ですし、26・27巻は鷲巣が最も苦しんだ6回戦南3局です。


当然ですが、鷲巣がよく笑う巻は好調、笑わない巻は苦境。

つまり、このグラフは鷲巣の大勢を反映していると言っていいでしょうね。


次に、鷲巣の笑い方ランキングを発表!


ちなみにアカギに多い笑い方は、1位が「フフ」150回、2位が「ククク」119回、3位が「クク」41回という結果でした。


しかし、鷲巣の集計は正直、かなり骨が折れました。

というのも・・・アカギは前述の3つの笑い方を含め、全部で笑い方は7種類。

しかし、鷲巣には実に50種類の笑い方があったのです・・・!(^_^;)


全て紹介しますが、まずはベスト10から。


ちなみに、それぞれについて2点リーダー(・・)や3点リーダー(・・・)、それより点の多いものや、点が無いものもありますが、文字の部分のみに注目し、全て同じ笑い方としてカウントしています。


第10位!

「コココ」15回!(うち心理描写0回)


第9位!

「クククク」22回!(うち心理描写14回)


第8位!

「フフ」23回!(うち心理描写11回)

アカギには150回と最も多かった「フフ」ですが、鷲巣は8位という結果に。やはり静かな笑いよりも、声を張る笑い方が多いためですね。

第7位!

「ククククク」25回!(うち心理描写11回)

第6位!

 

「ク」27回!(うち心理描写14回)


第5位!

「カカカッ」35回!(うち心理描写0回)


第4位!

「キキキ」40回!(うち心理描写3回)


第3位!

「クク」47回!(うち心理描写27回)


第2位!

「カカカ」60回!(うち心理描写10回)


そして第1位は・・・!

「ククク」375回!

(うち心理描写134回)

もうダントツですね。これだけでアカギの笑いの合計を超えてしまっています。

アカギでは惜しくも2位だった「ククク」ですが、鷲巣には圧倒的に多い結果となりました!


だから何・・・と言われても困るので、間髪入れずに次!


その他40種類の笑いを一気に見ていきましょう。

内容は特に言及することもないので、笑い方ミュージアムと捉えて頂ければ幸いです。


「クッ・・・!」1回

「カカカカカッ!」1回

「クゥ~!」3回

「フ」1回

  

「クックックッ」4回(うち心理描写2回)

 

「フォフォフォ」1回
 
「クゥクゥクゥ」7回
 
「ホォホォホォ」1回

「コォコォコォ」1回

「ケケケ」4回(うち心理描写1回)
 

「ギギギ」1回(心理描写)
「カカカカッ」4回

「キィキィキィ」2回
 
「キィキィキィッ」1回
「カァカァカァ」2回

「フゥッフウッフウッ」1回
 
「フゥ」4回

「クゥ」10回

「ハハハッ」2回
 
「クククッ」3回(うち心理描写1回)

「キキキッ」1回
 
「プハッ」1回
 
「クククククク」1回(心理描写)
 
「くはっ」1回

「くふっ」1回

「くふふふっ」1回
 

「キキ」8回

「キィ~ッ」1回
 
「ククククゥ~」1回(心理描写)
 

「クゥクゥクゥッ」1回

「コォコォ」1回

「コォ」1回

「うほっ」1回

「うほほほほっ」1回

「ほっ」14回
 

「ホッ」1回

「ウホッ」4回
 
「レレレ」2回

「レレレのレ」1回

「レッ」3回
 

・・・という50種類でした!


私のお気に入りは「ギギギ」。

1回だけの登場ですが、なぜか強く印象に残っていました。


最後に、カウントをまとめた表を載せておきます。

(※=心理描写)


 




以上です!

一つ断っておきますが、私は別に狂ったわけではないですよ(^_^;)

いざ、調べてみたら異様に多かっただけです・・・!(^▽^;)


それではまた・・・間隔はかなり空きますが、カイジ編に続きます。

もしも、誰得なデータについてリクエスト等があればコメントしてください(・∀・)

日テレ「ナカイの窓」に福本先生が出演決定!

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http://www.ntv.co.jp/nakainomado/


久々のTV出演ですね!(現役バリバリの漫画家としては多い方ですけど)

地上波ではさしペディア以来でしょうか。


トーク番組ですので、これまで各メディアで明かされた事のないお言葉、情報が得られるかもしれませんね。

ただ、「ショナイの話」や「週刊少年『』」のように単独ではない上に、他のゲストもバキの板垣恵介さんやルーキーズの森田まさのりさんなど濃い面々。どれほど福本先生に時間を割いていただけるのか少し心配ではあります。


テーマは「印税」「映像化」「制作の裏側」とのこと。


まず印税についてですが、驚いたのが

↑の番組紹介ページで、カイジの累計発行部数が3000万部となっていること。


2011年に2000万部を突破しているので(ざわざわアンソロジーの西原さんのコメントより)、そこからたった5年で1000万部も上積みしたのですね!?

間に映画第2弾とアニメ2期があったとはいえ、このスピードは凄いなあ・・・。


カイジはシリーズごとに若干価格に変動はありますが、1巻平均600円として、単行本の印税は10%と言われていますから・・・60円×3000万=


・・・じゅ・・・じゅうはちおく!?Σ(=°ω°=;ノ)ノ


これにアカギも軽く1000万部は超えていますし、黒沢他まだまだありますから、30億は超えているかもしれませんね。さらにアニメ映画ゲーム、各種グッズの売り上げもあるわけで。


凄すぎて笑えてくるな・・・ヽ(;´ω`)ノ 今のワン・ポーカーの賭け金24億を上回るのか。

アシスタントの方々が福本先生のことを「鷲巣」「兵藤会長」と例えたのも頷けますね。(意味が違う)


カイジの映像化に関しては、まずアニメのクオリティは満点ですよね。原作に忠実ですし、間もしっかり取って、演出もド派手、画もキレイ、主題歌もBGMも良曲揃い。萩原聖人さん、そしてナレーションの立木文彦さんを始めとする声優の方々の熱演も国民栄誉賞ものだったと思います。


映画については福本さん自身が2作とも脚本に関わっていますし、もちろん出演もされています。

正直・・・私は改変と内容の簡略化に不満を持っていますが、一般的には実写化成功の部類ですよね。知名度と人気向上に大きく貢献したのは間違いないですし。

思い返せば・・・私が初めてカイジを知ったのも、1作目の映画公開によって、学校でEカードがプチブームになったからでした。本格的にファンとなったのは、CSの無料放送日に偶然アニメを見て衝撃を受けたからですが。


そして、個人的に最も気になるのが制作の裏側について。


職場は武蔵野の高層ビルの最上階、原稿の期限は必ず守る、アイディアはホテルで缶詰めになって考える、アイディアノートを持たない、ギャンブルは必勝法から先に考える・・・私はこれくらいしか知らないので、カイジを描くに至ったきっかけや、ギャンブル漫画の第一人者と呼ばれている現状についてのコメントなどを知りたいです。


放送は10/19、23時59分から。普段は見ていない番組ですが、とりあえず録画予約は完了しました!楽しみですね!('-^*)/

賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第224話『猛進』感想 ~止まらぬギャンブル列車!~

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今日の箴言!

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード

1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U
KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール
~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3 A・5

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→

 

前回、カイジの先制レイズに対し、和也はさらにライフを上積み。互いにAの所持が明らかである為、このまま青天井という様相を呈してきました・・・!

そして、カイジはさらに追加2ライフを手に取りますが、チャンは猛反対。

声には出さねど、このレイズの積み合いは暴走特急。一気に2ライフ乗せてきた和也の誘導、挑発に乗っては危険と考えました。

 

とはいえ・・・一見すると2人の強気は、Aを提出しているからこその自信の表れに見えます。とどのつまり引き分けですから、マリオはこの流れを悲観する必要もないとチャンに言い寄りますが・・・

 

カイジさんの運命を翻弄する

マザー・ソフィーのきまぐれ

それがあるとまずい!↓


たとえ可能性が低いとしても、決してゼロではありません。一度3対3に落とし込むべきであり、このままレイズに乗り続ければ・・・ややもすると、


すると・・・自重を訴えかけるチャンの心が通じたのか、カイジはレイズを1つだけ(3ライフ)に抑えました。

しかし、一度は2つを手にしたわけですから、弱気に流れたように映るのも事実。

和也のカードがW・UPならともかく、現状は互いにUPDOWN。繰り返しですが、2の可能性が残されている以上、この状況で必勝のカードはありません。

このままレイズ合戦となるのは、互いに過大なリスクを背負うだけ。カイジは、この3ライフ勝負が落としどころだと話しました。

 

しかし、和也はその一般論など眼中にありません。

そもそもワン・ポーカーで不都合を被るのは、大抵の場合片方だけ。お互いの利益になる選択など存在しないとして、4つ目のライフを手にしました・・・!

 

カイジは既に3つ積んでいる以上、負ければライフは2vs10・・・絶望的大差に逆戻りですから、もう降りられません。

つまり、今後は和也が積めば積むだけ、乗るしかないのです。赤ライフ張りも躊躇できませんから、行きつく先はこの24回戦での一発決着。どちらかの破滅が決定します。

カイジはこの突然死の現実を突き付けますが・・・和也は一貫して臆しません!

順調に・・・と言っていいのかは分かりませんが、ライフのベット数が膨れ上がってきましたね。決着はカイジ3・和也2でほぼほぼ確定しかけていると思うので、あまり新たな意見は無いかな。

 

和也が自信に満ち溢れていればいるほど、それはカイジの確実なA提出を2で殺せるという確信が、優越感として表れている証拠。その裏を取りたいカイジとしては、むしろ和也が慎重な方が怖いですよね。

現在和也は押せ押せで来ていますから、カイジは破滅のプレッシャーを感じながらも、どこか内心ではホッとしているかもしれません。

このライフが積み重なる過程は重要ですから、じっくり描いてほしい場面。13巻完結はもう厳しいですが、無理に巻いて勝負を軽くしては本末転倒ですし。

賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第225話『遊戯』感想 ~死神の防波堤~

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10月~11月上旬まで、大学の方で実習と実験が続いています。あまり感想を書く時間が取れていないので、どうしても長文となるトネガワ感想、ナカイの窓感想は少し遅れそうです(・・;)

 

今日の箴言!

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード

1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U
KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3 A・5

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→

 

両者がカードに自信を持つ状況のため、ライフの積み合いが続いています。

たとえ基本的に両者がAだとしても、2の可能性はゼロではありません。チャンはこのチキンランじみた暴走の停止を懇願しますが、和也の手は止まらず。

カイジの制止の言葉にも耳を傾けず、遂にベットは4ライフとなりました。

 

無為の3ライフ負けを受け入れるわけには行きませんから、カイジはコールするしかありません。

これで一戦での過去最多となる、4ライフ以上の勝負が確定。

しかし、和也はさらに追加となる5ライフ目を手に取りました・・・!

 

5ライフ賭けでカイジが負ければ、正規ライフは全て消滅してしまいます。

とはいえ、現在の4ライフ勝負でも、負ければ手持ちは1ライフが残るのみ。落胆するチャンに対し、マリオは1vs11でも復活は不可能だとして、4ライフ賭けと5ライフ賭けに大差はないと話しました。

 

しかし、チャン・・・ひいてはカイジにとって、この残された1ライフは最後の防波堤。

このライフを張ることは、向こう側に何者がいるかもわからない状況で扉の前に立たされるようなものです。

 

ドアの向こう側にいるのは

祝福か?

あるいは↓

今にもレイズを仕掛けてきそうな和也に対し、カイジは再度釘を刺します。

互いに4ライフも積んだ以上、必勝を期しているのは確実。とはいえ、カードを覗きでもしない以上、その確信は「読み」止まり。

その頭に浮かんだ陽炎は・・・

そりゃあね、この程度の説得で和也が降りるわけがない。

和也はカイジのAすり替え、それによるA提出を手元のライトという確かな情報から推測できます。

しかし、カイジはたとえその裏を取る3を提出していたとしても、∴穴が本当に2のBOXであるのか、和也がこちらのAを察知できているのか、そして実際にその裏を取りに来ているのか、全ては根拠のない直感に頼らざるを得ません。

和也の誤認を突いて決着させる可能性があるとはいえ、ひとまずこの危機を無事に凌ぎたいのが本音でしょうね。赤ライフも迷わず張ると宣言しているとはいえ、生死が懸かれば少なからずメンタル的に追い込まれますから、一つでも多く正規ライフを残しておきたいところ。

 

その意味でカイジの必死の説得もよく分かりますが、和也は手を緩めないでしょうね。7ライフvs7ライフ、あるいは和也も赤を張っての8ライフvs8ライフが出揃うまではまだ暫く時間が掛かりそうですが、この狂気と破滅が徐々に増幅してゆく様は嫌いじゃない(^▽^;)

次回も楽しみ

カイジ・鉄骨渡りがVRゲーム化決定!!!

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img_114611_1

http://www.famitsu.com/news/201610/24118862.html

マジか・・・!w

マジです。

 

VRは本当にその場にいると錯覚するらしいですから、最も活きるのは「恐怖」の感情ですよね。そう考えてみると、確かに鉄骨渡りほどVR化に適した素材はないのかも。

これはいい目の付け所だと思うな。

 

しかし・・・私はかなり重度の高所恐怖症なので、もし購入しても一歩も踏み出せないままギブアップしそう。それはそれでVRの技術の高さと鉄骨渡りをリアルに体験できたという事ですけれど・・・。

というか、アレ・・・VRは座ってプレイするものじゃなかったっけ。歩くといってもwiifitのようなボードがあるわけでも無いですし、一体どのような操作になるのでしょうか。

 

発売は今冬、詳細な発売日や価格は未定とのことですが、プレイ画像が2枚だけ公開されていますね。

img_114611_2

あれ・・・何だかグラフィックがだいぶ期待外れだな。VRなのですからリアルを追求してほしいところですが、開発途中の画像なのでしょうか。

そして・・・これは人間競馬ですね。原作では鉄骨は4本、カイジは一番左の鉄骨を渡りましたが、少し改変されているのかな。カイジの後ろに中山もいませんし。

というか、これは誰目線の画像だ・・・?まずプレイヤーはカイジなのか、それともオリジナルの参加者なのか気になる。

それと、これは押すシステムがあるか否かで相当難易度とゲーム性が変わる気がするな。もしカイジを押したら指先で掴まってくれるのだろうか。

 

もう1枚は、電流鉄骨渡り編。

img_114611_3

お・・・!この名シーンも再現してくれるのか。

正直横や後ろを振り向く余裕があるかは分かりませんが、原作に沿った演出があるのは良いですね。石田さんが落下する様子を見てしまうのはタブーな気もしますけど、突風やガラスの階段は用意されていてほしい。

 

今回の発表だけでは情報不足ですね。

詳細は追々明らかになるとは思いますが、これは上手くハマれば・・・それこそ悪魔的な再現度とヒットになるかもしれませんね。ぜひ体験したい・・・!

 

しかし・・・これだけのためにVRとPS4を揃えたら一体幾らになるのか。他にプレイしたいソフトがあるわけでもないので・・・ちょっと厳しいかも・・・。

10分だけプレイさせてくれる体験会とか、誰か開催してくれないかな(;^_^A

正直、一度体験すれば十分な内容である気もする・・・。でも欲しいなぁ・・・!

賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第226話『亀裂』感想 ~不退転のレイズ!~

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https://www.cocoyoko.net/event/zawazawa.html

情報は1か月近く前に公開されていましたが、詳細が明らかになりました。

うわあ・・・トークショー行きたいな。土曜か・・・しかし横須賀は遠いな。ただ、ちょうど大学の日程が緩くなる頃なので、検討はしています。チケットが抽選販売なので、参加するなら早く決めないとな。

 

今日の箴言!

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード

1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U
KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3 A・5

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→

 

前回、和也の4ライフ張りを受けたカイジですが、和也はさらに5ライフ目を手に取りました。

仮に必勝を確信しているとしても、やはり100%ではありません。カイジは制止しますが、和也はそもそもギャンブルとは遊戯(ばかさわぎ)、不確かな事に金や命を張ることだと主張したのでした。

 

しかし、4ライフ張りと5ライフ張りでは天地。現状でも既に愚かとはいえ、これ以上張れば健全な遊戯には戻れません。

なぜなら・・・5ライフ張りとなれば、カイジが追い詰められることと同時に和也の破滅も仄見えだします。

それ以前に、カイジは現在の4ライフ張りでも負ければ1ライフを残すのみですから・・・破滅を賭しているのは変わりません。一度赤ライフ張りから巻き返したとはいえ、あれは↓


→今オレは「4」で負けるも

「5」で負けるも大差ない!

 

一方、和也は4ライフ負けても3ライフ残ります。5ライフ負けての2vs10では絶望的でも、3vs9ならカード次第での逆襲は十分可能。

カイジは、和也にどれだけ必勝を確信していたとしても、ここは万が一を考えて4ライフ勝負で手打ちにすべきと語りかけました。

 

しかし、今の和也にとっては・・・やはり安全策など単なる戯言。

なんだそれ?

気の利いた説得・・・

してるつもりか?↓

→他人の銭勘定・・・!

 

これは和也が正論でしょう。敵に説得されて、自分の選択を変えているようでは一生勝てませんよね。

 

そもそも、カイジは最初の2ライフから一度は逆転。さらに赤ライフ勝負、いうなら-2ライフという状況からも、一度は逆転しています。

和也はここで止めを刺すと宣言し、カイジとしてはコールせざるを得ない5ライフ勝負が確定。

いよいよ生死を賭けたクライマックスが近づいてきましたね。

次週は休載です。

 

うーん・・・展開上仕方ないのですが、ここ最近はライフの積み合いだけなので、特に新たな発見もなく少し退屈。描かなければならない過程なので文句は無いのですが、カイジ3vs和也2という決着方法がほぼ明白なだけに感想があまり思いつかない。単純にセリフをなぞるだけの文章になってしまうな。

 

ということで、ここは頂いたコメントに頼ろう!(^▽^;)

以下、前回感想でいつもみてますさんより頂いたコメントを参考にさせていただいた予想です。

 

カイジは5ライフ張りで負ければ破滅、という言葉を強調しているので、その勝負が現実となった以上、ここでコールではなくさらに赤ライフも積みに行くかもしれませんね。1ライフvs11ライフ、3ライフvs9ライフなど、赤ライフを含めずに話しているのも虚を突くための計算かもしれません。そしてこれが最終戦でしょうから、両者の限界である8ライフ同士の勝負となるはず。

 

いかに和也でも自分の命=赤ライフを張るかどうか・・・という選択には痺れるでしょうし、次のシリーズを考えたなら、現在カイジが接触できる唯一の帝愛関係者である和也が死ぬわけには行きません。つまり両者が死なず、かつ最大限のライフを賭けてカイジが勝つなら・・・和也は7ライフを張るも、赤ライフは賭けられずにドロップ。という結末なのかな。赤ライフは残しても終わることができる、というルールですし。

降ろし勝ちならカイジがカードで勝っている必要がなくなりますが、これはカイジが∴穴の看破や3提出をあえて暴露し、和也の降参を引き出すため・・・といういつもみてますさんの予想で納得できますね。

あと数話で決着とはならないにしろ、自由に予想できる時間も僅かとなってきました。冷静に見守るのも潔いかもしれませんが、多少暴論でも、間違っていても退屈なよりは良いので、展開を推測しながら楽しみたいです。


中間管理録トネガワ 第24話『肉食』感想 ~感動実話・まさやんと山崎~

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遅れ過ぎましたが、トネガワ感想です。

今回も2話掲載でしたが、長くなりますので1話ずつ書こうと思います。

 

前回(http://ameblo.jp/fake-or-bluff/entry-12202666837.html)、会長に影武者の捜索を頼まれた利根川と山崎は、ふと立ち寄ったレストランにて奇跡的なそっくりさんである本田正安・・・通称まさやんを探し出しました!

当初は会長とは正反対の優しい人格者でしたが、1か月に渡る山崎の鬼のような調教により、外見に加えて内面も会長と瓜二つに。

完璧な影武者が完成したことで・・・遂に会長に披露する時がやってきました!

 

・・・しかし!

会長の中では既に・・・

去っている・・・!

影武者ブーム・・・!

 

えええ!Σ(~∀~||;) ウソでしょ!?w

確かに会長は極度の移り気な性格ですけど、今回の場合は自分が指示した事なのに・・・!

せっかく1か月間も苦労して仕上げたのに、全部水の泡なの・・・?

そうそう、何より不憫この上ないのはまさやんの処遇だよね。

洗脳されるが如く性格を捻じ曲げられてしまって、もう普通の生活は不可能なレベルなのに・・・。(´д`lll)

唯一の使命である影武者の職を失ってしまったら、もう生きる道が無いよ・・・。

 

山崎としては強引に影武者として作り上げた責任もありますし、非情に切り捨てることはできません。

しかし、そこへやってきた遠藤が・・・何か閃いたようです!(果てしなく嫌な予感)

捨てやがったあああ!!!!!・:*+.\(( °ω° ))/.:+

 

鬼畜すぎ!ある意味さすが遠藤さん。

手に負えないから餌で釣って野に帰すとか・・・まさやんは獣かよw

これには利根川も山崎も慌てふためき、すぐにまさやんの捜索が始まりました。

 

遠藤が放置した場所を中心に、まさやんがいそうな場所(主にステーキ店)を捜す二人ですが・・・なかなか発見できず、外は雷雨という最悪の展開。

 

一度帝愛のロビーに戻り落胆する山崎でしたが、その耳に聞き覚えのある笑い声が届きました・・・!

キキキ・・・

まさやんじゃない・・・!

本物だ・・・!あの会長は・・・!

 

これは見分け付かねえ・・・w まあ、放置されたのに帝愛の本社にいるはずはないよね。

 

失望する山崎は捜索を諦めかけますが・・・微かに、先ほどの会長とそっくりの笑い声が聞こえてきました・・・!

急いで玄関口に向かうと・・・そこには!

何だか怖い・・・! でも無事で良かったね・・・本当に。

見るからにボロボロのまさやんですが、それもそのはず。何とあの放置された場所から、歩いてここまで戻ってきていたのです!

 

この忠義、根性、執念・・・まさやんの姿に、山崎は感涙。利根川にまさやんを帝愛に残してあげるように頼み込みました。

考えてみれば、会長は気まぐれ。影武者ブームが再来しないとも限りません。保険の意味も込めて、今後もまさやんは帝愛に常駐。世話は山崎が任されることに決定しました・・・!

 

ほら!まさやん!

制裁っ!

もう山崎の飼い犬じゃねえか!ヾ(゚Д`;≡;´Д゚)ノ゙

一件落着のように締めてますけど、これはハッピーエンドと言っていいのだろうか・・・。

まさやんは当初の面影はまるで残っていませんし、可哀想でならないよ・・・(´□`。)

 

色々余韻の残るエピソードでしたが、これで激動のまさやん事変は終了。いやあ・・・限定ジャンケンやチーム利根川が本筋であったことを完全に忘れてしまうほど、インパクトのある話でしたね。

そして、遠藤さんもすっかりレギュラーキャラ。限定ジャンケン企画では新入社員をクズ化させてしまったり、今回もまさやんを野に捨て去ったり、カイジ本編よりもヤクザらしいというか、鬼畜キャラという印象が色濃くなっていますね。

中間管理録トネガワ 第25話『白服』感想 ~All for Ogino~

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2話同時掲載、その2話目です。

おお・・・!唐突だけど萩野、じゃなかった荻野やるじゃん。

当然、利根川やチームのメンバーも招かれたようです。

 

いかに帝愛の黒服といえど、この日ばかりは↑の中田のようなサングラスの着用はNG。

ご祝儀も帝愛には掟があり、同僚は3万、上司は5万のピン札で統一されているようです。さすが金融会社だけあってキッチリしてますね。

 

そして・・・

んー・・・w まあ福本作品の世界の中では、間違いなく可愛い方だと思います。

貴重な白服に袖を通した荻野も幸せそうですね。

さすが!w 数え切れないほどの結婚式に列席していますから、慣れたものですね。

新郎の失態話に触れるのはリスクがありそうですが、その場の空気も読んでのチョイスだったのでしょう。利根川の名スピーチの効果もあり、式はその後も和やかに進行。

利根川と同じテーブルの山崎は、利根川がそれほど荻野を評価していたことに驚いたようですが・・・、

言っちゃったよ!w 躊躇せず言い切るあたりはさすが利根川ですけど、式中に釘を刺さなくてもいいのに。真実かもしれませんけど。

 

そして新郎新婦のお色直しの間、スクリーンには二人の人生をまとめた映像が流れだしました。

これも結婚式では定番の流れ。何度となく見てきた利根川としては、やや退屈な余興ですが・・・

 

今から35年前・・・

荻野圭一さんは・・・↓

えええ!(゜д゜;) 何だこの特殊すぎる波乱万丈な過去は・・・w

またザンビアとかピンと来ないし・・・お笑いから帝愛なんてどんな心境の変化があればそうなるんだ・・・(^_^;)

 

まあ、結婚式では新郎の意外な一面を知ることも多々あるわけで。

ちなみに利根川と山崎のテーブルには、このお笑いコンビ時代の相方も列席していました。

何があったのか、妙に渋い表情でしたけれど。

 

荻野の経歴にはサプライズがあったものの、式はつつがなく穏やかに進行。利根川の嫌う痛々しい余興やスピーチもなく、残すは記念撮影のみとなりました。

 

いつものように固い笑顔を指摘されながらも、全員が集まり・・・あとはシャッターを押すだけ。

・・・だったのですが!

ああ・・・確かにフラッシュモブは素人がやるとダダ滑りになりやすいリスキーな余興ですよね。中田が安定してズレているのがちょっとかわいい(^_^;)

 

利根川は寒い余興が大嫌い。とても見ていられないようですが、新郎である荻野自らが加わった頃には、他の列席者も大盛り上がり。

素人芸のクオリティとはいえ、利根川にも式を祝う確かな気持ちは伝わってきます。

とどのつまり、この場は多少荒い芸でも勢いがあればOKという、そういったノリ。

 

利根川もおもむろに前へ出ると・・・!

一番キレッキレじゃないかΣ(゚∀゚ノ)ノ

てか真顔でムーンウォークとパーフェクトヒューマンはずるいわw こんなの笑わない訳ないじゃん:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

それと、結構利根川は流行に詳しいよね。

 

利根川の活躍で、荻野の結婚式は大成功のうちに終了。

珍しく事件の起こらない、平和なエピソードでしたね。前回のまさやんの結末がある意味バッドエンドでしたから、うまくバランスを取ったのかも。

毎回オチが秀逸なので、単発のエピソードでもクオリティに安定感がありますね。未だに全くマンネリ感が無いのは凄い。

 

とはいえ・・・これで6話連続で脇道に逸れているので、次回はそろそろ本筋の限定ジャンケンが見たいかな。それに伴って佐衛門の影もちょっと薄いので、またドヤ顔で悪魔的意見を連発する姿を見たい(・∀・)

アカギ EPISODE291 感想 ~勝利という名の絶望~ &新刊情報

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先週土曜に友人とデスノートの新作映画を観てきました。せっかくなので、ネタバレをしない程度に感想を。

結論から言うと、さすがに前作には及びませんでしたが、ハードルを下げていた分普通に良作に思えたな。頭脳戦要素が薄いのは確かですが、単体のサスペンスアクションと割り切れば映像にも迫力がありましたし、決して見て損はない出来だったと思います。

ただ、完全オリジナルで三つ巴の戦いという・・・これだけの内容を2時間強にまとめるのは難しかったのかな。6冊ルールの設定や弥、魅上あたりの存在も生かし切れていたとは言い難いですし、主要3人のキャラの掘り下げもやや足りない気がしました。決着に至る終盤の展開も、やや唐突。いずれも伏線はあったのですが、直接セリフで回収はされないものが多いので説明不足感は否めないかな。それを狙った作りなのかもしれませんけど。

続編を匂わせるラストだったので、もし制作されるのであればまた期待したいです。

パンフレットとノベライズも買ってしまった。

ノベライズには、映画では登場しないシドウなどの死神も登場。名前と死因しか触れられなかった人物への掘り下げも多数ありましたし、だいぶ裏設定が補完されていて親切かつ丁寧な内容でした。

 

さて・・・それでは今月のアカギ感想。

この1965年にも、新世界・・・というより旧世界の神が二人いました。
そのうちの一人が、己が人生最大の勝利を確定させようとしています…!

 

(6回戦オーラスに至るまでの簡単な流れ↓)

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/theme-10093607504.html

南家・アカギ65800点 血液-2300cc (実質-1800cc)

北家・鷲巣104800点 血液-1900cc 失った資金・6億円

6回戦・南4局

 

ドラ表示牌西 (ドラ

裏=鳴き等による巡抜け 裏裏=暗槓


赤木(南)

 

 

南ポン

 

暗槓南三索

 

 

安岡(西)

 

 

裏東

 

裏

 

東

 

鷲巣(北)※現在ツモ番

 

 

裏裏裏裏

 

裏裏裏裏

 

發  

 

鈴木(東)

 

 

裏裏一筒裏裏    

 

八筒裏裏裏

 

一筒

※PC向けの表示なので、スマホ等ではズレが生じます。

 

果たして鷲巣は(あるいは)を引き入れ、鈴木との連係による大三元を確定させることができるのでしょうか。


衝撃の結果に仰木卒倒!

稲田組の武力である5人も大慌てですが、20年目にして初めて見る顔もいるな・・・。どうでもいい事ですけど。

 

3か月越しのツモ、その引きは・・・!

(やっと)きたあああああああ!!!(*。◇。)!

 

これでに続いてもポン可能。

最後に、字一色は付きませんがでもOK)を差し込めば・・・

確かに手出しできない、アカギ「は」。

 

これで鷲巣からすると、絶対的な勝利が確定!

すかさずアカギの反応を窺いますが、アカギとしては起きるべきことがただ起きただけ。自分の直感は狂っていなかった・・・と、相変わらず素っ気ない態度で静かに笑っています。

 

とはいえ、鷲巣はウイニングランを残すのみ。アカギのつれない反応にも、もはや苛立ちなど全く湧きません。

→暗雲!

みるみる身を包む!

 

勝利確定、生存確定、人生最高の瞬間はすぐそこ・・・しかし、鷲巣はその歓喜と同時に、あろうことか心の塞ぎを身に覚えます。

それは、鷲巣が75年の人生で味わったことのない感情でした・・・!

 

底なしに萎え、沈みゆく気持ちの落ち込み。

それは・・・↓

・・・!!!∑(゚Д゚)

おお、そう来たか・・・!

 

思えば、鷲巣が二度も地獄の底から蘇ったのは・・・アカギとの決着をつけるというシンプルかつ絶対的な使命があったから。その滾る精神力によって、現世へと復活しています。

 

もちろん・・・鷲巣はアカギを殺すこと、その一念だけでここまで闘ってきました。

しかし、それこそが・・・いやそれだけが、あらゆる成功を収めてきた怪物・鷲巣にとっての最後の生きがいとなっていた事も確か。

それが自らの手によって成し遂げられようとしている事は、人生最大の戦果であり、損失なのですね。計り知れない絶望に身を落とすのも頷けるような気がします。

 

そして、この鷲巣のメンタルの変化は・・・闘牌の流れから見ても非常に大きいな。

この後、鷲巣は気を落としながらも和了へは向かうでしょう。そして、その鳴きによって溢れる不要牌であるを安岡がポン。鷲巣に二度のツモ番を与えます。

鷲巣の和了を阻むには、ここで必ずアカギの和了牌であるを引かせ、その手を縛るしかありません。

しかし・・・数か月前から本命としていたこの展開には、一つだけ問題がありました。

 

それは、いかにツモ番を与えようと、ゾーンに入っている好調な鷲巣がよりによってなど引くのだろうか・・・という点。そのためには物理的な要因ではないにしろ、必ず神域に至った鷲巣の覇気を曇らせることが必要でした。

その意味で、今回の鷲巣の心境の変化はまさにその要因と成りうるもの。

一度は歓喜の絶頂に包まれながら、束の間で絶望へと叩き落されたこの落差は、一気の衰運への裏付けとして十分でしょう。

 

先月の内容では先行きが不安でしたが、今回は満足。決着の瞬間へ向けて、一つ一つ成すべき展開が起こっているのでひとまず安心しました。

 

事実上和了が絶たれることによる、アカギへの敬意をはらんだ自らの放銃という決着も強まってきたのかな。

 

来月が待ち遠しい・・・。

 

※続々と新刊情報が入ってきました!

発売は12/15。

内容は280~287話、国士を逃した鷲巣が大三元字一色の可能性に気付き、アカギと安岡がその目を摘み取りにく「潰しのツモ」が中心となります。

ストックが溜まったままで刊行ペースが上がっていませんでしたが、これで2016年だけで3巻目。一気に連載に追いつきましたね。

発売は12/6。

内容は出張のファッション回と、月刊ヤンマガ上の21話以降。(単行本は出張回も正式な話数にカウントしているので、月刊ヤンマガ掲載時とはズレがあります)

とはいえ、最新の25話まででは全部で6話。1巻あたり8話収録なので、今月も2話掲載ならその内容も含まれるようです。雑誌掲載から僅か2週間で単行本化というのは早いですね。

発売は12/28。

オリジナル誌上では合気道のエピソードも終盤。次号が巻頭カラーらしいのですが、果たしてどのような結末を迎えるのか気になりますね。

賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第227話『要求』感想 ~再び死地へ~

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19日に横須賀で行われる、福本先生のトークショーへの参加は見送ることにしました。単純に遠いこともありますが、週末に両親が訪ねてくることになったので・・・仕方ない。

 

今日の箴言!

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3 A・5

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→

 

前回、遂に和也は5ライフ目をベット。これはカイジの持つ正規ライフ全てですから、もう退くわけには行かなくなりました。つまり・・・カイジが勝負せざるを得ない以上、和也としても破滅の懸かる勝負となります。


→英断だ!

 

とはいえ、カイジにとってドロップでの4ライフ負けは同じく致命傷。チャンは、ライフ数1vs12では敗北が今度こそ時間の問題だと考えました。

降りるのであれば、4ライフも積む前に決断すべきですしね。

 

今日の箴言は損切りの重要性、つまり4ライフを積んでしまった3ライフ分の損を受け入れてでも、降りるべき時は意地にならず降りる事を訴えています。しかし・・・今の状況はイカサマもあり、残りライフも僅か。そんな賢明な判断で、素直にくぐり抜けられる状況ではありませんね。

 

分かったよ! オールだっ!

マリオはこれで遂に決戦、この一戦でほぼワンポーカーの勝者が決まると震えます。

同時に、下がったことでカイジのカードが分からない為、自分の表情で読まれないことに安堵したようです。

 

しかし、沈黙していたチャンが突然、痛恨の表情で叫び出します・・・!

驚くマリオですが、その訳は・・・和也の挙動にありました。

確かに、この辺りのルールは曖昧でしたよね。赤ライフを張る自由は認められていましたが、赤ライフを張らせる自由があるのかは明かされていなかった事。

しかし、和也は13回戦でカイジが赤を張ってからは当然この設定にあったとして、さらに追加6ライフ目を手に取りました・・・!

 

前回までにチャンが執拗に5ライフ張りを拒絶していたのは、この6ライフ張りの道が開かれるのを阻止するためでもあったのですね。

当然の流れとはいえ、怖いよね・・・。

14回戦でもカイジがチャンマリの分の赤ライフ2つを張ったことがありましたが、その際のチャンマリは基本ポーカーフェイスを貫いていました。

ただ、その時はカイジの側にいましたから動揺は押し殺していましたし、自ら進んでライフを差し出した直後なので不測の事態への覚悟もできていました。

 

しかし、今回の場合は正規ライフが5つありました。まさかたった一戦で赤ライフ張りまで追い込まれるとは予期していなかったでしょうね。この狼狽は仕方ない。

 

そして・・・今回は気になるコマが幾つかありました。

まずはこちら。マリオがカイジの側にいなくて良かった、とチャンに語り掛けた直後のコマなのですが・・・

和也の6ライフ張りによる赤ライフ張りの危険性に気付いた表情とも取れますが、それについては数ページ前からチャンは苦渋の表情を浮かべていました。

しかし、この反応は赤ライフ張りの危険についての沈黙にしては穏やかというか・・・それよりは何かを発見したように見えるな。マリオの言葉から何か気付いたことがあったのかもしれません。

 

また、マリオに視線を送っているように見えますが、それより先にあるものを凝視しているようにも見える。

ちなみに、チャンマリの右後方にあるものは・・・現金24億円の入ったアタッシュケースです。

ま・・・さか・・・いや、それは確実に考えすぎだ。チャンを疑うなんてありえない。

 

特に気にするシーンでもないのかもしれませんが、ちょっと気味の悪い感覚を覚えたページでした。

 

次に、こちらの方が問題だと思うのですが、↑のページの直前のコマ。

小さく和也側のボックスが見えかけているのですが・・・

あれ・・・!?和也のボックスが2つ、2段ありますよね?

Aのボックスは側面にある太い黒線のうち、一番上の線に沿って出現します。しかし、Aと交換した瞬間に収納される仕組みだったはずです。

和也はこの24回戦も4とAを交換していますから、現時点で正規ボックス以外の何かがあるのはおかしいはず。

 

しかもここで確認できるボックスは、黒線ではなく、正規ボックスのさらに上に出現しているように見えます。

これは・・・∴穴による仕掛けの正体なのでしょうか。

 

思えば13回戦でも、オープン前に一度だけ、小さく和也のボックスにあるAが見えていた事がありました。結局、それも実際にAが提出されましたから、今回も同じような演出なのかもしれません。

しかし・・・今回はあまりに小さすぎるので、この描写ではカードがあるかどうかすら不明。

当然、カイジが3で裏を取るための2のボックスであるかどうかも不明ですが、何かしらボックスらしき物が出現していることから、その可能性が強まったのは確かです。

 

和也が6ライフ目に手を出した以上、限界である7ライフまでは積みあがるのは必至。和也の持ちライフは7つなので決着できるのですが、カイジの手持ちは赤を含めて8ライフです。

最終戦である以上は限界を賭したデスマッチで終幕するはずなので、やはり和也も8ライフ目・・・赤ライフに手を出す展開になるのが自然な流れに思われます。

 

しかし、和也としては基本7ライフが打ち止め。赤ライフを張るかどうかをカイジが指図できるわけではありません。

和也としては自ら必要に迫られたわけでも無く命を張るなど、どう考えても論外。カイジが8ライフ目を積んだとして、和也は7ライフで動かなかったとしても、それはドロップとはならず7ライフ勝負となるはず。

 

ただ、ここで前回mさんから頂いたコメントを元にした予想を一つ。

 

和也編での爪楊枝やマニキュアが伏線として生きてきた以上、救出ゲームを行ったレストランでの何気ない会話が、ここに来て伏線として蘇るのではないか・・・という可能性があります。

問題の会話がこちら。

和也プロデュースによって敗者が殺される際、和也はその死の淵である債務者による、怨念交じりの恫喝を何度も経験しています。

それに対してカイジが放った言葉なのですが、和也が同様に命の危険に見舞われた場合、その霊が現れる・・・という展開が予想できそう。

つまり、和也は命の危険に陥る、命を賭ける場面に遭遇するという事かも。

 

その霊たちに恫喝され、気圧された和也がドロップ。結局和也の命は守られたまま、ワン・ポーカー自体はカイジの勝利で完結する・・・というラストに繋がる、という可能性を考えました。

かなり飛躍しましたが、全く見当も付かなかった和也のドロップの理由も一応作れましたし、今後のシリーズを考えると和也が死ぬわけにはいかないですからね。

 

7ライフのコール後、カイジの方から8ライフ目の赤を張って対等なサドンデスを持ちかけるのか、細かい言葉の駆け引きは分かりませんが・・・赤を含めた全ライフ張りの結末も見えてきたように思います。次回も楽しみですね。

 

 

※まだ不確定ですが、打ち切りとなっていたアニメ後のアカギ動画の続編について、twitter上で引き継がせていただきたいという申し出がありました。現在、少しその方とやり取りしています。

先の削除理由がアニメ本編の使用ではなく、楽曲やBGMによるものであった可能性が高いと分かったので、その辺りを注意すれば制作も可能ではないか、という事に起因しています。

 

とはいえ、一度は自分自身の判断としてアニメ映像の使用が違反であると思い、削除に至ったので、少なくとも私がそれを翻して作るのは筋違いだと思っています。未練はありますが、私はもう作りません。

本当に、まだ未定という段階にも至っていない事ですが、もしもその時が訪れた場合は応援させていただきます。

私も久々に、単発で動画を作ろうかな。

銀と金が連続ドラマ化決定!

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追記!
http://www.tv-tokyo.co.jp/gintokin/

>土曜ドラマ24『銀と金』

>2017年1月期 毎週土曜深夜0時20分~0時50分

>テレビ東京系列

 

圧倒的僥倖っ・・・!\( °∀°)/

いや、I Need You・・・!

 

本当にビックリしました!

というのも・・・実はここ数週間、twiiter上の福本ファンの間では、まことしやかにとある噂が流れていたのです。

「銀と金関連で、何か新たな動きがあるかもしれない・・・」と!

福本先生に直接会って話した、というある方の情報だったのですが・・・まさか本当だった、しかもドラマ化だったとは。

 

それにしても、私事ですがこのタイミングは凄い。

実は、ちょうど今日(11/17)で私は21歳になったので・・・最高の誕生日プレゼントを頂いた気分です!

 

そういえば、このブログで銀と金について書くのは初めてかも。

既に銀と金は1993~97年にかけて、Vシネマのオリジナルビデオで7作に渡って制作されています。民法ドラマとは勝手が違うとはいえ、一度前例があるわけですから実写化自体が困難な作品ではありません。

しかし・・・この平成、2017年に銀と金を通してくるとは、テレ東のセンスが光りますね。

 

それにしてもカイジ、アカギ、生存、一人の漫画家の作品が4つも実写化されているなんて・・・これは中々珍しいことだと思います。改めて、福本先生の偉大さをしみじみと感じますね。

ちなみに生存は2002年にNHKで放送された幻のドラマですが、私は未見なので・・・これを機にDVD化してくれないかな。

 

それでは今回発表された事項を確認します。

詳細は↑のテレ東HPを参照するのが早いのですが、まず主役の一人、森田鉄雄を演じるのは・・・

成長株の実力派俳優、池松壮亮さん!

ビジュアルは池松さんの方に寄せているので、このイラストだと森田が森田に見えない・・・w

 

私はついこの間デスノートを観てきたばかりなので、池松さんの演技力の高さは拝見させていただいています。

どちらかと言えばクールな役が多い印象ですが、森田はクールの中にも燃え滾る熱さがあり、時には抜けた態度やユーモア性もあるキャラクター。アカギタイプではなくカイジタイプなので幅広い演技が必要となります。

正直、あまり外見は似ていませんが、独特の雰囲気を持った俳優さんなので、裏社会で覚醒しそうなオーラはありますね。池松さんであれば十分に適応できると思います!(^∇^) 

 

それにしてもカイジの藤原さん、アカギの柏原さんに本郷さん、そして今回の池松さん・・・いずれも叩き上げの俳優さんですし、一流へと駆け上がっていくちょうどいい時期にオファーしていますよね。素晴らしい。

 

現時点で森田以外のキャストは明かされていませんが、やはり気になるのは平井銀二を誰が演じるか。銀と金の魅力は銀さんのカリスマ性にある、と言っても決して過言ではありません。

後で述べますが、Vシネマ版では銀二を演じたのは中条きよしさん。圧倒的な存在感と、さすがの重厚感のある振る舞いで見事に応えていました。

 

今回の銀二役は、福本先生が直々に推薦された「いぶし銀俳優」とのこと。他でもない福本先生のキャスティングですから、これは期待しましょう!

 

ちなみに・・・新潟住みで実家も山形の私はテレ東を観られないので、Amazonプライム・ビデオに加入するしかないのですね。

 

また、今回のドラマは30分×12回の放送。

Vシネでは最後の競馬編まできっちり描き切り、1作あたり平均約90分で7作。6作目は原作にはない完全オリジナル展開だったので、実質90×6で9時間を要していました。

今回はそれより3時間少ない6時間ですから、全てを描き切るのは不可能でしょう。どこまで描くのか、あるいはどこが省かれるのか気になりますね。

中途半端に一つのエピソードを簡略化したり、心理描写や間をおろそかにする事だけは止めてほしいな。福本作品の魅力が半減、いや消えてしまいます。

 

Vシネマ版で森田を演じた豊原功補さん(左)と中条きよしさん(右)。

とにかく中条さんがカッコいいんですよ・・・。

豊原さんも回を増すごとに森田にハマって行きました。

私がVシネ版を観たのは3,4年前の一度だけなので・・・正直かなり記憶は曖昧です。

しかも、漫画は実家に保管してあるので、今手元にありません。以降、記憶違いがあるかもしれませんが、その際は申し訳ないです。

 

Vシネなので原作に無いエログロがあったり、あまりクオリティの高くないオリジナルギャンブルがあったので忠実とは言いませんが、配役や裏社会らしい退廃感、間の取り方やセリフ回しは福本ワールドを形成するのに十分な構成でした。

 

とはいえ覚えている範囲で「これはVシネ以外ではキツイだろうな・・・」と思ったのは、まずは有賀編。

私に耐性がないこともありますが、先にも後にも映像を見て吐き気を催したのはこの時だけです。本当に凄惨の一言に尽きますし、引くほどグロかった。

有賀役の俳優さんは漫画より明らかに年上でしたが、静かな狂気と異常な殺戮への希求といった演技が非常に上手かったです。

そうそう、Vシネの有賀は頭脳的にも天才性が強調されていて、別荘のドアにこの知恵の輪を絡めることで、森田たちを逃亡不可能にさせる演出が加わっていました。

 

民法ですから有賀編を制作するとしても、Vシネ版ほど壮絶には描かれないのは確実。しかし、有賀編は森田の精神力を計るエピソードなので、可能な限り壮絶でなければいけません。

また、今回の池松さんの写真を見るに、今作の森田は原作とは違い長髪ではありません。つまり・・・クローゼットのトリックができないのですね。

豊原さんの森田も短髪なのでそのトリックはありませんでしたが、原作を重視するなら是非とも再現してほしいポイント。

 

そして、そもそも有賀のエピソードの目的とは、「某老人が要求するものを生まれながらにして奇跡的に持っていた」森田の精神力を計るために、銀二の知人である広瀬が推薦したもの。

しかし結局、原作では某老人の正体も、森田が持っていた素質も明かされずに未完となりました。つまり・・・画的な残虐性と必然性を考慮すると、有賀編は省かれる候補となりそう。

 

そして残虐性といえば、銀と金において最も挑戦的かつ衝撃的な内容と言える「神威編」があります。

Vシネ版では、スカイパレス神威に向かったのは原作の森田ではなく銀二。だいぶ戦闘は簡略化されて血みどろの死闘とまでは発展せず、確か5男も登場しないまま三兄弟が和解して共に経営を担う・・・というまさかのハッピーエンドだったはずです。

まあ、Vシネマですら再現できないほど、原作の「鏖」の殺し合いは筆舌に尽くしがたいものだったということですね。

 

つまり、これを今回の民法ドラマで再現するのは非常に難しいと言えます。銀と金における最も長いエピソードですし。

 

このギャンブル系ではない戦闘系の2つを除けば、Vシネに倣うとちょうど約6時間となります。単なる技や暴力ではない、頭脳戦を常に伴った戦闘が見られることも銀と金の魅力ですが・・・これがベターなのかな。

 

そして、次の問題は時代設定。

私は経済に詳しくはありませんが、バブル崩壊直後の設定だったはずなので、現在とは金利なども全く違います。序盤で梅谷さんが金利だけでも億万長者・・・という話がありましたが、今はそれほどにはならないはず。

その他にも・・・この20年間の政治制度の変革によって矛盾が生じてきそうですから、やはり原作に背景に合わせるのかな。

 

ただ、そうすると主要人物である伊沢の問題があるような。明らかに小沢一郎さんがモデルですが、今の小沢さんはだいぶ一時期と比べて地位が落ちてしまっています。(失礼)

名前を変えるなどして登場するのでしょうね・・・。

Vシネ版伊沢役の六平直政さん。

 

最後に一番の問題となるのは、やはりラストをどのように締めくくるかですね。原作は未完ですが、やはり最後に森田がいないラストというのは寂しいものでした。

とはいえ競馬編ではトリック的に良平を登場させないわけにはいきませんし、(↓はVシネ版川松良平の金子賢さん)

原作同様に唐突な「勝ち続ける・・・灰になるまで・・・」ENDなのだろうか。

原作順守は実写化の目指すべき基本ですが、個人的にはスッキリした終わり方に改変していいポイントだと思います。

福本先生の構想では、あの後に銀二VS森田が繰り広げられる予定だったわけですし(パチスロでその導入部の演出が収録されていることからも確実)、せっかくの機会ですからその展開で締めても面白いだろうな。また尺の問題が浮上しますけど。

 

うーん・・・ちょっと興奮が冷めていないのでまとまりのない文章になってしまったかな。

とにかく・・・現時点では情報が少なすぎるので、追加情報の公開によって描かれるエピソードの詳細やキャストが判明されるのを待ちたいです。

楽しみだ!ヽ(゚◇゚ )ノ

賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第228話『次元』感想 ~乾坤一ライフ~

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感想の前に、ドラマ銀と金の情報。

一般エキストラの募集が開始され、既に東京近郊でその撮影も始まっているようです。12月下旬までは募集があるので、お時間に余裕のある方は参加されてはいかがでしょうか。

http://www.tv-tokyo.co.jp/gintokin/

内容はともかく・・・「銀と銀」って。

ドラマ化決定のyahooニュースでタイトルを「金と銀」と間違えている記事もありましたけど、他でもない公式が間違えてんじゃネーヨ・・・(`Δ´)

未だに直っていませんから、打ち間違いだとしてもスタッフへの信用は下がったな・・・。別に私の評価なんて問題にはなりませんけど、作品への情熱は細部に宿ると言いますし。

 

しかし・・・この銀と銀は論外ですけど、金と銀と誤記するミスは何度目にしたことか。

日常的な序列を考えて金を先に書きたい気持ちは分かりますけど、そもそも銀と金は銀王ありき。森田はそのカリスマ性に感化されて、その呼称を超える金という存在になるべく裏社会での成功を志すわけですから・・・作品内容を知っていれば絶対に起こらないミスです。

 

まあ・・・結局言いたいことは、銀と金は福本作品の中でもコアなファンが多い作品。

期待に応えるのは大変ですが、それに比例して確実に期待値は高いので、結果的に傑作にはならずとも、傑作となるような最大限の制作努力を見せていただきたいな・・・ということです。そういった意味での些細な不安が見えたのが残念。

 

だいぶ神経質に意見してしまいましたが、もちろん期待の裏返しです。

続報を待ちましょう(⌒▽⌒)

 

今日の箴言!

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード

1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3 A・5

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→

 

前回、カイジは手持ちの正規ライフすべてとなる5ライフ勝負を許諾。

しかし、和也は更なる6ライフ目に手を出し、カイジを赤ライフ賭け・・・つまり命懸けの勝負に引きずり込もうとしました。

 

当然、チャンマリは狼狽し激怒。

もし和也が5ライフをさらえば勝利が確定し、24億が手に入ります。

その上カイジの命を賭けさせるなど無意味だと言い寄りますが・・・和也はこのレイズには大きな意味があると一蹴しました。

 

なぜなら・・前回でカイジが解説したように、この5ライフ張りの勝敗はほぼ決定打。どちらが負けても、そこからの逆襲はほぼ不可能です。

つまり、和也としては5ライフ負けも6ライフ負けも同じように破滅。1ライフ残しも2ライフ残しも大差ありません。

 

となれば・・・よりメリットのある張りを選択するのは当然ですね。

ここで6ライフ目を積めば、カイジとしては受けるなら赤ライフに手を伸ばすしかありません

 

金ではなく命、再び次元の違う勝負となります。

 

命となったら さすがのカイジも↓

そりゃ積むよね。

色々理由付けは展開されていますが、半ば予定調和感が漂っている。

 

ちなみに、カイジは救出網のボタンを落下させて壊してしまっています。

→脳天垂直落下だ!

 

あれ・・・和也のこの言い方だと、この6ライフを負けたらそれで終わり。残りの赤二つを張る権利はなく、カイジの処刑で完結するように聞こえるな。

14回戦ではカイジ自身の赤ライフは和也に渡っていましたが、それでもチャンマリのライフを賭けて勝負できたのに。矛盾してないかな?

 

それとも、カイジにその2つの赤ライフを積まれた際に、和也が赤ライフを張らねばならない事実に気付いて追い込まれる演出のためかな。そうだとするなら、確実に6ライフ勝負で蹴りがつくと盲目になっているのはご都合的というか、かなり和也が抜けているように見えて不自然だな・・・。

 

ともかく、カイジは命を張るかどうか・・・選択を迫られました。

しかし、既に5ライフが賭けられている以上、降りは考えにくいのが実情。

→24億獲りがもう目前!

 

降りは敗北、しかし受けて勝利すれば・・・生還し億万長者。しかし、負ければ死。

まさにハイリスクハイリターン、とはいえ・・・ワンポーカー最大の勝機であることも事実です。

大事な局面ではありますが、さすがにレイズ合戦に入って7話目ですからダレてきたかな・・・。せっかくの緊迫感が冷めなければいいですけれど。

チャンマリと和也が赤ライフ全賭けの可能性を無視しているのもモヤモヤします。アカギで言うところの、鈴木のイーピンに誰も気付いていない現状に重なる。

 

そして、∴穴の詳細やカイジのカード交換ランプに対する認識についても、確定情報が出ないまま。和也が2を入手しているのか、カイジが3を出しているなら、和也が2を持っているという確信をいかに見出したのか。あるいは最終的に和也を降ろして勝つのであれば、3ではなくA提出なのか・・・。

伏線が沢山あるのに、いつまでたっても雲を掴むような感覚。予想の点が線にならないな。

 

明確でないからこそ、色々な予想が生まれるのでそれは良い事ですけど・・・解けない謎に思考を縛られたまま引っ張られるのは、やっぱり辛い。

13巻縛りを超えてしまいましたから、一定の話数で収集させる枷がなくなってしまったのも痛いかな。

 

ちょっと深夜のテンションで不満ばかり湧いて出そうなので・・・ここで強制終了。

次週に期待します。

中間管理録トネガワ 第26話『弁舌』感想 ~めざせホールマスター!~

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今日は勤労感謝の日ということで、ニコ生でこんな企画がありました。

何という誰得企画・・・と思いきや、開始後すぐに満員となったようで、私も追い出されてしまいました。まあ・・・私は毎回感想を書いているので、さすがにもう全員覚えていますけど。

 

もちろんプレミアム会員の方であれば、タイムシフト視聴ができます。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv282621382

 

それでは今月も2話掲載のトネガワ、その一話目の感想です。


おお・・・! 久々に本筋の限定ジャンケン回ですが、ついに本番なのですね!

思えばホワイトボードで意見を出し合ってから、インフルエンザや誤発注、海老谷離脱など障壁もたくさんありました。なかなか感慨深いな。

 

会長も2階から見守る中、多くの債務者を乗せたエスポワールが出航。

利根川もさっそく、例のごとく簡単なルール説明を終えました。

 

すると当然、参加者たちからは軍資金の使い道や敗北後の処遇など・・・カイジ本編を思い出させる不満が噴出。

一丸となった反発が利根川を襲いますが・・・

おお・・・!これぞ利根川の得意分野。

そこらの役員とは迫力が違います!

ところで第1回のときから、説教の内容は同じなのですね。

 

勝たなければ人はゴミ・・・!

勝たなければ・・・

野茂はウスノロ

羽生は根暗

イチローはいけすかないマイペース野郎

しかし彼らがそう思われていないのは・・・

勝ち続けてきたからだ・・・!

 

ここも一緒なんだ・・・懐かしいなあ。

考えてみると・・・カイジ本編でこのセリフが登場したのは20年前ですが、今でも古く感じませんね。それほどイチローも羽生さんも、未だに第一線で活躍しています。

野茂さんも、ちょうど今日アメリカで発表された「野球史で最も重要な40人」で日本人から唯一選ばれていました。これは本当に凄い事ですね。

 

この利根川の檄を受けて、浮ついていた会場の空気は一変。

その甲斐あってか、

初回なので色々トラブルがあるのかと思いきや、滞りなく終了しました。白熱した騙し合いに会長も満足のようで何よりですね。

少し内容も描いてほしかったかな・・・とは思いますが、その辺りの冗長となりそうな部分をスッパリ切って、あくまで利根川視点で展開するのがトネガワのテンポを生み出しているのでしょう。

 

しかし2回目が三日後か。会長は気まぐれで飽きやすい反面、マイブームが定まるととことんハマるタイプですね。

 

ともあれ、チームの重ねてきた苦労が報われてよかった・・・(^∇^)

利根川もホッと胸をなでおろし、エスポワールの甲板で一人煙草をふかします。するとそこへ、尊敬の面持ちで山崎がやってきました。

 

どうやら利根川の参加者を黙らせた演説、その凄みに感銘を受けたようです。

気持ちよさげにアドリブの極意やワードセンスを語りつくす利根川。

 

そして3日後、第2回のクルーズが開催されました・・・!

実は第1回で定員よりも多めに募集をかけていた為、意外にもすんなり参加者を確保。

うわ・・・!しれっと船井がいる!(*。◇。)ハッ!

 

そうか・・・カイジが乗り込んだのは第3回のクルーズですから、第1回に見当たらなかった以上、この2回目で参加していた事になるのですね。

今回登場したのはこの小さな1コマだけですが、久々に顔が見られて嬉しいな。清々しいほど最後までずる賢い、いいキャラでしたよね。

 

さあ・・・この第二回も成功させて、利根川は会長に№2としてアピールしたいところ。

・・・でしたが!

ちょっと調子に乗ったらこれだよ・・・!(`;ω;´)

3日あって、まだ喋れないのは中々重症ですね。そういえばインフル回でも、散々予防しておきながら利根川は感染しましたし・・・意外にウイルスに弱い体質なのかな。

 

というか、本番でも皆がテーブルの中にいる方式のままだったの・・・Σ(゚д゚;)

利根川は再発注するとか言ってたのに。結局、これが一番確実ってことか。

 

こうして急遽、代役として山崎がホールマスターを務めることに決定。

さっそく背広に着替え、ルール説明と演説の予行練習を始めますが・・・開始までは後35分しかありません。残り5分となっても、山崎はなかなか覚えきれない様子。

いやこれだけ見たら酷いw 

まるで野茂はウスノロで当たり前みたいな・・・Σ(~∀~||;)

というか・・・別に利根川のマネをしなくても、山崎は別の内容でスピーチしたらいいんじゃないの?w

 

バタバタしたままですが、本番の時間がやってきてしまいました。

いきなりマイクトラブルに見舞われますが、そこはさすがの山崎。落ち着いた対応を見せ、ルール説明もそつなく完了しました・・・!

 

サッサと引き上げたい山崎ですが、やはり説明不足によるヤジが沸き起こります。

さあ、練習の成果を見せられるか・・・?

おお!凄みが効いててカッコいいぞ。

 

その後もセリフを間違わず、順調な山崎。

しかし・・・ここでまさかの出来事が!

うわ・・・!w 何だコイツは(・Θ・;)

しかし、第3回のクルーズが1996年の設定なので・・・多分この第2回は1994,5年辺りでしょう。ちょうどイチローが1軍で覚醒して時の人となった頃ですから、これくらい熱狂的なファンがいてもおかしくはないか。

 

しかし困ったな。

山崎が利根川に助けを求めると、イチローは認めて羽生押しで行け・・・との指示。

さっそくその策で場を鎮めようとしますが・・・

駄目っ・・・! 紛れ込んでいた・・・!

将棋ファンも・・・!

 

何という不運だ(゜д゜;) 一人だけ座り込んでて怖いな・・w

そしてファッションセンスが絶望的すぎる。

 

まさに八方塞りとなった山崎は・・・返す言葉がありません。

参加者たちの罵倒も収まらず、いよいよ暴動寸前。

ついに追い込まれた山崎が出した答えは・・・!

ウルトラクイズ・・・!

 

また古いな・・・w

でも、ここまで荒れたらもう無理矢理押し切るしか、吹っ切れるしかないよね。

 

結果、この山崎の演説によって・・・

殺伐とした騙し合いというより、共闘レクレーションみたいな雰囲気ですね。

和やかすぎて本来の盛り上がり方とは違うな・・・w

船井も、リピーターとして参加した本編では落差に戸惑ったことでしょう(^_^;)

 

こんなぬるい内容だと会長は激怒しそうですけど、大成功だったのですね。一度目とのギャップを楽しめたのかな。山崎は結果的にナイス判断でしたね。

 

次の第3回はいよいよカイジ乗船ですから、遂に黙示録の第1話に追いつくところまで来たのか。その際は内容が被ってしまいますけど、裏側のエピソードは描かれるのかな。

カイジ登場が楽しみだ。

そういえば、カイジは勝負終了時にテーブルを蹴り飛ばしていましたね。チームの誰かが不運な目に遭っていたということなのかな(;^_^A 想像すると面白い。

 

二話目の感想は明日。あの男が半年ぶりに登場です!


中間管理録トネガワ 第27話『海老』感想 ~吹き荒れる海老旋風~

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近々・・・トネガワ関連の動画を1本制作しようかな。

完成した際は、追って報告させていただきます。

 

それでは今月の二話目の感想です

海老谷回来たぁ!\( °∀° )/

帝愛を解雇される前から、私はチーム利根川の中で一番海老谷を応援していました。

再登場は嬉しいな。元気そうで何よりだ。

 

拘置所から釈放され、また利根川の元へ報告と謝罪のために参上した海老谷。喫茶カトレア、以前と同じ店ですね。

ちなみに、今回海老谷はコーヒーゼリーを注文していますが、そういえば7か月前の回では・・・こんなセリフがありました。↓

百歩譲ってコーヒーゼリー、海老谷も学習したのですね。

それにしても、セリフの回収も含めて、本当に細かい構成が上手いな

 

今回海老谷が利根川を呼び出した理由・・・それは、拘置所で出会ったとある人物の発言によるものでした。

また唐突に海老谷が閃いてしまったのか(°д°;)

海老谷だけにエビロール・・・?w 既にしくじる予感しかしないのは何故だ。

 

なんと海老谷は、共に世間に海老旋風(エビロール)を巻き起こそうと、利根川を事業に引き抜きに来たのです・・・!

嘘でしょ・・・w こんな話で利根川が帝愛を辞めると、本気で思ってるのか。

 

しかし成功への自信はあるようで、事前に原宿の若者3000人に対し「エビが好きか嫌いか」というアンケートを行った結果・・・9割以上が好きだと答えたとのこと。

そこから空前のエビブーム到来を予感したようです。

 

いや、もう質問がおかしいw 利根川もエビは大抵の人間が好きだと忠告、それだけではエビロール成功の根拠とならないのは明らかです。

 

マルチ商法もそうだし、限定ジャンケンの料亭や手形のチョイスもしかりですが・・・海老谷は自分が一度信じたものには、一切疑わずに全力を注いでしまうのですね。3000人のアンケートも恐らく一人で行ったのでしょうし、熱意や行動力は人並み外れてる。

たとえそれが、いつも端から見るとかなりズレたアイディアであるのが惜しい・・・

 

しかし、海老谷の決意は固く、翌日チームの黒服も集めて試食会を開くことに。

またそれかよ・・・!( ̄Д ̄;; はよ作れw

利根川からも前置きは不要と一喝されてしまいました。

まぁ以前は100個でしたから、これでも海老谷なりに自重した数字なのでしょうね。

 

海老谷は、さっそく赤座エビを180℃の油に投入!

カラッと揚がったら・・・、

デカw なんてワイルドな料理だ(°д°;)

インパクトは十分だね、悪い意味で。

 

勧められるがまま、一口かぶりついた利根川。

しかし案の定、エビの甲殻が口内を襲い食べられたものではありません・・・!

 

山崎も一口でもう十分。

そのエビロールを放り投げると・・・受け取ったのはあの人でした!

まさやんいたのか!w 飲食店勤務の設定をうまく生かしていますね。

海老谷は初対面なので、会長と見分けがつかないようでした。

すっかり山崎に手なずけられていますが、これは今後も準レギュラーのポジションで出番がありそうですね。

 

解雇や逮捕など、失敗が続き焦っていた海老谷でしたが・・・ここまで不評を受けては、さすがにエビロール事業は断念。

利根川も一発逆転のホームランは積み上げた者にしか打てない、と一から出直すように慰めました。

 

残念な結果とはいえ、これで目に見えていた大失敗を回避したと・・・そう思われました。

しかし、なんと海老谷は成功を確信していた為、既に冷凍の赤座エビを200キロも購入していたのです・・・!

 

うわあ・・・(x_x;) どうするのコレ。

もはや皆、呆れを越えてドン引き・・・。

海老谷はどこまで不幸になってしまうのか・・・と思われたその時!

カッケえええええ!!! *゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)エエェェ!

 

何度目の失態か分かりませんし、既に帝愛の繋がりのない海老谷はもう見放されてもおかしくないところ。

それでも何度も親身に相談に乗って、しかも身銭まで切ってくれる・・・最高の上司じゃないですか!

 

さらに・・・!

お買い上げ・・・ありがとうございます・・・!

 

これは泣けるね(ノ_<) 本当に素晴らしい仲間だ。中田がいつも通りちょっとセコいのも、ここではむしろ味があって良い。

帝愛から去った今でも・・・海老谷はチーム利根川の一員、その認識が皆にあるのでしょう。この厚意は、今後の海老谷が落ち着くきっかけになりそうですね。

 

そして数日後、昼食にエビフライを食していた利根川の元に、海老谷から手紙が届きました・・・!

文面には、この一件で自分の欠点を知り、変に大胆なことをすると良くない結果となる事に気付いたと記されていました。

これには利根川も一安心、安堵の表情を浮かべます。

 

しかし・・・海老谷が気付いたことは、実はもう一つあったのです!

皆さんが冷凍エビを買ってくださるのを見て・・・

ようやく気が付いたんです・・・!

エビ本来の魅力・・・!

エビの底力・・・!

 

・・・え!?(@_@)

何も理解してなかったんじゃねえか・・・!ヽ(;´Д`)ノ

素人がいきなり卸業なんて無謀すぎる。

なぜあれだけ善意を受けて、一か八かは止めてコツコツ地道に出直そう・・・とならないのか不思議だ。あの涙は何だったのよ・・・。

 

ただ、しれっとフォークリフトの免許まで取ってるし・・・本当に行動力だけは一流。しっかりちゃっかり熱意の注ぐポイントがズレてますけど・・・。

 

改めて、海老谷は大物だと感じさせる回でした。今後も波瀾万丈な生きざまが見られそうですね。

ただ・・・それらを含めて面白いのですが、私は海老谷が純粋に幸せになってほしいと願っているので複雑。全部自業自得ですけれど、オチが前途多難を暗示するものが多いのでかわいそうで仕方ないな。

 

頑張れ海老谷!

いつか才能と行動がかみ合う時が訪れると、信じています。

 

12/6発売。

 

※3巻までの累計発行部数が100万部を突破したそうです!

トネガワの勢いはまだまだ加速し続けていますね。

賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第229話『択一』感想 ~人生は命より重い!~

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どうでもいい、ちょっとしたあるあるネタ

数秒前に起こった出来事です。

 

「かんそう」変換→enter→「乾燥」

!(´Д`;)あぁ?違う違う!→消去

再度「かんそう」入力

( ´_ゝ`)。o○(さっきは1回の変換で「乾燥」になったから、多分「感想」は2つ目の候補なんだな)

カチ「感想」(アッ) カチ「乾燥」(O_O)・・・

 

なんで今度は最初に出るのよ・・・!(;´Д`)ノ

 

このミスをここ3回の投稿について連続で犯しました。

PCの気遣い、ありがた迷惑。 いや・・・私が無能。

 

あるある・・・ですよね?そうであってほしい。

 

気を取り直して今日の箴言!

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード

1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3 A・5

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→

 

前回、チャンマリたちの制止を無視して、和也は6ライフ目をベット。

既にカイジは正規ライフをオールインしている為、勝負するには赤ライフ・・・つまり自らの命を賭ける必要に迫られました。

 

しかし、ここでのドロップは正規ライフを全て失うという事。

そして絶望的大差となった次戦で赤ライフを張るなら、勝てばほぼ24億を手中にできる今張るべき。

つまりここでのドロップ=赤ライフを残したまま敗北を認めて棄権、という事になります。

 

チャンは困惑しながらも、この展開は想定済みでした。

和也が遠慮なく命のプレッシャーを掛けてくる事も分かっていましたが・・・とはいえ、この二者択一はあまりに究極。どちらがベターなのか、その判断が付きません。

 

しかし、ただ一つ確かなこと

それは、和也に勝つには・・・↓


チャンはその命知らず、一見して暴挙にしか見えない英断こそ、和也と勝負できる方法だと考えました。

 

そして無論、カイジはその命知らずができる人間。

事実、一度はそれを仕掛けて九死に一生を得ています。

 

しかし・・・命を張るなど、一度も二度も狂気には変わりません。

マリオはその価値観を認められませんが・・・それに対する返答で、久々にカイジが名言を放ちます・・・!

 

よく考えりゃあ

いや考えるまでもなく↓

→命は 2番だ・・・!

 

(゜Д゜;え・・・!?

 

一番は・・・↓


御身大事

リスクを冒さず

ただグズグズ長生きしても

人生が輝かなきゃ

そんなもんクソだろ!

 

おお!Σ(゚д゚;) これはビビッと来たぞ。

 

思えば・・・鉄骨参戦を願い出たときのカイジ、沼編で最後に1000万を貸し付けた遠藤、自らの命をコマに変えたチャンマリもそう。

皆、敗北・・・つまり死の可能性が高いと知りながらも、勝利の先にある希望に向けて、輝ける人生を得るために身を投じました。

 

金は命より重い、それを利根川はいかなる手段においても、金を得る過程は命を削る行為そのものであると説明しました。全く嫌らしい意味ではなく、金は人生を変えます。

あるいは・・・これは捉え方が様々ありますが、アカギも最期は「赤木しげるの命」よりも、「赤木しげる本来の人生」を優先しました。

 

誰もが潜在意識の中に、命よりも人生を重きに考えている証拠ではないでしょうか。

つまり、全ては人生は命より重い・・・カイジの主張に通ずるものがあります。これは福本作品に一貫して存在してきた理念でしょう。

 

ちょっと長々と語ってしまいましたが、とにかく金は人生の全てではないにしろ、その充実にはある程度必要不可欠なもの。

チャンマリは極貧の境遇から決意をもって海を渡ってきました。カイジも停滞した日々が長かったからこそ、成功の夢を追うのは当然ですね。

あれ・・・カイジ、コンビニ以外に清掃や弁当工場のバイトもしてたのか。

しかも頬に傷がありますから、黙示録と破戒録の間か、破戒録から坂崎家居候開始の間ということになります。

どちらも半年間ほどなのですが、短い期間で割とバイトを転々としていたのですね。

ちなみに・・・このコマのコンビニの制服は例のVMGM(DAWSON)と柄は似ていますが、横線が白でなく黒なので別系列なのかな。どうでもいいけど。

 

行き詰まった過去を思い返し、興味が湧いたのでしょうか・・・ここでカイジは、和也に大金を使える暮らしの実態を尋ねました。

 

空洞さ↓

和也に近づく人間が本当に見ているのは和也本人ではなく、取り巻く大金か、あるいはその背にそびえ立つ会長の姿。

私利私欲を満たすバイパスとしか見られていない事実に、和也は深く傷つき、今は諦観しています。

 

夢のない意見に苦笑いを浮かべるカイジですが、これで決心がついたようです。

正直、今回は進捗ゼロですね。

しかし・・・カイジの熱い名言や過去に関する新情報、そして久々の和也のトラウマが描かれましたので、ただコールかレイズか・・・と無機質な心理描写が描かれるだけの回に比べれば遥かに面白かったな。

本当は局面自体も動きつつ、名言やキャラを掘り下げる会話が描かれるのが理想ですけど、たまにはこういう回があってもいいかな。

 

そしてこれは・・・カイジは赤ライフをコールするだけではなく、3つすべて張る可能性もありますね。だからこそ、人生が命より重いことをチャンマリに伝える形で発言したように思います。

 

来週は休載。年内オープンは難しそうですね。

 

※来週のヤンマガは、休載のカイジに代わって福本先生本人によるトネガワが掲載されるようです!(⌒▽⌒)

1巻に収録された描き下ろし「紋章」では、発想のレベルの違いを見せつけるさすがの内容でしたね。非常に楽しみ!

ドラマ銀と金 特報動画公開

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放送開始まで2か月を切りました。もうあっという間ですね。

 

ドラマ台本の表紙。

いっそ駆け上がれ・・・!巨悪に・・・!の場面ですよね。

やっぱり痺れるわ。

そして今日、遂に特報の動画が公開されました!ヽ(゚◇゚ )ノ

やはり写真や文字ではなく、実際に動画で見せられるとテンション上がるね!

 

ざわざわBGMの使用が判明したのはちょっと笑いました(^~^)

 

まず気になったのは、森田の池松さん以外の登場人物を全く見せていない点。

銀二についても↓の後姿だけ。ギリギリまで明かさないようですね。

・・・これはどなたでしょう?

そこまで俳優に詳しくはないので、これだけでは分からない・・・。

「人を一人・・・殺してもらえないか・・・」、「人は・・・皆悪だ・・・」、「お前の正体・・・悪か・・・善か・・・?」の名言を放つ声にも、それほど聞き覚えがなかったな。

 

それと・・・、今回の銀二は白髪ではないのですね。

まあ池松さんも長髪ではないですし、無理に外見にこだわりすぎて不自然になるよりはいいか。

これも原作にはないメガネ森田。何の場面でしょうか・・・?

もう一人もメガネを掛けていますけど・・・銀二なのかな。分からん。

これは・・・仕手戦で海堂や土門頭取が密会していたマンションから逃走している所かな?

駐輪場か、自転車店か、森田が何者かに襲われています!

 

今回の映像では、最も展開上進んでいる場面が屋上での銀二との5億円対決。

とすると・・・もしかしてこれは有賀なのか?

原作の内容をそのまま映像化するのは不可能ですから、シチュエーションを少し変えて再現している可能性はありますね。

「馬鹿を見るのはこっちだ・・!」

んー・・・これも場面が分からないw 手元に原作が無いので記憶にないだけかもしれませんが、こんなセリフありましたっけ。

改変を危惧しているような書き方になってしまいましたが、とにかく銀と金は完全再現が不可能な作品。

漫画と映像では演出方法も異なりますし・・・再構築して、よりドラマ的に理解しやすい脚本に変えるのは決して悪い事ではないと思うな。

 

また、現時点で絵画編とポーカー編の存在は判明しています。

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お売りしましょう、距離を…セザンヌまでの距離を…

 

金の橋ですね! でも・・・明るすぎない?w

これは部屋が暗くないと根本からして勝負が成り立たないのですが・・・。それとも、この写真はツイート用に撮ったもので、実際の撮影では部屋を暗くしているのかな。

 

渡っている中条役は誰でしょうね・・・。川田も好きな登場人物なので気になるな。

銀と金は福本作品の中でも登場人物が多いので、様々な俳優の方が演じてくださるのが嬉しいです(⌒▽⌒)

 

セザンヌの「ジャ・ド・ブッファンの眺め」・・・!

IMG_20161130_175915513.jpg

(よく見ると額の右上に例の印が・・・!)

 

・・・って、あれ? 記憶にある画と違う気が・・・。

手元にないので原作の画は載せられませんが、元となったのは

こっちでしたよね。なぜ・・・変えたのでしょうか。

本物という設定でも実際はレプリカを使用するでしょうし、権利等は関係ないと思うのですが。これは疑問だ・・・。

 

IMG_20161130_175915865.jpg

俺が積もう・・・肘の高さまで・・・!

 

原作ではカウンターを使用していましたが、丸テーブルで行うようです。これは、デザイン的にもVシネマ版とかなり似ていますね。

しかし、これではバーテンが足元の鏡で覗くトリックは難しいような。

Vシネマ版ではテーブルにカメラとセンサーが付いていて、バーテンの手元のPCに情報が送られる仕掛けになっていましたけど・・・もしかしてそちらに倣うのでしょうか。

 

何だろう・・・演出として自然なように、あるいは現代的に見えるように改変するのはいいのですが、別に変える必要のない部分まで変えてしまっている気がする。やっぱり原作ファンとしては、出来るだけ忠実に作っていただきたいところです。

 

期待と不安が入り混じっていますが、まだまだ不確定情報が多いので・・・あまり文句ばかり言っても仕方ない。

さらなる続報に期待しましょう・・・!

 

アカギ EPISODE292 感想 ~生という名の死~

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噂のカジノ法案が衆議院で可決され、6日にも通過するようですね。

1年以内に法整備が予定されているとのことで・・・やはりギャンブル漫画好きとしては夢が広がるというもの。福本作品がさらに再評価される切っ掛けにも繋がりそうです。

 

ギャンブル依存症などの問題が指摘されているようですが・・・それはパチンコを取り締まらない限り詭弁だと思うな。

公営の分、よほどカジノの方が健全。むしろカジノにパチンコを置こう。1玉4000円くらいでね。

 

それでは今月のアカギ感想です。

 

(6回戦オーラスに至るまでの簡単な流れ↓)

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/theme-10093607504.html

南家・アカギ65800点 血液-2300cc (実質-1800cc)

北家・鷲巣104800点 血液-1900cc 失った資金・6億円

6回戦・南4局

 

ドラ表示牌西 (ドラ

裏=鳴き等による巡抜け 裏裏=暗槓


赤木(南)

 

 

南ポン

 

暗槓南三索

 

 

安岡(西)

 

 

裏東

 

裏

 

東

 

鷲巣(北) ※現在切り番

 

 

裏裏裏裏東

 

裏裏裏裏

 

  

 

鈴木(東)

 

 

裏裏一筒裏裏    

 

八筒裏裏裏

 

一筒

※PC向けの表示なので、スマホ等ではズレが生じます。

 

前回、鷲巣はツモ。

遂に・・・遂に! 鈴木との連係による和了が確定しました。

あとは鳴きを進めるだけとなりましたが、その時・・・鷲巣は、赤木が死ぬという事実に絶望を覚えたのでした。

 

とはいえ・・・人の死とは、この世で数多に起こっている自然の摂理。


ゆえに、鷲巣は人の死について同情したことも無ければ、過度の反応を示したこともありません

 

しかし、それは・・・確かに見えていても、決して手は届かない水面に浮かぶ月。死を傍観する側の捉え方にすぎません。

 

現実の「死」とは、一度限りの特別なもの。

つまり、己が一部を失う事・・・!

 

今、死が決されたのはアカギ。

鷲巣が同類と認め、神域にある人物として敬意すら覚えている男、赤木しげるです。

 

アカギは、もはや鷲巣にとって他人と区切ることのできぬ存在。

その存在が失われた後、鷲巣の人生に残るのは・・・

再び官僚や企業の重役たちに囲まれ、心の煙った崇拝を受けるだけ。

現在の滾る闘志や情熱は、富で満たされるものではありません。

 

繰り返されるであろう不毛で空虚な日常・・・そこに鷲巣巌としての人生は残されているのでしょうか。

わしが死ぬことだ!

 

二人は共に比類なき覚悟と矜持を持ち、神をも恐れぬ傍若無人の狂気を持つ者。

同じ魂を持つ、いわば同じ穴のムジナです。

 

二つの命は真逆の道を辿り、境遇も面容も変わり果てました。しかし、帰属する本質は同一。

 

なぜなら鷲巣の体内に存在するのは、「鷲巣」という意識。

そして鷲巣の外側にある「鷲巣」は、アカギなのです。

 

なんという運命だ・・・

わしは・・・

つまり和了・・・その結果の勝利とは、今の鷲巣にとって実質的な自殺行為。

 

いっそ潔く和了を放棄しようと、和了らずにりを考えた鷲巣ですが・・・

 

いや・・・それは出来ん!

それは・・・冒涜だ!

イコール自分の冒涜でもあるという事でしょう。

 

勝利も敗北も死、進んでも退いても死。

結局、鷲巣にできる選択は・・・執行のみ。

今回は鷲巣が悟った価値観の描写に終始したので・・私自身の感想は少なめで終わります。

根拠などあるわけがない思考なので、批判も同意も野暮・・・というよりは無意味。

議論しても仕方ない内容なので、そういうものとして受け取るしかないな。

 

しかし、今回が全くの無意味とは思わない。

前回アカギの死に絶望したことは、明らかにその後の引きの為に必要な精神推移でした。

今回は、その絶望を受け入れた上でアカギを殺すため、勝利へ向かう決意を固めました。これは前回同様に、きっちりと決意に至る心理描写が必要です。

 

確かに展開は遅い。遅すぎる。

無駄な比喩も多い。多すぎる。

コマも以上に大きい。大きすぎる。

進んだ時間は5秒程度。短すぎる。

 

ただ・・・いわばそれだけ。

ここ最近の展開そのものは悪くない。と思っています。

 

ありきたりな意見ですが・・・鷲巣麻雀も地獄さえ除けば、展開自体は文句なく見事ですよ。これは間違いない。

輸血や資金枯渇狙いの伏線も上手いですし、鷲巣の運の盛衰も突発的なものではなく、直前の局からの流れをきちんと汲んでいるものが殆ど。

ルールが特殊で相手が剛運キャラの鷲巣だからこそ、闘牌の細部を理詰めにしなければ荒唐無稽なだけの麻雀になってしまいますからね・・・。本当に緻密です。

 

その最たる点としては・・・事前に順位勝ち発言があって、このオーラスを上手いことに39000点差で迎えている事

普通の漫画であれば・・・途中の局の描写を飛ばして帳尻を合わせたり、イカサマや運・流れで押し切るところ。しかし、鷲巣麻雀編は仲井編までとは違いイカサマ不使用。

そして・・・特に5回戦以降は1ツモ1ツモを丁寧に描写し、切る理由・残す理由、それを採血リスクとの兼ね合いも取りつつ、闘牌にバリエーションを持たせながら決して不自然や矛盾の起こらないように描いています。

それも必ず、アカギと鷲巣の天才性が表れるような和了でなければいけません。

 

これだけの制約がありながら、雁字搦めとならずに決着の筋道が見えていることは・・・偉業と言っていいと思う。

ファンの方にとっては今更のことですが、本当に凄い漫画です。もちろん。

 

多くの魅力がありながら・・・展開が遅いという一点だけで、ここまで作品が霞んでしまっているのが惜しすぎる。

確かにこのレベルまで来ると擁護できませんし、酷い。非難されて当然です。

 

しかし・・・一度魅せられた者として、クオリティ向上を諦められるわけがない。それが99%、いや100%不可能だとわかっていたとしても。本当に歯痒い。叫びたい気分。

 

ただ・・・このやるせなさの解消法が、「何も言わずに見守る」「自分が好きならそれでいい」といったように引き延ばしを意図的に無視したり、無理に肯定したり、あるいは皮肉やネタに落とし込むことで感情をごまかすことしかない・・・というのが辛い。

恐らく・・・それを無意識下のうちに行っているので、純粋に読むことができない。前述した今回を本当に無意味とは思わなかったのか、必要な心理描写だと本当に思っているのか・・・これも無意識のうちに本心を捻じ曲げているのかもしれない。

 

極論、もし決着が訪れたとしても、心から喜べる自信がない。ホッとする自信もない。

何も思わない、何も感じない・・・そうなってしまうのではないか、これが一番怖い。

 

毎回こうして感想を残しているのも、半ば義務とすることで興味の持続を強いて、無感情となることを無意識的に防いでいるのではないか・・・。

 

ちょっとヤバイテンションになってる・・・もう寝ます。

不快な長文となってすみませんでした。次回に期待

33巻のタイトルは「妖異の闘牌」です。

中間管理録トネガワ 福本先生による読み切り『王座』感想 ~上空1万メートルのパニック!~

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今週はカイジが休載ターンですが、福本先生によるトネガワと、いつもの月刊チームによるトネガワの2作が掲載されています!

 

福本先生による描き下ろしは、単行本1巻に収録されていた「紋章」以来、2回目ですね。

今回は何と30ページの大ボリューム!さすがはご本人、張り切っています。

 

寒波が押し寄せたとある冬の日、会長は利根川たちを連れて散歩していましたが・・・その寒さに耐えきれない様子。

利根川は防寒対策を勧めますが、普段身に着けている和装は会長にとってアイデンティティー。

鶴の一声により、今すぐハワイに行くこととなりました・・・!

しかし、


おお!本編でないとはいえ、初めて会長が和也の話題に触れましたね。

 

しぶしぶ大衆機で向かうことを決めたようですが・・・この様子を見る限り、普段から和也を気にかけてはいるようです。たとえ家族でも人間関係にはドライなイメージがあったので、ちょっと意外。

私は勝手に、会長にとっての和也は歯牙にもかけない存在、干渉はほぼ皆無かと思っていました。偉大すぎるがゆえの威光を嫌う和也が、一方的に煙たがっているだけなのかもね・・・。

 

大衆機とはいえ、当然会長は超VIP待遇を要求。

乗り込んだのは、エコノミー・ビジネス・ファーストクラスのさらに上!

機体の1/4を占めるこの空間の中には、キングサイズのベッドやジェットバス、ビリヤード台や打ちっぱなしなど豪華なプライベート施設が完備。座席からはコックピットを監視することもできます。

会長は地下シェルターを造らせるほどですからね・・・やはり御身の安全確保が第一なのでしょう。

 

畏まって機長の前島が挨拶にやってきましたが、横の副操縦士である山梨は緊張でガチガチ。会長は露骨に不安をぶつけますが、機長の前島は大ベテラン。

もしもの場合でも、このキングクラスには「アレ」があるため万全だと、会長を納得させました。

 

そして、一行を乗せたJNA723便はテイクオフ!

流石VIP待遇、急遽の搭乗ですが準備が早いね。

まぁワイン風呂は・・・正直気持ち悪そうなので遠慮したいですけどw

 

当然、機内食も高級食材のオンパレード!

利根川はまだしも山崎と荻野の分もあるのか。これは嬉しいだろうな。

ここで佐衛門ではなく地味な部類の荻野をチョイスするあたり、福本先生のこだわりを感じるな。

というかこの場合、護衛はチーム利根川の黒服ではなく会長付きの黒服の仕事じゃないのかな・・・?まあいいけど。

 

その頃、エコノミークラスは大混雑。

キングクラスとは対照的な狭い座席で、エコノミー症候群対策を行う家族もいます。

しかし、本当のエグゼクティブはそんな貧乏らしい手段を使いません!

まさかのツイスター! 会長元気だなオイw

だいぶイメージが崩壊してるけど・・・利根川の優しいスマイルで許した(^_^;)

それと福本先生、今は世間で言われるほど女性を描けないわけではないよね。

 

自由奔放な会長も満足のフライトが続いていましたが・・・ふと操縦席を見ると、機長の姿がありません。

何と・・・突発性の心筋症を起こしダウンしていたのです!

 

飛行中はオート操縦ですが、離着陸は人力が必要。

その際は、先ほど紹介された副操縦士に任せるしかありませんが・・・

Wで気絶!?嘘でしょw

片方が操縦不能に陥るのは1万分の1とされているようですが、つまり二人なら・・・1億分の1!? 酷いなこれは(゜д゜;)

 

阿鼻叫喚のキングクラスと、何も知らないエコノミー。

いつの時代も真実を大衆が知るのは

支配階級の人間たちのズーッと後なのだ!

でも だからといって

どちらが幸せかは分からない

 

確かにそうだけどさ・・・そんな冷静な事を言ってる場合じゃないよ!w

そこで会長は最終手段の行使を決断!機長が話していた「アレ」の正体とは・・・

それしかないとは思ったけど、これ上空何メートル?メチャクチャ怖いよね。

まあ命が懸かっている状況ならやるしかないか。

 

問題は、この脱出装置は二人用ということ。

とはいえ利根川は山崎、荻野とは会長との信頼関係の厚みが違います。利根川は当然自分が指名されるものと、自ら名乗り出ますが・・・

→年寄りだろ!

 

サバイバルには若い力が必要として、会長は山崎と共にサッサと脱出してしまいました・・・!

 

ド正論だけどさ・・・ここまで尽くしてきたのに、つくづく利根川は報われないね・・・(´・ω・`)

なんだこのシュールなコマはw

 

残された機内では、荻野が墜落の恐怖にパニック状態に陥ってしまいました。

利根川も慰めながらも落胆しますが・・・ふと目を上げると、操縦席には一人の背中が!

 

実は、副操縦士は機長が倒れたパニックで唇が乾き、塗ろうとしたリップクリームを緊張で落としてしまっただけ。

会長や利根川たちが見た光景は、そのリップクリームを拾おうとして手間取っていたところだったのです!

会長の迅速な行動力が、今回ばかりは仇となってしまいましたね・・・。

 

一方、会長と山崎は太平洋上に浮かぶ座席で、静かに救助を待っていました。

普段はなかなか訪れない静寂に、会長は意外にも心地よさを覚えたようです。

マジメな山崎は抱えてきたサバイバルリュックの中身を確認しますが・・・

 

アゴ

コーヒープリーズ

 

会長はまるでピクニック気分!

全く遭難中である自覚がありません。というかなぜ英語なんだw

山崎は危機感を持つように求めますが・・・もともと会長は指図されるのが大嫌い。見る見るうちに不機嫌になってしまいました。

そして遂には・・・!

ゴールド

プラチナ

サファイア

じゃろ?

 

いや、まずどう見ても付いてなかったでしょw

しかしこれはアカンヽ(;´ω`)ノ 王の生活に慣れすぎて平和ボケが極まってしまったパターンか。

下っ端の黒服に舐められまくる会長・・・(´Д`;) しかしトネガワの会長はよく居眠りするなw

山崎の気持ちはよく分かるけど、よく会長に面と向かって怒れるね。機嫌によっては制裁されてもおかしくないぞ・・・。あるいは山崎は会長に付いていた経験があるので、ある程度その加減を心得ているのかな。

 

しかしその甲斐あってか、会長もようやくGPSが無ければ話にならないことに気付いたようです。

そう・・・GPS、

会長の口からGペンが出るとか・・・(・Θ・;) まず単語をよく知ってましたね。

カイジがマジメにこつこつ働きだすレベルで想像しがたいのにw

しかも、Gペンが付いてるヘルメットとか・・・どの界隈の職業に需要があるんだ(^_^;)

 

絶望する山崎でしたが・・・この3時間後、偶然にも会長が懇意にしているパナマのタンカーが通りかかり、座席に軽く激突!

利根川たちの不安をよそに、気付いた船員によって会長は無事に救助されました。

 

結局、強運の会長にGPSなど不要。

何があろうと生き残る王であることを証明したのでした・・・!

 

いやあ・・・凄い話だったな。素直に面白い。30ページありましたが、いつもとは違う意味であっという間に感じられました。

どちらかというと、主役は利根川より兵藤会長でしたね。

 

前回の描き下ろし「紋章」もそうですし、大元である福本先生が一番既存キャラの性格をぶち壊してるな・・・w 賛否は分かれそうですが、あくまでスピンオフですから私は良いと思います。特に本編の設定に矛盾するものではありませんし。

 

やはり本人による描き下ろしですから、いつものトネガワとは雰囲気が異なりましたね。全体的にはさらにポップな内容に変わっていましたし、セリフ回しも黒沢テイストが強め。絵のタッチも基本似ているとはいえ、こうして見るとだいぶ違います。

橋本さん達の絵は黙示録後半~破戒録辺りのものを真似ていますが、福本先生はそれ以降でだいぶ変化しました。言葉では表しづらいですが、特に目元と口元のタッチですね。

 

本気を出せば、まだまだこのレベルの話を描けるのですよね・・・。

 

明日か明後日は、普段のトネガワ制作チームによる2話目の感想を上げます。

以前、チラッと告知していたトネガワに関する動画についても、恐らく今週中には投稿する予定です・・・!

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