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Channel: ツェーイーメン ~福本漫画感想日記~
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中間管理録トネガワ 番外編感想&ハンチョウ連載開始!

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2話目のトネガワ感想です。

 

こちらは普段のトネガワ制作チームによる番外編。

江崎グリコのプッチンプリンとのタイアップという事で、なんと全ページが講談社のHPにも公開されています!↓

http://news.kodansha.co.jp/20161205_c01

 

まず、冷蔵庫内のプッチンプリンの置き場所が謎すぎる・・・w

恐らくステーキ用と思われるブロック肉に囲まれて・・・ポツンと一つだけ(^_^;)

結構スカスカなんだから管理区分をきちんと決めようよ。

 

そして会長怒髪天(プッチン)は上手すぎるわw

プッチンすべきかどうかを伝え忘れたのはともかく、これは山崎がドヤ顔になるのも仕方ない。

しかし、たったそれだけの問題で何人も解雇されているのか・・・(゜д゜;)

破戒録ではやる気のない返事をしただけで地下行きになった黒服もいましたし、やはり会長の強権政治はえげつないですね。一瞬たりとも気が抜けないな。

 

それと・・・カラメルを掘り当てて喜んだり、プリンを揺らす会長が微笑ましいw

利根川は割と追い込まれている状況なのに、よくそんなコミカルな想像ができましたね(^▽^;)

 

それにしても、会長が決して高級品ではないプッチンプリンが好物とは意外だな。タイアップだから、と言われてしまえばそれまでですけど、先割れスプーンで食そうとしている辺り、相当のこだわりがあると見た。

 

というか、利根川はプッチンすべきか悩んでいましたが・・・どちらにせよ、容器と皿を渡せば会長が自ら選んでくれたのでは?

それに・・・私はプッチンする派ですけど、多くのプッチン派における一番の楽しみはそのプッチンする行為でしょう。むしろ皿に開けた状態で渡す方が怒られそうな気がするけどな。

 

たった6ページとはいえ、きちんと利根川のシュールな苦労が表れていましたね。ギャグもキレていますし、タイアップ内容も上手く盛り込まれていて構成が素晴らしいな。

 

単行本4巻は今日発売でした。

なぜか0円で表示される・・・

 

私は週末に購入する予定ですが、なんと昨日掲載されたばかりの飛行機回も収録されているようです。

雑誌掲載の翌日に単行本化だなんて、相当珍しいんじゃないかな。

 

そして!

スピンオフ企画に新展開があるようです・・・!

今度はハンチョウの連載開始が決定・・・!\( °∀° )/

しかも月刊ではなく週刊です!

 

ハンチョウは一度だけ、今年の2月に読み切りとしてヤンマガサードに掲載されています。

(その時の感想↓)

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/theme-10095296849.html

この時はまさかのグルメ漫画でしたけど、班長の憎めない性格が表れていて面白かったな。好評だったようですね。

 

しかし週刊で連載できるほどエピソードが豊富だなんて・・・一体班長は何度外出権を獲得していたのだろうか(;^_^A 内容はまたグルメ系なのか、それとも変えてくるのも気になりますね。

 

ちなみに、原作はトネガワと同じ萩原さん。トネガワ同様の素晴らしいクオリティが期待できますね。

作画担当のお二人は初めてお名前を拝見しましたが、調べてみると・・・上原さんは福本先生の元チーフアシスタントでした。こちらも本家そっくりの作画となりそう。

新井さんはあまり情報を掴めませんでしたが、普段はアシスタント業を中心に活動されているようです。

 

第1話は12/26発売のヤンマガに掲載。楽しみですね( ̄ー☆

 

銀と金のドラマも控えていますし、福本作品の勢いは留まることを知りませんね!

そのうち、一条や和也あたりの過去に迫ったスピンオフも企画されそうな予感。


ドラマ銀と金 放送開始日&追加キャスト判明!

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http://www.tv-tokyo.co.jp/gintokin/

放送開始は

2017年1月7日(土)

深夜0時20分~に決定!

 

もう丁度1か月しかありませんね!

待っていたらすぐですよ、これは。

新年早々、裏社会の駆け引きにどっぷり浸る・・・それはそれで良い一年になりそうです。

 

そして、追加キャストも4名判明!

何と言っても最重要、森田と並ぶもう一人の主人公である平井銀二には・・・!

 

福本先生による直々の指名を受け、

リリー・フランキーさんが起用されました!

これはまた池松さんの時と同様に、リリーフランキーさんに合わせた結果、原作絵の銀二もだいぶ渋く描いてありますねw

 

個人的に、全く予想していなかった人選でした。

名前はもちろん知っていますが、失礼ながら演技されている所を拝見したことはなかったので。小説家のイメージも強いので、非常にマルチな才能を持った方ですよね。

 

しかし、確かにプロデューサーの松本さんが仰る通り、独特の達観した雰囲気や色気は感じられます!

銀二と対峙した際に感じる、そこはかとない恐怖のオーラ・・・心の奥に秘めた見通せない狂気といったものが伝わるな。闇のフィクサー感は十分ですね!

唯一、若干格闘に長けた雰囲気は原作やVシネ版の中条さんと比較すると、あまり出ていないかな・・・とは思います。

ただ、恐らく今回のドラマは頭脳戦パートが重視されるのであまり問題にはならないかも。

 

何より、他でもない福本先生が銀二に適役であると考えての起用ですから、最低限大外れはないと思われます。これは期待が高まりました!

 

残る三方の役は、森田・銀二の死闘を共になって支えたあの三人!

警視庁OB・安田巌役には・・・

マキタスポーツさん!

これは分かるかも。安田さんはアカギの仰木さんのようなもので、威厳がある割には発言の的が外れていたり、ミスもあったりする人間味あふれる人物ですよね。いい意味で不器用で固めの性格です。

マキタスポーツさんは演技の硬軟の幅が広いので、かなりハマりそうな気がします。裏の事件まで泥臭く追及してきたベテラン刑事感は出ていると思います。

 

元検事・船田正志役には・・・

村上淳さん!

え・・・カッコいいw 容姿は全くかけ離れていますが、やり手の検事という風格は漂っていますね。

正直、原作における船田の活躍は・・・ポーカー編でブローカーという肩書きを使って西条を気圧させたくらい。実はそれほど目立つシーンは多くありません。

恐らく今回のドラマでは、後述の理由からある程度活躍する出番は多いはずですから、原作超えの可能性があるかもしれないな。

 

と、ここまでは個人的に納得できたのです。

ここまでは・・・。

というのも最後の一人、

そう、地味に原作ファンからの人気も高い巽有三を演じるのは・・・

臼田あさ美さん!

・・・(O_O)

 

>巽京子 元新聞記者。かつての経験を生かし、情報収集によって銀二たちをサポートする。また、巽が経営する「BAR FULLER」は、銀二たちのたまり場になっている。銀二もあまり深く巽の過去については知らない。

 

うーん・・・カイジでの遠藤もしかり、レギュラーメンバーに一人は女性を入れないといけない決まりがあるのかな・・・(;´Д`) 設定もバー経営ということは、情報提供だけで実戦の場には参加しないのでしょう。これは性別を抜きにしても完全に別人だな・・・。

常に渋いグラサン姿、目立たないながらも常に森田を身近で見守りサポートする・・・信頼感の塊のような佇まいが好きだったのに。

 

確かに巽さんを女性にしても展開に大きな不都合は生じないかもしれませんし、華を持たせてバランスを取りたいという気持ちは分かりますけど・・・銀と金は男たちの暑苦しいほどの熱く渋い裏社会での攻防を描く、それで何が悪いのでしょう・・・。

 

しかも、カイジやアカギとは違い、銀と金にはポーカー編では伊藤美緒、(恐らくやらないとは思いますが)神威編では田中沙織といった元々が女性であるキャラもいます。せめて、そちらを準レギュラーとして出番を増やす・・・くらいの改変で収めることはできなかったのかな。

既存のキャラクターの設定を無理矢理変えてしまうよりは納得できるのに。

 

しかしまぁ、決定したものは仕方ない。これで船田さんが原作の巽の役割も担うので出番は増えますし、巽さんも新たなキャラクターとして原作よりもインパクトのあるポジションに着いたと・・・ポジティブに考えよう。

結局、作品の良し悪しは脚本と演技による部分が大きいですし、オリジナル要素も漫画ではないドラマとして良作に作り上げるための配慮なのでしょう。

 

まだまだ、登場ギャンブルやその他の配役の発表も控えているでしょうから続報に期待します。

福本先生誕生日&トネガワ他・諸情報

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本日12/10は福本先生の58回目の誕生日です!(^∇^)

今後もお元気で、いつまでも素晴らしい作品を世に送り続けていただきたいですね。

 

赤木の墓が設置されている横須賀のハングリーズでは、17日にご本人を招いて誕生日会が開催されるようです。

ちなみに募集からたった2日で定員が埋まってしまったようで・・・今年はマジメに参加を検討していたので、本当に残念。しかし、これも多くのファンに愛されている証拠ですね。

 

私は未だに福本先生と対面したことがないので、次の機会があれば多少無理をしてでも参加したいな・・・。

 

そしてもちろん、12/10は黒沢の誕生日でもあります!

最新刊は12/28です。

 

次にアカギですが、12/21放送のTBS系列「水曜日のダウンタウン」にて

「現実との時間経過の乖離がもっとも激しい漫画 アカギ説」

という内容で取り上げられるようです!(°д°;)

(来週ではなく再来週なのでご注意を)


 
遂にこの実態が・・・全国ネットで晒される時が来たのですね。

これはぶっちぎりで1位でしょう・・・!と思ったのですが、1夜に20年かけている鷲巣麻雀編に限るならともかく、アカギという作品全体では1話から現時点まで6年が経過しています。

 

例えば名探偵コナンは90巻で半年ほどしか経過していませんから・・・33巻で6年というのは、別に取り立てて遅くもありません。

 

アカギを1位とするのかどうかは、ランキングのルールによりますね。とはいえ、鷲巣編に限るのであれば確実に右に出る漫画は皆無でしょう。

特に幻想の地獄と配牌で2年というのは、現実時間なら10分かかっているかどうか・・・という所ですからね。

 

ただ、これは称賛する意味ではなくネタとして挙げられるのですから、ファンとしては少し辛いな。

しかし、取り上げる以上は・・・鷲巣編の異常さを多くの方に認知していただくためにも、常軌を逸した1位として紹介してほしいです。多少大げさな編集を使ってもいいと思います。

 

もしも中途半端に変な配慮をするなら、最初から企画しないでもらいたいですしね・・・。

とにかく、いかなる話題にせよ全国ネットで名前を取り上げられることは嬉しいです。

 

※アニメ後のアカギ動画の続報

シリーズ作成を引き継いでくださっているうおさんによると・・・投稿時期までは未定のようですが、作業は着々と進行しているそうです。楽しみですね!(^∇^)

 

 

次にトネガワについて。

 

何と、このたびトネガワが

『このマンガがすごい!2017』オトコ編 第1位
に輝きました!・:*+.\(( °ω° ))/.:+

http://konomanga.jp/special/86741-2

2016年の2月には月間の1位にも輝きましたが、今回はさらに2016年で最も勢いがあった漫画に認定されたことになります!

 

スピンオフ漫画としては異例の受賞ですね。これは凄すぎる!

本来ならカイジを知らない方には分からないネタも多いので、読者層が限られます。しかしそのハンデを覆すほど、勢いと発想と質を兼ね備えた内容ですよね。

 

だいぶ話数も溜まってきましたから、このブームに乗じてアニメ化も期待してしまうな。

動く山崎や海老谷、キレッキレにツッコむ利根川を見てみたい。絶対に面白いですし、相当ヒットするんじゃないかな。

 

さらに、新たな企画も始動!

http://www.kurofuku.net/

 

特設サイトに名前と年齢を入力するだけで、自分だけの黒服が作れます。

 

しかも・・・!

その結果をtwitterで呟くことで

帝愛賞として、公式HPのキャラ紹介ページへの掲載権が1名に
会長賞として、福本マンガ風の似顔絵を描いてもらえる権利が1名に
中間管理賞として、名刺型QUOカードが50名に当たります!

 

さっそく私も応募しました。

どことなく海老谷に似ている。

そして好きな言葉がカッコいいな!中畑さんも、嫌いではないよ。

でもレオンは・・・すみません、リー兄弟の弟しか知らない(古すぎf^_^;)

キリッとしすぎ!w

佐藤可士和さん・・・デザイナーの方ですか。世間知らずですみません。

でもクール・ランニングは好きですよ。確かBSで見たのかな。

最後にソリを担いでゴールするシーンと、国の名誉として新聞の切り抜きが掲示されるシーンは感動しました・・・。実話なんですよね。

 

一応、本名でも入力してみました。

うーん、三人とも私には全然似てないな(^_^;)当たり前か。

尊敬する人が両親、好きな言葉が千里の道も一歩から・・・ここは無難ですけど近いかも。

 

猟奇的な彼女、タイトルを耳にしたことはあるけど・・・ラブコメはほとんど見ないな。

 

twitterでのトネガワ関連の懸賞はこれで3度目。私は連敗しているので、今回こそいずれかの賞にかすってほしいです!

 

※こんな裏技?もありました

サングラスを掛けているだけ!w

 

愛と青春の旅だち・・・流石にいいところを突きますね。

定かではありませんが、かなり昔に見たことがあるような。卒業で帽子を投げるシーンが記憶にありますけど、よくあるシーンですからこの作品では無かったかも・・・。

 

ちなみに、調べてみると主人公のザックを日本語版で吹き替えたのは・・・津嘉山正種さんです。これに関しては言わずもがな、ですから・・・そういう事だったのですね(^_^;)

 

 

この頃は福本作品の話題が絶えないので嬉しいな(^_^)v

 

このブログも自然に更新頻度が上がっています。

・・・むしろ話題が多すぎてやや大変。(^◇^;)

トネガワ動画投稿 ~利根川と一緒に黒服の名前を覚えよう!~

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予告していましたトネガワ動画が完成。

これを見れば、チーム利根川の黒服の判別はバッチリになる・・・はず。

単純な暗記ではつまらないので、下地としてショートストーリーを創作しましたが・・・萩原さんのセンスの偉大さがよくわかりました。難しい。

 

でも久々の動画制作は、やはり楽しいな(^∇^)

また何かしらのネタが浮かべば、単発で上げようと思います。

ハードルを上げずに、温かい目で楽しんで頂ければ幸いです(^_^;)

 

※約4年前に作成した、ほぼ同じ形式の動画

賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第230話『突入』感想 ~バカは死んでも直らない!~

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○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード

1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3 A・5

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→

 

前回、6ライフ目を積んできた和也に対し、チャンマリは命が第一とカイジに退却を勧めました。

しかし、カイジは命よりも人生が第一・・・希望を追ってこそ命が輝くと返答。遂に赤ライフを手に取ったのでした。

 

決意を固めたカイジでしたが、それでもマリオは納得がいかない様子。

6ライフ張っている以上、両者ともにAであることは必至・・・つまり引き分けが見えていますが、それでも紛れはあります。

 

いかなる場合でも命を張ってはいけない・・・その主張を繰り返しますが、和也としてはもう懲り懲り。

そもそも、今ここでマリオがカイジに降りてほしいなどと、本気で思っているわけがないと確信していました。

 

なぜなら・・・カイジが勝った場合、分け前が約束通りならチャンとマリオに6億ずつが入ります。

しかし、ここでカイジがビビッて降りたなら・・・

 

6億の夢っていう

でっかい・・・↓


割れて終わり!

 

何も得られず、また元の未来のない無一文に戻るだけ。

このレイズはカイジのライフですから・・・チャンマリとしては自分の身だけを考えればノーリスクですね。

和也から見ると拒む理由が無いので、これもある種の友情パフォーマンスだと考えているのかな。

 

とはいえ、相反する2つの気持ちがせめぎ合うのが人情。

現に、今のカイジは必勝を確信していますが・・・どうしても裏目の可能性は過ります。

 

なぜなら・・・初めて赤ライフを張った13回戦、必勝を期したKがありえぬW・Aの前に轟沈した事実があるから。

心底意外! 意表を突かれた!

 

つい先ほど煮え湯を飲まされたばかり。一度は死んだ身ですが・・・それでもぶち切れた性分は直らないのです。

それがジャンキーの性。

アカギは自死直前に「馬鹿は死ななきゃ治らない」

黒沢は復活の際に「馬鹿は生きなきゃ治らない」

という名言を残しています。

 

「馬鹿は死んでも直らない」というカイジもしかり、三者三様の価値観は・・・どれもその時の境遇を考えると深いですよね。

僅かな言葉の差で意味合いは大きく変わるものですが、自らの決意に準じようとしている本質は一緒。

相変わらずどちらかが一つライフを積むだけ・・・というペースは変わりませんが、このセリフは中々響くものがあったかも。

 

ただ・・・チャンマリの制止をパフォーマンスと見ているらしい事からも、やはり和也はカイジに赤ライフ3つを張られることを想定していない様子。

カイジには1ライフではなく、一気に3つ全てを張ることによって主導権を奪ってほしかったな。この後すぐに張るのかも知れませんけれど・・・。

 

※227話で和也のカードBOXが2段見えている事に触れましたが・・・(↓)

今回の描写では、普通に1段でした。(↓)

UPDOWNを検知するカメラの屋根を混同していたようですね・・・。

無駄に穿ってしまった( ̄Д ̄;;

 

今回のヤンマガは合併号だったので、次回は再来週。

その次号のヤンマガも合併号なので、ひと月でたった2話しか読めないのか・・・。なかなか進まないようで残念です。

 

とはいえ・・・次回のヤンマガからは、今年の2月に読み切り掲載され好評だった「1日外出録ハンチョウ」の連載がスタートします!(・∀・)

ちなみに、予告には「理外の飯テロ漫画」と紹介されているので、読み切り時と同じグルメ漫画路線で描かれるようです。

これなら、同じカイジのスピンオフでもトネガワとは差別化できますね。

 

私がカイジ以外のヤンマガ連載で好きなのは「僕たちがやりました」、「ヤキュガミ」、そして最近では「侠飯」なので、ちょうど興味が出てきていたグルメ漫画が増えるのは嬉しいな。

 

大槻班長のキャラは強烈ですから、上手くハマってトネガワを越えるような人気を獲得してほしいです!(^∇^)

アカギ33巻・各データ更新

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アカギ33巻・妖異の闘牌購入。

HERO10巻との連動企画(名言マフラータオル懸賞)もありますが、HEROは購読していないので見送ります。

IMG_20161217_183532102.jpg

内容はEPISODE280~286。

 

鷲巣が国士を諦め、鈴木との連係による字一色大三元に狙いを変更。それを阻止する為にアカギと安岡が潰しのツモを仕掛けるという所までとなります。

細かい感想については、既に連載時に載せているので割愛。

 

しかし・・・今巻は作品の内容以外の部分で不満があります。

 

まずは、収録が33巻にして初めて7話だけということ。

これまでは基本9話収録でしたが、28巻からは5巻連続で8話となっていました。そして、今回は7話ということで・・・値段は702円で不変ですから実質的な値上げが加速していますね。

 

そもそも1巻が702円というのは、漫画の単行本としてかなり高い部類なのに・・・。

これで1話あたり100円越えですか。ただでさえ内容が薄いのに、これではぼったくりと言われても仕方ない。

 

そして、こちらも大問題。

IMG_20161217_183532467.jpg

人物紹介ページの安岡と仰木が逆になってるよ・・・!(`Δ´)

初歩中の初歩なのに、流石にこれは酷すぎるでしょ。

さらに、

IMG_20161217_183532700.jpg

鈴木の名前の表示も抜けてる。紹介文も相変わらず一言だけだし・・・。

 

しれっと値上げしていおて、この杜撰すぎる編集。読者を舐めているとしか思えないな。

 

そりゃあ・・・信者ですから刊行されれば買いますよ。紹介ページについては正直なくても構いませんし。

 

ただ・・・例の懸賞水増し問題が発覚して以降、私はもう竹書房には期待していません。失礼ですけど・・・これは作品への愛も無ければ、編集業への信念も無い表れ。読者を単なる搾取の対象としか考えていないのでしょうね。

 

しかし、その意識の低さが今の竹書房の低迷を引き起こし、結果的に売り上げの減少へ繋がっている。その裏目に・・・まだ気付いていないのですかね。

私にとってはどうでもいい事ですが、小手先のこすっからい措置ではジリ貧ですよ・・・。

 

・・・まぁ愚痴はさておき、

33巻刊行につき、各種アカギデータを更新しました。

 

「ざわ」数カウント

今巻の「ざわ」は「ざわ・・・」1個、「ざわ・・」15個の計16個。

全体で「ざわ」は計896個となりました!

相変わらず、「ざわ・・」の勢力が強いですね。この傾向は今後も続きそうです。

地獄編であった29巻を除くと、今巻の「ざわ」が16個というのはW役満がメインであった19巻以来の多さでした。

 

鷲巣の国士消滅からの切り替え、アカギのムダヅモと見せかけての潰しのツモ、形勢の上下が水面下で動いていたので、傍で見ていた白服や仰木の心中が波打っていた為ですね。

 

アカギの笑った回数カウント

(※=心理描写)

今巻では「フフ・・・」の2回のみでした。セリフ自体も非常に少ないので、最近は殆ど数が伸びませんね。

 

鷲巣の笑った回数カウント

(※=心理描写)

今巻はク系のみの17回。特に触れる事はなさそうです。

無駄なカウントかもしれませんが、なぜか不思議な魅力を感じるので記録し続けます。

こういった単純作業は性に合うようですね・・・(^_^;)

 

カイジについての同様のカウント、そしてアカギの和了履歴もいずれ掲載させていただく予定です。場合によっては動画となるかもしれません。

中間管理録トネガワ 第28話『内示』感想 ~黒服よ大志を抱け~

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今月のトネガワは、「このマンガがすごい!2017オトコ編」1位を記念して巻頭カラーでした!

煌びやかだけど、生首みたいで怖いよw

トネガワが特集されている「このマンガがすごい!2017」も購入済みなので、近々レビューを載せようと思います。

 

季節は秋を迎え、黒服たちはどこか浮つき気味。

それもそのはず、帝愛ではもうすぐ・・・

本人に直接 人事部から

内示が言い渡される・・・!

 

本来は一握りの上層部しか知らないシークレットですが、例年ならそろそろ情報が漏れだす頃。それほど黒服内のネットワークの伝播は早いのです。

菊地は喫煙室にいる山崎から情報を引き出そうとしますが、山崎は知らないとしつつも困惑顔。

なぜなら・・・

 

言えるわけない!

これは本人にとっては幸か不幸か、組織のあるあるですね。

・・・確かにこれまで、菊地は目立った活躍がありませんでしたけど、それは菊地だけでもないよね。失礼な話ですが、よくミスしている印象があるのは中田だけど・・・普段は天然でも仕事は出来るタイプなのかな。

 

数日後、珍しく菊地からの飲みの誘いを受けた山崎。

タイミング的にも何か不穏ですが・・・店に着いてみると、

これはまた・・・地味な珍しいメンツだ。

特に長田とか、セリフはいつ以来だろう・・?

謝罪のために坊主にした回くらいしか記憶にないので、マイナーキャラの活躍は嬉しいな。

 

しかしこの3人を見て山崎が戦慄するのも、無理もない話。

なぜなら・・・今回チーム利根川で本社からの異動が決まったのが、まさにこの菊地・萩尾・長田の3人だったのです!

 

あらら、確かにあまり中心に描かれてこなかった3人ですけど・・・個性が描かれぬまま物語から退場してしまうのか(´Д`;)

海老谷の時ほど思い入れはありませんけど、やっぱり寂しいな。

 

情報が漏れたのかと懸念する山崎ですが、どうやら月に2,3回ほど、定期的に3人は集まっているとのこと。

それも単に仲が良いという事ではなく、これは勉強会。

異動すると知らずに結託してるんだ・・!

 

うわあ、これは悲しい・・・。

ここで事実を告げるわけにはいかないですし、山崎の対応も難しいな・・・。

 

しかも、3人は自分たちこそがチーム利根川の中核だと断言。

野心あふれる話し合いが続き、山崎も同意を求められてしまいます。

山崎は一人だけ気まずいな・・・w

結局、曖昧な返事しかできませんでしたが・・・尚も3人の議論は続きます。

 

全国に100か所以上ある、帝愛の支社の無駄な多さについて話が及ぶと・・・

見てみろ・・・

こんな所にまである・・・!

まさにそこが・・・あなたたちの異動先・・・!

 

ひっでぇ・・・ヽ(;´ω`)ノ 完全に左遷じゃないか。

 

一体住民は何人いるんだよ・・・と思って調べてみたら、南波照間という島は実在しないのね。

一応単語としては存在しますけど、「沖縄県・八重山諸島に属する波照間島のさらに南にあるとされた伝説上の島」だって・・・。(°д°;)

え、3人は幻想の世界に飛ばされてしまうの!?w

 

そして迎えた10月15日、内示が訪れる問題の2週間に突入!

山崎以下、3人を除くチームの黒服にとっては緊張感が張り詰める日々が続きます。

 

そして遂に、人事部から長田に電話が・・・!

タイムカードに不備があるから・・・

出し直せってさ・・・!

 

何だよ紛らわしい!(^_^;)

いっそのこと早く通知が来てほしい山崎たちですが、何度か掛かってくる電話は、全て長田のタイムカードの不備。なかなかその時は訪れません。

 

・・・長田の場合はそれが異動の原因なのでは・・・。

 

そして10日後の10月25日。

山崎が出社すると、そこには落胆する例の3人の姿がありました。

遂に内示が下ったのかと、山崎は無念さとこれまでの感謝を口にしますが・・・

 

萩尾がPASMO・・・

落としたらしい・・・!

ヽ(・ω・)/ズコー それくらいで泣くなよ!w

いや本人たちは悪くないけどさ・・・読者全員が、山崎と同じツッコミを入れたことでしょう。

 

それと、編集からのコメントが・・・

この状況でそんな豆知識はどうでもいいわ!( ゚∀゚; )

PASMOを使ったことが無いので、個人的には為になりましたけど。

 

しかし菊地と長田は優しいね。

この3人の結束力があれば、幻の南波照間でも腐ることはなさそう。このまま野心と向上心を絶やさなければ、いずれ逆襲の展開もあるかもしれないな。

・・・焦りは生まれるでしょうが、海老谷のように空回りだけはしないでほしい。

 

今回は利根川が登場しませんでしたし、海老谷やまさやんといった尖ったキャラも出ませんでした。ほぼ無個性な黒服だけでも立派に話を回せるのは凄い。

 

毎回ぶっ飛んだ突飛な展開ばかりでは大味ですから、山崎が主役の回は落ち着いていて好きだな。

純粋に帝愛という組織としての苦悩が描かれることが多いので、単なる奇抜さが売りの漫画ではないよ・・・と方向性を示してくれている。

 

次回は「悪魔的送別会」ということで、まだもう少し3人の出番はあるようです。

入れ替わりで新キャラがチームに加わることもあるのかな。限定ジャンケンを終えて、新プロジェクトの内容も気になりますね。

現実との時間経過の乖離が最も激しい漫画「アカギ」説・アカギ&カイジ年表検証

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昨日、TBS系列「水曜日のダウンタウン」にて

福本作品が

「現実との時間経過の乖離がもっとも激しい漫画 アカギ説」

という内容で取り上げられました!

 

私も2週間ほど前に予想を載せましたが、鷲巣麻雀編に限れば確実に1位、アカギ全体なら並程度。

1位は半年の内容を90巻(22年)かけて描いている名探偵コナンではないか、と考えました。

 

その後、個人的にアカギの時間経過を調査。

完全に正確かどうかの保証は持てませんが、恐らく以下のようになります。

 

1958年7月or9~10月?(※) 赤木、チキンランから生還

翌日、赤木初登場(13歳)。雀荘みゆきで南郷・安岡に出会い、竜崎・矢木を倒す

2日後、南郷・安岡と再戦の打ち合わせ

2日後、喫茶店で市川とロシアンルーレット、拳銃を貰う

翌日、晴海で不良との喧嘩、その後市川戦

 

1963年某日、博打から足を洗った南郷が赤木を回顧

 

1964年1月ごろ、ニセアカギと安岡が川田組と代打ち業について連絡を取る。(後の8月にニセアカギが死体で発見された際、安岡がニセアカギをマネジメントしたのが7か月前とされている)

翌日、ニセアカギが川田組の黒服相手に圧勝。赤木が辻斬りとして4人の不良と喧嘩。

1週間後、石川と南郷が玩具工場で働く赤木に接触。ニセアカギと対面、川島とのギャンブルに勝利

翌日、浦部戦

1週間後、仲井戦

 

1965年5月頃、赤木が倉田組の丁半博打に通い始める

8月1日、ニセアカギが鷲巣に敗れる

8月2日、ニセアカギが死体で発見される

8月14日、安岡・仰木が倉田組の賭場で赤木と出会う

8月15日、入院先で仰木から鷲巣麻雀の概要を聞く

8月16日、東京へ赴き、2週間稲田組で待機。この間に血液を500cc抜く。

8月31日21時に鷲巣邸へ出発

22時、鷲巣邸到着。

以降時間経過の表記なし(現在は1965年9月1日夜明け前なので~5時頃までの間?)

 

ということで、アカギの作品内で描かれているのは1958年9月末日頃~1965年9月1日まで。

約6年11か月ほどという事になります。

 

(※雀荘みゆきの店内のカレンダーを見ると1日が火曜、31日が木曜なので、1958年で該当するのは7月のみ。

しかし、それでは7年後の8月31日で赤木が19歳と発言しているのと矛盾するので、作中のカレンダーは現実に準じないものとして考えるべきか。

つまり9月1日以降と考えられるが、天で赤木が亡くなったのは1999年9月26日で53歳のときなので、9月27日以降。

しかし、赤木は夏服、南郷は半袖を着ているので、冬は考えづらい。9月末~10月あたりか。

 

そして、考えてみるとカイジも時間経過は2年ほどだったはず。

つまり、作品全体の進捗で考えるならアカギより上となるので・・・こちらも調査。

 

カイジ

1996年2月上旬、遠藤に出会う

3月4日エスポワールに乗船

7月上旬、遠藤と再会

7月13~14日スターサイドホテルでの決戦

 

約半年後、地下堕ち(1997年1月下旬?)

地下堕ち約1か月後、初給料日(2月末)

その後3日間で給料を使い果たす

3月4日に初チンチロ

25日後2度目の給料日(3月29日?)

4月5日三好のメモから班長のイカサマに気付く

4月6日45組決起

6月30日2度目のチンチロ

(チンチロは土曜開帳だが、実際の1997年の4月6日は日曜、6月30日は月曜なので、カイジ内の設定は現実に準じていない)

7月3日、坂崎と出会う

7月4日、坂崎との共闘を承諾

7月7日、坂崎が一軒家の購入を夢見る

7月8日、坂崎が務める警備会社の金庫を開ける

7月10日、沼への1度目の挑戦

7月11~12日、沼を観察。1玉を換金しに行く。坂崎失踪

7月14日、沼を観察。地盤沈下を知る

7月15日、札幌競馬場で坂崎を引き留める

7月16日、遠藤を仲間に引き入れる。夜、血のマニキュアを受ける。(坂崎が沼を破壊)

7月19日、沼が修理される

7月22日、沼を攻略

7月23日、遠藤に法外な金利を取られる

7月24日、45組&石田広光が解放される

 

1998年正月、坂崎家に居候開始(1月1日?)

50日後(2月19日?)、坂崎家から追い出される。三好と前田に再会

3日後(2月22日?)、17歩勝負~和也との決戦へ

ワン・ポーカー開始時点で翌日の午前2時。(現在1998年2月23日?)

 

ということで、カイジの作品内で描かれているのは1996年2月上旬~1998年2月23日?まで。

約2年1か月となります。

 

アカギの連載は1992年3月~現在までの24年9か月。

作中(83か月)÷現実(297か月)

=約8日/現実1か月

=約3か月/現実1年

 

鷲巣麻雀編に限ると1997年8月1日(赤木が鷲巣邸に入った回)~現在までの約19年5か月。

作中(22時~夜明け前=7時間ほど?)÷(233か月=7091日=170184時間)

=約0.148秒/現実1時間

=約3.55秒/現実1日

=約1分47~50秒/現実1か月

=約21分36秒/現実1年

 

・・・1時間で0.1秒って凄いな。

19年で一晩よりも、個人的にはインパクトがある。

 

カイジの連載は1996年2月~現在までの20年10か月。

作中(25か月)÷現実(250か月)

=約3日/現実1か月

=約36日/現実1年

 

まとめると、現実の1年あたりで

アカギは約3か月(鷲巣麻雀編は約21.6分)

カイジは約36日進んでいたことになります。

 

相当前置きが長くなってしまいましたが、それでは番組を振り返ります。

題材はどうあれ、全国ネットのバラエティでアカギが取り上げられるのは嬉しいな。

なぜかプレゼンターは、スピードワゴンの井戸田さん。

そこはアカギ好きが高じてプロ雀士の資格まで取った、アンジャッシュの児嶋さんが良かったな。別にいいけど。

 

気になるランキングの作成条件は・・・

アカギ・カイジ共に条件は満たしています。

わざわざ「許可が下りた作品」と断っている以上、本来のランキングには今回紹介される以外の漫画が入っていたのでしょうね。

 

これは「輝く」と表現する事なのか?w

 

第10位は!

ええええwww いきなりか。

しかし、それもそのはず・・・

事前に予想していたように・・・今回のランキングは、あくまで作品全体を通しての集計。

「1年あたりで3か月」の進捗がアカギの記録となります。

 

「なんだ・・・アカギは大して遅くないのか」と思われてしまうのは嫌なのですが、↑のようにきちんと「鷲巣編のみであればぶっちぎりの1位」と紹介されていたり、

260~269話で配牌に10か月かけた事も紹介されていたので、この異常な引き延ばしの事実が世間に伝わったならいいか。

 

ちなみに、私は鷲巣麻雀編を22時~5時頃までの7時間として1年あたり約21分と計算しましたが、こちらでは8時間となっていますね。

 

これは日の出を6時とするのは遅すぎるので、恐らく鷲巣邸に到着した22時ではなく、鷲巣邸へ向けて出発した21時からカウントしているようです。

8時間で計算すると1年あたり約24.7分経過となるので、25分とした番組の計算は正しいですね。

 

その後、9位に同じ麻雀漫画の「天牌」

8位に少女漫画「PALM」

7位に三国志ものの歴史漫画「龍狼伝」

が紹介され・・・

 

続く6位は!

はいカイジ来ました・・・!

もう少し上かと思いましたが、十分長いね。

 

しかし、連載17年・・・?

20年目のはずですが、もしかしてタイトル変更間の休載期間を抜いているのか。

 

黙示録完結~破戒録開始に9か月

破戒録完結~堕天録開始に5か月

堕天録完結~和也編開始に17か月

和也編完結~ワンポーカー編開始に15か月の休載期間があるので、合計46か月、現在の20年10か月から引くと・・・ちょうど17年ピッタリだ!

想像よりもかなり真剣に調査されていたのですね。

 

ちなみに、アカギにも11巻あたりの内容で合計5か月間の休載期間がありますが、アカギ全体が24年9か月、鷲巣編は19年5か月なので、引いても年数は変わりません。

 

ただ、カイジの作中の経過時間が2年2か月というのは誤りでしょう。

どれだけ長めに考えても1996年2月1日~1998年の2月末日。やはり2年1か月が正確なはずです。

 

つまり、休載期間を抜いた17年0か月とするなら

(25か月)÷(204か月)=約44日/現実1年

 

休載期間も含めた20年10か月とするなら、

(25か月)÷(250か月)約36日/現実1年

 

のどちらかで考えるべきでしょうね。

福本作品が2作目ということで、その理由として

心理描写に重きを置いている作風が紹介されました。

丁寧な紹介で好感が持てる編集だな・・・。

 

ちなみに紹介には、ピン芸人のGたかしさんによるカイジのモノマネ朗読もありました。ただ・・・馬鹿にしているレベルでオーバーな芸風なので、私はあまり好きじゃない。以前、藤原竜也さんにも怒られていましたし。

同じカイジのモノマネなら、より似ている上に芸風に作品への愛が感じられる、こりゃめでてーなの伊藤広大さんの方が好きです。

 

最終結果はこちら。

福本作品ブログなのであまり他作品には触れませんが、1位のDreamsは1試合に6年(17巻)、主人公の1打席に3か月(3話)かけていることが紹介されていました。

 

これを聞いても、鷲巣との1試合に現在19年(26巻)、1局どころか1ツモに3か月かけているアカギの方が比較にならないほど遅い。

それに、アカギは6年間といってもほぼ失踪期間で描かれてはいませんから、やはり実質的にはぶっちぎりの1位でしたね。

 

ちなみに、私が作品を通しての1位と予想していたコナン(90巻・22年の連載で半年)ですが、日本テレビ系列でアニメが放送されているので許可が下りなかったのかな。

あるいは、明らかに歳をとらないような作品は除外されているのかも。

 

非常に面白い企画でした・・・!(^∇^)

また・・・アカギが完結した際に取り上げてほしいですね。

番組がそれまで続いていれば、の話ですけれど。


賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第231話『超越』感想 ~その命くれないかな・・・と思って~

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サブタイは零の名言から。

 

4日前、実家に帰省しました。

やっぱり落ち着くねε=(。・д・。)

近くの書店は夏に潰れてしまったので、ヤンマガと近麻はAmazonで注文。
しかし…発送設定を誤ってしまい、今日になってようやく今週のカイジとハンチョウを読めました。

ブログを始めた頃は1週間近い遅れもザラだったので、たまには妥協も必要かな。

 

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード

1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3 A・5

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→カイジコール(5+1)→

 

前回、和也のレイズに乗り、自らの命である赤ライフを張ったカイジ。

たとえ紛れはあろうとも、輝ける人生に張るのがギャンブラーの性なのです。

カイジは9割9分勝利を確信していますが、負ければ問答無用で転落死。救命網を作動させるリモコンは破壊されていますから、その未来を承知の上での選択です。

 

しかし・・・

破滅を賭しているのは和也も同じ。

そしてその和也には、まだ1ライフ(2ライフ)が残されています。

 

もはや6ライフでも7ライフでも、負ければ敗北がほぼ確定。

当然、この1ライフを残していても仕方ありません。というより・・・

カイジは自らの破滅に肚を括りましたが、それまで。

つまり・・・この7ライフ目を積む行為は、カイジにチャンマリいずれかの命を賭すように強要させる事になります。

 

13回戦では、チャンマリの方から命を差し出しました。

しかし、今回の場合は言うなら押しかけ心中願い。

命を差し出せ・・・と

言うか否か?

 

勿論・・・人道的には完全にアウツの行為。

カイジもこのワン・ポーカーは本来二人のサシ勝負、チャンマリは関係ないとしましたが・・・

 

それを最終的に決めるのは

オレじゃない!

チャンマリを生死のかかった勝負に巻き込みたくなければ、ここで降りればいいだけ。

そう和也は嘲笑いますが・・・それは既に張っている赤ライフ、つまりカイジ自身の命が奪われるという事になります。

幾ら何でも、死んでしまっては一貫の終わり。それも勝負せずに自ら死を選ぶなど、まさに正気の沙汰とは思えませんね。

 

とはいえチャンマリとカイジは、双方にとって命の恩人。カイジは苦渋の決断を前に感涙するのでした・・・。

 

なるほど。1ライフずつのレイズごとに、単調とならない駆け引きを描き続けているのは凄いな。

引き延ばしは悪癖ですが、それが多方面からの心理描写を見出すスキルを向上させているのは事実かもしれない。

 

ただ・・・和也がカイジとチャンマリの絆の強さに漬け込むのは、カイジも一度レイズ合戦を受け入れた時から予想できていたはず。

 

しかも・・・カイジは一度正規ライフを取り戻した17回戦の後、もしも必要となればチャンマリの赤ライフも遠慮せずに張ると宣言しています。

メソメソ博奕は打てないとも話していましたから、ここに来て身がちぎれるように悩むのであれば・・・あの時の覚悟は何だっただろう、と思ってしまう。

文字通り自殺行為となるドロップなど選べるわけがない状況ですから、これは和也が嫌うパフォーマンス行為と見られても仕方ない。確かに人道には反するかもしれませんが、サバサバと冷淡な態度が求められる局面だと思う。

 

そして三人は一蓮托生の身。やり取りはどうあれ、チャンマリのどちらかではなく、二人ともの赤ライフが張られる結果となるでしょう。

そうなった場合、命を張るか否かの選択を迫られるのは和也の方。

 

私は和也のドロップで決着、誰も死ぬことはなく終わると予想しています。しかし、それはつまり和也が生死の勝負を迫られると想定していなかった、という事です。

しかし・・・カイジに赤ライフ張りを強要させたにも関わらず、最後まで我が身に起こる可能性に気付かないというのは・・・和也としてはお粗末すぎる。

最終戦ですし、レイズ合戦を様々な心理描写で彩るのはいいのですが、これまでの発言と矛盾してしまっては本末転倒。サクサクと進めてほしいな。

1日外出録ハンチョウ 第1話『玉座』感想 ~悪魔的飯テロリスト、始動!~

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空前のヒット作となったトネガワに続き、カイジのスピンオフ企画第2弾が始動!

2月にヤンマガサードで一度だけ掲載されたハンチョウが、週刊ヤンマガで戻ってきました・・・!γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ

※前回感想↓

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/theme-10095296849.html

読み切り時と同じグルメ、飯テロ路線で隔週連載スタートです!

 

原作はトネガワと同じ萩原さん、作画担当の上原さんは福本さんの元チーフアシスタント。新たな制作チームですが、既に実績は十分ですね。トネガワ同様に素晴らしいクオリティが期待できそうです。

 

地の底の底、帝愛の強制労働施設。

そこでは今日も、債務者たちが地上の光を夢見ます。

1日外出券を・・・1枚・・・!

 

叶わぬ権利に絶望する亡者たち。

しかし・・・その溜め息を尻目に、今日も軽々と外出券を手にする男がいました!

※カイジ本編での1日外出券の値段は50万ペリカでしたが、ここでは10万ペリカとなっていますね。誤植でしょうか?

それとも・・・あまりに班長の外出が頻繁だった為、後に値上げされたのかも?

 

これは・・・

地下にいながらもチンチロで大金を稼ぎ・・・

「1日外出券」を利用しては・・・

外で悠々自適な1日を送る

E班トップ・・・

班長はチンチロでの収入や基本の給与を除いても、売店の利益によって月に約72万ペリカを得ています。

外出券が10万ペリカとすると、班長なら週2のペースで外出可能。仮に50万でも月2は出られます。他の者にとっては悲願の対象ですが、班長は日常の息抜きとして利用できますね。

 

そういえば、本編ではカイジに敗れた時点で約2000万ペリカを貯め込んでいました。ここまで来ると・・・借金を完済して単なるフリーターとして娑婆に戻るよりも、ある程度の地位を築いた地下生活の方が快適なのかもしれませんね。

地下に堕ちていて世渡り上手と表現するのは語弊があるでしょうが、班長の強かな立ち回りがあってこそなせる蓄えでしょう。

前回の読み切りでは、解放場所の公園にローテーションがあると明かされました。

前回の班長と本編でのカイジは上野公園での解放でしたが、今回は日比谷。今後の連載を追う事で、そのローテも判明するのかな。

 

目覚めを確認した黒服の操作により、腕時計のアラームが鳴動。24時間のカウントダウンが始まりました。

一秒でも無駄にしまい・・・と走り出す人間が大半ですが、班長は余裕そのもの。

それ今やる事かよw

焦りがないとしても他に時間の使い方はあるでしょ(^_^;)

 

几帳面に靴下の毛玉までも取り除いた班長ですが、既に数時間が経過。

辺りが暗くなり、ようやく動き出した班長ですが・・・向かったのはごく普通の牛丼屋でした。簡単な夕食を済ませると、すぐに格安ビジネスホテルで就寝。せっかくの外出にも関わらず、毛玉と牛丼で半日を潰してしまいました・・・!(・・;)

 

翌日、班長が向かったのは新橋。

あら、意外に似合うね。

というか結局セーターから着替えるのなら、なおさら毛玉を取っていた時間がもったいないな(゜д゜;)

 

意図が分からない黒服たちですが、ここは新橋。

ドレスコードの必要な高級店に向かうのだろう、と予想しますが・・・

持てる資金の全てを一食に注ぎこむわけでもなく、昼休みのサラリーマンで混み合う普通の立ち食い蕎麦屋へ。

瞬時に食べログ確認か・・・w よく利用してまっせ、って感じだね。

 

慌ただしい店内ですが、班長はゆっくりとテーブル席へ着席。

生ビールひとつ・・・

以上で!

 

何とそばを先に頼まず、最後にシメで頂くと言い出しました・・・!

明らかにランチタイムには異端といえる注文。

店内の注目を一手に受ける中・・・班長はジョッキビールを一気飲み!

堪らずビールを注文しようとするサラリーマンたちですが、彼らには午後にも外回りが控えています。

羨望と苦渋の表情に満ちた人々に囲まれながら、お構いなしにジョッキをおかわりする班長。

 

その様子を見守っていた黒服は、ついに一連の班長の行動の意図に気が付いたようです・・!

他人の苦しみを愉悦とする班長らしい発想だな・・・w

しかもその方法は誰も責められないというのが憎いね。

 

しかも、秀逸なのはこの日に揃えたスーツ姿。

もしも同じことを普段着で行っていても、ロクに仕事もない男が飲んだくれているとしか思われません。

しかし、スーツを来た班長は・・・

うわあ・・・悪魔じゃ!コイツは悪魔じゃ!ヽ(;´Д`)ノ

やっている事はセコイのに、手際が良すぎて感心してしまうな・・・w

 

君臨した!

この店の中で・・

そこまで大層な贅沢なのかw

まあリーマンたちの気持ちはさておき、班長が至福なのであればそれでいいけど。

 

班長の権力欲、憎いながらも強かな性格がよく表れていましたね。

しかし、今回に関してはシチュエーションをネタにしていただけで、グルメ漫画ではないような・・・w

注文にしても、贅沢を言えば前回のように「し」しとう・「ご」ぼう・焼酎「ロ」ックでシゴロに結び付けるような必然性がほしかったな。

今回は黒服が狂言回しを務めていたために班長のセリフが少なかったので、次回以降は班長目線で進めばもっと面白いと思います。

とはいえ今回は連載第一回目。探り探りの部分もあるでしょうし、次回以降の爆発に期待します!(^∇^)

 

次回は1/16、西荻窪編に続きます。

アカギ EPISODE293 感想 ~雨上がりのウイニングラン~

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(6回戦オーラスに至るまでの簡単な流れ↓)

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/theme-10093607504.html

南家・アカギ65800点 血液-2300cc (実質-1800cc)

北家・鷲巣104800点 血液-1900cc 失った資金・6億円

6回戦・南4局


ドラ表示牌西 (ドラ

裏=鳴き等による巡抜け 裏裏=暗槓


赤木(南)



南ポン


暗槓南三索



安岡(西)



裏東


裏


東


鷲巣(北) ※現在切り番



裏裏裏裏東


裏裏裏裏


  


鈴木(東)



裏裏一筒裏裏    


八筒裏裏裏


一筒

※PC向けの表示なので、スマホ等ではズレが生じます。


鷲巣はツモにより、鈴木との連係による和了(↓)が確実となりました。

oror

同時に決定したアカギの死に絶望しましたが、ここで曲げては勝負、アカギ、そして自分の運命に対する冒涜。

その先には抜け殻の人生があるばかりだとしても、鷲巣にはただ執行する選択肢しか残されていないのでした。


互いの命を賭けた博打!

ついに決着の時!


え!19年間降り続いていた雨が止んだのか。個人的には結構な衝撃だ。

若干空も明るくなり始めたように見えますし、ナレーションの通り・・・とうとう決着の時が近づいてきたのですね。


虚無感に襲われることも含め、勝負とは不自由なもの。

鷲巣自身の意志や感傷など、勝負の定めに比べればちっぽけ。ここで和了へ向かうことは、この状況で曲げられぬ法則なのです。


決心した鷲巣は不要牌のに手をかけますが・・・ここで異変が起こります!

ええ・・・w そんなバカな(・・;)

心情的には分からないでもありませんが、ついに理論的・精神的・心理的の要素の枠さえ飛び越えて、物理的に牌を切れないところまで来たか。

本当に、考えうる中でのあらゆる引き伸ばし方を見せてくれます。


それでも、苦心しながら何とか牌を倒すことには成功した鷲巣。ウイニングランを進めたいところですが・・・牌は巨石のごとく不動のまま。

トンデモ理論すぎるw 傍から見ればとんだ茶番ですよ。

まず墓石を動かす行為はアカギ殺しには繋がりませんから、比喩としてもおかしくないか?


それでもアカギに止めを刺すため、鷲巣は執念でを河に運びきりました。

そして白服たちの大声援を背に、鈴木は打

遂に決着へのコンビ打ちが動き出します・・・!


場の空気にも押され、安岡は既に観念。役に立てなかった自らの不甲斐なさを呪いました。

そして同じ絶望の渦中にいるアカギに目をやりますが・・・

まっすぐ前を見て

静かに逝こう・・・と


いやいや、安岡さんは最もアカギとの付き合いが長いのですから、最後まで信じないでどうする。アカギのいかなる苦境でも営為を紡ぐ信念を、最も知っているのは貴方でしょ('-'*)


それに・・・このオーラス、安岡さんはアカギに清一色の材料を3度鳴かせていますし、潰しのツモも決めています。十分貢献していますよ。過去の失態はアカギも責めていませんし、自分を卑下する必要は全くない。

それでなくても、安岡さんにとって最大の見せ場が訪れるのですから・・・気持ちを切らしちゃダメだよ。


鷲巣は鈴木の切りを受け、当然ポンしたいのですが・・・なぜか動かず。

いや、動けず!

懸命に2枚を倒そうとしますが、先ほどの以上の重さがその行為を阻みます。

脂汗混じりの苦悶の表情を浮かべる鷲巣に、安岡や仰木は困惑。

岡本は必至の声援を送りますが・・・果たして鷲巣は圧力を打ち破り、鳴きを進めることができるのでしょうか。


まさかポンの過程で見えない障壁にぶつかるとは思わなかったな。

これでは安岡がを鳴いて鷲巣にを掴ませるまでもなく、今すぐにアカギがツモってしまえばそれで済むこと。鷲巣の和了は次巡以降に持ち越されます。

しかし・・・285話でアカギはもう次巡が回ってこないと直感していますから、その予言は守られるはず。アカギとしても鷲巣は一目置いている存在ですし、鳴きの横槍を入れて間隙を突く勝ち方は本意ではないでしょう。

紆余曲折はあれど、鷲巣はこの姿なきプレッシャーを乗り越えるはず。


そう考えると、鷲巣がまずを切ったのは幸運でした。安岡はまだ鳴きの手筋を発見していませんから、もしも鳴けるが出ていても見逃していたことでしょう。

アカギは当然気付いていますが、恐らく目の前の現実をただ受け入れるのみ。安岡に直接指図しないと思うので、やはり早くポン材に気付き、最後の可能性に託す準備を整える必要がありますね。


鷲巣の精神推移にも注目したいですが、現時点で全ての命運を握っているのは安岡。もう一度、神ってる貢献を見せてほしいですね(・∀・)


そして・・・来たる2017年は、福本先生が鷲巣麻雀編の決着が訪れると公言された年になります。今のペースを考えると正直微妙ではありますが、予断を許さない最後の駆け引きが繰り広げられることでしょう。

私も全力でその死闘の行方を見守ろうと思います(⌒▽⌒)


最後に・・・2016年も閲覧やコメント等、当ブログへの応援を頂きありがとうございました。来年も福本作品への感謝を忘れずに、マイペースに更新し続けます。\( °∀° )/

賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第232話『決心』感想 ~全てを捧げよ~

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あけおめ・・・!と言うには少し遅くなってしまいましたが、ことよろです(・∀・)/

2017年も福本作品・福本先生への敬意を第一に更新していきます。

 

ちなみに、新潟・実家の山形共にテレ東が見られない地域なので、話題のドラマ銀と金はAmazonのプライムビデオで2話まで視聴しました。

地上波では放送されない有賀編も、プライムビデオ限定で配信が予定されているようですね。話によると、この先のどこかで福本先生が出演されるとのことなので、今後の展開も含めて楽しみです。

 

内容のレビューを書こうとも思いましたが、世間的には好評な映画カイジの出来にも私は批判的な方。今回の銀と金についても惹きこまれますし基本的には面白いのですが、主にセリフや演出・配役の改変部分での不満が少ないわけではないな・・・。

 

どうしても原作との差異を粗探ししてしまうので、書き出すとキリがなくなって駄文必至なので控えることにします。プライムビデオは1週先取りなので、地上波で流れる前にネタバレを書いてしまうのもどうかと思いますしね・・・。

純粋に面白いと視聴されている方も多いはずですから、ここは沈黙は金・雄弁は銀に倣います。銀と金だけにね( )

 

・・・m(_ _ )m

 

 

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3 A・5

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→カイジコール(5+1)→和也Bet7→

 

前回、和也の暴走により勝負は7ライフ賭けへ。

カイジのライフは自分の命を含めても6、チャンマリの命を張るか、自らの死を受け入れるか・・・究極の二択に迫られました。

 

受け入れがたい選択に煩悶するカイジですが、和也からするととんだ善人芝居。チャンマリを守るために降りて死ぬなど、そんな事は狂気の沙汰もいいところです。

 

ことここに至れば勝負するしか道はない・・・と気圧しますが、


絞首台の前!

 

刑の執行は不明とはいえ、当然道連れは避けたいこと。

和也は三人が泣きながら切羽詰まっている状況に満足げですが・・・実は裏の目、カイジの自己犠牲にも期待しているようです。

無論、100人いたなら99人は我が身を捨てるなどできずに勝負に出る場面。

しかし・・・だからこそ、カイジはその残りの1人だという可能性があると読み、和也は敢えて促すように言及しているわけですね。

 

このワン・ポーカーは遊びではなく、24億を獲るか否かの博奕。少しでも確率が上がるのであれば、無慈悲な吹き込みも当然ですね。それらを含めて真剣勝負です。

 

そんな悪魔の囁きにもカイジは口を結んだまま、不動を保っていましたが・・・

その時、マリオが降りるくらいなら自分を張ってくれと懇願。

カイジはマリオに、価値観として命よりも上に人生を置くように教えました。

あれほど命以上のものは無いと、常に訴え続けていたマリオが・・・遂に人生に賭けた瞬間ですね。

 

さらに言えば、その命自体がカイジによって救われたもの。ここでカイジを見殺しにするなど、それこそマリオのポリシーであった命の重要性に反する行為です。

 

マリオの言葉に、カイジはもちろんチャンも強く心を打たれた様子。

そして・・・

遂に・・・この展開を迎えたのですね。迎えてしまった。

 

皆まで言わせずに、それでいいのかと念押しするカイジ。チャンは力強く、何度も同意します。

その迫力に、意図が分からないマリオと和也は違和感を覚えますが・・・カイジの肚は決まりました!

これは・・・本当の全張りが確定したと言っていいでしょう。

手持ちライフ+カイジ自らの命+チャンマリ2人の命、都合8ライフを積み、7ライフ積んでいる和也にとって8ライフ目となる、和也自身の命を賭けさせる最後の一手です。

 

和也が降りるか否か、それは分かりませんが・・・カイジは受けてきたときの準備はしているはずです。

現時点での布石を再確認すると、

 

23回戦・204話・和也がカードを左手で提出(8と隠しボックスのAを交換)

24回戦・214話・和也の左手出し&考えづらいA降臨という違和感から、カイジがイカサマを確信

215話・テーブル横に・穴を発見、和也のマニキュアを疑う

216話・穴に和也から渡されていた爪楊枝を差し込み、隠しボックス(A3枚)を発見

217話・カイジからは見えない和也の手元のライトの点灯によって、カイジが隠しボックスを発見したことに和也が気付く

218話・カイジが8と隠しボックスのAを交換

219話・カイジが8とAを交換したことで、和也の手元のライトが消灯。それによって和也はカイジにAが渡ったことを知る。

和也が24回戦のカード配布直後に2度目のカード交換(Aと4)をしていたことが判明。

カイジがテーブル側面に∴穴を発見。再び爪楊枝を手に取る(差し込んだかは不明)

220話・和也の爪に∴穴と対応する凸凹があることが判明(恐らくカイジは知らない)

以降はレイズ合戦に突入、新情報は無し。

 

つまり・・・カイジのA入手をライトで知った和也は、提出されるであろうAを刈るために∴穴を用い、更なる隠しボックスを発動させて2を入手。カイジはその裏を取り3を提出する・・・というのが予想される基本の展開ですね。

疑問となっているのは、和也がカイジのA入手に気付いたという事実を、いかにしてカイジが察知したかという点。それを知らなければ、和也が更なる隠しボックスを使用して2で裏を取りに来ているかもしれない・・・という発想に繋がらないため、3を提出できません。

 

カイジは∴穴の存在を知っていますから、A以外で隠しボックスを作るなら、そのAを殺すための2しかない・・・と考えて3出し。和也がある程度レイズを仕掛けてくるならば、それは恐らくAを入手したことを知る何かしらのイカサマがあり、2で確実に勝てる確信があるからできるのだろう・・・と読んだのかな。

しかし、そもそも∴穴が2の隠しボックスである事からして確定ではありませんし、やはり憶測に頼る割合が高い戦略となってしまいますね。

 

実はカイジは既に決定的なネタを掴んでおり、後に種明かしがあるのかもしれませんが・・・現在の煩悶が演技とは思えませんので、必勝の確信は持っていないはず。

 

とはいえ、過去を振り返ってみると・・・限定ジャンケンで北見が最後にパーを残すこと、別室で岡林の絆創膏に宝石が隠されていたこと、鉄骨でガラスの階段が割れないこと、Eカードで最後に利根川がすり替えを疑うこと、チンチロで班長が普通の賽でいい目を出さないこと、沼で最後に玉が詰まること、17歩で偽装の白が社長の手に渡らないこと、これらはカイジに絶対の確信があったわけでも、保証があったわけでもありませんでした。

 

つまり全てを理詰めによって勝利してきたわけではなく、最後は自分の戦略を信じ切るメンタルの強さによって生き残ってきました。

どちらが上というわけではなく、ライアーゲーム辺りとの違いがここです。100%理詰めで勝てるなら、それはもうギャンブルではなく競技・・・戦略の最後のピースは運で埋める、カイジの勝ち方はそれでいい。むしろそれがいい。

 

24回戦、最終戦、ワン・ポーカー編も遂に最終局面を迎えました。予断を許さない展開ですから、次回も注目ですね。

来週は休載ですが、ハンチョウが掲載されます。

 

※アニメ後のアカギ動画について、新たな制作者の方による新作が近日公開の予定です。私も微力ながらBGM提供等で協力させていただいています。

 

続・アニメ後のアカギ動画がスタート!

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私が16話(6回戦東2局途中)まで制作していた「アニメ後のアカギ」動画シリーズは諸事情により、昨年春に打ち切りとなりました。

しかし、昨年11月にtwitter上でその話題に触れた際、うおさん(ニコニコアカウント名はmadaoさん)が・・・何と!お忙しい中で制作の引き継ぎを申し出てくださりましたヽ(゚◇゚ )ノ

改めて、ありがとうございます・・・!m(_ _ )m

 

その後も少し情報交換があり・・・遂に今日、その新シリーズ第1話が完成!\( °∀° )/

ぜひご覧ください・・・!

 

私の第1話目とは比較にならない、素晴らしいクオリティですよね。

些細ではありますが、私も編集についての情報提供や一部BGMの提供で協力させて頂いています。

 

また・・・以前制作していた者として勝手は分かるので、素材の活かし方、アイディアに感服する部分が多くありました。

今回は岡本と鷲巣の問答がメインとなる回ですが、二人が会話するシーンや岡本が口を開いているシーン自体、かなり素材が少ないのです。飽きないカット作りに骨が折れたことと思いますが、セリフに合致する表情のシーン選定が上手ですね。

鈴木の素材はさらに希少なのですが、北を持っていた鈴木の反応を原作の「ニッ」から「コクッ」に変えることで、アニメ内にあった素材で再現することに成功しています。原作から語感を変えている箇所のセンスがいいですね。

madaoさんのお気に入りも、岡本が鈴木に「もうアカギに回すな!」と叫ぶシーンとのことで、こちらも原作に即しながら、より切迫感の伝わる言い回しとなっています。

全体として、非常に原作愛が伝わる編集ですよね(⌒▽⌒)

 

所々ミスはあったようですが、これは慣れによって解決する問題。今後も全力で応援させていただきます!

1日外出録ハンチョウ 第2話『道連』感想 ~大槻マジック!西荻窪編~

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テスト等が近づいているので、当分は連載作品の感想のみとなります。

以前予告していましたカイジのざわカウント、赤木の和了一覧の小ネタは調査自体はほぼ終わっているので、ひとまず落ち着く2月下旬頃に載せる予定です。

 

さて、ハンチョウは連載2回目。

カイジの載っていないヤンマガを買うのは初めてだな。

 

前回の新橋編から数か月、今回大槻が解放されたのは武蔵野市の井の頭公園。

グルメ漫画で「井の頭」・・・どうしても孤独の方を連想してしまうなw 狙ってはいないでしょうけど。

これで判明したローテは上野公園→~→日比谷公園→井の頭公園ですね。あと何回で一巡するのかな。

 

ただ場所は井の頭でも、今回の大槻は孤独ではありません!

おお、沼川!久しぶりに顔が見られて嬉しいな。

ジャンケン編の北見、沼編の村上もそうですが、沼川も地下編の名脇役ですよね。

「で?つまみは?」、「馬鹿丸出しですね・・・」印象的なセリフも多いですし、班長にとっては右腕、参謀役でもあります。

もう一人の取り巻き、石和はいないようですが・・・ちょっと彼は短絡的な性格ですし、ペリカを貯めただけ散財してしまうタイプなのかもな。

 

班長も認めるほど慎重派の沼川ですが、始まった24時間のカウントダウンに大慌て。

しかし、班長は外出を満喫するには焦らぬことが肝要、心の余裕を取り戻そう・・・と枕代わりに置いてあったヤンマガを渡しました。

 

二人はその後、1時間以上も雑誌を熟読。

漫画談義にも花が咲きますが、辺りは既に暗くなってきました・・・!

タイトルだけは聞いたことあるけど・・・そもそも話題が渋いな。

確かに福本さんはちば賞出身ですけど・・・トネガワでも「あした天気になぁれ」が出てきましたし、ここまでちばてつやさんを推す必要はあるのかな(^_^;)

てか素直に福本作品で好きな漫画は・・・?で良くないかw 別にいいけどね。

 

そして二人はようやく動き出し、のたり西荻窪へ!

入ったのは普通の居酒屋でした。

 

沼川はせっかくの機会と、2000円の刺身盛り合わせを注文しようとしますが・・・班長は「へたっぴ・・・!」と一蹴!(心はゴム毬だよ・・・カイジ君・・・!)

これは1日外出初心者にありがちなミステイク、外に出たという興奮で本当に食べたいものを見失っているのです。

 

これはあるよね・・・。食以外でもあるある。

ディズニーランドに来た興奮でアトラクションに乗りすぎて、楽しみにしていたパレードの開始に気付かず後列でチラッとしか見られなかった・・・みたいな。

・・・例えとしてはおかしいかなf^_^;

 

班長は地下ではここ数日、パサパサの焼き魚続きだったことを思い返します。

よって、ここではまず肉の揚げ物が鉄板!

 

あれ、普段は二人も鮭なりメザシなり、班員と同じ通常のメニューを食べているのか。本編でこれ見よがしに特注のTボーンステーキを食べていたのは日常的な事ではなかったんだね・・・。

 

さらに班長はなぜか出身を尋ね、沼川は宮崎出身であることが判明。

へえ、そうなんだ。言われてみると九州男児っぽく見えてきたな。

 

ククク・・・なるほど・・・

お前が食べたい物はズバリ・・・

うわあ食べたい(><;) チキン南蛮か、久しく食してないな・・・。

しかし沼川は宮崎出身なのですね。私のいとこは宮崎住みなので、ちょっと親近感が湧きました。

このように、本編では明かされなかった裏設定が分かることもスピンオフの醍醐味ですよね。

 

そして、今回入った居酒屋「白太屋」・・・もちろん白木屋のもじりですけど、そういえば・・・破戒録5巻で、カイジが地下を脱出した時に入った店もそうでしたね。


店員の制服や店内の構造も全く一緒!細かいですね。

原作愛に満ちた小ネタは物凄く嬉しいな。さすが萩原さん、ファンの気持ちを分かっています。

 

カイジが解放された上野公園から西荻窪は少し遠いですが、当日に坂崎の住んでいた練馬へ向かっています。練馬と西荻窪は近いので、カイジがカジノを探してあちこち移動していたと考えれば矛盾もしないね・・・。

セコセコGoogleマップで調べました(^_^;)

 

そして2時間後・・・班長は本腰を入れるため、事前に調べていた小料理屋へ沼川を誘いますが・・・突然足が止まりました。

重大な何かを見落としているような・・・何か違和感が心に引っかかります。

ふと見かけた、浴衣の親子。それはつまり・・・!

 

沼川・・・!楽しいなっ・・・!

ぶっちゃけ踊りとか太鼓の音とかで分かる気もしますけど、さすが班長、洞察力があります。ちなみにこれは本編でシゴロを出した際の台詞、「カイジくん....恐ろしいなっ...!本当に 博奕は恐ろしいっ......!」 のセルフパロディですね。

 

これには二人もテンションが上がります!

ぐああっ・・・美味そうすぎる・・・!ヽ(;´ω`)ノ

何でこんなに福本絵で描かれる食事は美味そうなの?w

何というか・・・高級食材ではなく、ジャンクであればあるほど魅力的に見えるんだよね。そのイカ焼きをよこせ!w 決めた、次の買い出しで絶対買うわ。

 

二人も大満足で腹九分目。

最後は粉物で締めようと考えますが、目の前にはたこ焼きとお好み焼きの二店がありました。

さすがに両方は食べられないところ、沼川は選択を班長に任せますが・・・

班長はなぜか両方を3つ買い込み、丸ごと見ず知らずの人々に差し入れ!

沼川は全くその意図が分かりません。

 

しかし・・・情けは人の為ならず、善意は帰ってくるもので、差し入れのお礼として飲みの輪に誘われるのでした・・・!

そう、これこそが班長の狙い。

これによって二人は両方の粉物にありつくことができ、且つ・・・

マジシャン姿は似合わないな・・・w

大賑わいのお祭りを終え、二人は大満足。翌朝を待たずに前倒して地下へ戻っていきました・・・。

 

いやあ・・・今回は原作ネタも豊富で班長らしい洞察もあり、何より美味しそうな料理があり、前回の不満点が全て解消されていますね!

和気あいあいとした清々しいラストですし、和みます。単なるグルメ漫画ではない、福本作品である強みが前面に出ているのがいいね。

 

次回は1/30、錦糸町編。この調子で軌道に乗ってほしいです(^∇^)

賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第233話『決戦』感想 ~王の矜持~

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今週のヤンマガは「僕たちがやりました」、「クダンノゴトシ」が最終回。

基本カイジ以外は流し読み程度なのですが、前者は初回から見守っていました。中盤の失速から持ち直しましたし、最後まで心理描写に優れた作品だった。この作品の肝である校舎爆破の見開きは衝撃的で・・・そこから一気に惹きこまれたな。

クダンノゴトシは休載が多かったのでほとんど内容を把握していませんでしたが、共に低迷しかけたヤンマガを救っていたと思います。

例えばPACT、終末の天気、戦禍のカノジョもそうかな・・・ファンの方には申し訳ないですがプロットの固まり切っていないような漫画を乱発していた時期がありましたからね・・・。

 

それだけに、両者とも特集なし、カラーでもなしという扱いで終わっているのは納得いかないな。しかも巻頭カラーがセーラーエースってのがね・・・。そこは濁しますけど。

近麻でも麻雀小僧が唐突に打ち切られましたし・・・功労者をぞんざいに扱うのは不義理だよなぁ。

 

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3 A・5

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→カイジコール(5+1)→和也Bet7→

 

【24回戦の流れ】

23回戦・204話・和也がカードを左手で提出(8と隠しボックスのAを交換)

24回戦・214話・和也の左手出し&考えづらいA降臨という違和感から、カイジがイカサマを確信

215話・テーブル横に・穴を発見、和也のマニキュアを疑う

216話・穴に和也から渡されていた爪楊枝を差し込み、隠しボックス(A3枚)を発見

217話・カイジからは見えない和也の手元のライトの点灯によって、カイジが隠しボックスを発見したことに和也が気付く

218話・カイジが8と隠しボックスのAを交換

219話・カイジが8とAを交換したことで、和也の手元のライトが消灯。それによって和也はカイジにAが渡ったことを知る。

和也が24回戦のカード配布直後に2度目のカード交換(Aと4)をしていたことが判明。

カイジがテーブル側面に∴穴を発見。再び爪楊枝を手に取る(差し込んだかは不明)

220話・和也の爪に∴穴と対応する凸凹があることが判明(恐らくカイジは知らない)

以降レイズ合戦

 

前回、7ライフ賭けを迫られたカイジはチャンマリに確認を取り、心を鬼にすることを宣言しました。

和也は口に出さずとも初めからそうだったはずと、不要な駆け引きと決めつけ辟易としますが・・・

カイジは都合8ライフ目、チャンマリ二人分の赤ライフを手に取りました・・・!

前回ラストで見せた、決意の涙。当然こうなりますよね。

 

しかし和也は全く想定していなかったようで・・・この暴挙、毒皿精神に動揺を隠せません。

しかもこれは・・・

張れやしない!

張れるもんか・・・と

そう踏んでやがるんだ!

 

万が一を考えて我が身までは賭けられない、自らの選択に命までは預けられないと・・・カイジに期待され、早い話が舐められていると考えたようです。

 

しかし・・・ワン・ポーカーの全てを知る和也にとっては、実はその甘い想像こそが格好の餌食。

 

隠しボックスからAが出た時

察しろよ!

和也にとって、ワン・ポーカーの結末は勝利のみ。

敗北で終わるなど、端からありえないという確信があったのです。

 

つまり途中で幾ら負けが込もうが、連敗しようが、そんな事は無関係。

必ず最後は・・・

遂に言ってしまったか。完全に吹っ切れてるなぁ・・・(^▽^;)

ここで悪びれるても二重にあくどいだけですが、もはやなりふり構っていられないのでしょう。

 

基本はヒラでの勝利を目指すことが矜持であるとしながらも、王がクズに負けることは絶対に許されないと自己肯定しました。

 

隠しAで察しろ・・・、最後はオレが勝つように出来てる、という事は、やはり更なるイカサマを仕込み、隠しAの上を行く選択を取ったのは確定ですね。

カイジはAを出したからこそ強気で全張りしている・・・と和也が踏んでいるのもほぼ間違いない。それを知っている上でほくそ笑んでいるのですから、∴穴によって2を入手した可能性がさらに強まりましたね。

引き分けのAなら「負けない」とは言えても今回のように「勝つようにできてる」とまでは断言できないはず。

 

とにかく、己が勝利を信じて疑わない和也。

余裕の嘲笑を浮かべていました・・・が!

 

突如カイジが口を開きました!

うっかり・・・↓

え!?なにその意味深な切り出し方!(°д°;)

これはもう・・・カイジは勝利を確信して、種明かしを始めようとしていると考えていいのか!?

 

カイジが如何にして和也の2出しを察知したのか、3出しの根拠は未だ不明のまま。その最後の謎が今明かされようとしている・・・?

しかも、カイジの口ぶりからすると・・・和也のこれまでの発言に2出しを裏付ける重要なヒントがあったようですね。

え~何だろう。最近の中では特に気にかかったセリフは無かったと思いますけど・・・全然分からんヽ(;´Д`)ノ しかもちょうど雑誌を処分したばかりなので、12巻以降の直近の回については確認することもできない・・・。痛恨すぎる。

 

とはいえ、私としては和也には生き残ってカイジと共闘、あるいは会長との再戦への斡旋を手筈してほしいと考えています。その意味では、カイジがこのタイミングで種明かし?を切り出したのは大きいな。

いかに和也でも秘策を全て看破され、3出しを明言されては勝負には乗ってこれないはず。ここでカイジがチャンマリの赤を張り、和也がドロップすれば、和也も生還してのカイジ勝利で幕が降ります。

もちろんコールして負け、剛運設定があるので回転網によって助かる可能性もあります。ですが和也自身、網の使用に関しては醜い悪あがきと批判的でしたし、正直あまり和也の無様な姿を見たくない。

ラストは派手な奇跡より、この長い夜が遂に完結したという・・・叙情的な雰囲気がいいな。勝手な好みですけど。

 

遂にワン・ポーカー編も決着間近。次回も楽しみです。

 

 


中間管理録トネガワ 第29話『送別』感想 ~異動狂騒曲~

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今月のトネガワは2話掲載。

まずは先月の異動騒動の続きです。

 

本社から幻の島・南波照間への異動が決まった、萩尾・長田・菊地の3人。しかし本人たちはその決定を知らず、帝愛の体質を変えようと野心を燃やし結託していたのでした。

 

なかなか内示が下りずにヤキモキしていた山崎ですが、遂に11月1日・・・その時が訪れます。

正式に人事が下り、チームで発揮した企画力を活かすように・・・と利根川からの激励を受ける3人。残るチームの7人はやや気まずい面持ちですが、意外にも当事者である3人は淡々と挨拶を済ませます。

一見して表情も明るく、異動に納得しているかのように見えましたが・・・実は、

隠しきれていない・・・!

これは相当絶望を悟っているね・・・。

哀しすぎて吹っ切れているパターンか(゜д゜;)

(送別会会場はダイニング匠・・・そう、海老谷が限定ジャンケンの会場としてプレゼンした店ですね!)

 

大荒れ必至の送別会でしたが、意外にも初めは和やかムード。

しかし、やはり酒が入ることで本性が露呈してくるもので・・・。

 

まず異動組の1人目、菊地は典型的な気が大きくなるタイプ。

他の客の迷惑もはばからず、佐衛門に絡みだします・・・!

 

前回で山崎にも強要した黒服論を、ここでも熱く語りだしますが・・・

そんな持論は話しても不毛だと、クールに跳ね除けられてしまいました。

ドラえもん(機械)・・・!

 

上手い! けど佐衛門ドン引きw(;^_^A

おかしなテンションで泣き出してしまう菊地ですが、悪酔いしていたのは彼だけではありません。

絡みづらいんだよ・・・!

お前(堂下)の体育会系のノリ・・・!

 

まあ確かに・・・半ば傷心を癒すための場ですから、ノリの強制は気に障るかもね。

ノッた自分が滑った空気になるのはおかしい、つまらないのはお前の方とぶっちゃけますが、これに堂下はブチ切れ!

遂には取っ組み合いのケンカに発展してしまいました・・・!

 

そして残る異動組の萩尾も、初めはうちは静かに慰めてもらっていたものの・・・

飲みすぎだぞ萩尾・・・!

 

ネタか本気か、荻野と入れ替わろうとする始末・・・!

三者三様の悪酔いは他のメンバーにも飛び火していき・・・気が付けば

とてもエリート企業の正社員とは思えない狂態だな(゜д゜;)

てか地味に権田さんは何してるのw ここまで話題に出てこなかったのに。

 

収拾のつかない事態に山崎もお手上げでしたが・・・ここで遅れていた利根川が到着!

上司の前、取り合えず混乱は収まるかと思われましたが・・・、

 

どうですか!?

オレたちを島流しにした気分は・・・!

 

ええええ!!!(°Д°;≡°Д°;)失礼でしょ!w

悪酔いが収まらない菊地は、躊躇わずに皮肉をぶつけます・・・!

 

さらに、南波照間支社の業務内容に言及。

支社が南波照間にあるのは、会長が愛飲するサプリの海藻エキスの抽出場所であるという・・・ただそれだけの理由。

仕事といえば、何とエキスを一滴一滴見つめるだけなのです・・・!(ロボニートみつお…)

 

異動先で企画力を活かせ・・・という利根川の激励はキレイ事、単なる建前だと不満を吐き出しました・・・!

しかし、さすがは利根川・・・全く慌てません。これは社会のリアルな厳しさという事を、誰よりも知っていました。

 

では言葉を選ばずに言おう・・・

期待・・・!

戻ってこれると信じての異動でもある・・・!

 

おお・・・?(・・;)

利根川はいかなる仕事でも諦めずに結果を出せば、再び今の地位・・・あるいはそれ以上に返り咲けるとして、3人を励まします。

しかし、それがまさに綺麗事。長田は、勝ち続きの利根川に左遷される人間の気持ちなど分からないと反論しました。

 

確かに正論かもしれませんが・・・それは仕方がない事だよね。当然、3人もそれは分かっている上での反発だったようで・・・涙ながらに逆転は不可能、もう這い上がれないと一気に弱気になってしまいました(ノ_-。)

 

しかし、ここで利根川が静かに差し出したもの・・・この餞別が3人を救います。

包まれていたのは、日焼け止めクリームとUVカットサングラス。

 

3人の困惑をよそに、利根川はあちらの夏の日差しを舐めてはいけない、海にもウミヘビが出るから気を付けろ・・・とアドバイスの言葉を並べるのでした。

 

異様なほど、南波照間に詳しい利根川。

しかし、それもそのはずでした・・・!

おいマジか・・・!・°・(ノД`)・°・

今の地位を掴むまでに、利根川も多くの苦労を重ねていたのですね。

 

理不尽な制裁を受けても、回り道を食らっても、諦めなければ全ての苦労は報われる・・・その言葉を肌で経験していたのか。

 

これは一言、カッコ良すぎる。帝愛最高幹部にして、№2に最も近づいた男・・・その肩書きは伊達ではなかった。

 

3人の衝撃と尊敬の眼差しを背に受けながら、散乱する食器を片付ける利根川。この無言の背中も惚れるね。

これは文句なしに!素晴らしいエピソードだったな。

3人の離脱も悲壮感のない後味ですし、利根川の格の違いと意地を見た。

 

それだけにカイジ本編での行く末を思うと・・・ちょっと涙が出そうだ。たった一度、若者にギャンブルで負けただけなのに・・・(ノДT) 全ての積み重ねを無にされ廃人ですよ・・・酷すぎる。何だか、会長への憎悪が増したわ。

何年後になるかは分かりませんが、本編でカイジに叩きのめして貰いましょう。

中間管理録トネガワ 第30話『馬名』感想 ~みどりのユキオー~

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今月の第2話は、前回と打って変わって単発の箸休め回。

舞台はトネガワ本編の2年前に遡ります。

 

或る日、帝愛管理?の牧場を視察していた会長と利根川。

すると牧場長のお墨付きにより、一頭の競走馬の購入を薦められました。

 

それはプルフェーブル(恐らく元ネタはオルフェーブル)とマンデーサイレンス(サンデーサイレンス)の血統を持つ、文句なしのサラブレッド!

会長も一目で気に入ったらしく、購入を即決。

割といいネーミングじゃないかな?強そうだし。

確かに大企業の社長とか、億万長者は馬主になっているイメージはあるな。サブちゃんとか、大魔神佐々木、山形なら豚の畜産業で有名な平田牧場とか。

会長は勝負事が好きそうですし、資金も豊穣ですから向いているかもね。

 

満足げな会長は、他の馬も見てみると・・・

ユキオーに決定!

 

また勝手にw 大変な出費ですよね、これは。

でもユキオー、一見して人名とは思いませんし(雪王とか)、マキバオーみたいでこれも悪くない。駄馬かもしれませんが、こちらも馬主の利根川そっくりのたてがみで可愛いじゃん。

 

こうして、二人が馬主となったのが2年前の出来事。

それから時が経ち・・・

ええええΣ(~∀~||;) ちょっとそんな気はしたけども!

というかユキオーを褒めるのはいいとして、カズタカイザーを叩く見出しはいらないだろw

 

本来、馬主である利根川としてはユキオーの快進撃は喜ばしい事。

しかし、世間では不調のカズタカイザーを批判する風潮があるため、ここ最近は会長との馬の話題が気まずくなっていたのです。

 

会長も自分で選んだだけに煮え切らないのでしょうね。

するとその時、会長から直ちに厩舎を視察するとの連絡が入りました。

 

調教師によると、カズタカイザーは素質十分。

不調とはいえ、むしろ戦績が伸びないことが不思議なようです。

しかし、カズタカイザーの話題はそこそこに・・・褒めちぎった対象はユキオー。次戦も勝利が期待されると嬉しそうに太鼓判を押しました。

 

当然、会長としては面白くありません。同行していた利根川は制裁を覚悟しますが・・・


会長!そっちはユキオー・・・

 

え!∑(゚Д゚) まさか・・・。

「このカズタカイザー」はこれから、と利根川に向かって念を押す会長。

そう・・・会長はとどのつまり、好調のユキオーとの入れ替えを計っていたのです!

 

まさに横暴、普通なら拒否して当然ですが・・・相手は他でもない会長。

利根川はこれまで、会長の独善、エゴや無理難題にすべて笑顔で答え続けてきました。

それこそが地位を固め、帝愛で生き残るための処世術。

さすが会長!(と利根川!) (  ゚ ▽ ゚ ;)

もはや清々しいですね、このパワープレーはw

 

こうして入れ替わったユキオーとカズタカイザー。

すると数週間後、入れ替わり後の初レースで両者が対決することとなりました。

いや気づけよ!(´Д`;) 数週間で32kgとかあり得るか!w

そして安岡杯って・・・なぜカイジではなくアカギ。

 

会長と利根川も見守る中、いよいよ出走間近となりました。

本当に馬を入れ替えさせてしまった会長の力に感服する利根川でしたが・・・その時、

いたのか!w 黒崎さん、レストラン回以来久々の登場ですね。

利根川の制止も気にせず、相変わらず歯に衣着せぬ黒崎は入れ替えを指摘。

 

あまりに直球の物言いですが、会長は相変わらず面白いと上機嫌。

ジョークと捉えたのか、全く激怒する気配すらありません。


なぜなんだ・・・!?

会長の1択問題に・・・

この男だけは・・・

平然と言ってのけるんだ・・!

NOと・・・!

これは不思議だね・・・ホント。黒崎さんには会長や利根川とは違う大物感がある。

目に見えた迫力がある160kmのストレートではなく、捉えどころのないまま抑えられてしまうナックルボールみたいな感じ。

実力の底が見えないので、敵に回したら怖そうだな。

 

そしてレースが始まりました・・・が!

ガッツリ裏目引いてるじゃん!w

やっぱり馬主は自分の馬を信じないと。旧カズタカイザーの素質が確かなのは本当だったようですね。

 

というか・・・アーネスエイジとかミココノチカラとかw 

福本作品の競走馬勢ぞろいじゃないですか。確かに競走馬の入れ替えネタといえばアーネスですよね。ここではラムタルではないでしょうけれど。

 

ちなみに他にも4番で「ノーカンジゴロ」という馬が出走しています(^_^;) まさか班長、1日外出で馬まで・・・!?

 

入れ替えまで行った以上、ここでの惨敗は許されないところ。

すると・・・二人の必死の祈りが届いたのか、残り300メートルでカズタカイザーが怒涛の追い上げを仕掛けました・・・!

まさに驚異の差し足、あっという間に先頭の現カズタカイザーに並びますが・・・そこからは並走してデッドヒート!

 

カズタカイザー(旧ユキオー)か、ユキオー(旧カズタカイザー)か!

勝負の結末は・・・!?

何だよマックロサキーって!w 余計なことを。

というか3コマ目を見る限り、ユキオーよりカズタカイザーがハナ差で勝っていますね。マックロサキーが差さなければ丸く収まっていたのに・・・(^_^;)

というか自分も馬を持っているなら先に言えよw ずっとパドックを見ていたんだから気付いていたでしょ。

でも・・・地味に帝愛の馬が3連単フィニッシュですから、あの厩舎は優秀だな。

 

会長は相手が黒崎さんとはいえ・・・さすがに今回は堪えたのか、また入れ替えを図ろうとしていますね。さすがに手が早い。

屈辱を味わっても競馬への興味は失っていないようで安心した。用済みで捨てられたまさやんのような末路は嫌ですから・・・。

 

利根川の心労と会長の横暴、そして常に単刀直入な黒崎さん。

3人の性格がよく表れていたエピソード、単発回として十分なクオリティでしたね。今後、本筋にも黒崎さんが絡むことを期待します(⌒▽⌒)

 

※黒服ジェネレーターを使ったプレゼント企画の広告も掲載されていました。

私は既に応募済みですが、正直この企画があったことを忘れてた・・・(;^_^A

昨年末辺りから募集は始まり、期日は今月いっぱいまで。クオカードや似顔絵が当たります。

http://www.kurofuku.net/

え・・・!?長田さんマサチューセッツ工科大学卒なの?

この広告だけのネタかもしれませんが、学歴だけなら零のタツキと同じなのか・・・凄いな。それでも左遷されるのですから厳しいね。

 

ちなみにジェネレーターで利根川幸雄と入れるとどうなるか、これは以前このブログにも載せています。・・・気になる方は↑のURLから実際にお試しください(^∇^)

 

!?(@_@)

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Twitter上の情報から。

なんだこれは…(@_@)

あと3話…だと…
なんだこれは…なんだこれはなんだこれは。
詳しい事は2,3日後に買って読まないことには分かりませんけど…

とりあえず、
PANIC!

賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第234話『了知』感想 ~4つの命~

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衝撃的すぎるアカギ情報、一刻も早く本誌で確認したいところですが・・・先に今週のカイジ感想です。

 

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3 A・5

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→カイジコール(5+1)→和也Bet7→

 

【24回戦の流れ】

23回戦・204話・和也がカードを左手で提出(8と隠しボックスのAを交換)

24回戦・214話・和也の左手出し&考えづらいA降臨という違和感から、カイジがイカサマを確信

215話・テーブル横に・穴を発見、和也のマニキュアを疑う

216話・穴に和也から渡されていた爪楊枝を差し込み、隠しボックス(A3枚)を発見

217話・カイジからは見えない和也の手元のライトの点灯によって、カイジが隠しボックスを発見したことに和也が気付く

218話・カイジが8と隠しボックスのAを交換

219話・カイジが8とAを交換したことで、和也の手元のライトが消灯。それによって和也はカイジにAが渡ったことを知る。

和也が24回戦のカード配布直後に2度目のカード交換(Aと4)をしていたことが判明。

カイジがテーブル側面に∴穴を発見。再び爪楊枝を手に取る(差し込んだかは不明)

220話・和也の爪に∴穴と対応する凸凹があることが判明

以降レイズ合戦

 

前回、カイジはチャンマリの赤ライフ2つのレイズを示唆。

和也は驚愕しつつも、万全の態勢にあるとしてほくそ笑みました。しかし・・・カイジの放った意味深な一言、「うっかり口走ったことは真実」とは何なのか。

まさか策を読み切られているのか、和也の顔から余裕が消えたのでした。

 

とはいえ・・・これも疑心暗鬼に陥らせ、煙に巻くための陽動だと和也は推測。つまり、幻想のKを恐れて弱気に流れたように、命である赤ライフは張れないだろう・・・と高を括った脅迫と考えました。

 

策で上回っているのは自分だという確信があるのか、赤ライフ賭け上等の和也。そもそも、仮に赤を張って負けたとしても、和也には安全が保証されていました。

え・・・?一度だけって・・・


しまった!使っちまってる!

あの時!リモコンでの解除!

 

えええええ!(´Д`;)

嘘でしょ、それ忘れる!?

一度だけしか使えない事もその時に自分で言ってたし・・・赤ライフを張る間際になるまで気付かないのはボーンヘッドすぎないか。

チャンマリの赤ライフを認めた時点で、もうそれは肚を括っていたと思ったけど。

 

やはり我が身を賭すことは考えられず、どうしてもレイズされては困る和也。苦肉の策として取った行動は・・・!

えぇ・・・、嘘ついた・・・(°д°;)

 

このマザー・ソフィーは和也自身が作ったもの。自分が死ぬ展開は組み込まれておらず、赤ライフも賭けられない設定にある・・・と必死の説明。

 

しかし、カイジは読み切っていました。

嘘だ!↓

そう・・・和也の性格上、対戦相手に情けを掛けるなどありえない事。

勝負がもつれて赤を張らざるを得ない・・・そんな緊急事態のために用意した、最後の救命措置と考えるのが自然です。

 

苦し紛れの嘘を見破った、カイジの論理的推理。

もはや和也には返す言葉もありません・・・。

ゴメン・・・はっきり言ってダサいわ、和也。何してんのよ。

 

まあイカサマはカイジも受けて立った訳なのでグレーとしても、根本的なルールまで捻じ曲げたら何が何やら分からない。

もしそれで勝っていたとしても、カイジを上回ったことにはならないよ。

つまり和也にとっての目的がぶれますから、冗談ではなくこの勝負が無意味な茶番と化すところだった・・・。危ない・・・。

 

というか、カイジが言い放った「うっかり口走ったことは真実」についての話題はどうなったの。遂にカイジの種明かしが始まるのかと期待していたのに・・・見事にスルーされてる。

 

ちょっと・・・個人的には今回の内容は嫌いだったな。この終盤にきて、和也を小物に見せる必要があったのだろうか。

カイジの発言の真意が気になるままなので、次週に期待します。あるいはラストまで引っ張るのかもしれないな。

 

※初めてこのブログが「漫画・アニメランキング」で日間1位になりました。

記念スクショ(スマホ)

今回は少し批難してしまいましたが、ひとえに福本作品が素晴らしいという証拠ですね。

 

順位は目標にしていませんが・・・4年前は日の閲覧が2桁だったと思うので、継続に意味があったようです。

内容は最初から変わらず、書きたいことを書いているだけですし。

 

それが結果的に福本作品の魅力を伝える手助けとなるのであれば、それ以上のことはありません。

アカギ EPISODE294 感想 ~決着まであと3話・・・!~

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順序的にはハンチョウの感想が先なのですが、今回ばかりはアカギを優先します。

 

本当に書いてあるぞ・・・決着まであと3話の文字が!(画像は使いまわし)

ちなみに、実は2/15号の次号予告の時点で告知されていました。

ただ、あくまでこの時の文言は「あと3回」。

てっきり鷲巣のポンの回数かと思い、特に取り上げませんでしたが・・・まさか本当に決着までの話数を指していたとは。

考えてみれば・・・そもそも鷲巣のポンはあと4回必要でしたね。

 

今回の表紙はあと3「話」ですから紛れはありません。

さらに近麻の公式twitterでも

このようなツイートを流していますから、間違いないのでしょう。

 

常々早く進め、早く終われ・・・と思い続けてきましたが、いざ本当に決着が迫ると・・・寂しいような、哀しいような、やっぱり嬉しいような・・・不思議な気分になってきた。

 

いつかその時がやってくる事は分かっていたはずですが、もはやアカギの対面には鷲巣が座っているのが当たり前、この夜明けは訪れないのが当たり前と思っていましたから・・・。

これが20年の重みなのかな・・・。

 

経験したことのないレベルの感慨に浸れるであろう事は幸福。

ただ、このままでは来たる4/1、その後圧倒的な虚無感に襲われそうです。

 

 

感想の前に少し確認しますが、ここでの決着とは、恐らくアカギが和了るまで。

その後の鷲巣の採血等のエピローグは含まないものと思われますが、とはいえ・・・それでも今回を含むあと3話で決着まで至るとは・・・どうしても考えにくい。

 

考えられる和了の最短ルートは

鷲巣がポン→捨て牌のorを安岡がポン→鷲巣がツモ→敗北を悟って打ち込み決着。

手替わりや、アカギにツモ番が回るほどの余裕はないと思われます。

 

4手と考えれば可能であるようにも見えますが、まず現在の鷲巣は牌を倒せないほど精神的に参っていますから、その復活が必要です。

また安岡に関しても、まだ捨て牌のポンによって鷲巣にを掴ませる手筋に気付いていません。

さらには最後の打ち込みについても、当然アッサリとした心理描写で済ませるわけにはいかないので・・・省いてはならない展開が多いな。

 

当然、それぞれの一手一手に対する白服や仰木のリアクションも描かれるでしょう。

ですから、今回で少なくとも安岡のポンまでは進まないと厳しい・・・。

 

普段の5倍、いや10倍は巻く必要がありますね。

その辺りも含めて、ラスト3話・・・見守っていきます。

 

(6回戦オーラスに至るまでの簡単な流れ↓)

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/theme-10093607504.html

南家・アカギ65800点 血液-2300cc (実質-1800cc)

北家・鷲巣104800点 血液-1900cc 失った資金・6億円

6回戦・南4局

 

ドラ表示牌西 (ドラ

裏=鳴き等による巡抜け 裏裏=暗槓


赤木(南) ※現在ツモ番

 

 

南ポン

 

暗槓南三索

 

 

安岡(西)

 

 

裏東

 

裏

 

東

 

鷲巣(北)  ※現在ポン可能

 

 

裏裏裏裏東

 

裏裏裏裏九萬

 

  

 

鈴木(東)

 

 

裏裏一筒裏裏不明

 

八筒裏裏裏白

 

一筒不明

※PC向けの表示なので、スマホ等ではズレが生じます。

 

前回、遂に大三元字一色成就に向けて動き出した鷲巣。

その一歩目としてを払いますが、鈴木のをポンできません。アカギを殺したくない鷲巣の潜在意識が阻むのか、手牌が巨石のごとく重みを増すのでした・・・。

 

不動の鷲巣に一同は困惑しますが、岡本はせめて「ポン」の発声をするように勧めます。鳴きの意思を示すことで、取りあえず時間を稼ぐことができますが・・・


→永久かつ完全に和了を失う!

 

うわぁ・・・どうした鷲巣(;´Д`)

前回の時点ではアカギを殺せない圧力に負けていたように思いましたが、この状態はそれプラス意識の混濁も入っていますよね。これは危ない。

 

鈴木の切ったは4枚目、つまりこれを鳴かなければ鷲巣の和了は消滅します。

安岡と仰木はまさに僥倖、早くツモって鷲巣の鳴きを飛ばしてしまえ・・・とアカギに進言しました。

 

絶望的な流れにも屈さず、一部の可能性に賭けた3つのカン。その粘り、営為が鷲巣の消耗を深め、この必勝へ繋がる状況を立ち上げました。

 

まさにアカギの執念の勝利、これで鷲巣は敗北確定・・・かと思われた、その時!

確かにここでツモ和了となれば、3話すら不要でしたが・・・その終わり方は呆気ないですよね。

しかし、当然安岡と仰木は猛反対。この千載一遇のチャンスを生かさない理由が分かりません。

 

アカギらしくもない緩手とも取れますが・・・相手は他でもない鷲巣。

アカギにとっては初めて生を実感させられた相手であり、自分を超える最強とも認めています。

 

今、この状況は二人が築いていた長い死闘の結論。

その末に得た権利は不可侵領域であり・・・朦朧としているから今のうちに、などという安い損得勘定で遮ってはいけないのです。

→待つ!

 

アカギなりの敬意、そして決着への拘りから来た言葉ですよね。

そもそも、この鷲巣麻雀は4回戦で鷲巣がギブアップ、アカギは勝利で終えることができました。

しかしアカギが強引に5回戦に突入させた理由、それは本気の鷲巣、一代でこの世の王に登り詰めた男の天運と、真の勝負がしたいから・・・というものでした。

 

このオーラスの一打一打、特に和了へ向かおうとしている現在の鳴きは・・・鷲巣の人生に置ける最も重大な行為と言えます。

その魂の紡ぎを拒むことは、鷲巣の天運に干渉すること。それが仮に、合法かつ正論といえる戦略だったとしても。

 

猶予の時を得たことで、岡本たちはチャンスだと必死の応援を続けます。

しかし・・・その声は、もはや鷲巣には届いていませんでした。

あああああああヾ(゚Д`;≡;´Д゚)ノ゙ヤバイ!

 

次第に視界も閉ざされていき・・・

 

さらには指先の感覚もおぼろに・・・

 

そして・・・

ヽ((◎д◎ ))ゝ

ええぇぇぇええ!!!

 

嘘でしょ・・・。

まさか、まさかこれは・・・

鷲巣の衰弱死ENDになるの!?アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ

 

最初に示した和了までの4手のうち、今回で1手目のポンすら進まなかった。いや・・・それ以前に鷲巣が精神的に立ち直ることもなく、むしろ大幅に悪化した・・・(°д°;)

 

というか、話の進行速度も普段と変わらない(むしろ遅い)ですし、あと3話という文字がない限り、決着間近とは夢にも思わない内容。

 

・・・もう残り2話ですよ!?本当に終わるの?これで。

 

あるとすれば、本当にこのまま鷲巣が衰弱して天に召されるパターンしかない・・・よね。でもそれは、安岡のポン戦略、6回戦を点数でも上回るとしたアカギの発言、これまでのフラグを無視した結末。

つまり・・・打ち切り、ということでは。

いや、ここまで引っ張って打ち切りだけは許されない。というよりあり得ない。

 

・・・???

 

頭の中が?マーク100個くらいで埋め尽くされている・・・(・_・;)

どうなるんだ、これは・・・。

 

あと2話で詰め込みに詰め込んだり、特別に増ページになったりするのかもしれませんけど・・・、無事に着地できるのだろうか。怖いよ・・・。

 

来月に・・・期待・・・します・・・。するしか・・・ない・・・

 

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