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Channel: ツェーイーメン ~福本漫画感想日記~
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1日外出録ハンチョウ 第3話『捻込』感想 ~錦糸町・オムレツライス編~

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1週遅れとなってしまいましたが、ハンチョウの感想です。

 

今回、班長が解放されたのは錦糸町(恐らく錦糸公園)。

(公園ローテ・上野公園→~→日比谷公園→井の頭公園→錦糸公園→?)

 

この日は晴天に恵まれ、心地の良いポカポカ陽気・・・!

これには班長、

簡単な夕食(バーガー)を済まし、

就寝(格安ビジネスホテル)・・・!

※ここまでテンプレ

 

漫画を読んだり毛玉を取ったり、毎回半日無駄にしちゃうのね・・・(^_^;)

今回に至っては子供にイタズラされてるし・・・w

それでいいのか班長。

 

翌日、昼前に目覚めた班長は街をぶらつきますが、既にタイムリミットが近づいていました。

大槻が苦学生時代を過ごした

思い出の地・・・!

 

そうなの・・・っていうか長髪だったんかい。似合わんw

班長がストリートミュージシャンって・・・あまり上手いイメージはないけどな。聴いては見たいけど。

それと・・・地味にこのコマで歌われている曲は、カイジEDの「負け犬たちのレクイエム」ですね。白竜さん、本当に渋い曲ですよあれは・・・。利根川の十八番なのだろうか。

 

班長は当時の記憶が蘇り、学生時代を回顧。

頻繁に通っていた食堂が、この錦糸町にはありました。

 

それは中華料理店「大刻屋」。

大将は不愛想ですが・・・学生がカニチャーハンを頼んだ時にだけ、無言で1.5倍の特盛でサービスしてくれるのです。

 

いいエピソードだね・・・。ほとんど入った経験はありませんけど、人情味溢れる大衆食堂はいい意味で時代が止まっているというか・・・情報化社会の喧騒を忘れさせてくれます。

 

このカニチャーハンが、日々の金欠をチョコチップスティックパンで凌いでいた班長にとってはご馳走なのでした。

 

記憶を辿り、思い出の一品を求めてお店を探すと・・・

当時から何一つ変わらぬ姿で、大刻屋は存在していました。

これは嬉しいね。ノスタルジーに浸っているときの幸福感は何物にも代えがたいものがあると思う。

 

25年間、変わらないメニュー表。

もちろん中のメニューも同じ、早速思い出のカニチャーハンを注文しようとしますが・・・

「オムライス」だろっ・・!?

 

オムライスではなくオムレツライス・・・そもそも中華でオムライス?

そして50音順にのっとった書き足しとはいえ、この捻じ込まれ方は異常。これは嫌でも目を引きますね。

 

しかし、1日外出において最も怖いのが外れを引くこと。地下に戻って数日間は後悔の尾を引くことになります。

ここでの冒険は危険と、当初の予定通りの注文を決めた班長。

ですが・・・

ほんの数ミリ・・・

好奇心が安定を・・・!?

 

この注文を受け、大将は訝しげな表情で班長を凝視。明らかに嫌な間が空きました・・・。

やはりこれは失敗・・・普段注文されないから、なのか?

 

無難にカニチャーハンにしておくべきだったと、珍しく動揺を隠せない班長。

しかし、考えてみればこの大刻屋の売りはチャーハン。とどのつまり、焼き飯系は鉄板なのです。

そしてオムライスも焼き飯。大外れはないはず、と気を取り直しました。

この表情は・・・w

 

カイジに地下でビールをぶっかけられた時のパロディですね。

笑っているのに怖いという、無言版の竹中直人状態。班長らしい不気味さが印象深いです。

 

期待と不安が入り混じる中、遂に運ばれてきた料理は・・・!

うわ・・・∑(゚Д゚)

マジか・・・!

メニュー名に偽りなしですが、せっかくの1日外出で食べる料理としては質素すぎるね・・・。

 

まるで安めの学生食堂と、まさかの読み違いに肩を落とす班長。

しかし、いざ手を付けてみると・・・

洋食屋には・・・絶対に無い発想・・・!

 

しかも、このオムレツには中華だし(ウェイパー)も混ざっており、ケチャップが少なくても大丈夫。絶妙なだしのしょっぱさが白飯によく合います・・・!

 

ひー・・・絶対美味いじゃん・:*+.\(( °ω° ))/.:+

ぐああっ・・・食いたい。

こんな深夜に感想書いているのは拷問ですよ・・・。まさに飯テロ。

破壊力抜群ですね。

 

一時はどうなることかと思いきや、予想外の大当たりに大満足。冒険して正解でしたね。

最後のお冷を飲み切り、帰ろうとする班長ですが・・・やはりカニチャーハンを食べずに帰ることだけは心残り。

今回は仕方ないと諦めていましたが・・・

ま・・・サービス サービス

 

おお!?ヽ(゚◇゚ )ノ 25年ぶりなのに覚えていらっしゃったのか。

なるほど、注文で一瞬間が空いたのは班長の顔に見覚えがあったからですね・・・。ベタといえばベタな展開ですけれど、これは感激だね。

 

大将の心意気に感謝しながら、大事にカニチャーハンを味わう班長。当初の計画も達成し、今回の外出は120点で終えることができたのでした・・・!

 

まさか・・・

思いもよらなかった・・・!

ここで採点をオール5にしないのが班長ですよね(^_^;) あくまで評価には私情を挟まないという。

も今回の描写を見る限り、横で談笑している学生はいましたが、客数自体はそれほど入っていなかったけどな・・・。まぁ快く携帯を貸してくれる黒服で和んだからいいか。

 

今回はこれまでの読み切りを含めた4話の中でベストじゃないかな。起承転結が綺麗に展開されているというか、人情ドラマが清々しい。

カイジ本編では決して見せなかった純真な部分が見えた点も面白かったです。時を経ての恩人からの厚意には、どんな人でも心に迫るものがあるでしょうね。

 

また・・・最初に半日を無駄にする事と、最後のコスプレ比喩はお決まりみたいですね。個人的には特に気にしていないで、そのこだわりは不要かな・・・と思いますけど。むしろ1日目、2日目に分けた前後編の内容も読んでみたいな。

 

最後にこれはどうでもいいことですが・・・今回のタイトルは「捻込」、メニュー表の件から来ていますけど、これほど良いエピソードでそこをチョイスするのかw 大将とか学割とか気遣とか、もう少し適切な熟語があったでしょうに(^_^;) そこも含めて萩原さんのセンスは独特ですね。

 

次回は再来週、有楽町編に続きます。

 


賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第235話『特例』感想 ~ソフィーの顔も二度~

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今週中にカイジのざわカウント、あるいは簡単なアカギの全和了データを載せる予定です。

・・・と、言っておきながらすっぽかした企画が幾つもありますが、どちらも8割方完成してはいます。

 

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3 A・5

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→カイジコール(5+1)→和也Bet7→

 

【24回戦の流れ】

23回戦・204話・和也がカードを左手で提出(8と隠しボックスのAを交換)

24回戦・214話・和也の左手出し&考えづらいA降臨という違和感から、カイジがイカサマを確信

215話・テーブル横に・穴を発見、和也のマニキュアを疑う

216話・穴に和也から渡されていた爪楊枝を差し込み、隠しボックス(A3枚)を発見

217話・カイジからは見えない和也の手元のライトの点灯によって、カイジが隠しボックスを発見したことに和也が気付く

218話・カイジが8と隠しボックスのAを交換

219話・カイジが8とAを交換したことで、和也の手元のライトが消灯。それによって和也はカイジにAが渡ったことを知る。

和也が24回戦のカード配布直後に2度目のカード交換(Aと4)をしていたことが判明。

カイジがテーブル側面に∴穴を発見。再び爪楊枝を手に取る(差し込んだかは不明)

220話・和也の爪に∴穴と対応する凸凹があることが判明

以降レイズ合戦

 

前回、チャンマリの赤ライフを張ろうとしたカイジですが、和也にルール上不可能であると拒否されました。

しかし、それは自らの赤ライフ=命を張りたくない和也が吐いた嘘。

一度だけの救済措置をカイジに使ってしまったため、負ければ処刑を免れる術がないという事実に起因しているのでした。

 

それでも、カイジは和也が他人に情けをかけるはずがないと、性格を読み切って虚言を看破。

再度チャンマリに確認を取り、和也を追い詰めることを宣言しました。

 

さあ、遂にレイズ敢行か・・・と思われましたが、観念したかに見えた和也が粘ります。

 

赤ライフが張れる設定にあること自体は認めましたが、自分にはまだリモコンが残っているため、長押しによって落下を回避することができると発言。

つまり、命懸けなのはカイジ側だけ。追い詰めることはできないとしました。

 

しかし、これにもカイジは即反論。

それは14回戦・・・カイジがチャンマリの赤ライフによって復活した際に、和也がこぼした一言が裏付けていました。

 

マザー・ソフィーは定められたプログラムを、ただ粛々と無機的・無感情に行う機械。

が・・同時に、


つまり復活は「一度だけ」の特例。カイジに使用した以上、和也は使えないという確信があるようですね。

 

そう、これが前々回ラストでカイジが意味深に発した「うっかり口走ったことは真実」の正体。

てっきりイカサマ発覚の前後辺りを考えていましたが、だいぶ前の発言を指していたのですね。

 

しかし、和也は引き下がりません。

何度でも救われると分かれば、命懸けのリスクが消えて興ざめ。あれは勝負を白けさせないために話した嘘だと説明。

本当はリモコンさえあれば何度でも救われる設定だと、さらに嘘を重ねました。

 

それでも、カイジは確かに「一度限り・・」と和也が口走った事実を重要視。

まあ、一度嘘を吐いたことがバレたばかりですからね・・・。急遽それを補うような苦しい説明をされても、もう信じられないだろう。

隠そうとする過去の発言こそが真実だと、カイジが考えるのは納得。

 

そもそも、カイジは復活を二度三度可能な設定にする必要はないと気付いていました。

 

14回戦でカイジを救ったのは、あくまでイレギュラーな使用法。和也にとって想定外だったことは間違いありません。

 

そのリモコンの↓

→必要だ!

 

和也の命を守るための最終手段である以上、使用するのはその全ライフ勝負に負けたとき。赤も含めた全てのライフを失うため、和也の手元には何も残りません。

勝負はそこで終了するため、本来ならリモコンは一度だけ使えれば充分。

今回のようなカイジへの特例さえ無い限り、2回目のリモコン押す展開などありえないのです。

 

その貴重な一回を

和也↓

うーん・・・正直面白くないのですが、まずこの問答に意味があるのだろうか。

 

和也の赤ライフ張りは正真正銘の命懸け、それをカイジにも認識させ、両者ともに匕首を突き付けられた最終決戦であることを強調するための演出・・・でしょうね。それは分かります。

要不可欠ではありませんが、あってもいいと思います。

 

ただ・・・カイジの推理は結果的に当たっているものの、根拠には納得できない。

 

注目していた「うっかり口走った真実」は、復活を一度だけの特例と話したことでした。

カイジはそこから2回目3回目の復活は必要ない、一度で十分と考えましたが、これは正論ですね。

 

ただ、「一度で十分」という事実は「一度しか使えない」ことには結びつかないはず。

 

別に2回目が無いからといって、リモコンの効果を制限する義務はない。

むしろ本来不要なのであれば、2回目は長押しが効かない・・・などというそもそも起こりえない場合に備えた設定は追加しない。

 

そのような可能性も捨てきれませんから、筋が通っていないような気がしてなりませんでした。

 

実際のところカイジの推理が当たっているので、野暮と言えば野暮な指摘かも知れません。

しかし、かなりひ弱い根拠ですから・・・今回のように終始見下した表情で諭すほどの絶対性はないはず。

 

和也も一方的に苦しい嘘を論破されるだけの展開ですし・・・その論破すら紛れが多い。結果的に博奕の申し子であったはずの二人のレベルを落としているだけ・・・そう見えてしまう。

 

和也がドロップするに至るメンタルの落ち込みを描いているのかもしれませんが、その過程がカイジに爪楊枝を渡したことを忘れ、カイジにリモコンを使用したことも忘れ、その失態を埋めようと嘘に嘘を重ね、それを即見破られる。しかもあまり絶対とは言えない推理で・・・というのは・・・。ちょっとね(・_・;)

まずカイジを覚醒させる以上に、あまりに和也のレベルを落としすぎているのは・・・方法としてそぐわない気がする。

 

ここからは提出カードの勝負となりますから、様々な伏線を生かしたカイジの博才が炸裂するでしょう。それだけで良かったのではないかな。

デスマッチを強調させるエピソードを挟むのであれば、せめて和也の格を保った演出や、論理的に隙の無い展開の運びが求められたように思います。

 

次回は休載。

これ以上ダレると緊張感が失われそうなので、そろそろストレートに決着へ向かってほしいな・・・。期待します。

 

カイジの「ざわ」数を徹底調査!

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誰得データ第4弾

今回はカイジに登場する「ざわ」の数を調査しました。

 

対象は最新ワン・ポーカー編12巻までの全61巻。

ざわ数合計は、

「ざわ・・」793個、「ざわ・・・」983個、その他23個。

1799個でした。

 

ちなみにアカギは最新33巻時点で計896個ですから、若干カイジの方が多いペースですね。

※アカギでの調査は↓。

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/entry-12229607930.html

 

数が分かれば十分ですが、一応詳細なデータも載せておきます。

正直燃え尽きたので解説は深く掘り下げませんが、誰得なのでいいか・・・。

(画像はexcelの画面を詰め込んだため、文字が潰れやすいです。興味が御有りの方は拡大をお願いします。)

全61巻中最多「ざわ」は破戒録9巻で135個。

また、和也編8巻は、全61巻で唯一「ざわ」が一つも登場しない。

(これってトリビアになりませんか・・・?)

 

※「その他」に分類されたざわの一例

点の無いざわ

IMG_20170212_012843366.jpg

ざわっ・・

IMG_20170212_012844492.jpg

ざわわ・・・

IMG_20170212_012844928.jpg堕天録6巻の見切れざわ。ここでは2つ(このコマ全体で6つ)としてカウントしています。

IMG_20170212_012845285.jpg

なお、どこまでを「ざわ」として区別するのかについては難しいので、基準を文字に「ざわ」が含まれているものとしました。(「ざざざ・・・」や「わわわ・・・」は除外)

 

以下がカウント外とした一例です。

波音かも?

IMG_20170212_012843969.jpg

これは人が避けた音ですよね。

IMG_20170212_012842029.jpg木々のざわめき?

IMG_20170212_012842341.jpg

次にシリーズごとの比較。

ざわは減少傾向にあり(和也編は10巻で81、ワンポーカー編は12巻で86個であるため)、26/61巻である黙示録・破戒録だけで全体の83.9%を占める。

破戒録の「ざわ・・・」割合の高さが目立つ。

全シリーズ通してゴシック体が優勢。

ちなみに明朝体のざわは、心理描写の起伏を表す場合が多い。

そのため、画的な動きが少なく、ほとんどが心理描写で物語が進行する堕天録以降は、明朝体の割合が高まっている。

 

(一応説明しますと、↓の上のコマがゴシック、下のコマが明朝体のざわです)

IMG_20170212_012844212.jpg

なお、堕天録以降はほぼゴシックは「ざわ・・」、明朝体は「ざわ・・・」に用いられることが殆ど。(そのデータも取るべきでしたが、傾向に気付いたのが調査の後半だったので心が折れました)

 

最後にメモリアルなざわを紹介して終了します。

 

記念すべき初ざわ!

IMG_20170212_012842997.jpg

 

1000個目のざわ!

(このページの前で999個なので、読む順番としては一番右のざわが1000個目となります)

IMG_20170212_012841572.jpg

以上です。

 

「ざわ」は福本作品の代名詞でもありますし、作品を彩る装飾のようなもの。今後も場に緊張感を与えるエッセンスとして登場し続けてほしいですね。

 

自己満足と無意味の極み。だからこそ誰得データ。

 

でも、地味な作業がメチャクチャ楽しいんですよ・・・。

この集中力を本業の学業に生かしたいところですが、出来ないんだなこれが。単位に「福本学」とかあればいいのに・・・などと妄想している時点でお察しですね。

 

次回はまた期間が空きそうですが、天時代も含めたアカギの和了形をまとめます。

また・・・もしも何か調査の要望がありましたら、コメントをお願いします。

(´;ω;`)

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………





………………





………………………





多分…遂に
私の目が腐ったのでしょう。




………………………………











……………………




これは…嘘なんだ………





そんなはずは、無いんだ…





福本先生はインタビューやトークショーの度に、仰っていたんだ…






鷲巣編完結=アカギ終了ではないと…何度も仰っていたんだ…






次は23歳のアカギを描くと…仰っていたんだ…



4月、あるいは5月に鷲巣編完結




エピローグを挟んで、遂に天へ繋がるエピソードが…始まるんだ…



銀次戦での勝利

室田戦での勝利

そして裏麻雀界でトップに君臨した3年間
これは描かれるんだ…



楽しみだな…





本当に、楽しみ…





楽しみ…





………









http://news.yahoo.co.jp/pickup/6229932







………





…………………









(´;ω;`)










嘘なんだ…
これは嘘なんだ…




………………………………





言葉が…出ません………
ごめんなさい…

ちょっと…今すぐには受け入れる事ができそうにありません…。


あぁ…マジ…なのか…

1日外出録ハンチョウ 第4話『飲芋』感想 ~芋革命!日比谷編~

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先日のアカギの一件から・・・何だか力が抜けた。

思えば最近は、ブログの更新が息抜きの手段ではなく、義務感に縛られていた気がする。

暫く、一から十まで状況を説明するこれまでの書き方は少し控えようかな。

 

一歩引いて、楽に読みたい気分。

もちろん福本作品は大好きですし、敬意は変わりません。

 

今回の舞台は日比谷。

あれ、上野公園→~→日比谷公園→井の頭公園→錦糸公園→日比谷公園?

上野公園のローテが飛ばされてる。

時系列はバラバラなのかな。

誰ですか?

→監視役の宮本です

 

やけに近いね。

カイジより先にチンチロの不正を疑っていた人がいたのか。

 

ともかく外出権を購入した結果が全てなんだから・・・使い方は勝手でしょ。普通ならせっかくの外出で知らない人間に近距離で監視されたくはないな。

 

大槻は人付き合いに長けているので許容してますけど。

行った事ないな・・・。ご当地の名産品が地元の味のまま楽しめるのはいいね。

 

買い食いのさつま揚げとか絶対美味い。

こっちは大分・・・湯布院とか別府の温泉を意識しているのかな。

ショップを巡って歩きっぱなしですから、これは気持ちいいだろう。宮本さんも意地を張らなくていいのに。

 

もちろん宮本さんの出身、北海道のショップもありますよ。

やっぱり行きたいんじゃないですか。

 

残念ながら、班長の狙い目は地元の人間が駆けつけやすい県だけどね。

へー、ありそうでなかった発想だね。

味は間違いないですし、ホットで自販機に並んでほしいくらいだ。

黒服が確保される逆逃走中展開。

 

否定してるけど体は素直なもので・・・

一口飲めばもう決壊!


なんだこの仲良しコンビは。

とても監視する者とされる者には見えない。

帝愛の債務者は数いれど、黒服に飲み友達がいるのは大槻だけだろうな。

何故これまでに人心掌握術が長けているのだろうか。

 

しかし宮本さんはいいキャラしてるね。

カイジ本編での黒服は機械的な存在ですが、今回やチーム利根川の影響もあって喜怒哀楽のある生身の人間なんだなぁ・・・とイメージが変わったな。

 

ハンチョウは一話完結型なので、毎回試行錯誤しながら内容に変化をつけていますね。前回から露骨にギャグを狙わず、起承転結を意識した構成になったのは好判断だと思う。

次回も期待。

アカギ完結と竹書房の編集部についての動画

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完結確定に対する衝撃のノリで作ってしまった。
 
正直・・・前作も含めて後悔しています。誰の得にもなりませんし、不快感を助長するだけ。しかも言及内容は、完結が決まった今となっては時既に遅し。
 
ただ、投稿した事実は自分の意志ですし、仮に駄作でも戒めを込めて削除しないことにしています。批判で逃げないのは最低限の責任
 
ちなみに完結後の不定期連載については、そこで全盛期編が描かれるかは未確定の事項。それに触れると内容がダレますし主張がブレるので止めました。

 

総統閣下のフォーマットなので怒りの主張ですが、私は単純に無念の一語を伝えたかった。中途半端にネタを入れない方がよかったな。

 

・・・「好き」の反対は嫌いではなく「無関心」というのは本当で、ファンとアンチは紙一重ですね。知識量などに関しては後者の方が上回っていることも珍しくはない。

可愛さ余って憎さ百倍、つまりアカギについても・・・経緯を知る者は全員、たとえ表面上は批判的な言葉を並べる人間でさえ、根はファン。

誰も敵はいない・・・皆ファン。

賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第236話『意識』感想 ~破られた暗示~

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カイジも大詰めですが、最近のヤンマガではヤキュガミとピッチディーラーにも引き込まれてます。

内容は野球とサッカー、正統派の青春スポ根漫画とそのアンチテーゼなので真逆ですが、スポーツ観戦が趣味なのでついつい読んじゃう。来月に東京ドームで開催されるWBCのチケットも取りました。

 

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3 A・5

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→カイジコール(5+1)→和也Bet7→

 

【24回戦の流れ】

23回戦・204話・和也がカードを左手で提出(8と隠しボックスのAを交換)

24回戦・214話・和也の左手出し&考えづらいA降臨という違和感から、カイジがイカサマを確信

215話・テーブル横に・穴を発見、和也のマニキュアを疑う

216話・穴に和也から渡されていた爪楊枝を差し込み、隠しボックス(A3枚)を発見

217話・カイジからは見えない和也の手元のライトの点灯によって、カイジが隠しボックスを発見したことに和也が気付く

218話・カイジが8と隠しボックスのAを交換

219話・カイジが8とAを交換したことで、和也の手元のライトが消灯。それによって和也はカイジにAが渡ったことを知る。

和也が24回戦のカード配布直後に2度目のカード交換(Aと4)をしていたことが判明。

カイジがテーブル側面に∴穴を発見。再び爪楊枝を手に取る(差し込んだかは不明)

220話・和也の爪に∴穴と対応する凸凹があることが判明

以降レイズ合戦

 

前回、赤ライフを張ることが出来ない設定にあるという和也の嘘を見破ったカイジ。

 

さらに「マザー・ソフィーは当初の定めを一度だけ反故にしてくれる・・・」という和也の発言から、ここで負ければ和也側も救出網のリモコンが使えないと読み切りました。

 

つまり、この24回戦は双方にとってサドンデスの戦い・・・!

巻頭カラーページは1巻の表紙ですが、ライフが赤に変わっています。

 

カイジはこの勝負で初めて、刺し違えられるチャンスを得たことを認識。遂に最後のレイズを仕掛けるか・・・と思われましたが、和也への追及が続きます。

 

うっかり一度しか使えない救出装置を使ってしまったことは、あまりに軽率な失策。しかし、振り返ればそれも無理はなかったと解説・・・いや同情・・・?を始めました。

 

なぜならリモコンを使った14回戦の時点で、和也とカイジのライフは赤を含めて13vs2。話にならないほどの大差がありました。

将来追い上げられ、赤まで張らされる展開など想像しないのも当然。ゆえに最後の切り札の重要性を軽んじ、そして迂闊な一言を口走ってしまったのです・・・。

 

そしてその後は相次ぐDOWN地獄、ありえぬチャンマリの赤ライフレイズ、あるいは幻想のKによって、連戦連敗。

ギャンブルの業火に焼かれ続けた結果、いつしか意識から消えてしまっていたのです。

確かに・・・理由付けとしては納得できるけどね・・・。

幻想に縛られている最中や、イカサマの発動を躊躇いながらも画策しているような、明らかに核となる雑念があったときなら、それは分かります。

 

しかし、イカサマを発動させたのは23回戦。

この24回戦は最初にカードをAと入れ替え、カイジのA交換をライトで確認して以降、和也はストレスフリーだったはず。必勝と信じて疑っていなかったわけですから。

 

さすがにレイズが積み重なってゆくうちに思い出すのでは・・・。それも一気のレイズではなく、1ライフずつ、それも和也の方から仕掛けていたわけですし。

 

それほど博奕の熱に焼かれていた・・・とも捉えられますが、何度考えてもあまりの凡ミス。サッカーなら1枚イエローカードを貰っていたのに、それを忘れてラフプレーを仕掛けて退場・・・。野球ならまだツーアウトなのにスタンドにボールを投げ入れちゃう、みたいな。むしろそれより酷い。

それを和也が悔やむならまだしも、なぜかカイジが必死に擁護しているようにも見えて・・・モヤモヤする。

 

痛恨の失念、しかし・・・それでも尚、和也には自分だけは安全という意識が残っていたと、カイジは推測。

 

何故なら、和也の人生は優遇・特別・特例・・・その連続。配慮されるのは日常であり、周囲がどうあれ自分だけは安泰でした。

もはやその潜在意識は除去不可能。それこそ骨身に染みわたり、臓腑に刷り込まれたものだったのです。

 

そしてそれこそが、和也をここまで支えてきた暗示であり、強さの根元。決して弱みを見せない絶対的余裕が一般的見地からの推察・判断を狂わせてきたのです。

 

しかし・・・今は策もブラフも見抜かれ、後ろ盾もなく、資金力も意味を成しません。正真正銘、カイジと同じ地平に立っています。

和也のみが有する特権は・・・もう存在しないのです。

これは暗に∴穴や手元ライトにも気づき、情報戦でも五分である・・・つまり、五分であると知っている自分の方が幾分か上だぞ、というカイジの脅しでもあるのかな。

 

ただ今回の内容は苦しい後付けと言いますか・・・和也の失態がそれほどのミスではない、つまり和也の格を落とさないように無理矢理正当化させようとしているように思えた。

ネガティブな発言は避けたいですが、1か月も問答が続くとね・・・。

 

例の発言があったとはいえリモコン操作が1回だけ、という保証はない以上・・・カイジも偶然推察が的中したのをいいことに、反論できない相手を蹂躙しているようにも見える。カイジの印象も落ちてしまう。

 

↓社長の言葉を借りるならコレ

しかし!

しかし・・・です。

現状について推察できることを出来るだけ暴露し、和也にプレッシャーをかけているのでしょう。戦略的に有効に作用しうる以上、全く不要な過程とは言い切れない。

 

もう少し和也の失態があからさまな物ではなく、それに対するカイジの追及が理詰めであれば・・・ラストのドロップ狙いへ繋がる展開としては完璧に近かったのではないかな。

でも、ここの描き方は少し考えただけでもかなり難しい・・・。だからこそ、福本先生であれば風通しの良い・・・華麗な方法を見出されるはずと、期待してしまうのですが。

 

今回で和也がオープンかドロップか、十分に煩悶するだけの圧力は描き切ったことと思います。

そろそろ画的にも動きがないとキツいですし、ラストスパートの盛り上がりに期待したいですね。

 

 

※余談ですが、先日CSの番組でケンドーコバヤシさんがヤンマガ編集部に潜入取材する企画が放送されました。

その中でカイジの引き延ばしについても言及されたのですが、何と編集長の口から「ほとほと困っている」との回答が・・・(°д°;)

組織内のトップの発言としては弱すぎない・・・?どこか他人事ですし、改善策などは特に講じていないという事ですよね・・・。

こちらもアカギに対する竹書房同様、強く口出しできない状態なのかな・・・。それで編集の意味を成しているのだろうか。

 

しかも先日完結しました人気作、「僕たちがやりました」については「つまんなくなってもいいから引き延ばしてほしかった」とのこと・・・。

まさかそんなスタンスだとは・・・正直幻滅した。

引き延ばしを黙認するどころか、むしろ助長、推奨しているとはね・・・

 

確かに近年の出版業界は不況と叫ばれていますから、人気作を手放したくないのは分かります。しかし・・・故意に作品の質を落とすような措置は、方法として間違っていると思う。

というか、仮にそれが業界で当たり前だとしても・・・口に出してほしくなかった。せめて時効となった後ならまだしも、今ならカイジではありませんが戦争、批判を浴びるのは当然。知りたくなかったな・・・。

 

んもう・・・アカギの件もありますし、ポジティブな話題に触れたいのに。

 

・・・あ、一つだけあった。

新刊が3/6に発売されます。

内容は恐らく218~227話、隠しボックスを発見したカイジの逡巡とレイズ合戦の中盤まで。

ワンポーカー編は全何巻となるのでしょうね。

中間管理録トネガワ 第31話『冴子』感想 ~新風吹き込む新メンバー~

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萩尾・長田・菊地の左・・・異動から暫くが経ち、新年度を迎えた帝愛。

 

チーム利根川にも3人の補充・後任として、新メンバーが加入することとなりました・・・!

うーん、相変わらずのモブ顔だね・・・w

珍しめの苗字なので覚えやすい方だと思いますが、それは今後の活躍次第ですね。性格等も気になりますが、今回は紹介だけ。

早く馴染んでチームに貢献してほしいな。

 

二人が簡単な挨拶を済ませると、研修のために遅れていたもう一人が到着しました。

 

失礼します・・・!

え・・・!女性の黒服!!?

天海さん以外にもいたとは・・・(°д°;)

 

チーム全員が驚きを隠せませんが、事実として帝愛での女性黒服は希少。とはいえ、利根川は帝愛に入った以上は性別は関係ないとして、特別視しないと釘を刺しました。

 

非常に真面目そうな西口ですが・・・チームでは紅一点。

メンバーが意識しないはずもなく、

安定の中田(^_^;)

ぶっちゃけなぜあなたが飛ばされなかったのか疑問だけど、天然キャラは貴重だからね・・・。あるいは、意外に仕事は出来るタイプなのかも。

 

初めは距離感を掴めない者が多かったものの、

→取れたボタンを縫ってもらうなどする黒服が

続出・・・!

 

へえ、クールに見えて意外にアクティブだね。普通に好感が持てる。

女性ならではの気遣いがメンバー内で好評となり、すっかりチームに溶け込んだようです。

 

他にもある日、靴擦れを起こした佐衛門は絆創膏を渡されますが、感謝しながらもどこか複雑な表情。

西口加入後の皆の露骨な浮かれようを嫌い、素直に存在を認められないようです。

 

その夜・・・電車に揺られ帰路についていた佐衛門は、フェイスブックに西口の名前を発見しました。

これ何なんだろうね・・・中学辺りの同級生を偶然SNSで見つけて、TLを眺めたり最近の写真を見たり・・・誰でも経験があると思いますけど、別に悪い事ではないのに背徳感に襲われるやつ。気持ちはよくわかる。

 

てか西口さん、プールでもサングラスしてるのは何で?w ラテアートを作ったように帝愛入社がそれほど嬉しいのか、何か理由があるのか。

それと中田がしっかり「いいね!」してる・・・w

まぁ別にいいけど、facebookは実名登録なので中田のフルネームが分かるかと思ったら・・・「Nakata」だけか。ここで隠すという事は、黒沢のように明かされることは無いキャラなのかもしれないな。

 

西口の意外な一面に驚きつつ、電車を降りた佐衛門。

すると背後で呼び止める声が・・・!

 

振り返ると、そこにいたのは何と西口。

どうやら二人とも西荻窪が最寄り駅のようです。

 

靴擦れ・・・その後どうですか?↓

送ろうか・・・!?家まで・・!

 

お?・・・佐衛門どした?( ̄ー☆

 

1人で夜道は危ないと誘いを掛けますが、それほど遠くないから・・・と丁寧に断られてしまいました。

佐衛門はモヤモヤしたまま、一人路地を進みますが・・・

フフ・・・ベタだけどいいねこの展開( ´艸`)

多分西口さんはそこまで気にしていないだろうね。

たまに垣間見える、佐衛門の初々しさの描写は好きだな。

普段は最年少ながらチームの年長者にも臆せず切り込みますが、人生経験はやっぱりまだ浅いんだよね・・・。

 

そして翌朝、一同が勤務を開始すると・・・西口の携帯の着信が鳴り響きます。

隣席の佐衛門が画面を覗くと、そこには「ひろくん」の文字が!

 

恥ずかし気にそそくさと場を離れた西口に、佐衛門は落胆・・・。

すぐさまトイレへ駆け込みました。

あらら・・・残念。今回はギャグもなく、佐衛門の一人称視点なので展開がリアルに感じられますね。サングラスを取った素顔は荻野の結婚式以来かな。

 

気持ちを切り替えようと、佐衛門は会議室へ戻ろうとしますが・・・

通路では西口がまだ通話中でした!

え・・・?お兄ちゃん?

ひろくんって、お兄ちゃんなの!?(^_^;)

登録も「くん」付けで、いちごも送ってくれる・・・仲が良いのですね。

 

つまり・・・プチ失恋は佐衛門の勘違い!

単なる早とちりだったようです。

 

これには佐衛門は安堵・・・するかと思いきや、

 

いやいやそれよりも・・・

まさかの西口さん・・・↓

ええええw 完全に惚れちゃった(^◇^;)

まさかここに来て恋愛展開があるとは想像していなかったな。普通に面白い。

 

西口さんのギャップもいいですけど、今回は佐衛門のギャップが好きだったな。

当初のいけ好かない有能キャラが強調されていただけに、年相応の人間味の描写がされたことで佐衛門に魅力を与えているね・・・。

私も年齢が近いのでちょっと感情移入しちゃう。でも博多っ子はまだしも、同僚を妹キャラとして捉えるのはどうかと思うけどね・・・w

 

今回の後日談が気になりますが、一話完結型のエピソードも多いので描かれるかは微妙かな?

新メンバーも加入し、30話を越えても全くマンネリの気配すらありませんね。来月も楽しみです。


賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第237話『捨身』感想 ~不毛な+1~

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○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3 A・5

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→カイジコール(5+1)→和也Bet7→

 

【24回戦の流れ】

23回戦・204話・和也がカードを左手で提出(8と隠しボックスのAを交換)

24回戦・214話・和也の左手出し&考えづらいA降臨という違和感から、カイジがイカサマを確信

215話・テーブル横に・穴を発見、和也のマニキュアを疑う

216話・穴に和也から渡されていた爪楊枝を差し込み、隠しボックス(A3枚)を発見

217話・カイジからは見えない和也の手元のライトの点灯によって、カイジが隠しボックスを発見したことに和也が気付く

218話・カイジが8と隠しボックスのAを交換

219話・カイジが8とAを交換したことで、和也の手元のライトが消灯。それによって和也はカイジにAが渡ったことを知る。

和也が24回戦のカード配布直後に2度目のカード交換(Aと4)をしていたことが判明。

カイジがテーブル側面に∴穴を発見。再び爪楊枝を手に取る(差し込んだかは不明)

220話・和也の爪に∴穴と対応する凸凹があることが判明

以降レイズ合戦

 

前回、ここで赤ライフを張った場合は互いに負ければ死、もはや和也が有するアドバンテージは無いと確信したカイジ。

共にギャンブルという魔物に翻弄される無防備な存在であり、同じ地平に立っています。

 

和也が赤を合わせられないなら、それで決着。

自動的にドロップ負けとなり、カイジに全てのライフが渡ります。

 

ようやく・・・遂に!満を持して!

カイジはレイズに向かいます・・・!

 

が!


もういいってw

カイジが赤ライフを手にして何か月経ったと思ってるの。

十分すぎるくらい待ったでしょうよ・・・(・_・;)

 

リモコンが使えないこの状況で、赤ライフを2つ張る行為は・・・つまり決着の際に必ず人が死ぬということ。

和也はここまで来た以上、カイジが赤を張れば合わせざるを得ないと話し、このレイズは人殺しの選択であると告げました。

 

つまり、勝利を目指すだけなら、赤は一つ張れば十分。それで和也の正規ライフ7つを全て浚うことができます。

仮に負けた場合でも、一つであればチャンマリのどちらかは生き残りが確定。

カイジにとっての2ライフ張りは勝っても負けても不毛なリスクを高めるだけであり、和也の死にざまを見たいとしか思えない行為。しかし、当然カイジはそんなタイプではありません。

 

デスマッチの無為を説く和也ですが、カイジとしては一手遅い提案。

これが賭けライフがカイジの命までであり、チャンマリの命が要求される前であれば受けていた、と話しました。

 

しかし、カイジが自らの赤を張った6ライフ勝負にもかかわらず、和也は7ライフ目をレイズ。つまり、和也はチャンマリの命を要求したも同然。二人のうち一人が生き残るための配慮など、この状況では言動不一致と言わざるを得ません。

24億の博奕!

使える武器は何でも使うって!

 

持たざる者にとって、それは「捨身」。

何でも望み通りとなる人生を送ってきた和也が、唯一持っていない資質です。

 

生きるために死を受け入れる・・・その思考を和也は理解できず、メリットがないと繰り返します。

口には出さねど死にたくない・・・死ぬようなリスクも冒したくない、和也の悲痛な叫びが聞こえてきそうです。

 

24億、命、もう誰も降りられないと、和也は遂に突っ伏してしまいますが・・・

その姿を見たカイジは、

遂に追及の核心に言及することで勝負を決める・・・ようです。

 

正直、今さら赤ライフ勝負が命懸けだと脅されても、カイジは何度も張ってきたわけですから通じるわけがないよね・・・。

普通の人間であれば当然ですけど・・・仕掛け人である和也がイカサマ、嘘、同情、あらゆる手を使って命懸けを拒もうとするのは虚しく見える。

 

そもそも・・・和也はカイジの追加赤2ライフ張りがメリットゼロと訴え続けましたが、命を惜しんで勝負できず、ドロップするのを引き出す明確なメリットがあるよね。

メリットが無いと必死な和也を見れば、なおさら効果的なレイズであるのは誰の目にも明白でしょう。

カイジも一手早ければ乗ってた・・・と話していますが、それ以前の問題でしょ・・・?ここ最近の会話がズレまくっていると感じるのは私だけでしょうか。

和也の小者感が振り切れ、それに合わせてカイジの格も落ちてしまっている・・・よね・・・。

本当に残念でならない。

 

ラストページのカイジの表情、そして赤ライフ2つ張りの無為への反論とすると・・・ここから種明かしを開始して、オープン勝負なら和也が負けていることを解説するのかな?

ちょっと展開が退屈過ぎて、流れがよく分からない。

 

和也がドロップする為の説得が始まるのかな、としか感想の書きようが無かった。とりあえず次回に注目します・・・。

 

1日外出録ハンチョウ 第5話『柿放』感想 ~Kp Unlimited~

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今回の1日外出は再び沼川との二人行動!

ちなみに解放の公園名は明かされず。まあローテはそれほど大した問題でもないのでいいか。

 

いつもは漫画を読んだり毛玉を取ったり、この公園で半日潰してしまう班長ですが・・・今回ばかりは焦っている様子。

一服し始めた沼川に釘を刺し、即座に街へと繰り出しました・・・!

 

なぜなら、今回の外出の目的は仕入れ。

そう・・・地下で行っている物販用の商品を数か月分買うためであり、羽を伸ばすためではありません。

 

ビールやポテチ、しょぼい柿ピー、チーちく・・・基本のラインナップは固定ですが、購買意欲を突きさせないためにも、その吟味は必要です!

まだ終わりじゃない・・!

 

普段は仕入れて終わり、一息つくところですが・・・班長には今回の外出にもう一つ目的がありました。

それは、新商品の開発

 

これまでに班長が行っている商売は、仕入れた物をそのまま売っているだけ。いわば横流しです。

競争相手がいないため、それでも十分な需要があったのですが・・・

ワシは見た・・・!↓

何と他班でも物販が解禁され、ライバルが出現。

E班の客足も、少なからず奪われてしまっているらしいのです。

カイジでは数少ない聖人の小田切さんじゃないですか!(地下に堕ちている時点でそれもどうか、とも思いますけど)

最初は班長側で繋がっていると思い込んでいたので、本編でカイジが素直に456賽を渡した時は揉み消されないか・・・とヒヤヒヤしたものです。

 

それはそうとして、大槻よりも班員への気遣いには長けていそうなイメージがありますし、これは強敵かもしれないね。ホッピーにカレーせんというチョイスもセンスがある。

 

物販はチンチロと並ぶ大槻の貴重な収入源。1日外出の種銭ですし、人気の維持は死活問題ですね。

さっそく二人はドン・キホーテへ直行し、アイディアを探すことに。

 

沼川は美味しそうに並ぶホクホクの焼き芋に注目しましたが、今は夏場へ向かっていく時期。地下は熱気で充満されるため、手が伸びるかは微妙。

さらに、地下の食堂では時々サツマイモ入りの味噌汁も提供されるようで、贅沢感に欠けるのも事実。あえなく却下されてしまいました。

 

その後も沼川は目についた商品を片っ端に提案しますが、なかなか班長が納得するほどの名案とは行きません。

就寝・・・!格安ビジネスホテル・・・!

 

女子高生かよw なに大の大人二人ではしゃいじゃってるの。

楽しそうなのは結構だけど、今回も石和は仲間はずれなのね・・・。

 

翌日も妙案の浮かばぬまま、気が付けば残された滞在時間は1時間。

 

さすがの班長も諦めかけた・・・その時!

目に入ったのは、喫茶店・・・の横の携帯電話販売店!

班長はほくそ笑みながら、天啓が降りたと何かを閃いたようです。

 

翌日、地下へ戻った班長はいつものように物販を展開。

お・・・!1日外出の翌日が描かれるのは初めてですね。

 

待ち望んでいた班員から注文が飛びますが、班長はその前に新たなサービスを開始することを明言。

呆気に取られる者たちを無視し、さっそく説明に入りました・・・!

柿放題・・・! 本日よりスタート!

 

柿ピー版の掛けホーダイか(^▽^;) 上手い。

携帯会社を参考にしたからってネーミングまでパクらなくても・・・w

 

一同は騒然としますが、よく考えると柿ピーは通常1000ペリカ。10袋では10000ペリカですから、このプランなら実質半額

 

慢性的に金欠のメンバーは食いつきましたが、得は得でも10袋まで。柿「放題」ではないと、すぐに不満の声が噴出しました。

注目させた割にはしょぼい内容ですが、これは今回のサービスの入り口にすぎませんでした。

 

追って説明されたのは・・・正真正銘、柿ピーが無制限で食べられる別プラン!月々の金額は柿放題と一緒、6か月分の契約で加入することが可能です。

 

その名も・・・↓

→可能・・・!

柿ピーを飲むように食べることも・・・!

 

もう完全に携帯会社のやり口じゃないか・・・w

無駄にカッコいいネーミングなのに柿ピーってのがギャップがあっていいね。なぜロゴマークがAmazonを模しているのかはよく分からんけど。

 

圧倒的な割安に衝撃を受け、この日のうちにほとんどの班員がプランに加入!他班の者にも噂は流れ、大好評となりました。

 

とはいえ、文字通り飲むように柿ピーを消費してゆく班員たちが多く、心配性の沼川としては赤字が気になるところ。

班長に不安を話しますが・・・大槻は早晩に限界が訪れることを読み切っていました!

 

そしてKp Unlimited開始から10日後、想定通り同じ味に飽きた班員が出現。

この調子で半年はキツイと、班長に解約を申し出ますが・・・、

 

半年後じゃないと解約料・・・

30000ペリカになるけどいい?

ひえええええ!!!(((( ;°Д°))))

確かに携帯会社あるあるだけどw

あくどい部分まで似せていたのか・・・!

 

抜け目ない大槻らしい計画だ・・・。

まあ読まなかった方が悪いのは事実ですが、携帯会社のチラシ下部にある但し書きって本当に極小だよね・・・これは上手い皮肉。

 

6か月満了しても30000ペリカ、解約しても30000ペリカ、しかし得ている契約は生かしたいと考えるのが人間なもので・・・、

TKGみたいに言うなw

 

柿の種を砕いてから湿らせ、団子状にこねたものにピーナッツをふりかけたアイディア作らしいのですが・・・これは3日でブームが終了。

どのメニューも所詮は柿ピーには変わらず、1か月後には全員が食傷してしまいました。

 

おつまみとして数日おきにちびちび食べるならともかく、5000ペリカも払った以上は元を取ろうと無理をして食べてしまったのが仇となりましたね。

 

赤字覚悟の大出血サービスのはずが、結果的には大儲け。班長の作戦が見事に成功する形になりました・・・!

 

そしてある日、E班の者たちは皆結託。

そう、Kp Unlimited契約から半年後・・・待ち望んだ契約解除の日が来ました!

 

プランはこの日に解約を忘れれば、自動更新される仕組み。

労働を終えると互いに声を掛け合い、この機を逃すまいと大槻を探します・・・!

が・・・!

ひっでえええぇぇぇwヽ(;´ω`)ノ

もう、清々しいね・・・!この銭ゲバ魂は。

当然、批判覚悟で行っているのですから見事だ。

 

しかし、地獄の地下で柿ピーに踊らされる亡者・・・字面だけでもこれだけ哀しいことは無いな。・・・もう柿ピーなんて見たくもないだろうね。

下手したら亀田製菓を恨むレベル。とんだとばっちりだけど。

 

今回は、以前少し指摘した外出当日と、地下へ戻った後の内容が初めて描かれましたね。物販の裏側という原作にも絡むネタですし、それでいて一連の柿ピー契約はオリジナリティーがある上に班長の人柄もよく表れていました。ワードセンスも見事ですし、何度も思ってきたことではありますが・・・萩原さんの展開力は凄いですねヽ(゚◇゚ )ノ

 

単純なグルメ漫画という枠に捉われない切り口が多く、右肩上がりに面白さが増している印象。班長というキャラも利根川ほど掘り下げられてはいない自由なキャラなので、今後の物語の広がりにも期待できますね。

次回も楽しみしです・・・!

 

アカギ EPISODE295 感想 ~死闘の勝者~

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アカギ感想の前に一言二言。
カイジのワンポーカー編13巻の発売日程が変更され、3月6日の予定が未定となりました。直前での変更は初めてなので困惑していますが・・・単行本派の方は隠しボックスからのA発見で止まっているのでかわいそうだな・・・。
 
また・・・鷲巣麻雀の決着に際し、総括のMADを作ろうかと考えています。アニメ素材は使えないので完成の予測はつきませんが・・・曲は9mm parabellum bulletのanswer and answerで考えています。
 
 
それでは感想・・・
4月1日号での鷲巣編決着が確定し、今回はラス前。
少ない猶予でどのような着地となるのか・・・楽しみでもあり、怖くもあり、見守るのみですね。
 
そして今回・・・アカギが鷲巣邸に足を踏み入れてから19年7か月、この歴史的死闘の勝者が決しました・・・!
 
(6回戦オーラスに至るまでの簡単な流れ↓)

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/theme-10093607504.html

南家・アカギ65800点 血液-2300cc (実質-1800cc)

北家・鷲巣104800点 血液-1900cc 失った資金・6億円

6回戦・南4局

 

ドラ表示牌西 (ドラ

裏=鳴き等による巡抜け 裏裏=暗槓


赤木(南) ※現在ツモ番

 

 

南ポン

 

暗槓南三索

 

 

安岡(西)

 

 

裏東

 

裏

 

東

 

鷲巣(北)  ※現在ポン可能

 

 

裏裏裏裏東

 

裏裏裏裏九萬

 

  

 

鈴木(東)

 

 

裏裏一筒裏裏不明

 

八筒裏裏裏白

 

一筒不明

※PC向けの表示なので、スマホ等ではズレが生じます。

 

前回、鈴木との連係による大三元字一色が確定し、鳴きを進めようとした鷲巣。

しかし、もはや自らと切り離すことのできぬ存在となったアカギを殺したくない・・・いや殺せないという深層心理が、鷲巣の手を止めます。

葛藤を越えた極限の心理状態となり、もはや動きも封じられた鷲巣の体は限界。

ポンの発声もままならず、視界も断絶・・・遂には意識を失ってしまいました・・・!

 

アカギは鷲巣と長き勝負への冒涜になるとして、ポンの声がかかるまでツモ番を自重。

最後の執念を待ちますが・・・鷲巣は一向に意識を取り戻しません。

それどころか、


感じられない

脈も・・・!

 

あぁ・・・そ、そんな・・・(;´Д`)ノ

嘘だろ・・・

 

過去の2度の失神は、意識が無くとも脈はありました。

しかし、今回はそれが僅かもありません・・・。

 

つまり・・・鷲巣は仮死状態。あるいは、本当に死・・・?

 

当然、白服たちはパニック状態。

とにかく鷲巣の蘇生に動き出す岡本たち。

 

しかし、鷲巣麻雀は死んだら負けのルール。仰木は途中での輸血など論外であり、つまり負けを認めたことになると忠告します。

 

しかも鷲巣の断りもなくそんな事をすれば、仮に生き返っても激怒されるのは確実。仰木さんも遂に鷲巣の性格を理解したようで少し感慨深いですが・・・岡本たちはその言葉を耳にしながらも、鷲巣を蘇生するために長椅子へ運びます。

考えるよりも先に体が動くのか、白服たちの鷲巣への信仰はそれほど深いものだったのですね。

 

構わぬっ!↓

大事なのは

鷲巣様の命だ!

 

うお・・・!お・・終わるのか。

唖然としながら蘇生活動を見つめる仰木と安岡・・・

(゜д゜;)・・・

 

ま・・・まだ鷲巣を寝かせているだけだ・・・救命措置には当たらない・・・。

落ち着け・・・まだ決着じゃない・・・



( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚

お・・・

終わったああああ!!!

ヽ((◎д◎ ))ゝ

 

え・・・だって・・・勝手に輸血したらルール違反・・・

つまりアカギの勝ち・・・

 

嘘・・・こんな終わり方って・・・!

だね・・・

 

これは・・・間違い・・・ない・・・

んなああああっ・・・!(O_O)

来月まで待たずとも終わったじゃん・・・!

 

鷲巣にを掴ませる戦略とか・・・アカギが点数でも鷲巣を上回るとか・・・あるいはドラマ最終回に映し出された予言・・・あらゆるフラグや伏線をぶち壊す衝撃的な結末・・・!

 

決着への感慨深さもありますし、歴史的瞬間を目撃した高揚感もあります。ありますが・・・何だろう、この心の奥から滲み出る虚無感は。

これは遂に鷲巣麻雀が決着し、もう二人の闘牌が見られないから・・・という物ではない。

 

そう・・・和了なき決着だなんて・・・。

 

例えるなら・・・

壮大なフィナーレを期待し、長く並べ続けてきたドミノ、それが遂にあと数枚で完成する・・・もう倒した後の感動・感激・その余韻や過程を見守ってきた感慨が訪れることも、誰もが分かっている。

最後になるほど慎重に、時間をかけてゆっくりと並べる・・・それは傍から見ればじれったく、批判も受けるほどのペース。それが・・・突如として完成までの期限を言い渡され、急な要求に困惑。焦りに手元が狂った結果、ありえぬ不覚・・・それまでの営為を潰してしまった痛恨。

これまでの積み重ねが最後の一手で崩壊したような・・・そんな虚無感です。

 

急所を突いた素晴らしい予想コメントを頂きながら、ああでもない・・・こうでもない・・・いや、こんな展開もあり得るぞ、と・・・3年間続けてきたオーラスの考察は・・・一体なんだったんだ。

 

確かに勝負途中の絶命は、想定外ではありませんでしたが・・・それなら何故、戦略的な含みを持たせた闘牌としたのか・・・しかも最も熱がこもるポンの半端なタイミングで・・・。

 

もう・・・ガッカリとか、そんな感情も起こらないよ・・・ナニコレ!?

少なくとも、これは福本先生が思い描いていた本来のラストの展開ではないでしょう。確実に途中までは、安岡がポンを阻み鷲巣にを掴ませる戦略で話が動いていたはず。度々の衰弱やアカギを殺したくないという描写も、生きたがり鷲巣の豪運を弱め、ツモを歪ませるための根拠だったのでしょう。

それを急遽・・・無理やり終わらせた、完全なる打ち切りじゃないか・・・。

 

引き延ばした末に打ち切りとなり、話数が足りず展開を捻じ曲げて終焉させる・・・これほど考えうる最悪の展開はあるのだろうか・・・。

ネガティブは避けたいのですが、これはキツイよ・・・全面肯定は無理だ・・・

 

ただ、この決着法の意図としては、やはり福本先生は鷲巣を殺したくなかったのでしょうね。

その前提で、ルールを守った上でアカギが勝利する決着がこれだったという事・・・。

次回で鷲巣は生き返るものの、ルール違反の輸血でアカギの勝利は決していた・・・という幕引きなのでしょう。

 

最後のアカギの表情は・・・鷲巣からの勝利が、純粋な闘牌による結果とならなかった事への未練かな・・・。最終戦のオーラスまでもつれたわけですし、和了の形で締めたかったのは間違いない。

 

あるいは・・・決着した以上、アカギとしてはポンを待つ必要が無くなったわけで、最後にアカギ自身が回ってこないと直感していたツモを実行してみるのかも。そして和了牌の引き・・・つまり仮に安岡のポンで鷲巣の和了を阻むことに成功していたなら、アカギはツモっていた・・・。それも最終的には僅か1000点差とはいえ、明言通り上回る結果。

ただ、それはやはり勝負後なので和了とは言えませんし、運命のもしもを想像するのはアカギとしては野暮な気もする。

どうあれ、この結末は消化不良・・・。

 

しかし・・・現実。これ以上は虚しいだけなので、ありのままを受け入れます。

 

次回は本当の鷲巣編決着。本当の本当に・・・決着。

ありのままを受け入れる・・・心の準備を整えます。

賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第238話『転換』感想 ~Final Bet!?~

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WBC開幕にウキウキ。

12日には観戦に行くので、強化試合から応援しています。韓国が初戦でイスラエルに負ける波乱がありましたが、侍ジャパンは実力通りに勝ち抜いてほしいところ。

というか12日は2次リーグの試合なので、勝ち抜いてくれないと外国vs外国を見ることになってしまう・・・(^▽^;) さすがにそれは悲しすぎるよね・・・。

 

さて、今週のWワンポーカーBベットCクラシックは・・・!(上手いようで上手くない)

 

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3 A・5

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→カイジコール(5+1)→和也Bet7→

 

【24回戦の流れ】

23回戦・204話・和也がカードを左手で提出(8と隠しボックスのAを交換)

24回戦・214話・和也の左手出し&考えづらいA降臨という違和感から、カイジがイカサマを確信

215話・テーブル横に・穴を発見、和也のマニキュアを疑う

216話・穴に和也から渡されていた爪楊枝を差し込み、隠しボックス(A3枚)を発見

217話・カイジからは見えない和也の手元のライトの点灯によって、カイジが隠しボックスを発見したことに和也が気付く

218話・カイジが8と隠しボックスのAを交換

219話・カイジが8とAを交換したことで、和也の手元のライトが消灯。それによって和也はカイジにAが渡ったことを知る。

和也が24回戦のカード配布直後に2度目のカード交換(Aと4)をしていたことが判明。

カイジがテーブル側面に∴穴を発見。再び爪楊枝を手に取る(差し込んだかは不明)

220話・和也の爪に∴穴と対応する凸凹があることが判明

以降レイズ合戦

 

前回、和也は赤ライフの2つ張りにメリットが無いと言及しますが、カイジは心を鬼とし捨身の道を選ぶことに。

全てのブラフを看破された和也は絶望、テーブルに突っ伏してしまいました。

デスマッチを受け入れられず、もはや互いに降りられないと話しますが・・・カイジはその見解を否定するのでした。

 

違う・・・? 違うとは?↓


いや オレたちとは違う・・!

 

カイジたちにとっての24億獲りとは、間違いなく人生の再生。

困窮した未来を打破する千載一遇のチャンスです。

 

3人は命よりも人生に重きを置くと誓い合いましたから、だいぶ前から死のリスクは承知の上。降りる決断は考えられません。

 

しかし、同じ24億でも・・・和也は、

今現在の時点で、既に贅沢な人生を享受しています。

それは仮に、ここでドロップ・・・24億を失っても変わることは無いでしょう。

 

当然実親である会長からはたいへんな叱責を受けます。それは確実ですが、だからといって殺される訳でも、セレブな生活が一変する訳でもありません。

つまり・・・和也にとっての24億とは、命を賭けてまで守るべき対象ではないのですね。

 

本来ギャンブルにとって絶対的なアドバンテージである財力が、究極の地点にまで至ると足枷へと変わる・・・。

カイジは、これこそがギャンブルの持つ悪魔的な特質であると話しました。

 

3人の狂気を超えた捨身が、絶望的な資金力の差をプラスへと転換。いつしか、和也にとっての拠り所は、自らの首を絞める障害へとすり替わっていたのです・・・。

 

和也にとっての勝負の無為、そしてドロップに至るに十分な理由を提示したカイジ。

 

時は満ちました・・・!

カイジ2ライフレイズ!

 

遂に、遂に来たよ・・・!

正真正銘、カイジたちの全ライフとなる8ライフ張り。

これで和也が命を張れなければ、それで決着となりました・・・!

 

この際・・・過去の問答への違和感は、捉われ続けていても益が無いので置いておこう。諦めた。

 

それよりも今回、境遇の違いを利用して上手くドロップするに値する理由を展開したカイジを称賛しよう。

そもそも和也が勝負を提案した理由は、カイジとの価値観の違いについて優劣を決するため。その時点で命賭け上等で金を得ようとしていたカイジとの認識の差があったので、ハナから土壇場までもつれた場合は和也に勝ち目は無かったのかもな・・・。

 

取りあえず、カイジはイカサマを逆手に取ったであろう秘策の種明かしをドロップを引き出す手段に用いなかったので、その解説はドロップ後にカードがめくられてからとなるのでしょうね。

和也が反転しオープン勝負を受け入れ、最後にどんでん返しとする為の温存かもしれませんが・・・予想の根拠が無いなぁ・・・。

 

せっかく待ち望んだレイズが敢行されましたが、ちょっと今回は感想も予想も、起きた事実以上のことは思いつけませんでした・・・。

次週は休載。和也の選択に注目ですね。;

リアルシゴロのグルメ そして3/11

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WBC観戦へ向けて東京入り。

といっても試合は明日なので、今日は初めて横浜中華街へ昼を食べに行きました…!

特にプラン無く散策していたのですが…
ふと、目に飛び込んできたお店が…!


こ…これはっ…!

カイジファンなら素通りできるわけが無いじゃないか…!

電流が走るとはこの事。
もう即決です!

やはりサイコロをマークとしている以上、チンチロリンで四五六は倍付けですからその縁起を担いだ店名なのでしょう。

開店直後のため、店内を撮影できました。

後から調べてみると、上海料理の名店としてテレビや雑誌で幾度も取り上げられていました。

しかしお値段はリーズナブルで、私は1,500円のサービスセットBを注文。

フカヒレスープ、焼売、炒飯、杏仁豆腐の基本メニューに…Bセットはイカと季節の野菜の塩炒めと酢豚が付いています。

イカは柔らかく、よく味が染みていました。あえて堅さを残した人参、青臭さの全くない厚いソラ豆とのコンビネーションは抜群!


全体的に量は多すぎず、タレや塩味も濃すぎない優しい味付け。
せっかくの機会、とはいえ冒険したくはなかったので、安定感のある料理に満足でした(^^ )

これはまさに!

このネタがやりたかっただけだろ…というツッコミはNGでお願いします…(^-^;

ちなみに箸入れには電話番号も記載されていましたが…


私が入ったのは新館なので、電話番号は045-664-4569…
なんとシゴロが2回も含まれているよ…!拘っていますね。

いやぁ…でも値段の割に本当に美味かったな。
もちろん福本作品ファンの方だけでなく、本格中華を楽しみたい方にもオススメです。

中華街を後にした午後は、初の横浜スタジアムでDeNA-ロッテのオープン戦を観戦しました。

プレーボールと合わせるように曇天が快晴へ。絶好の観戦日和…となるはずでしたが、4回頃から風が冷たくなり肌寒かったです(・_・;)

私は楽天ファンなので気楽に観るつもりが…終わってみればロッテの12-9、4時間を超える壮絶な試合となりました(°°;)

両チーム合わせてヒットは30本!
一見して打撃戦ですが、実際は要らないフォアボールやエラーが多く…一向にアウトが取れないかなりグダグダな内容でした。

生で涌井と山崎康晃を見られたのは嬉しかったのですが…代表戦の前に対極のレベルの試合を観てしまったかな。

そして、今日は3/11。
言わずもがな東日本大震災から早6年。
球場でも試合開始前に、私たち観客も選手も黙祷を捧げました。

忘れもしないあの時、中3の私は卒業式練習を終え、教室でホームルームを行っていました。
たわいもない私語が飛び交う空間が一変、血相を変えて飛んできた担任、あの表情は忘れられない。

間違いなく私の人生で経験したことのないその揺れは、山形でも震度5弱を記録。
周囲に目に見えるほど大きな被害はありませんでしたが、停電につきロウソク暮らしも経験しましたし、ガソリンスタンドまで数時間並んだこともありました。

何より津波の実態を初めて映像で目にした際の衝撃は…本当に言葉にならなかった。
1年後、高校の授業の一環として被災地へ復興支援のお手伝いをさせていただいた事もありましたが、そこで目撃した光景、まさに見渡す限りの荒野が元は住宅街だったとは…にわかには信じがたい現実でした。

未だ、10万人以上の方は元の生活を取り戻していないと聞きます…。
いや、仮に被災地が完全に復興され、
安定した生活が享受できるようになったとしても…当然亡くなった方は戻ってきません。
つまり完全なる復興は不可能なのかもしれない…。しかし教訓とするしかない。

天災ですから誰が悪いわけでもない、とどのつまり最善の予防策や対処を施しても、助からないことは往々にしてある…。
私もそんな予防線を張っているのかもしれない。

恐怖が風化し、あれだけ植え付けられた危機感も薄れているのを実感する…。
しかし、その事実に屈し…諦めたとき。その時、震災の暴威が完結し、終末が訪れるのかもしれない。

あの瞬間を共有した者として、それだけは避けなければならない…そう思いました。

前半と後半で内容がガラッと変わってしまいすみません。

1日外出録ハンチョウ 第6話『前世』感想 ~シンクロナイズドテイスティング~

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やや古い話題ですが、3/12に行われたWBC日本vsオランダ戦を観戦。

 

私は楽天ファンなので、普段の観戦は仙台のコボスタがほとんど。西武ドーム、甲子園、横浜スタジアムは一度だけ経験がありますが、東京ドームでの観戦は初めてでした。

代表戦だけあって、普段とは次元の違う緊張感がありました。

筆舌に尽くしがたい死闘とはまさにこの事。

一イニング毎にピンチ・チャンスの連続・・・45000人を超える観客の静寂と歓声に、球場は終始異様なほどの熱狂に包まれていました。特に9回に則本がサヨナラのピンチを招いた際の雰囲気は恐怖、地獄というか・・・テレビ越しでは分からないであろう、果てしない絶望感がビシビシ伝わってきた。

同点にされ批判は受けていましたが、むしろあそこから気を持ち直して本当によく抑えたと思う・・・!

 

熱中しすぎたので写真はこれしか撮っていませんが、最終的に勝ち試合を見られて良かった・・・という安堵が一番。5時間の熱戦だったので、負けていたなら恐ろしい雰囲気になっていただろうな。

ちなみに日付が変わった頃には、元々ヤワな喉は完全に潰れていました。普段それほど感情は出さない方ですが、これは痺れた。

あと2つ勝って、優勝してほしい。

 

※その6時間前にイスラエルvsキューバの試合も見ましたが、日本戦があまりに激しかったので記憶にほとんどありません・・・(^▽^;)

 

今週のヤンマガは月曜が祝日の為、土曜発売・・・つまり一号遅れの感想。

実は天関連で新たな動画シリーズを制作中なのですが・・・素材集めや透過作業に夢中になりすぎました。ようやく編集へ移ったので・・・その詳細は明日かな。

 

今回、班長が解放された舞台は・・・江東区の清澄公園。

どうやら今日も、外出は班長のみではありません。・・・しかし地下では顔の広い班長ですら知らない、素朴な青年でした・・・!

地道に50万か・・・単純計算で半年間貯め続けたのか。数年かけた結果かもしれませんが、間違いなく強者だな!

食に執着はなくとも、購買が来れば利用したくなりそうなものですが・・・そうそう出来ることではないね。

 

しかし、裏を返せば班長にとっては養分にならない存在。どうせ細々とした休養目当てだろうと、まったく眼中に無いようです。

特に会話も交わさず、班長は事前に調べていた穴場の喫茶店へ。

 

Cafe ASAKURAの名物、アップルパイにシナモンを多めにかけてロイヤルミルクティと共にいただく・・・自信の鉄板プランです。

 

しかし店へ入ると・・・何と!

先ほどの若者が既に座っていました∑(゚Д゚)

 

まさかグルメなのか・・・班長が面食らっていると、

こいつ・・・

ワシのスペシャルセットと同じ物を・・・!?

 

素っ気ない表情なのに、意外にやりよるな!

というか班長も同じ物を注文したら・・・あからさまに真似したと思われるよね(;^_^A

 

謎の敗北感を覚えつつ、気を取り直し次の店へ向かいますが・・・

そこでも同じ若者が先着していました!

被り続ける・・・!

 

凄いというか、もう怖いな・・・w

もはや偶然の一言では片づけられないほどに、舌が合う二人。

互いに言葉は交わしませんが、当然生まれるのは・・・

避けているようでもなく、かといって会話がなければ不自然という訳でもない、銭湯での微妙な距離感がいいね。

 

そして翌朝8時、二人は同時にホテルを出ると・・・互いに目も合わせない状態で同じ道を歩きます。ここまで来ると、会話しないのは暗黙の了解になりつつあるのかもね。

 

そして・・・二人が歩を止めたのは同じ海鮮丼店の前。班長によるとアップルパイ、ラーメンと来れば・・・流れ的に海鮮丼となるのは当然とのこと。

どんな方程式に当て込めばそうなるのか分かりませんが、この名も知れぬ若者もその感性を完全に共有し切っているのが凄いな。

!?ここで初の味覚のズレか。

 

ねぎとろに豆板醤・・・? ちょっと想像できないな。

班長も自分の嗜好と限りなく近い若者の舌を信じ、ウズラの卵は追加注文。しかし、豆板醤に手を出す勇気が出ません。

 

冒険心を抑える班長ですが・・・その時!

初めて意思が疎通した・・・!

やはり若者の方も班長の舌を認めていたのですね。

 

班長は散々悩みますが・・・好意を裏切るわけにもいかず、肚を括ります!

すると、

久々に出た、「美味さ倍づけ」!

謎のジュリエット仮装は敢えてスルーしますが、これは上手いオチだね。

 

抜群の組み合わせに満足した班長は感謝の言葉を伝えようとしますが・・・若者が横にいません。急いで店を出ると、一足先に外出のタイムリミットを迎えた若者が車に乗せられていました。

 

一言声をかけたい所でしたが、その時班長も時間切れ。

結局、最後まで二人は言葉を交わすことはありませんでした・・・。

 

そして地下へ戻った班長は、名前も聞けなかった後悔からか・・・どこかうわの空。

現場への指示も散漫気味で、気遣う沼川のステーキの誘いにも気分が乗りません。班長としては・・・この日はステーキではなく焼きサバ定食を欲していました。

 

特に裏付けのないこの感性も、あの若者なら分かってくれるのだろう・・・そんな想いが頭を巡ります。

とはいえ、この広い地下で再会できるかは不明。

無念に放心しますが、その時・・・横を通過していくリヤカーがありました。

 

横顔にハッとする班長・・・そう!

まさかのオチw これがやりたかったのね(^▽^;)

外出の時間切れで終わりでは少し清々しすぎる話だと思いましたが、キッチリ落としてきましたね。

 

グルメ路線ベースにギャグと人情エピソードの塩梅が絶妙ですね。伏線やテンポもキレキレ。

まさに漫画という一品を料理するように、すべての要素が調和している印象です。

回を増すごとにクオリティが向上しているのが分かる。トネガワほどのインパクトはありませんが、ストーリーの運びはこちらも負けていないな。

次回も楽しみです(*^ー^)ノ

 

賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第239話『屈辱』感想 ~キュウソネコカミカイジカミ?~

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鷲巣麻雀編決着を記念するMADの制作が行き詰まり、その代わり・・・ではありませんが、気分転換で再読していた天の二人麻雀編を動画化しようと試みています。

 

東西戦の中では唯一イカサマの絡まない闘牌ですし、登場人物も少ないので作りやすいことが理由・・・。当然アニメ素材などはありませんので、クオリティは自己満足できればいいかな。softalkの導入も考えていますが、今回は決着まで完走したい・・・。

 

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3 A・5

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→カイジコール(5+1)→和也Bet7→カイジBet8(5+3)→

 

【24回戦の流れ】

23回戦・204話・和也がカードを左手で提出(8と隠しボックスのAを交換)

24回戦・214話・和也の左手出し&考えづらいA降臨という違和感から、カイジがイカサマを確信

215話・テーブル横に・穴を発見、和也のマニキュアを疑う

216話・穴に和也から渡されていた爪楊枝を差し込み、隠しボックス(A3枚)を発見

217話・カイジからは見えない和也の手元のライトの点灯によって、カイジが隠しボックスを発見したことに和也が気付く

218話・カイジが8と隠しボックスのAを交換

219話・カイジが8とAを交換したことで、和也の手元のライトが消灯。それによって和也はカイジにAが渡ったことを知る。

和也が24回戦のカード配布直後に2度目のカード交換(Aと4)をしていたことが判明。

カイジがテーブル側面に∴穴を発見。再び爪楊枝を手に取る(差し込んだかは不明)

220話・和也の爪に∴穴と対応する凸凹があることが判明

以降レイズ合戦

 

前回、カイジは遂にチャンマリの赤ライフを積み、正真正銘の全ライフ賭けを決行!

 

そして・・・同時に資金力の差による勝負の無為、つまりドロップに至るに十分な理由を提示。この24億という賭け金はカイジたちにとって人生を変える金額ですが、和也にとっては失っても人生を破綻させるほどではありません。

 

追い詰められた和也は身を翻すのか、それとも保身のドロップで決着するのか・・・?

長きに渡るワン・ポーカーの激闘も、遂に最終局面を迎えました。

 

金も、命も、未来も過去も、全てを捧げた三人の覚悟に和也は苦悶。


放蕩ぶり! 狂ってる!

 

そう・・・冷静にならずとも、狂気の沙汰は明白。

しかし、夢想に人生を託すのがリアリストの和也とは対極の思考を持つ、ロマンチストであるカイジのポリシーです。

 

しかしその考え方こそがギャンブラーの性、ちょうど100話前にあたる第139話で、和也自身が語っていた事です。(↓)

どういうわけかオレたちは

それがしたいんだ!

 

まさに対極のセリフを吐いているわけですが、忘れているというよりは・・・このときは自分自身が同じ境遇に陥った場合のリスクを想定していなかったと考えるべきかな。

伏線ではありませんが、これは上手い対比だと思う。

 

和也が身に覚える恐怖は・・・言うなら、


断崖へ突っ走る車内で、どちらが先にブレーキを踏むか・・・?

そんな勝負に強制参加させられているようなもの。

 

このままでは少なくとも、片方の惨死は必至。

しかし・・・あろうことかカイジには、ハナからブレーキを踏む気など無いのです。

 

つまり、

和也は命など張れない、そう高を括ったレイズ。

完全にカイジは和也を見下し、見限り、見定められた・・・その証です。

 

和也の弱みは、やはり過去の待遇。

セレブゆえの特別扱いにあり、結局・・・自らの手で危機を回避した経験に乏しいのです。

 

オレは守られて

守られて

うおっ、遂に和也の回想に会長との絡みが描かれた!

 

これを見る限り、会長は和也をある程度溺愛しており・・・和也もその距離感を疎ましくは思いながらも拒否はしていないようですね。

トネガワ4巻での福本先生による描き下ろしでも、会長は和也の奔放な生活を大目に見ているようでした。

 

七光りによる周囲の盲目的な遜りを嫌っていた和也でしたが、会長自身との関係は良好という事か。意外な気もしますが、ちょっとほっこりした(^▽^;)

 

露骨に見下げられ、且つ反論できないという慙愧・・・その屈辱に唇を噛む和也。

遂には出血してしまいますが、この痛覚が心を奮い立たせたのでしょうか。

まさかの勝負、赤ライフ張り・・・!?(゜д゜;)

 

共に崖下へ身を投げ、純粋な生命力の差・・・ギャンブラーとしての素質の優劣に賭けようというのか。

ただ・・・何度目の確認かは分かりませんが、∴穴の本質にカイジが辿り着いているのであれば、和也に勝ち目は無いでしょう。繰り言になるので結論だけを言うなら、恐らく提出カードは3と2でカイジが勝利しているはず。

 

オープン勝負なら・・・和也は網も使えないので惨死確実、しかしそんな結末は見たくない・・・。

メタ的視点からすると、会長とのリベンジ戦へ話を繋げるためにも、和也との縁を切らすわけにはいかない。

個人的にオチとしてはドロップ妥当、という予想は変わらないのですが・・・まさかの勝負もあるのか?(・Θ・;)

プライドを壊された和也が吹っ切れたなら、その可能性もあり得ないではないけど・・・単純にどちらかが死ぬ勝負なんて怖いよ。カイジも和也も大好きなので、正直見ていられないな。

 

ドロップ狙いであれば、ここでカイジが提出カードと戦略を明かしてしまうというのもアリですが・・・和也が赤ライフを手にしようとしている現在になっても言及していないので、それは無さそうですね。

勝負か、ドロップか、ドロップなら最後の決め手は何に由来するのか・・・興味は尽きない。

 

ともかく、ようやく展開が動き出しましたね。鷲巣麻雀も来月で決着しますし、ワン・ポーカーもクライマックス。少し早いですが、感慨深いです・・・

 

次回も楽しみ。

 

 


中間管理録トネガワ 第32話『介入』&第33話『太鼓』感想 ~熱血漢・堂下!太鼓持ち・八乙女!~

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今月は2話の感想を一気にまとめます。

 

人事異動に送別会ときて、今月の1話目は健康診断。

サラリーマンのリアルな日常を描いたネタが増えてきましたね。

 

まあ利根川は暴飲暴食しなさそうですし、これは大丈夫でしょう・・・

と思いきや、

えええ!(゜д゜;) 問題だらけじゃないですか!

どちらかといえば健康オタクだと思っていたので意外だな。

仕事のストレスも半端ないでしょうし、外見が普通体型なだけに余計危ない気がする・・・。

 

思いもかけぬ危険信号に、利根川はさっそく節制を開始!

普段吸っていたタバコは電子タバコに、好物の焼肉弁当はタニタへ。出勤には自転車、社内移動には階段を多用するよう心掛けることにしました。

電子タバコにタニタ・・・時代考証はまたもメチャクチャですが、それはさておき流石は利根川、即行動は偉いね。

 

チームの黒服たちもその努力を目に、応援しようと結託。利根川のいる前では極力カロリーの高いものを食べないことに決めました。

こういう細やかな配慮は嬉しいよね。本当に良いチームだ・・・単なる上司と部下以上の結束を感じさせます。

 

しかし、雰囲気作りや配慮だけでは足りない・・・と、協力を進み出た男がいました!

どうした堂下。コミットて、ライザップでもするつもり?w

 

とにかく、利根川のひたむきな節制が体育会系の堂下の心に火をつけたようです・・・!

ラグビーでT京、まあ帝京でしょうが・・・体育会系の中でもトップクラスですね!

 

結果にコミット・・・約束すると宣言しただけあって、堂下は徹底的に利根川の節制を管理することに。

移動も利根川に合わせ自転車と階段、タバコも弁当も利根川と統一。共同戦線を張るようですね。

 

確かにダイエットなどは家族や友人、夫婦間で共に行うと助け合える分継続しやすく、効果も出やすいとは聞きますが・・・何だろう、嫌な予感しかしない(^▽^;)

 

そして自制の日々が続いたある日・・・利根川はここまで頑張っている自分への贅沢にと、昼食に大好きな生姜焼き弁当をチョイス。

まあ適度に緩めることも長続きのコツですよね・・・。

 

しかし・・・!

おま・・・キレキレの動きで何てことを!(;´Д`)ノ

酷い・・・というか勿体ない・・・。

 

唖然とする利根川を遮り、この行動は本心ではないと切り出す堂下は、感涙しつつも利根川の為に鬼になると宣言!

これも愛・・・という事でしょうが、次第に堂下の監視体制はエスカレート。

 

そう・・・以前異動となった長田が送別会で煙たがったように、堂下の熱血漢ぶりは時に度を越え、暴走してしまうのです・・・!

 

堂下の語りかけにより、出勤もどんどんハードワークに変貌。食生活も一食毎に写真を撮らせ、メールで改善点を細かく指導。さしずめ専属トレーナーと化していきました・・・!

 

食べたいものが食べられない辛さが限界に達し、油ものへの欲求が抑えられない利根川。

恥を承知でとった行動は・・・

こんな利根川見たくなかった・・・ヽ(;´ω`)ノ

かわいそうに。

 

しかし、そこへ忍び寄る悪魔の足音・・・

とんかつの匂いを嗅ぎつけ、何と偶然にも堂下が入ってきてしまいました・・・!

 

ホラー映画のごとく、一部屋ずつ扉を開けて確認し出す堂下。

利根川は逃げ場のない状況に切羽詰まりますが・・・

怖いってもうw

たかが弁当一つで泣くほど悔しいのか(;^_^A 何という束縛気質。

 

関係ないけどこのシーン、銀と金の川田を思い出した。

構図だけ。

 

敢えなく白米と衣が没収。

豚はビタミンB1なのでOK、しかし他にはキャベツだけという・・・何とも質素な食事となってしまいました。

 

堂下にはいくら足掻いても無駄と、観念した利根川の節制は続き・・・

そして再検査の結果が出ました。

他人の為の配慮が、実はお節介な自己満足だった・・・これは気づかぬうちに誰もがやってしまっている事かもしれない。気を付けないとね・・・。

 

初の堂下回、その行き過ぎた熱血キャラが前面に溢れ出ていましたね・・・面白い!利根川の気苦労も窺える、実にトネガワらしい良エピソードだったな。

 

そして今月の第2話も、こちらも新たな黒服にスポットが当たりました・・・!

 

この日の利根川は、会長との月に一度の会食中。

最近始めたという会長の英会話に付き合ってしました。

 

初歩的かつ流暢とは言えないレベルですが、伝えようという意思は十分に感じる内容。利根川も素直に称賛しますが・・・その時、

同伴していた一人の黒服が大袈裟に腰を抜かしました・・・(゜д゜;)

 

あまりにも・・・その・・・↓

見慣れない顔ですが・・・彼は、先日主役回もあった女性社員の西口と共に、チームに新加入した黒服の八乙女。

 

途中入社なのでスタートラインで遅れていると、アピールに必死だったのかな?

しかし利根川の経験上、会長は見え見えのおべっかが大嫌い。

 

その後もわざとらしすぎる褒め言葉を並べ続ける八乙女に、利根川は当然制裁が下ると身構えましたが・・・

 

Thank you・・・ very very much・・・!

え・・・(゜д゜;)

→ことあるごとに呼び出されることに・・・!

 

な・・・何で!? 会長は幾多の人間の裏心や醜さを見続け、嘘も虚言も見抜くのは容易いだろうに。

 

なんでも佐衛門の聞きつけた噂によると、八乙女は様々なセールス業を経験してきた営業のプロ。それも単なるプロではなく、光回線のセールスを担当した時期にはあまりの契約成立の早さに「光」という異名がついたほど。・・・ナンダソレw

 

利根川は営業の世界と帝愛は違うとして、太鼓持ちが長く通用するわけがないと断言。まあ少なくとも、身近な同僚には好かれないタイプでしょうね(・Θ・;)

 

しかし・・・そんな大方の予想に反して、会長の八乙女贔屓は増して行きました。

 

遂には世間話をする為だけに八乙女に会いに来ると・・・なんと趣味だという手打ちそばをふるまうと約束。

当然、それに対する八乙女の反応もエスカレート。

 

ちょ ちょっとすみません・・! 一旦、

八乙女の大仰な太鼓持ちはまあ・・・故意なのでいいとして、自らが命じた事ならともかく、こんなあからさまで自発的なスタンドプレーを会長が気に入るなんて。

正直気味が悪いよね・・・利根川の表情もよく分かるわw

 

というか、元のセールス業でもこんな大袈裟なおべっかを使っていたら客は離れるでしょうに、どうして契約を取りまくれたのか・・・。不思議だ。

 

そして必然的に、利根川の呼び出しは激減。

ありがたい事ではありますが、徐々に謎の危機感が芽生え始めます。

え!もう黒服卒業・・・!?∑(゚Д゚)

 

そして利根川にもヨイショするのか・・・。

まあ対象によって態度を変えないのは良いことですが、ここまで来ると大物感すら漂ってきた。

ファッションが被ったのも、もしかするとワザと・・・?意外に虎視眈々とポストを狙っている行動にも見えてきたな。

 

事実・・・この頃から八乙女は、黒服の間で次期№2の最有力候補に噂されるほどとなっていました。

いくら何でもポッと出の黒服がそれはありえない、と確信していた利根川ですが・・・内心は穏やかではありません。

!?(O_O)

会長まさか、利根川の名前を忘れかけた・・・?

 

しかも、対照的に八乙女は会長と肩組みするほどの関係に・・・(・_・;)

これまでの度重なる苦労を見てきましたし、利根川がこの程度の新参者に負けてほしくないな。

 

そして迎えた会食。八乙女にとっては二度目、利根川にとっては起死回生を賭けた勝負の時間が到来しました。

 

とあるビルの高層階を設定した利根川は、さっそく眼下に広がる夜景を披露。

絶景もさることながら、会長は醜くうごめき働く庶民を目に、最高の酒のつまみだと評価しました。

会心のセッティングに手ごたえを掴んだ利根川。

 

会長はワインを片手に眺めを楽しんでいましたが・・・その時!

八乙女がその前に立ち塞がります・・・!

 

せっかくの夜景が見えず、会長は怒鳴りつけますが・・・八乙女は断固としてどこうとしません。

あまりの横柄な態度に、さすがに堪忍袋の緒が切れた会長。遂には鉄板に乗るよう制裁を下しました・・・!

しかし!

 

乗るとしたら・・・会長のほうです・・・!

 

・・・は?(°д°;)

 

だってひどいじゃないですか・・・↓

はぃ・・・?( ゚∀゚; )

何言ってんのw

炸裂・・・!ドラムソロ・・・!

 

っ・・・( ̄□ ̄;)!!

もう言葉も出ないわ・・・こいつはヤベエ。突き抜けてやがる(((゜д゜;)))

ある意味、会長をも超える存在かもしれないな・・・。

 

さすがにこれは会長もドン引き・・・

じゃないの!?(  ゚ ▽ ゚ ;)

 

しかも秘書って!もう利根川と大差ないポストなのでは・・・。

何というスピード出世。能力も不明なのに・・・帝愛の未来が不安だよ(・・;)

 

先月に登場した際はパッとしないモブキャラで終わるかもしれない・・・と思っていましたが、とんだ逸材でしたね。結局チーム利根川に配属されていたのは1か月か。

今後の登場があるかもしれませんが、嵐のように現れ嵐のように去っていったな・・・。

 

今月の主役は熱血漢の堂下と太鼓持ちの八乙女、二人ともその行き過ぎた性格を存分に発揮してくれました。黒服一人一人の個性がだいぶ明確化してきたので、今後の展開にも幅が生まれそうですね。

 

新加入組で残る最後の一人、津久井のエピソードにも期待したいです。

 

※天・二人麻雀動画は明日投稿予定です

 

 

二人麻雀動画・第1話投稿

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動画シリーズ第2弾ということで、天の二人麻雀編を再現。

アニメ素材がないのでだいぶ簡素な分、動画サイズやエンコソフトを変更、新要素でsoftalkの導入など…アカギシリーズとは変化を付けてみました。
softalkはキャラクターのイメージを崩しかねないので躊躇しましたが、とりあえず一度挑戦。完走まで2,30話はかかりそうですが、お付き合い頂ければ幸いです。

 

※追記

softalk不使用バージョンをyoutubeにアップしました。

内容は変わりません。



また、madaoさんによるアニメのアカギ動画の新作も投稿されました!

私の制作分と合わせると18話目、遂に伝説のW役満回も決着です。

今回も素晴らしいクオリティ!シーン毎のナレーションや、アニメ素材のチョイスが抜群ですね。

私はBGMとサブタイの命名をお手伝いさせていただいています。

 

そして、実は・・・先日、私がWBCを観戦したのが3/12。

その午前にmadaoさんとお会いする機会がありました。それまではSNSを通して連絡を取り合っていただけなので、所謂オフ会ですね。

私もmadaoさんも初の経験でしたので、かなり緊張しましたが・・・いざお会いすると福本作品談議に花が咲き、4,50分でしたがあっという間の時間でした。

記念写真も撮らせていただきましたが・・・加工して載せる位であれば、素直に添付を控えます。

 

非常に福本作品、特にアカギに対してお詳しく・・・知識は私より上かも。よほどのファンでも、鷲巣麻雀の一局一局の展開をスラスラと記憶されている方は少ないのではないでしょうか。

会話の端々から作品への愛が感じられまして、素晴らしい方が動画制作を引き継いで下さり嬉しいです(*^▽^*)

 

そして普段は非常にお忙しい方ですが、動画の完走には自信があるとのこと。全力でバックアップさせて頂きます・・・!

福本作品を通して人脈が広がることは・・・ファンを続けてきて良かった、と思える瞬間ですよね。今後のお付き合いも大切にしたいです。

 

 

賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第240話『冒瀆』感想 ~決戦へ・・・!~

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○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3 A・5

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→カイジコール(5+1)→和也Bet7→カイジBet8(5+3)→

 

【24回戦の流れ】

23回戦・204話・和也がカードを左手で提出(8と隠しボックスのAを交換)

24回戦・214話・和也の左手出し&考えづらいA降臨という違和感から、カイジがイカサマを確信

215話・テーブル横に・穴を発見、和也のマニキュアを疑う

216話・穴に和也から渡されていた爪楊枝を差し込み、隠しボックス(A3枚)を発見

217話・カイジからは見えない和也の手元のライトの点灯によって、カイジが隠しボックスを発見したことに和也が気付く

218話・カイジが8と隠しボックスのAを交換

219話・カイジが8とAを交換したことで、和也の手元のライトが消灯。それによって和也はカイジにAが渡ったことを知る。

和也が24回戦のカード配布直後に2度目のカード交換(Aと4)をしていたことが判明。

カイジがテーブル側面に∴穴を発見。再び爪楊枝を手に取る(差し込んだかは不明)

220話・和也の爪に∴穴と対応する凸凹があることが判明

以降レイズ合戦

 

カイジのライフ全張りを受け、完全に舐められている証拠だと憤慨する和也。

つまり温室育ちの坊ちゃんには命懸けなど不可能、とどのつまりは降りると決めつけられているのです。

 

勝負を恐れるチャンマリは涙ながらにドロップを懇願しますが・・・和也は怒りによって恐怖を押し殺し、決戦の赤ライフ張りへと向かいます・・・!


とはいえ、挑発に乗せられての不用意な勝負は禁物。

和也は唇の出血を拭いながら・・・逸る気持ちを抑え、今一度現状を再確認します。

 

まず・・・救出のリモコンについては、既に一度しか使えない処刑解除がカイジに使われています。奥の手による生還がない以上、救出網による目押し機能にすがるしかありません。

つまり負ければ、ほぼほぼ死。当然、甘い読みは許されません。

 

そして・・・今回の勝負は確かなことは何か。

ここで和也が解説した事柄については・・・いつも感想上のテンプレにしている【24回戦の流れ】とほぼ同一。

 

即ち・・・一つはライトの点灯・消灯によって、カイジが隠しBOXを開けてAを獲得、そして別のカードと入れ替えたこと。

Aと何かDOWN

当然とはいえカイジの手持ちはAと3ですから、読みは的中していますね。

 

二つ目は23回戦にAを提出したことで、自分の隠しBOXの使用はカイジにも筒抜け、現在もAがあるだろうと承知されていること。

 

つまりカイジのレイズは、互いにAを持っていると承知の上での行動。その上での命懸けです。

冷静な考察を終え、和也は嘲笑を浮かべました。

 

和也が想像したであろうカイジの思惑、これを単純に推測するなら、

 

和也は過剰なレイズには付いてこられず、命懸けにまで及ぶなら必ずドロップする・・・万が一勝負となっても互いにAが濃厚のため、オープン勝負でも引き分け。

最悪でも負けはない・・・と、カイジが想定していると考えているのでしょう。

 

その上で和也が揶揄するとなれば、それはカイジの戦略に甘さを見出し、勝利への確信を持ったということ。

つまり・・・これも繰り返す推測となってしまうのですが、更なる裏ルートで2を入手したという事でしょう。恐らくは∴穴ですね・・・確定はしませんけど。

ですが、カイジはそこまでを全て読み切り、Aではなく3を提出していた・・・と。

 

とはいえ、今回和也が奮起したことで、ドロップの可能性は低まりました。

カイジがドロップ狙いの種明かしを考えているとしても、明らかにタイミングは逸してします。素直にオープン勝負で蹴りが着くのか・・・。

 

しかし和也を殺して決着するとは思えませんから、気になるのはその後の措置。

まさか単なる強運、網を止めて助かることは無いでしょうが・・・マザー・ソフィーの執行は任意で解除できない以上、第三者の介入が必要となりますね。しかしベルトは外せませんから、落下は回避できません。

 

となると、様々な方からコメントを頂いた予想、和也の落下前に黒服が駆けつけ窮地を救う・・・というオチもあるのかもしれない。マットなど用意しているかは不明ですけれど、可能性はありますよね。

 

取り敢えず、福本先生もあとがきに「最後の盛り上がり」と仰っているので、遂に決着へのカウントダウンが始まったのでしょう。やっとだ・・・。

 

・・・昨年秋には「クライマックス」という表記もありましたし、昨年内にカードのオープンまで行くと予想していたんだけどな・・・。それから4か月、いやそれ以上ズレ込み、まさか鷲巣麻雀が先に決着するとはね。

安定の愚痴はともかく、次回に期待します。

アカギ EPISODE296 感想 ~伝説の終局~

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時は来た・・・。

 

不満は前回までに吐き切ったつもり。

静かに、見届けます。

歴史的・・・まさに歴史的だ。

麻雀、いや漫画界史上においても

これほど歴史的な決着があっただろうか。

激闘の記憶を回顧する年表・・・

さらには名場面集も

ちょっと待て・・・嘘、泣きそう。当然、一度通読してから書いているのですが・・・その時は何ともなかったのに。

 

鷲巣麻雀最終戦・最終形

(6回戦オーラスに至るまでの簡単な流れ↓)

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/theme-10093607504.html

南家・アカギ65800点 血液-2300cc (実質-1800cc)

北家・鷲巣104800点 血液-1900cc 失った資金・6億円

6回戦・南4局

 

ドラ表示牌西 (ドラ

裏=鳴き等による巡抜け 裏裏=暗槓


赤木(南)

 

 

南ポン

 

暗槓南三索

 

 

安岡(西)

 

 

裏東

 

裏

 

東

 

鷲巣(北)

 

 

裏裏裏裏東

 

裏裏裏裏九萬

 

  

※7巡・鈴木の白ポン可能も、衰弱により気絶。

部下達による違反の輸血作業により、敗北。

 

鈴木(東)

 

 

裏裏一筒裏裏不明

 

八筒裏裏裏白

 

一筒不明

※PC向けの表示なので、スマホ等ではズレが生じます。

 

前回、鷲巣は負け・・・そして、アカギは勝った。

決着は、付きました。

 

勝利への達成感と安堵感、その圧倒的な感情がこみ上げる安岡と仰木。

しかし、当のアカギの表情には覇気がありません。


白服たちによる懸命の蘇生活動も空しく、いまだ目を覚まさない鷲巣。

その悲哀に満ちた様は、完全なる敗北の証拠・・・

 

しかし、アカギにとってはこの光景こそが・・・鷲巣が勝利したと言える所以でした。

 

オレは・・・

長生きしただけだ・・・!

その感情も漏らさず、ただ粛々と・・・その場を離れようとするアカギ。

 

当然、仰木たちは引き止めますが・・・

 

時間がかかる・・・金を詰めるのに!

何を話したのか・・・今回では明かされませんでした。

 

ただ、赤木しげるは終生において成功を積まず、他者との深い関わりを避けた男。恐らくは・・・つまりそういう事でしょう。

アカギは、勝負に生きる男。

いや・・・勝負なしには生きることの出来なかった男。

完勝!しかし同時に辛勝

常に薄氷を踏み続けた末の勝利!

 

ついぞ、アカギは鷲巣に打ち込まなかった。

その才気で鷲巣を翻弄し、和了り続けた。

 

まさに、神域の闘牌でした。

それを成したのは知や理だけではありません。

最たる要因は間違いなく、そんな常人の理解を超越したもの。

死を恐れない、ではなく・・・自ら死へと進み出る打ち筋。

可能性の突端を追求する、不変の矜持・・・それが奇跡を生みました。

 

そして奇跡の末の生還。

しかしアカギの心は、敗れた鷲巣へと向いていました。

何者かに愛されている・・・!

 

羨ましい死に方だぜ・・・!

たぶんこんな青空みてぇな気分で

死ねたに違いない

 

生死の交錯した一夜が明ける・・・

 

一人の怪物と、一人の天才。その死闘は過去となり、伝説となってゆく。

 

オレの死に様はどうかな・・・?

ククク・・・

ま・・・

鷲巣程愛されてない

そんな僥倖は期待薄・・・

 

が・・・

どんな死に方であれ

 

ああ・・・終わった、か。

情緒溢れる心理描写、これぞアカギだ。

 

これまで私は幾度となくアカギの天才ぶりに胸躍らせ、かつその数倍の不平不満を並べてきましたが・・・

この一夜にピリオドが打たれた時、私はどのような感情を覚えるのか。

 

その結果は、まさに明鏡止水。清々しい。

最終話としてこの上ない一話だったのではないかな・・・。

 

勝負の過程はともかく、「アカギ」という作品として俯瞰した際・・・この鷲巣麻雀編が果たす役割はアカギに生を実感させること。

そしてアカギにとっては取るに足らない概念であった「死」を現実として際立たせること。

 

勝負自体のクオリティの浮き沈みに意識を奪われていましたが、今回はその原点を見つめ直し、きちんと描き、決着させていますね。

事実、今回のアカギの一言一句は・・・鷲巣と相対する以前では、恐らくは口から出なかったでしょう。

 

「死ぬ時が来たなら・・・ただ死ねばいい」

そう話したアカギを、仰木は否定。生き長らえて初めて辿り着く境地がある・・・そう語り、鷲巣麻雀へといざないました。

 

生き長らえた今・・・アカギは間違いなく、生を実感している。そして何より、アカギが愛を求め・・・なおかつアカギらしい人生での終焉を誓った。これは大きな変化ですね。

 

天における死生観の根幹は、ここで形成されたと言えます。最終ページは特に露骨ですが、今回は内容の端々から、天へと繋がるニュアンスの発言が多かった。

 

そして本当の死の淵で、アカギは愛を手に入れることができた・・・と。

 

幕引きのエピソードしては、個人的には満足。不安が大きすぎただけに、綺麗に余韻を残すラストであったことが嬉しいです。

今後、鷲巣側の幕引き、生き返る展開など用意されているかもしれませんが・・・少なくとも、アカギにとっての鷲巣麻雀は終局。

 

もう少し語りたくもありますが、今回は野暮な発言を控えたいのでここまで・・・。

 

場合によっては来月からでも、時代設定が飛ぶのかな。

アカギ連載・・・残り10話は、遂に迎える新展開。

 

予想もつきませんね。楽しみだ(⌒▽⌒)

二人麻雀動画更新(第2話)

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x264のエンコ設定をミスし、再投稿。編集も含めてまだ探り探りの状態です。

 

次回は闘牌開始&セリフの多い回なので、少し間が空きそう。再生時間によっては分割するかも・・・。

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