まあ仕方ない。応募しただけ後悔は無いな。
当初の通り、放送日まで首を長くして待つのみですね。
もし観覧募集等が掛かった場合は、また応募したいです。
以下今週のカイジ感想・・・
よって好む好まざるに拘わらず、ここは3を出してのレイズ・・・和也のカードが2であることに賭けるしかない状況だったのです。
ただでさえ、カイジの表示ランプはUP・DOWN。∴穴が使用できずとも、元々2を引き入れていた可能性はありました。
つまり和也が命を張ろうという瞬間、もしも提出カードがAであったなら・・・心を掠めないはずがありません。
しかし何か一つでも、和也の2提出の確たる証拠となる気付き、閃きが語られることを待ちます・・・。
それだけでもだいぶ、カタルシスへの光が差し込むはず・・・
ただでさえ9年間温め続けたビッグプロジェクト。
如何なる形であれ、現場の空気を味わってみたい。
当然、黒服の立場では感情を表に出せませんが・・・感動するだろうな。
もしも元帝愛の黒服という肩書きを得られれば、福本作品ファンとして一生の誇りになりますね。
また、勤務内容には
利根川への報告文書作成、とあるので・・・まさか利根川に会えるかも?
先日、22度目の誕生日だったこともあり父親から2冊の本が贈られてきました。
このシリーズは気になりつつもスルーしたままだったので有難い・・・!
いつの間に、文庫版も発売されていたのですね。
トネガワ然り後回しにしている物が多いので、行けたら行く程度の可能性ですが、気が向けば感想を載せようかな。
正直なところ、ヒットの切っ掛けとなった第1弾の「お金の話」、あるいは第2弾の「働き方の話」から読み始めたいところですが、敢えてなのか3弾と4弾というチョイスが父親らしい。
余談ですが・・・実家住まいだった頃は、私の影響で父親もたまに福本作品を読んでいました。
気に入っていたのはアカギと黒沢。部分的なところではカイジの班長と船井のキャラクター、そして涯の序盤だったかな。
ただ、零には厳しめの評価で早々に切ったようですし、多分天は読んでいない。銀と金についても、細かいプロットが昔の映画や小説に既視感があったようで、絶賛はしていなかった。
アニメは家族で観ていましたが、母親は原作の画が受け付けないようで・・・試しに読んだのは堕天録1巻の冒頭だけらしい。
恐らく例の「おまたせ」とか、本当にあの部分だけなので、内容を誤解しているかもしれないな・・・(;^_^A
以下、今週のカイジ感想です。
※カイジ年表&ワン・ポーカー戦歴
http://ameblo.jp/fake-or-bluff/entry-12293133639.html
前回、カイジはあり得ぬ和也の命張りによって、裏を取られうるAが提出された可能性を捨て切ったと解説しました。
マリオは常軌を逸した勝負なので勢いで張ることもあり得る・・・と話しますが、それまで繰り返していたカイジたちが麻痺していただけ。
普通は命張りなど考慮にすら入れられません。
それもUP・DOWNだったカイジに2が入っている可能性を否定しきれない以上、Aでの命張りは偶然死んでもいいという事。
幾ら激していようと、そんな純粋な紛れで命を落としては堪りませんね。
何故なら・・・和也は人間不信による生きがいとは無縁の人生を過ごしてきましたが、それでも死にたがってはいませんでした。
よって真剣に半身である和也が、命を張るには偶然では不可能。
紛れない「絶対」が必要なのです。
しかし逃げ道があるからこそ、それを断ち切ってまで賭ける絶対はもはや疑えない、託すしかない、信じるしかない・・・つまり盲信の対象。
この瞬間、和也の中で他の可能性を論じる事は不可能となりました。
それはカイジによる初っ端のレイズと赤ライフ張りにより導き出されたこと、
しかし、どこまで行っても五里霧中・・・確かな光が射すことは無い、見えないモノに張るしかない。
それこそがギャンブル。
幾らでも作為的なカタルシスへ持っていける状況だからこそ、逆説的に、その強力な摂理が映える。
カオスな展開へ持ち込もうが、ギャンブルという概念は揺らがない。
カイジはそれを全て認めているからこそ、結果からしか語らない。ギャンブルに正対している。
過程を詰めに詰め、必然を求めてギャンブルに盲目になった和也に比べれば、よほど潔い姿勢。
これまで抱いていたプロット上の不満が、つまり全て福本先生の狙いだった・・・と考えると納得できるかもしれない。
本来、争点となるのは人と人、策と策の衝突まで。
ギャンブル自体は勝負の場を提供する道具であり、策が実るか否か、最後の一片の運気を計るものでした。
しかし、今回の綾はそれらを超越したギャンブルそのものが持つ本質。確証など存在しないという絶対的真実。
それはおよそ漫画的ではありませんが、だからこそ、ここまでギャンブルを描き続けた福本先生にしか表せない表現法とも言える。
多面的な解釈ができるのか、感想の方向性も右往左往していますが・・・これで正しいのか、大きく間違っているかも分からない。
内容が深すぎて理解が及ばないのか、浅すぎるために筋が通る理を見つけようとして、勝手に難しく考えているのか。
どちらにせよ、どちらでもないにせよ、次週は休載・・・悩まずに軽く構えておこう。
・週刊ヤングマガジン№51より。
UFOが通ったので、作中に登場したタニタやかつ丼かつや等とのコラボにも期待したいですね・・・。
この日、山崎は涙を浮かべていました・・・。
というのも、突如として大阪出張が入り、十数日の間まさやんから離れることとなったのです。
仕方なく世話を利根川に委託しますが、まさやんをここまで変貌させたのは山崎。制御できるのも山崎しかいません。
これは波乱の予感ですね・・・。
とはいえ利根川は何も知らないので、山崎から受け取ったメモを頼ることに。
そこには・・・夕食のステーキは毎食ごとに部位のローテを組むこと、
健康のためにおかわりには取り合わないこと、
毎日100回の制裁の素振りを欠かさないこと、等細かい取り扱い法・・・というよりもはや飼育法が記されていました。
どこまでも犬扱いなのか・・・
利根川が呆れていると・・・
少し目を離すとどこかへ消えてしまう事もあるようで、その都度利根川は大慌て。
ステーキにも手を付けず、高熱にうなされるまさやん・・・。
半ば疎ましく当たっていた利根川も、この気遣いには思う所があったようです。
次第に二人の間には変化が見られ始めました。
優しい看病の甲斐もあり、すぐにまさやんは回復。
さらにチームの黒服の協力も仰ぎながら、まさやんがストレスを溜めないような環境を作ることに。
それからしばらく・・・
この日は、まさやんの誕生日。
しかし・・・程なくして事件発生。
チーム全員の心にまさやんへの疑念が生まれたところで、以下10月号の内容に続きます。
荻野は盗難の疑惑を報告しますが、利根川はまさやんが悪さをするはずが無いと信じようとしません。
しかしその直後、
ところが・・・
山崎曰く、3つ以上当てはまれば甘やかしすぎている証拠との事ですが・・・全員がものの見事に5つ以上該当。
つまり、まさやんはチーム利根川のトップと勘違いしている状態だったのです。
集団に属すると順位をつける習性・・・やはりペット扱いですが、実際その通りだから仕方ない。
とにかく、勘違いを正すには過度の干渉をなくすのが一番。
今後はいたずらは無視。
無意味に物を上げたり、褒めたりしないように努めることとなりました。
可哀想ですが、それがまさやんの為ですよね。
これで一安心・・・と思いきや、
むしろエスカレートしてるじゃないか(;´Д`)ノ
まさやんの暴走と運動神経の上昇はとどまることを知らないな。
皆、山崎の言った通りに接し方を変えたのに・・・考えが間違っていたのでしょうか。
否・・・実は、対応が変わったのはあくまで表面上だけ。
皆優しすぎるのか、裏では大甘だったのです・・・
これはもう・・・地味にマスターしたらしいブレイクダンスの道を歩んだ方がいいんじゃないか。
その歳でそのクオリティなら需要はあると思うけどw
利根川の注意も無視し、我が道を行くまさやん。
もはやこの暴走は誰にも止められないのか・・・?
しかしまさやんは初対面。
ぶつかり倒されたことで怒り心頭、黒崎を杖で制裁しに掛かります・・・!
が・・・!
さすがに怯んだまさやんを覗き込み、良い素質を持っていると評価する黒崎さん。凄まじい大物感だ・・・。
唖然とする利根川たちでしたが、丁度そこへ山崎が出張から帰ってきました・・・!
姿を見るなり、まさやんは飛び出し大騒ぎ。
嬉しさを爆発させます・・・が!
黒崎さんはまさやんと山崎の絆を知らないので仕方ないですが、恐らく知っていても同じ行動を取っただろうな。
間違った事への態度は徹底しているはず。
利根川とは異なるタイプの手厳しさから来る有能ぶり、そして威厳を見た。しかし利根川よりも近寄りがたいと言いますか、取入りづらさは覚えたな。だからどちらが上、という訳ではありませんけれど。
ただ個人的には、この裏表は割とイメージの枠内。
これといった根拠はありませんが、原作でも抜け目ない柔軟さの裏にきちんとシビアな面を持っていそうな雰囲気は醸し出していた気がする。
ともかく黒崎さんのキャラクターの掘り下げは貴重だよね・・・。
まさやんも居場所を確保したうえで横暴さは抜けたのでひと安心。
収まるべき所に収まった、良いエピソードだったと思います。
12/11にはコラボ漫画も公開されるとの事・・・忘れずにブクマしておきます・・・!
それでは先月分のトネガワ感想です。
35話で海老谷が任される事となった、帝愛の公式twitterエピソードの続きですね。
利根川は久々に海老谷の仕事ぶりを覗きに来ました。
フォロワー数10万人達成で解放の約束でしたが・・・何と既に8万人にまで増加していました!
利根川は狼狽えますが・・・その時、何故かキャンセルしたはずのピザ屋が到着。
海老谷は既に手を打っていました。
そしてすぐさま大量注文したピザの写真を、キャンセルの謝罪文と共に投下・・・!
一気の火消しを狙いますが・・・
いやいや、それは・・・先が読めるじゃん( ̄Д ̄;;
今度は・・・・・・
って事ですよ。
まあこの状況でそんな的外れな反論はご法度ですけれどね・・・。
パニックを見かねた利根川は、代わりにリプライを確認。
冷静に見てみると・・・実状は最悪ではありませんでした。
というのも付いた48件のリプライの内、直接の荒らしは5人だけ。
よくよく見れば・・・
そのコメントの内 大半が・・・
作中の橋本さんを始め、中立の人々は、いわばこちらの出方を窺っている状態。
沈静するか暴徒と化すかは次の一手に懸かっています。
そこで利根川は、誤解を与えてしまい申し訳ない・・・とシンプルな謝罪文を投下。
海老谷はあっさり引き下がることに納得できないようですが、これが正解ですよね。仮に論破したところで何の益も無い。
無駄に弁解などはせずに頭を下げ、流れを断ち切って終わらせてしまうのが一番だと思う。
すると利根川の狙い通り、荒らし達は勝ち誇ったような捨て台詞を吐いて去っていきました。
何とか一件落着・・・
残った数人には直接のリプライで謝罪するように言い残すと、利根川は沈静化したTLを見届けてその場を離れました。
しかし・・・翌日!
あろうことか増加・・・
利根川は慌てて海老谷へ詰め寄りますが・・・昨日は言いつけ通りにお詫びのリプを一人一人に送っていました。
しかし、再炎上のきっかけは最後の一人が去り際に宣った言葉・。
もはやこの火を消すには生半可な水量では不可能。
新たな燃料を生み出さない為にも、ここは完璧が求められます。
そして海老谷とは違い、
利根川はこれまで謝り続けることで地位を守り、社会を生き残ってきました。
つまり帝愛の公式HPに上がったのは、いわば謝罪のスペシャリストによる渾身の謝罪文。
本人も一分の隙もない出来に満足した様子・・・
でしたが、
3日後・・・!
まあ取りあえずスクショされていようがページを消去して、時間と共に忘れ去られるのを待つしかないな・・・( ̄Д ̄;;
この天然とはまた違うズレ、やっぱり海老谷は好きだ・・・。
上位互換は21話に登場した渡辺君ですが、あそこまで行くと笑えないからね・・・。このネタにできるギリギリのバランスが堪らない。
最後に、普段から当ブログには温かいコメントばかりを頂いています。
今回の内容でその価値を実感しました・・・いつもありがとうございます(。-人-。)
Twitterで社畜あるある川柳、または該当漫画作品の感想を投稿することで、来年正月に抽選で100名に利根川からの激励年賀状が届きます。
社畜川柳はちょっと難しいので、無難にトネガワの感想を送ろうかな。
「よしふみとからあげ」もヤンマガ誌上で読んでいたので書けないことはありませんけど。
この日・・・東京駅にいた利根川は、朝から上機嫌でした。
というのも、今回は京都への出張。
しかも大阪や博多への出張回でも見られたように、利根川は大の観光好き。
今回出席する会議も夜7時からなので、早朝インからの京都観光を予定していたのです。
約束の8時まであと15分。
余裕を持って八重洲改札に到着した利根川は、付き添いに指名した中田を待ちます・・・。
が、中田は5分前になっても一向に現れず、LINEを送っても既読すら付きません。
ちなみに利根川はLINEもSMSも「メール」と言っていますが、大分使いこなせるようになったとはいえ、まだ頭では慣れ切っていないのでしょうか。
相変わらずさり気ない小ネタも利根川らしいと言いますか、細かい性格描写が上手いですね。
遂には約束の8時を迎えますが、中田が姿を見せる気配なし。
すぐさま詫びの返信を送り出発しましたが、新幹線のチケットは中田持ち。
利根川は先に行くことも出来ず、ただただ待つだけの時間が流れます・・・。
突然することが無くなるのは・・・辛いよね。
私もつい2週間前に、免許更新会場へ向かうための電車が遅延し、すんでのところで2時間に1本しかない直通バスを逃しました。
朝に一人、駅周辺をうろつくのは寂しいもので。結局はショックと苛立ちの中、大人しくスマホで時間を潰しましたよ・・・。
自分には非が無いわけですから・・・この利根川の気持ちはよく分かる。
そして30分後、
思えば中田の返信も、妙に焦った絵文字を使って無駄なパフォーマンス感がありました。
しかも謝罪は↑の「すみません」だけ。
一方的な失態ですし、ここは相手の気持ちを汲んで誠意のある謝罪が求められるところ。何となくで流しちゃ駄目だよね。
そして二人は自由席へ乗り込みますが・・・
だから当然の配慮にも気が向かないという、真面目な性格ゆえの悪循環でしょうね。
何だか知らない内に自分もしていそうで・・・あまり他人事とは思えないな( ゚∀゚; )
二人には重苦しい空気が流れますが、すると窓外にその富士山が見えてきました。
中田は無礼に気付き、席を譲ろうと考えますが・・・今さら提案するのも上からのようで余計に失礼。
悩んだ結果、少しでも見えるようにと席を倒すことにしました。
なるほど。
その葛藤を知ったうえで見れば分かりますけど、
はい裏目イ~!(^◇^;)
やはりコミュニケーションは必要ですね。
既にマイナススタートなのですから、更なる誤解だけは防ぎに行くべきだったな。
やはりトネガワでのぞみは鬼門ですよ・・・w
通りかかった車内販売で利根川は朝食を摂りますが、中田は済ませてきたから、と断りました。
・・・つまり遅刻したくせに、朝食はしっかり食ってきたのか。
しばらくして利根川が呆れかえったのと同時に、中田もそれに気付きます。
なかなか誤解が解けずに気を揉む中田でしたが・・・いつの間にか横の利根川は寝てしまいました。
仕方ない・・・切り替えて京都で挽回するしかない、と中田も眠っておくことに。
ご尤もだね。
寝坊以外の行動はおかしいとは思わないですが・・・これも当然裏目ってしまうわけで。
イライラのあまり眠れなかった利根川が目を開けると、
側にはアイマスクと耳栓を付けてふてぶてしく寛ぐ姿が・・・!w
中田も怒りの気配を察したようで、
しかもこんな状態ですし、いきなり謝るのもおかしいですよね。
とはいえ利根川が現在進行形で怒りの目を向けているのは確実。
無言のプレッシャーに血迷ったのか、中田が絞り出した答えは・・・!
まず客観視してみようよ・・・単なるヤベエ奴だぞ・・・w
果たして一か八か、
中田の想いは利根川に届くのか・・・!?
が・・・
この時 利根川・・・
ベタなオチですが、それまでのジャブが効いていましたね。
ネタ構成も一貫性があって、綺麗に右肩上がりだった。
利根川が聞いていたとしても許される流れには見えませんが、中田の「のぞみ」は空しく通過したのでした・・・。
やはり、変な小細工でごまかすようなやり方がそもそも間違い。
見苦しさは受け入れて、面と向かって誠実に謝罪するのが一番、ってことですね。
ちょっとしたビジネスの教訓と、中田の天然よりも一歩進んだ不運キャラ、そして安定したギャグ。
各要素がバランスのいい、非常にまとまった良回でした・・・!
さすが大槻!おれたちに言えない事を平然と言ってのけるッ そこにシビれる! あこがれるゥ!
わかったよ大槻ィ!!
名古屋の覚悟が!
「観光」でなく「食」で理解できた!
名古屋の「覚悟」は・・・この登りゆく朝日よりも明るい輝きで『道』を照らしている
そして我々がこれから
『向かうべき・・・大須』をもッ!
『モーニング』だよ! 『モーニング』こそが大槻に生命を吹き込むエネルギーであり『モーニング』こそがエンターテイメントなのさ!!
おれは「恐怖」を克服することが「食べる」ことだと思う
名古屋の頂点に立つ者は!
ほんのちっぽけな「恐怖」をも持たぬ者ッ!
名古屋の味覚は世界一チイイイイ!!
「ハーモニー」っつーんですかあ~~~~~
「味の調和」っつーんですか~~~~っ
だが「長所」と「短所」は表裏一体・・・ままならぬものよ・・・
我われ・・・人間は た・・・「タモリ」にだけは勝てない!
服従しかないんだ!
コリコリ弾力あるエビにさわっているぞォ エビフリャー!
このあたたかい弾力!ここちよい感触よッ!
落ちつくんだ・・・
『素数』を数えて落ちつくんだ・・
名古屋はなんていうか・・・執念を持っている!
クレイジーだが全てに栄えるという執念を持っている!
・・・・・・その執念に圧倒されるなッ!
おれの方だって名古屋を理解するまでは死ねね───ぜッ
「納得」は全てに優先するぜッ!!
でないとオレは「前」へ進めねえッ!
我が名古屋の海・山・トヨタは世界一ィィィ!
観光に頼ることはないイイィ─────ッ!!
わーッ わかんねーことを!!
き・・・・・・君はくるってしまったんだー!
そうか、焼き土下座も会長にとっては「良いこと」なんだよね(^_^;
もはや帝愛の景気は会長の気分次第なのかもしれないね・・・(^▽^;)
結局は会長の胸三寸、
今回は地下中心のエピソードでしたが、班長の閃きとしたたかさ、そして持ち前の人心掌握術が存分に発揮されていました。
グルメと1日外出が主題となればマンネリも起きやすそうなものですが、展開の切り口が多彩なので毎回新鮮ですね。
サブキャラたちの掘り下げもあり、まだまだ可能性が広がりそうです(^∇^)
http://www.tbs.co.jp/kaiji2017/
ようやく放送日程が明かされましたね。
22時からという事で、ある程度攻めた内容でも許容されそうかな。
放送の尺はまだ不明ですが、
精神と肉体を駆使した、裏切りと謀略の真剣勝負
原作ファンにはおなじみのゲームから
原作の世界観を再現したオリジナルのゲームまで
漫画原作バラエティならではの見どころも多数!
とありますから、複数のギャンブルが行われるのは確実。
肉体も駆使する、原作ファンおなじみ・・・となれば、鉄骨渡りはありそうだね・・・。
昨年には同局の「究極バトル ゼウス」という番組でも、「ブレイブロード」の名でもろパクリしていました。
ネーミング的にもこれはもう言い逃れが出来ないだろう・・・と思っていましたが、
考えてみれば今回の企画自体が9年越しの実現ですから、そのために既に権利等は取得していたのでしょう。
これをそのまま使い回せばいいわけです。
ちなみに、このゼウス内での完走者はゼロだったはず。
高さ5m、長さ14m、幅は前半13cm・後半6cmと原作よりもだいぶ温い設定でしたが、それでも至難の技なのですね。
まあ本当に金が欲しい人の集まりですし、これ位のハードさで丁度いい。セーフティという名の愉悦・・・は要らないですが、執念が見たいですね。
そして勝ち抜きなのか、筋肉番付的なポイントの積み上げ制なのかにもよりますが、やはり最後はEカードなのか、オリジナルギャンブルなのか、1対1での心理戦が相応しいだろうな。
画的にもクライマックス感がありますし、200万円が実るか否かの攻防は純粋に熱いこと間違いない。
・・・テンション上がるわ。せめて観覧したい・・・。
ただ、いまだに応募が掛かっていないどころか、TBSのHPで問い合わせても返答すら無いんですよね・・・。
諦めるしか・・・ないか。
そして12人の出場者も決定。
何と言いますか、
この面子を見てしまうと、そりゃあ何の事情もスキルも無い私が選ばれるわけが無かった・・・w
まずカイジとトネガワの同名なんて、その名前で生を受けた天運の利。選ばざるを得ないよね(^▽^;)
特にカイジ、漢字こそ違いますが実在するんだ・・・歳も近いし応援しようかな。
そして・・・
正直予想できていたのが、カイジものまね芸人の伊藤広大さん。
現在のプチブレイク前にはこりゃめでてーなのコンビでエンタの神様にも出ていましたが、(「プラマイゼロ! むしろマーイ!」・・・面白いかはともかく、割と好きでした)
それはもう10年近く昔のこと。
定かではありませんが、その際に「あれ、この人カイジのものまねをしてる人じゃ・・・」と思った記憶があるので、つまりカイジものまねはその頃から行っていたはず。
映画化からの最近のブームに便乗したわけでもない、ガチのファンの方なので、ファン代表としても相応しいと思っていました。
しかし、今回はあくまで視聴者参加型番組。
伊藤さんはともかく、他に二人も芸人を入れたのはどうなんでしょう。
僻みではありませんけれど、4000名以上の応募があったのですから、貴重な枠を3つも芸人で潰すのはな・・・。
TV的に、何か裏で作為が働きそうな意味でも嫌なのですが・・・仕方ないのか。
以上の5名は、いわば応募した時点で参加が決まっていたようなものかもしれません。
残った7名の方は純粋な一般人、事情は様々ですが、それぞれ壮絶な境遇にありますね。
頭脳枠としてカードゲームでアジアチャンピオンになった方もおり、バランスが良いと思います。
ただ、一部の方はちょっと借金額が振り切れてませんか?(°д°;)
今回の賞金は200万円ですが、100万、250万あたりはともかく1000万とか、特に8億なんて焼け石に水でしょ・・・w
新たに事業を興すための資金ですかね・・・?
まあ8億の借金ができるレベルの事業主の方は、復活する時も極端なイメージはありますけど。
ただ・・・確か個人への賞金は200万円が上限だったはずなので、こればかりは仕方ないか。(クイズミリオネアの1000万円はテレホンで待機する人数も含めているのでOKだったはず)
ともかく私の分も、出場される12名の方は頑張ってほしいです(^∇^)
せっかくなら熱戦を期待したいな。
視聴率や反響次第では同局のSASUKEのように定期化もあり得るかな・・・とも思いましたが、
伊藤さんの紹介欄には
カイジ芸人が最初で最後のビッグチャンスに挑む!
とありますね。最初で最後か。
録画を忘れないようにしよう・・・。
緊張が走ります。
男の意図は・・・
あら・・・何、わざわざ呼び止めたのはそれが聞きたかったの・・・?
勝手に金の在処についての攻防に発展すると想像していたこちらが悪いのですが、物凄い肩透かしを食らった。
あの的中率は偶然やツキでは説明が付きませんが、賭場でのアカギは胴からだいぶ離れて座っていました。
些細な体の動きや表情で察知するのは難しいですね。
それは張子の裏をかき、時には小勝ちをさせて意識を操る・・・そんな通常の胴らしいふるまいとは違ったもの。
アカギのように相性が合わない難敵用、場の掌握が厳しい状況用の行動パターンに変えてきたのです。
あんた・・・
いわば手本引きにとって、ひいては博奕にとっての最終兵器は偶然の力。
偶然は最も読めません。
胴として生き抜くためにも、要所でこの拠り所に逃げ込むのは当然なのかもしれませんね。
すべては男にとって図星だったようですが、逃げ込もうが立派な戦略の一つには変わりません。
仮にその逃げが読めたとしても、真に偶然の力が働いていたならそれまで。アカギは勝ち得なかったはずです。
今回の場合、
胴が導いた偶然は直感的に選び出したものですが、それこそが曲者。
全てが無の直感、
自分の願い、あるいは根源的な恐怖さえ消した直感など・・・そんなものは存在しません。
つまり本当の偶然ではなく、作られた偶然だったのです。
本当の偶然、ランダムとは、いわば無心で撒いた碁石の散らばり。
・・・例えば6つの目が完全ランダムとすれば、6回の試行で各目が1回ずつ出るのが綺麗に均等。
しかし、実際にそれが起こるのは5!/6^5、約1.5%に過ぎません。
残りの98%以上は偏り。偏りこそ、偶然の王道なのです。
では何故、手練れであるはずの胴は不自然な均等化を計ってしまったのか。
それは手本引きが持つそもそものシステム。
出した目の目木を右側に移し、張子に知らせる行為にありました。
それは意図的に目を出している時に限ったこと。
偶然に託すゾーンに入ると、途端に意識は均等化へ向いていました。
その中での濃淡を演出しても、実は意図的に偏らせていた目を揺り戻そうとしていたに過ぎません。
トータルで見れば1~6の回数はほとんど揃っていたのです。
よって偶然の気配があってからは、アカギはただその必然に則り、出現の少なかったワン・ツーのどちらかに張っていたのです・・・!
確かに凄みも感じる解説ですが・・・だから、何なのか。
これが気の利いた閑話としてのエピソードであれば満足なのですが、連載終了まで残り3話と迫った今、ふさわしい内容だったのだろうか。
激戦の鷲巣麻雀から生還し、アカギは生の実感と最期への希望、後に繋がる死生観を得ました。
生死を賭すギャンブラーとして、その獲得は生き様や博奕への姿勢そのものへ影響するはず。
いわば勝利、最強のみを目指し身を削っていた宮本武蔵が一度刀を捨て、力の抜けた弱さを覚えることで進化したように。
今の付け入る隙さえ見せない強固な「アカギ」が、鷲巣との闘いで己が死生観に気づき、天での柔和な鬼神ぶりを見せつける「赤木」へと進化した・・・
その兆候が描かれてこそ、アカギのラスト、ひいては天の前日譚らしい幕引きではないでしょうか。
勝敗の曖昧なまま終わったからこそ、その鷲巣麻雀はアカギにとって何を意味したのか、些細な描写でもその答えがほしいな。
というより、その為のラストスパート期間ではなかったのだろうか。
手本引きの掘り下げ、金の在処のトリック・・・、確かにアカギの天才ぶりは発揮されていますが、その解答とはなっていません。
願望の押し付けかもしれませんが・・・描くべき路線が、どこかズレているような。そのもやもやが晴れない。
しかし残りは僅かに2話、いよいよ着地の瞬間が迫ってきました。
待つのみ、ですね。
・近代麻雀2018/1/1号より。
もはや私の貢献はほぼ皆無ですが、いつまでも応援させて頂きます・・・!(^∇^)
今回の場合はときに命を奪い、人格まで変えてしまうギャンブルの魔性を喩えているのでしょうね。
ギャンブルとは、経験が積み重ならないもの。
熟練者や知恵者が常勝するとは限りません。
それでも大局的に見たアベレージでは差が付くこともありますが、特にここ一発の「張り」は永遠に闇。
人智の届かぬ世界であり、経験を積んだとて分かった気になってはいけないのですね。
カイジがその奇跡を身に沁みていると・・
カイジも今宵の軌跡を回顧・・・
思えば色々ありました。
村岡社長に三好前田、達也亜理沙・・・もう遠い昔のようだ。
実際昔ですけど。
見事な回想、計16ページ。
・・・贅沢すぎて涙が出るよ。
不屈の魂で闘い抜いた一夜、
ただ、いつまでも感傷に浸っていても仕方ない。
3人は逃亡中、まだ勝ちは確定していません。
粛々とすべきことが残っている。
はい、その通りですね。
道草を食いましたし急いでほしい。
無事に辿り着けるのか、約束を果たせるのか。
次回に期待します。
・・・今回は薄味なので、これと言った感想が思い付かない。
寂しいので、福本先生の目次コメントを紹介します。
最近、仕事、少し、苦戦気味です。進みが悪い。
・・・前半二文字を除けば、素晴らしく同感です。
二桁ページに及ぶ回想が多用されているのも、その繋ぎの為かな。
改めて納得。
例えば村岡社長の白振り込みなんて、いったい何度目にしたことでしょう・・・。
特に目的はありませんが、せっかくなので調べてみました。
堕天録13巻で『ロォーンッ!』してから、
和也編冒頭で1回目の回想
同10巻で2回目
ワン・ポーカー編1巻で2度。
(3回目)
(4回目)
同6巻で5回目
同12巻で6回目
同15巻で7回目
これは決着シーンなのか微妙ですけど。
そして今回
8回目ですか。
・・・ネタが無いと自然に皮肉ってしまうのは悪癖かな。
今さら悲観したい訳ではないのですが、感想の流れでつい付け加えてしまう。
恐らく直らないので、諦めて来週まで大人しくします。
・週刊ヤングマガジン№1(2018/1/1号)より。
やわらかスピリッツ@yawaspi
【新連載のお知らせ】 『最強伝説仲根』 協力:福本伸行 原作:横井憲治 漫画:上原求 新井和也 12月6日(水)連載開始! インスタ!フェイスブック!ツイッター! このSNS全盛時代に一人の漢が立ち上がった。「いいね」ひとつに命… https://t.co/LaXJatdIep
2017年12月05日 01:03
新黒沢で出番が無いのは不思議でしたが…こういう事ですか!
これは予想できなかった。
すっかり不良の気が抜けて、如何にもデキる男オーラを纏ってます。
黒沢が太鼓判を押したように、大使になったのだろうか。
確かに本編から8年、新黒沢に合わせると23,4歳ですから、大卒で採用された可能性はありますね。
仲根なら厳しい競争も勝ち抜けそうな気はする。
頭も切れますし、もちろん英語も流暢に話せます。
対人能力、女性の扱いも上手いですし、何より黒沢も大使になれると太鼓判を押すほどの器の大きさを持っていた。
ぶっちゃけどのような道に進んでも、一定の成功を収めるタイプだと思うな。
そしてSNSがコンセプトという事で、やはりトネガワで幾つかあったSNS回に手応えを掴んだのでしょうね。
ちなみに連載される「やわらかスピリッツ」は無料のウェブコミックサイト。これは有難い・・・!
更なる黒沢ファン獲得、福本ファン獲得にも大いに期待できますね。
いきなり明日からの連載開始なので、まず動揺を落ち着けておこう・・・(^▽^;)
ちなみに作画はハンチョウを担当されているお二人。
原作の横井さんは、検索してもビジネス書の協力者としか引っかかりませんでした。
しかし、以前実況したPSカイジの制作スタッフに名前がありました。
※本日、将棋の羽生さんが遂に永世竜王を獲得しましたね。
これで前人未到の永世七冠!
偉業という言葉ですら言い表せないほどの大記録、本当におめでとうございます・・・!
新作スピンオフの仲根も含めて、黒沢系の感想は書くことが出来ないので、取り敢えず誰得ネタでお茶を濁しておきます。
簡潔にデータのみ。
※修正が加えられる可能性を考慮し、雑誌掲載時ではなく単行本を参照しています。
新黒沢は序盤こそざわ不足だったものの、恋之助編に入って急増しています。
1巻8話・4巻9話は福本先生による描き下ろし回、
2巻6話は単行本のみ収録のおまけ回、
2巻9話・5巻8話・6巻8話は番外編。
※2巻収録の1日外出録ハンチョウの読み切り回はハンチョウの作品として、5巻収録のトネガワVS.ハンチョウは単体の作品としてまとめます。
トネガワはほぼ毎回ざわが登場。
それも全て2点リーダーのゴシックタイプである事が特徴です。
読切=トネガワ2巻に収録されている連載前の読み切り回
※=1巻8話は1日個室録ヌマカワ
ハンチョウはまだ2巻ですが、全体的に少な目の傾向にあります。
※カイジ第0話『憤死』は公式キャラブック「カイジ×カイジ×カイジ」に収録されているアナザーストーリー。
所謂マカオ編です。
最後にアカギのざわ数カウント修正。
カイジでのカウント対象は「ざわ」が含まれている物に限っているので、アカギもそれに統一。
「ざざ・・」「ざ・・」等は対象外としました。
また「ざわざわ・・」については「ざわ」と「ざわ・・」の複合と見なしてそれぞれにプラス。
修正した結果、総数は909個から901個となりました。
そしてアカギのざわについては書体を調べていなかったので、いずれ再調査予定です。
※
カイジ=1814個
アカギ=901個
新黒沢=253個
トネガワ=204個
ハンチョウ=19個
読切系=19個
現在、計3210個確認済み。
旧黒沢や銀と金、天、零、涯等についても追々。
ちなみにイチローの日米通算安打は現在4358本なので・・・あれ、いい線じゃないかな。何の勝負だって話ですがw
一通り調査が終われば、年度ごとのざわ数と安打数を比較してみよう。
その他・・・更なる細かい短編についても揃えたい所ですが、単行本化されていない作品や幻となっている作品も多数あります。
(コロコロの「青空 絵空 絵空事」、ギャンブルCOMの「決着」「LOSER」など)
そもそも2010年頃からの新参ファンである私には、完全把握は厳しい・・・。
特に、ふくもと飛火名義での「カッとしてブレンバスター」、「あまりちゃん」などの作品はもう国会図書館にでも行かない限りお目にかかることは無いでしょうし、福本先生自身も全ては把握していないと聞いています。
よってあまり深掘り、探究はせず・・・カウント調査はある程度の主要作品だけに留めよう。
・・・それだけ。
今週の感想ですが…一通り書き終わる寸前でPCのエラーが発生。全消去されてしまいました。
こういう時に限ってこまめに下書き保存してないもので…ほぼ一から(・_・;)
自業自得ですが萎え萎え。
前回、奇跡の一夜を振り返ったカイジは、いよいよ大勝のキッカケを作った恩人の元へ。
解説で時間を割きましたから、黒服たちに先回りされていないか心配でしたが・・・それは杞憂だったようです。
カイジはトラックにチャンマリを残すと、アタッシュケースを片手に練馬の住宅街を歩き出しました。
歩を止めて見上げたのは・・・閑静な朝方に佇む坂崎家。
24億奪取の神懸かり、その全てはここから始まりました。
早速カイジはインターホンに近づきますが、考えてみればまだ早朝。
勝利の報告とはいえ、訪問するのは失礼か・・・?
カイジがそんな思いで戸惑っていると・・・!
普段はこんなのや
今日もこんなのを着てるのに。
チロが怖がりそう。
そしていちいち話が逸れますが、この携帯機は・・・何だ。
ゲームボーイの形ではありませんし、現在の設定は98年の2月なのでワンダースワンやアドバンスは未発売。
時代考証を捨てているとすればPSPかPSVITAが似ていますが、まぁこれは一般的なゲーム機のイメージというだけで、特にモデルは無いということかな。
ともかくこんな生活態度では、坂崎に顔を見ただけで避けられても仕方ない。
しかも裏カジノで散財したとなれば、3日で300万はちょうど頃合いです。
無一文の哀れを演じるのか、あるいは土下座でもするのか・・・
いずれにせよ、坂崎はカイジが元のタダ飯生活を獲得しに来ることを恐れていました。
奴はそこにたどりつくための
演技・策略だけは
再び戸を開けてカイジの前に現れると・・・憐れや沼の恩義は気にせずに決然と拒絶。
男なら
ルーレットの赤黒どちらでもない「ゼロ」に厚く張って当たった・・・そんな奇跡が押し寄せました。
※トネガワのウイダーとのコラボ漫画が公開されています。
http://www.weider-jp.com/know/tonegawa/manga/
ちなみに今週号のヤンマガにも同じ内容が掲載されていますが、利根川がウイダーを持っている表紙ページはウェブ限定です。
モロに販促の内容でしたが、
その中でも相変わらず思い付きの無茶を楽しむ会長、キャラを捨ててもそれに応えて統率を執る利根川、天然中田、体育会系らしい仕草が目立つ堂下、各キャラの個性が立っていますね。
西口のサンバも見たかったな。セクハラ?
しかし会長が喜んでいるので良いようなものの、大の大人が急ごしらえのサンバをノリノリで踊る光景は辛くないか?w
黒服達の反応を見る限り…現場は異様な空気なんだろうな(^_^;
仲根自身もそうですが、前回での藤崎二中の不良仲間しかり、今回の孝志もしかり、懐かしい面子が続々と登場。
不良仲間は更正した様子ですし、孝志も働きぶりはどうあれ立派に就職している・・・。
スケールの大きな将来を嘱望されていた仲根も、堅実・・・と言えば聞こえは良いもののレールの上をなぞる日々に悶々としている。
それぞれの変化、成長が流れた年月の長さを表していますね。
黒沢の抱いていた渇望や苦難とは根本的に質が違いますが、仲根には有能ゆえの苦しみも描かれています。
自分の能力の高さを認めているからこそ、一見して順風満帆に見えるこの歩みは望んだ道へ向かっているのか。
他人よりも躓かないからこそ、不安を覚えて他に輝ける場があるのではないか・・・求めてしまう。
その対象が仲根にとってはインスタ映えだったわけですが、やはりそのテーマはあくまで下地。黒沢譲りの日常的な哀愁、葛藤描写が光ります。
単なるエリートの僻みには映らないのも、仲根には黒沢から受け継いだ気概と繊細さがあるから。
一言では性格を表せないからこそ、内面の描写の幅が広がります。
主人公としての資質に満ちたキャラだったのかもしれません。
それらを重くは見せない小ネタやギャグとのバランスも良く、随所に挟まる本編からのオマージュもあざとさが無いですね。
まず仲根を自然と応援したくなる時点で、出だしは成功だと思う・・・。
今後のさいつよ伝説も楽しみです。
そして今月のトネガワは・・・遂に、あの男の出番が巡ってきました!
この日、利根川は都内の高級レストランで会長と歓談中。
会長は自らが考案し、37話で実行された人間競馬の成功を自賛していました。
利根川もあれこそが究極の悪魔的イベントと賛同しますが、それはまさかの失言。
会長は更なる改良を欲していました。
限定ジャンケンのように当日まで気に入ってもらえるか分からない企画より、直接意見してもらった企画の方が確実ですよね。
利根川としては珍しく、リスク無しに高評価を獲得できるチャンスかもしれない。
津久井には新たな鉄骨を手配させることとなりました。
そして・・・50日後。
2度目の人間競馬を5日後に控え、利根川は津久井に進捗を尋ねます。
ひと呼吸おいて大丈夫と答える津久井に、利根川は一安心。
当日は別件で立ち会えない為、会長の機嫌だけは損なわないようにと最後に釘を刺しました。
津久井はすぐさま製鉄所へ連絡を取りますが・・・そうそう先細りの鉄骨など都合よく存在しているはずもなく、今から製造するとしても1か月はかかることが判明。
万分の一の可能性に縋りますが、所詮それは万分の一・・・奇跡は起こりません。
ただ、利根川には豊富なコネと硬軟織り交ぜる交渉術があります。
津久井がミスを隠してさえいなければ・・・
レールを踏み外しても、差し伸べる手はいくらでも有る・・・あとは選択次第。
津久井はその手を拒んでしまいました。
佐衛門や堂下の誘いにも乗らず、ただ一人残業。
製鉄会社へ片っ端から電話をかけ続けますが・・・
果たして天啓は舞い降りたのか・・・
いよいよ開始の時がやってきました。
某所で会食に参加していた利根川にも連絡が入ります。
これは鉄骨の直接的恐怖とも、津久井の抱える恐怖とも違った恐ろしさがあるな。
この日・・・魔天の地獄、鉄骨渡りに挑んでいたゼッケン6番の森は、前を行く者の足が止まっている事に気付きました。
呼びかけると、そのゼッケン12番渡辺は絶望の最中。
それもそのはず・・・最後の最後、ゴール前の数メートルだけ・・・
雑にも程がありますが、幸いにも・・・?参加者たちは幻影と信じ込んでいるようで、不平不満は発しません。
そして本編での太田の亡霊もしかり、幻には退かずに踏み越えるしかない。
森の激励を受け、渡辺は進みだしますが・・・
これでは到底、完走は不可能。
こうして、第2回の人間競馬は全員が生還・・・!
ええ・・・それは凄い。
というか、今回の鉄骨参加者は優秀でしたね。
殆どが残り数メートルの地点まで辿り着いていたわけですし、場合によっては全員クリアもあり得たんじゃないか。
最初の一人が落ちると平静さが崩れますから、そのきっかけとなる一人目が出なかった事が大きいかもしれないね・・・。
平和のまま幕を閉じたわけですが、もちろん催しとしては大失敗。
会長としてはセーフティという名の愉悦も味わえず、ただ間抜けな芋虫の行進を見守っただけ。何も面白くありません。
しかも先の仕掛けが単なる竿竹であることも見えていました・・・!
津久井としては企画を破綻させて会長の機嫌を損ねてしまい、しかも上司である利根川に制裁を受けさせてしまうという最悪を招く結果となってしまいました。
むしろポストも危ういのでは・・・というレベルの失態に思えますから、利根川が殴られるだけで済んだのは津久井にとっても不幸中の幸いでしたね・・・。
この失敗を糧にして、挽回するチャンスを得られたわけです。
完璧主義は何も悪いことではありませんし、チームで連携を取ってまた頑張ってほしいな。
やはり利根川が叫ぶように、特にビジネスにおいて報連相は重要。
基本であるからこそ、それを怠った際の恐ろしさがよく伝わってきた。
反面教師的な教訓もあり、鉄骨と津久井という消化不良だったネタへもきちんと焦点を当てた、非常に密度の濃いエピソードだったと思います。
37話の鉄骨回は個人的に残念な出来でしたが、今回は大満足でした(⌒▽⌒)
そして前回までの鉄骨は先細りではなかったという事ですから、ガラスの階段が無かった可能性もあります。
少なくとも、今回の描写を見る限りでは確認できませんでした。
一通りのメンバー紹介エピソードも済んだわけですし、もう一段勢いが付けば嬉しいですね。
※トネガワの焼きそばUFOは近場では発見できず、ネットで購入。
到着しだいコラボ短編の感想を書きます。たぶん来週かな・・・。
・月刊ヤングマガジン2018年1月12日号より。
http://www.tbs.co.jp/kaiji2017/
ワクテカ・・・!(^∇^)
まず・・・気になる利根川役は俳優の名高達男さん!
映画版の香川さんの続投も予想していましたが、予告映像を拝見しただけでも演説に凄みが効いていてピッタリですね。
いかにも怪しい組織、帝愛内を束ねる№2感が漂っています。
賞金については基本の200万円+予め渡されたペリカとギャンブル内で獲得したペリカの総額。
途中でのペリカの消費によって賞金は上下するようです。
なるほど、プラスアルファ分はあくまでペリカなので、200万円を上限とする規約に抵触しないわけですね。
最後に換金するでしょうからグレーにも思えますけど、途中で得た持ち金の使いどころが今回の肝となりそう。心理戦には重要な要素ですね。
そして肝心のギャンブルについては3種類の勝ち抜き戦。
第1ステージは、前以て原作ギャンブルも登場する、とあったように鉄骨渡りが採用されました。
予告を見る限りでは恐らくタイムアタックなので、数名が振るい落とされるのでしょう。
下は海のようですから、落下しても失格、急ぎ過ぎても危ないということですね。押し合いこそ無さそうですが、人間競馬の要素も含まれている訳です。
そして鉄骨の長さは20メートル、太さは予告の40秒あたりでは靴幅ほど、45秒あたりではそれより細い・・・?
先細りまで再現しているのかな。トネガワネタとしてはタイムリーですね。
第2ステージからはオリジナルギャンブル、多数決カード。
ルールは
・「赤」もしくは「青」のカードが配付
・1時間後にオープンし多数決方式で、多かった方の色が勝利
・ペリカを払うことでカードの色を変えることが出来る
1時間の間に他者へ探りを入れたり、あるいは裏で密約を結んだり、どこか限定ジャンケンやライアーゲームの少数決を思わせます。
あまり右往左往しすぎると賞金であるペリカが減ってしまいますが、惜しんで負けては元も子もない。
つまり借金額が多い方ほどカードを変えにくいですから、やや借金額が200万円以下の方が有利なのかな。
シンプルなだけに一番心理戦の妙がありますね。というか純粋な心理戦勝負はこのゲームだけかも。
そして2回戦を勝ち抜いた方(予告を見る限りでは4人?)は、その後2日間、地下強制労働施設へ!
10畳ほどの質素な何もない部屋ですから、食事や布団などの生活用品はペリカで賄うしかありません。
しかし当然、賞金は減らしたくない。
柿の種5000ペリカ、チーちく2万ペリカ、焼き鳥7万ペリカですか・・・
原作では柿の種は1000、チーちくは5000、焼き鳥は7000ですから、インフレが酷い(^_^;)
他にも幕の内弁当20万ペリカ、カレー15万ペリカ、ナポリタンは10万ペリカ。弁当2万円てどんな高級食材だ・・・w
2日間でしたら最悪水だけでも大丈夫でしょうし、ある程度ペリカが貯まって余裕が出た場合以外、この辺りに手を出す人はいないでしょうね。
その他、ハッキリとは確認できませんでしたが1日外出券(個室券?)や、最終ステージが有利になる?オプションなども数百万ペリカで販売されています。
ボールペンの内職をしている映像もあったので、逆にここでペリカを稼ぐことも出来るようです。
そして最終ステージはペリカ双六。
ギャンブルというよりは早い者勝ちのボーナスステージですかね。
マス目に書いてあることが実行され、最初にGOALマスに辿り着いた方が優勝。
人生ゲームの要領であるのは分かりますが・・・サイコロには肝心の数字が無いような。
それとも予告で映っていたのは「賽」マスで振ることになる物か。
「血」マスは採血でしょうが、だから何なのか。
「水」マス、「鉄」マスなども見えますが、単なる罰ゲームでしょうか?
トネガワの最初の会議で候補に挙がっていた「等身スゴロク」が実現したようなゲームですね。
最後は1対1でのサシ勝負を予想していましたが、考えてみればEカードなどはモノローグが無ければ地味な画になってしまいます。
多少ぬるいゲームでも見栄えする方がテレビ的か。
鉄骨で度胸と体力、多数決カードで知性と機転、地下で欲と節制、そして最後は純粋な運気を計る。
バランスが取れていますね!
原作ネタやセリフも満載ですし、ゲーム性はもちろんドキュメンタリー性も強そう。つまり純粋に面白そう・・・!
果たして盛り上がるのか、成功するのか、完全なる実験企画ですから細部の完成度は分かりませんが、
あとは参加者たちの闘いぶりに掛かっていますね。
ぜひ好評を得て、これを契機に特番として続いてほしいな・・・。
放送を待ちます・・・!
仮に事実だとしても、坂崎はカイジの勝利を望んでいたわけでもありません。
その泡銭を恩着せがましく持ってくるなど、何か裏があると思うのも仕方ないところ。
ただ・・・渡された300万円が放棄された金だとすると、その結果膨れ上がった金もカイジの自由。
つまり完全なカイジの所有物であるなら、坂崎が外ウマに乗っていた状態と考えるのもカイジの自由。
カイジは独り言のように呟くと、自分にはビッグマネーを渡す権利があり、坂崎にも受けとる権利があるとしました。
んん・・・?意味がよく分からないのは何故だ。
こうして文章に起こしても上手くまとめられない(・・;)
ただ・・・それもそのはず、カイジが目をギラつかせながら独自の理論を展開させる様は、どこか異様でした。
坂崎としてはただ後腐れなく縁を切りたいだけ。
義理立ての金や感謝など要らないのですが、今のカイジにはその意図が通用しません。
この目は何度か・・見覚えがあるな。
ワン・ポーカー編の104話、開戦直前。
そして147話、全ての理論と流れが和也のA出しを示している状況で、偶然にも2を引き入れた時でもありました。
カイジは勝利こそが坂崎の待ち望んでいたこと、つまり英雄となって帰還したと信じ込んでいるのか。
意気揚々と・・・大勝を宣言!
オレに託してくれた300万
あれが・・・なんと
昨夜の勝負で・・・800倍!
この期に及んで「オレに託してくれた」と話している時点でだいぶヤバいですが、24億獲りはカイジの成しえた最強の事実。
誇るのは当然ですね。
さすがの坂崎もこのパワーワードには驚きを隠せません。
が・・・あまりに現実離れした金額。
前提として干渉されたくない事は明白なのですから、拒まれても多くを語らず引き揚げることが、今回の場合の筋の通し方じゃないかな。
ただ・・・カイジは再び居候する気はありませんから、その誤解は解いた上で、両者にとって後腐れない別離を望みます。
このまま坂崎に侮蔑されたまま別れるのは辛いですし、カイジがジャンキーに墜ちた事を認めたからこそ、坂崎には最後の情けで金を受け取ってほしいな。
・・・なかなか辛いね・・・。
・週刊ヤングマガジン№4・5合併号(2018/01/13・15号)より
※ワン・ポーカー編最終巻は1/5、
24億脱出編1巻は2/6発売です。
![]() | 賭博堕天録カイジ 24億脱出編(1): ヤンマガKCSP 637円 Amazon |
それはともかく・・・まずは頂きました。
私はペヤング派でしたが、UFOの方が麺にコシがありますね。まだ10食残っていますが、飽きずに消費できそう。
そして・・・フタに記されたアクセスコードを↓のHPに入力。
まだ入社して数週間ですが、既に退社を考えていました。
何故なら帝愛はエリート企業には違いありませんが、紛うことなきブラック会社。ここで身を削るよりも、自分に向いている環境があるのではないかと不安を抱いているようです。
しかし、この手の相談は利根川にとっては慣れたもの。
利根川は笑みを浮かべると・・・U.F.Oを作りながら、その行程を会社生活に喩えて行きます。
入社して1か月も経っていない黒服は・・・麺のようにまだまだ固い状態。世間知らずのカチカチです。
そして・・・確かに熱湯のようにぬるくはないのが帝愛。
誰でも、突然の環境変化には戸惑うことでしょう。
しかし・・・そんな過酷な日々に耐えている内に、嫌でも会社の水には馴染んできます。
時には湯を流したシンクのように、凹むこともありますが・・・
取りあえず3年は働こう、とはよく言われるように、U.F.O.も3分で湯切り。その頃にはすっかりほぐれた状態となり、学生気分も完全に洗い流されるものです。
しかし、そこからが人として味の見せどころ。
帝愛はソースのように特濃のブラックですから、それは組織で、人の手によって揉まれ・・・かき混ぜられるうちに中の中まで染み込んできます。
たとえふりかけの如く無理難題が振りかかろうと、それは更なる成長のチャンス。
愚直に、そして麺のようなストレートなメンタルで挑んでいけば・・・打たれ強く、かつ柔軟なコシのある男になれるのです・・・!
そして美味そうにU.F.O.を頬張る利根川に、黒服は一礼。
真摯な言葉のおかげで心は固まったようです。
流石の弁舌によってまた一人、若者が道を拓くのか・・・
と思われましたが、
こうして・・・
迷える黒服・・・
今回は単なる比喩ネタではない、真剣な仕事論としても為になりました。
利根川自身の豊富な経験に裏打ちされた言葉ですから、上司としての威厳も感じますね。
今回も絶妙の匙加減でした。
トネガワとU.F.O.それぞれの魅力が存分に伝わるナイスコラボだったと思います(⌒▽⌒)
何とか年内に更新できました。
※修正が加えられる可能性を考慮し、雑誌掲載時ではなく単行本を参照しています。
カウント対象は「ざわ」又は「ザワ」が含まれている物。
「ざざ・・」「ざ・・」「わわわ・・」等は対象外です。
また、「ざわざわ・・」については「ざわ」と「ざわ・・」の複合と見なしてそれぞれにプラス。
天は福本先生の作風の変遷が如実に表れている作品ですが、それはざわ傾向についても言えること。
人情ものであった序盤にざわは登場せず、ギャンブル中心となってカタカナのザワが登場、中盤に差し掛かると入れ替わるように平仮名系のざわの数が増え、すると徐々に点無しの「ざわ」は減少。
基本的に2点の「ざわ・・」と3点の「ざわ・・・」の2種類となり、その比率は徐々に3点の「ざわ・・・」に傾いたところで完結しています。
その後・・・最近の福本作品では、ざわ自体が減少。
比率では再び2点が逆転し、3点は明朝体のみに限られていますから、ざわの歴史も奥深いですね。
以下、他作品についてのまとめ。
そして、先日発売されました新黒沢12巻では「ざわ・・」を3つ(全てゴシック)、「ざわ・・・」を1つ(明朝体)を確認。
これまでのざわの総数は、
カイジ=1814個
アカギ=901個
天=548個
黒沢=392個
銀と金=331個
新黒沢=257個
零=248個
トネガワ=204個
涯=188個
零 ギャン鬼編=120個
銀ヤンマ=24個
ハンチョウ=19個
読切系=計24個
(ヌマカワ、カイジ・マカオ編、トネガワVS.ハンチョウ、遠藤、ガン辰)
現在、計5070個確認済み。
比較するのは間違っていますが、イチローの通算4358安打は軽く超えてしまいましたね。
残るは辺ちゃん、天馬等の短編・読切。
今回で大体の主要作品のざわカウントは終了したので、今後は年別などの傾向についても調べてみようと思います。
2018年はどのような ざわが見られるのか・・・楽しみ。
再び増加傾向に転じてほしいです。