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Channel: ツェーイーメン ~福本漫画感想日記~
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賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第248話『滂沱』感想 ~和也の・・・落下~

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○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3○ A・5(2○※出所不明) 14勝/2分/8勝 LIFE(12+4・0)

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→カイジコール(5+1)→和也Bet7→カイジBet8(5+3)→和也コール(7+1)

決着

 

【24回戦の流れ】

23回戦・204話・和也がカードを左手で提出(8と隠しボックスのAを交換)

24回戦・214話・和也の左手出し&考えづらいA降臨という違和感から、カイジがイカサマを確信

215話・テーブル横に・穴を発見、和也のマニキュアを疑う

216話・穴に和也から渡されていた爪楊枝を差し込み、隠しボックス(A3枚)を発見

217話・カイジからは見えない和也の手元のライトの点灯によって、カイジが隠しボックスを発見したことに和也が気付く

218話・カイジが8と隠しボックスのAを交換

219話・カイジが8とAを交換したことで、和也の手元のライトが消灯。それによって和也はカイジにAが渡ったことを知る。

和也が24回戦のカード配布直後に2度目のカード交換(Aと4)をしていたことが判明。

カイジがテーブル側面に∴穴を発見。再び爪楊枝を手に取る(差し込んだかは不明)

220話・和也の爪に∴穴と対応する凸凹があることが判明

以降レイズ合戦

246話・決着、カイジ勝利

 

前回、遂に敗北した和也への処刑が始まりました。

カイジの必死な言葉にも押され、絶望しつつも回転網に一縷の希望を託すことに。

 

カイジは数を数えてタイミングを取るように叫びますが・・・先程は自分自身がその作戦で失敗しています。

 

当然、説得力の無さを和也は指摘しますが、今回は他でもない和也。

あの魔王の息子である兵藤和也です。

 

黒服が知る限りではガチのギャンブルで無敗、このワン・ポーカーでも一度はイカサマを使わずに完勝しました。

そもそも兵藤の息子として生を受けた時点で、脅威の天運の持ち主であることは疑いようもありません。

 

カイジは不可能すら可能とする悪運を備えているはず、と声を掛け続けます。

 

しかし・・・和也としては全てが精神論でしかない慰めであり、それよりもよぎるのは紛れない事実である過去の経験。

目押しでピタリと真下で止めることは、遊びで下の平地から試したときですら至難の業でした。

 

今回はさらに逆さ状態、しかも本当に自分の命を賭けている極限のプレッシャーがあります。

 

和也はとても不可能・・・と、弱気で涙が止まりません。

死なねぇ!
生き残れるぞ!和也っ!
 
絶え間なく続く、カイジの必死な叫び声。
和也に姿は見えずとも、さすがに偽善でもパフォーマンスでも無いことは伝わったようです。

 

こいつ 何を そんな必死に!

必死に!

まるで 本当に オレに・・・

勝者による敗者への情け・・・これは茶番を嫌う和也にしてみればこの上ない屈辱。

しかしそこに、友情を超えた言い表せない激情を感じ取りました。

 

とはいえ、この時既にマザー・ソフィーは最終通告を宣言。

無情のアナウンスが流れ、強制落下までもう時間がありません。

 

和也はタイミングを計ろうとしますが、滂沱・・・溢れる涙で視界が滲み、上手く回転を捉えられません。

 

すると、あまりの焦燥と苛立ちに手元が狂ったのか・・・

また何か落としちゃったよ・・・!(°д°;)
 
え、まさか・・・リモコン?
 
だったらもう冗談でなくお終いだよ・・・!?
いやメガネかい!w ナンダソレ。
演出も紛らわしいし、和也もそんな事で叫ぶなよ(;´Д`)ノ

 

うーん・・・2週待ってメガネが落ちただけか。

 

和也がカイジから確かな情を受け取った・・・というのも前回で既に描いているわけですから、見どころがないな・・・。

まあ過去最低だったおさらい回よりはマシですけど、これほど早くそれに肉薄するような話が来るとは。比較したくもないのに。

 

というか、せっかく緊迫感を持ってクライマックスに突入したのに、なぜ進展ゼロの回を定期的に挟むのか。

誰も望んでないミルフィーユ構造は白けるよ。勿体ない。

 
あとは・・・サングラスをメガネと言っている、という事は度が入っていたのかな。
・・・もうそれ位しか書くこと無い

 

まぁいいや、来週だ来週。

 

※今回のサブタイの「・・・」=「メガネ」です。

賭博堕天録カイジ ワンポーカー編・第249話『窮地』感想 ~昨日の敵は・・・~

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感想の前にちょい愚痴。

 

ヤンマガのエロ漫画化に嘆いてます・・・。

いや、まあ最初からそうだったとも言えますけど、最近始まったヤツとか・・・あまりに直接的すぎるし。一流雑誌で本筋のストーリーありき、ではなくエロの為のエロでしかない漫画はどうかと思うよ。何言ってんだ

別に読まなければいいだけですが、センゴクやアルキメデスとの落差が凄すぎて・・・。

 

そんな中、正統派で読ませる「殺さざる者、生くべからず」にハマりかけ。

まだ連載開始数か月なので単行本すら出ていませんけど、リアル系サスペンスに程よいファンタジー要素がいいバランス。

緊迫感を持続させる心理描写も上手いと思いますし、初期の「僕たちがやりました」から受けた感覚と少し似ている。

まだまだ今後の展開次第ではありますが、個人的には評価されてほしい作品です。

ただ・・・主人公とライバルがどちらも天才という設定なので、その攻防のクオリティを如何に保ち続けられるかは難しそう。

 

以下

今週のカイジ感想

 

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3○ A・5(2○※出所不明) 14勝/2分/8勝 LIFE(12+4・0)

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→カイジコール(5+1)→和也Bet7→カイジBet8(5+3)→和也コール(7+1)

決着

 

【24回戦の流れ】

23回戦・204話・和也がカードを左手で提出(8と隠しボックスのAを交換)

24回戦・214話・和也の左手出し&考えづらいA降臨という違和感から、カイジがイカサマを確信

215話・テーブル横に・穴を発見、和也のマニキュアを疑う

216話・穴に和也から渡されていた爪楊枝を差し込み、隠しボックス(A3枚)を発見

217話・カイジからは見えない和也の手元のライトの点灯によって、カイジが隠しボックスを発見したことに和也が気付く

218話・カイジが8と隠しボックスのAを交換

219話・カイジが8とAを交換したことで、和也の手元のライトが消灯。それによって和也はカイジにAが渡ったことを知る。

和也が24回戦のカード配布直後に2度目のカード交換(Aと4)をしていたことが判明。

カイジがテーブル側面に∴穴を発見。再び爪楊枝を手に取る(差し込んだかは不明)

220話・和也の爪に∴穴と対応する凸凹があることが判明

以降レイズ合戦

246話・決着、カイジ勝利

 

前回、カイジからの本気で身を案じる声援、そして処刑執行への絶望に和也は滂沱。

同時に生き残りへの気概を取り戻しましたが・・・何と、度の入った自分のサングラスを落下させてしまいました。

 

ますます生還への望みが薄くなっている和也ですが・・・

そんな状況を露ほども知らない男たちは、今も倉庫の前で帰りを待っていました。

お、ひっさびさの高崎さん。
その横で心配を口にしているのは、今回で初めて名前が判明した黒服の白木。

 

白木はあまりの長丁場ぶりに、何か不測の事態・・・和也が窮地にある可能性を指摘しました。

確かに、既に勝負開始から2時間。

彼らが倉庫から出たのは13回戦のことですから、1時間近くは経過しているはず。勝負が混迷していることは確実ですし、嫌な予感はするでしょうね。

 

しかし、一番の側近である高崎は・・・和也の必勝、安全を確信していました。

坊ちゃんは安全だし
まぁ・・9割9分勝つ!
そう出来てるんだ
 
え・・・!? 
なに、高崎はイカサマの仕掛けを知ってたの?
 
過去に「坊ちゃんはイカサマ無しの勝負で無敗なんだ・・・」というセリフがあったので、てっきり和也をイカサマしない人と信じているのかと思っていた。
 
じゃあ・・・13回戦で高崎が場を去ったのは和也の手持ちにAがあったから、という理由に加えて秘策の存在があったからなのか。
その際の反応からAを予知したカイジの考察は、実際はかなり危ういものだったんだね・・・。

 

とはいえ、これで黒服たちが支持を待たずに倉庫内に戻ってくる可能性がつい消えてしまいました。

イカサマ使用の副作用は、こんな所にも表れるのか。

 

不測の事態などあり得ない、と白木を諭した高崎。

 

しかし・・・実際は

和也が究極の窮地に陥っていました!
 
まさか、こんな和也のぐにゃり顔を拝む日が訪れるとは・・・。
もはや救出ゲームでのマリオのバグ状態にも等しい崩壊っぷりだ。
 
一度は持ち直しましたが、すっかり弱気に流れていますね。
普段の和也からは想像もできないセリフのオンパレード。
でも、もう強制落下まで時間がないでしょうし、泣いてる場合じゃないよ・・・。
 
しかし・・・涙による霞みに加えてメガネも失ったことで、現在の和也の視界はかなり朧げ。
カイジははっきり見えずとも、タイミングさえ取れれば大丈夫と言い聞かせますが・・・和也の過呼吸とパニックは収まりません。

 

既に命を諦めたかのように、泣き喚き続ける和也。

 

想像を絶する恐怖に襲われていることは分かりますが・・・このままでは本当に、ドロップの瞬間を無為のままこまねくだけ。

業を煮やしたカイジは、自分を救えるのは自分だけと叫び、男なら生還への運命を掴み取れ・・・と必死に煽りました。

 

ありきたりですが、尤もだ。

常に窮地から諦めずに這い上がってきたカイジが言うからこそ、一般論でも強く刺さるね。

 

その気迫にも押されたのか、ようやく喚き止んだ和也。

しかし・・・そしてとった行動は、

へ・・・!?(°д°;)
マジかよ。
ここ数話で顕著でしたけど・・・いつの間にか和也の中で、カイジに自分の命を託すほどの信頼が生まれていたのか。
 
いや、しかし他でもない自分自身の命なんだよ・・・?人任せにしちゃ絶対にダメだって。全く見えていない訳でもないのですから、押し付けは無責任すぎる。
 
展開的にカイジは受けそうな気配ですけど・・・私なら絶対嫌だな。
失敗すれば、半端ではない罪悪感を生涯背負うことになります。
仮に対象が身内を殺した殺人犯相手だったとしても、間接的にでも自分の手を汚すような真似はしたくない。
 
ただ一応、メガネ落下が展開において単なる無為に終わらなくてホッとしました。
極限状態から来る発言だとしても、和也が弱みを見せて他人に頼ったのは大きな変化。
その改心自体は悪くない展開だと思うので、せめて前々回~今回を一話に収めていればな・・・。
メガネを落としただけの前回のような話には、どうしても不満しか湧かないよ。
 
というか・・・和也とは前回まではかなり離れているように見えましたが、ボタンを手渡しできる距離なのですね。
それなら、大きなかぶ方式でチャンマリも協力するなら、普通に手足を摑んで引っ張り上げるのは可能に思える。
コマによって距離感がまちまちなので、それが実現できるかは福本先生次第かな。

 

カイジが目押しを成功できなかった場合は、そういった直接的な救命もあり得る。

そうなると、どちらの場合でも和也にとってのカイジが大恩人となるのは確実。

もはや嫌悪感も抱いていないようですし、カイジからの頼みとなれば断りにくいでしょう。

つまり・・・早計ですが、遂に仲間となるフラグが立ってきたのかな。その理由付けとしては十分だとは、思う。

 

まだまだ、カイジによる種明かしまでは時間がかかりそうですが、先が気になる話が続いていますね。

次回を待ちます。

 
※madaoさんのアニメ後のアカギ動画が更新されました。

シリーズ19作目。今回の内容はタイトル通り、国士決戦となった6回戦東3局2本場。

過去に私が制作したシーンも、一部回想として使用して頂いていますね。

 

非常にお忙しい中で制作して頂き、前任者としてではなく純粋にアカギファンとして嬉しいです。

クオリティも明らかに上昇していますね。特に既存音声の挿入センスに注目です。

 

またツイッターのDMの方でやり取りさせて頂いていますが、再びリアルでお会いする機会があれば嬉しいな・・・。

 

1日外出録ハンチョウ 第12話『隠味』感想 ~カレーなるおふくろの味!~

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久々のハンチョウ感想。
 
取り敢えずは気になった回のみ、とは以前書きましたが・・・3か月ぶりというのは空きすぎだな(・・;)
さすがにもう少し頻度を上げよう。

 

 

 

某月某日、この日は帝愛の王である兵藤会長の誕生日!

 

地下でもそれを祝し、特別にカレーが振る舞われました。

もう2,3人帝愛のトップ生まれてくれないかな・・・!?

 
購買のラインナップにもありませんでしたし、地下の住民にとっては1年に1度のカレーになるのかな。
そりゃあ皆テンションも上がるね。
 
地味に黒服のエプロン姿も貴重だ。

 

 

しかし賑わう食堂で一人、沼川だけは何か納得のいかない表情を浮かべていました。

 

というのも・・・何年も地下にいるのですから、確実にこの日はカレーが食べられると分かっているはず。

にも関わらず、わざわざ班長は外出中でした。

 

グルメな班長がカレーより優先するものとは・・・?

 

 

 

その頃、班長は荷物を背負って山に入っていました。

 

メジロの鳴き声を耳にしながら、川へ出ると・・・さっそく準備開始!

リュックの中身は炊飯用具でした。

 

何と、今回の班長の目的はカレー作り!

この日はカレーが振る舞われると知っているからこそ、高まる欲求を中途半端なレベルで妥協したくなかったのですね。

 

仮に地下のカレーがよく出来ていても、あの空気の悪い環境で食べては台無し。

最も開放的な自然の下で頂いてこそ、100%のカレー欲を発散できるというものです。

 

そうそう・・・カイジにも話していましたが、心はゴム毬だったよね。

無理に押さえつけては反動が来る。本編からその考えは一貫している。

 

 

インド系と日本風、二つのカレーを器用に同時調理する班長。

そして2時間後、美味しそうな匂いが立ち込めてきました・・・!

 

まずはインド系、バターチキンカレーを味見。

本場の味というか、本場の人が近づいてきたよ(^_^;)
というか何で真顔なのw
 
しかしスパイスまで拘って本格的ですね。
時にはスーツまで仕立ててきたり、班長は外出券だけでなくその準備にもペリカを惜しまずに投入している。
 
貯蓄に余裕があるから、と言えばそれまでですが、散財するときはケチらず存分に使うのは大切ですね。心にも余裕を持った生活が出来ている証拠。

 

 

さらなる完璧を目指すためターメリックを追加し、炊き上げたサフランライスの上へ。

一口食べたところで、すかさず・・・

本場の味覚とガッチリ抱擁・・・!
いやいや・・・そりゃ美味いわ。確かに地下のそれとはレベルが違うね。
 
そして忘れてた・・・深夜にハンチョウの感想は拷問だったことを。
果てしなくカレーが食いたくなってきた。
 
 
チャイは名前しか知りませんでしたが、インド式のミルクティーか。
こちらも生姜にシナモンと香辛料系が入っているのでカレーとの相性は抜群でしょうね。ハチミツですから甘さも露骨ではないでしょうし、これはベストチョイスだろうな。
一口くーださい。

 

 

あっという間に完食すると、次は日本のカレーを味見。

こちらはレシピ通りの無難な出来ですが、普通のカレーはそれが一番美味いよね。

 

胃袋的にはまだ余裕のあった班長ですが、この日に日本のカレーに口をつけたのはこの味見だけ。

こちらは一晩寝かせてからが本番なのですね。

 

班長自身も一晩寝ると・・・

ナニコレw
寝袋だから仕方ないけどシュールすぎる(^_^;)
4コマ連続の芋虫班長、見れば見るほどツボにハマるんだけどw

 

 

 

翌朝、小鳥のさえずりで目を覚ました班長は、川で顔を洗いホットコーヒーで一服。

 

自然の静けさを満喫しながら、お待ちかねのカレーの準備へ。

 

おもむろに魔法瓶を取り出すと、中から出てきたのは卵。

70℃のお湯で20分つけていたもの・・・そう、

さあ・・・半と出るか丁と出るか・・・!
 
はい美味いー!
 
もうね・・・口に運ぶまでもないわ。視覚がすでに味覚を受け取っちゃってるもん。
美味という情報が空気越しに伝播してる。

 

それは班長としても同じだったようで、

冷静に考えて味覚における半と丁って何なの?w

 

まぁこの場合は半も丁も、どちらも示すところは「美味い」だろうね。
外れるわけがない。どう足掻いても当たり。
賭けたもん勝ち=食ったもん勝ち。
 
二口くーださい。

 

 

班長は二つのカレーに大満足。

そうこうするうちにタイムリミットまで数時間となりましたが、実は・・・今回のメインイベントはここから。

 

取り出したのは、ハチミツやにんにくといった種々の調味料。

これから作るのは、班長が大好きな3つのカレー・・・その残る一つ。

 

それは実家のカレー!

 

そう・・・今回、真の目的は実家の味を再現することにありました。

 

 

舌の記憶を頼りに、まずは日本風の大槻カレーにトマト缶、すりおろし生姜を投入。

すると・・・脳裏に在りし日の光景、遠くで手を振るおふくろの姿が蘇りました・・・!

 

その後も慎重に記憶をたどって行くと、

どういう事よw
こちらの接近を待ち構えていたはずが、もう向こうから寄ってくる気満々だ(^_^;)
 
どうでもいいけど、母親のクラウチングスタートからの全力疾走はあまり見たくないなw ちょっと怖いし。
 
 
そして残るは隠し味、インスタントコーヒーとカレー粉を足してみると、脳内のおふくろがロケットスタート!
これはもう、あと一押しなのは間違いないね。

 

 

いよいよ最後の一味も、班長はヨーグルトと確信。

 

これはパーフェクトだな。 三口くーださ・・・

いぅええっ!?(((( ;°Д°))))
 
 
 
 
   台   無   し
 
 
 
 
なぜ容器ごと傾けた・・・!?
何のための左手のスプーンよ!(°д°;)

 

班長は慌ててヨーグルトをすくい上げますが、時既に遅し。

半分以上がルーに溶け切った後でした。

 

 

せっかく目前まで迫っていた

おふくろの味も・・・

遠い彼方ってw ヨーグルトだけでどんだけ離れたんだヽ(;´Д`)ノ
 
そして班長はそれ誰に叫んでるの(^◇^;)
どうしようもないよ・・・w
 
おふくろさんも脇目もふらずにガン無視ダッシュ、腕の振りも、もも上げも完璧だな。
それなのにエプロン姿でスリッパ、というのが萩原さんのセンスだね。上手いなあ・・・。
 
いやー最後の最後で、詰めが甘いのはチンチロと同じか。
後日作り直せると言っても、地下のカレー日と被っていたからこそ優越感もあって美味いわけで。勿体なかったね・・・。
 
 
ただ・・・細かいですけど、最後のセリフはノーカンではなくノーカウントと叫んでほしかった。
ノーカンはあくまでアニメ版だけで、漫画の原作では一度も言ってません。星一徹のちゃぶ台返しや、アムロ行きまーす!の類。
 
この媒体は漫画ですし、やはり漫画の方の原作に合わせてほしかった。別にノーカンでも悪くないですし、ただの個人的な野暮な指摘ですけど。

 

 

そして帰りの車内で慰めてあげる宮本さん、相変わらず優しい。

 

近場で監視していて察したのか、まさか班長が事情を説明したのか、どちらにせよもはや単なる黒服と囚人の仲じゃないね。このコンビは好きだな。

 

トネガワに勝るとも劣らない、安定した面白さ。

単行本もバカ売れしているようですし、見事に軌道に乗りましたね。

 

賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編・第250話『依託』感想 ~託された宿命~

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今更ではありますが、感想のタイトルをワンポーカー編としていた所を、正式なワン・ポーカー編へ修正。
 
タイトルは作品の命ですし、それを勝手に変えていたのは、金と銀、鷲頭、兵頭といった誤字と同等レベル。
体裁的に・を続けたくないから、という理由がありましたが、ファンとしてあるまじき行為だったな。

 

ここはキッチリしておかないとね・・・。
 

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3○ A・5(2○※出所不明) 14勝/2分/8勝 LIFE(12+4・0)

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→カイジコール(5+1)→和也Bet7→カイジBet8(5+3)→和也コール(7+1)

決着

 

【24回戦の流れ】

23回戦・204話・和也がカードを左手で提出(8と隠しボックスのAを交換)

24回戦・214話・和也の左手出し&考えづらいA降臨という違和感から、カイジがイカサマを確信

215話・テーブル横に・穴を発見、和也のマニキュアを疑う

216話・穴に和也から渡されていた爪楊枝を差し込み、隠しボックス(A3枚)を発見

217話・カイジからは見えない和也の手元のライトの点灯によって、カイジが隠しボックスを発見したことに和也が気付く

218話・カイジが8と隠しボックスのAを交換

219話・カイジが8とAを交換したことで、和也の手元のライトが消灯。それによって和也はカイジにAが渡ったことを知る。

和也が24回戦のカード配布直後に2度目のカード交換(Aと4)をしていたことが判明。

カイジがテーブル側面に∴穴を発見。再び爪楊枝を手に取る(差し込んだかは不明)

220話・和也の爪に∴穴と対応する凸凹があることが判明

以降レイズ合戦

246話・決着、カイジ勝利

 

前回、視界が朧気となった和也はすっかり弱気一辺倒。

カイジの鼓舞も響くことなく、遂には目押しの代打を懇願しました。

 

まぁ・・・確かにぼやけた視界も去ることながら、今の和也は逆さ吊りでパニック状態。

冷静なカイジが行った方が、真ん中で止められる確率は高いだろうね。

 

しかし・・・命だぞ。他人の命。

当たり前だよね。
 
失敗した場合の責任は取りようがないし、強烈なトラウマが死ぬまで残るでしょう。
こんな一方的に委ねられて、はい分かりました・・・なんて、二つ返事で引き受けられるわけがない。
 
和也の気持ちも分かるけど、あまりに身勝手すぎるって。

 

カイジは前回同様、コレはどんなに苦しくても自分でやるしかない事だと断りますが・・・

 

救わないのか・・・?

えぇ・・・(°д°;) それを言うか。
 
確かにチャンマリには7000万もの大金を払ってまで救ったけど・・・、それは金さえ払えば確実に死を回避できたからでしょう。
 
今回の目押しが成功するかは完全に運否天賦だし、明らかに失敗の確率の方が高い。
チャンマリの時とは状況が全然違うよ・・・。

 

嫌われ者だっ・・・!

嫌われ者・・・
その最期・・・死の瞬間まで・・・!
 
いや、だからカイジは決して嫌っている訳でなければ、救いたくない訳でもないよ。
提出カードの宣言もそう、ここ最近の鼓舞する発言もそう、全ては和也の生き残りを望んでの事。
和也も分かっていると思うけどな。
 
厳しい言い方になりますが、
これは結局・・・単に話題をすりかえて、自らの手で死の宣告を下すのが嫌だから、他人にその重責を押し付けようとしているだけでしょ。
 
パニック状態の和也にはその意識は無いのかもしれないけど。
 
蘇る記憶にしても・・・確かに幼少期までは、周囲の大人が会長の子息という立場を畏れて、無碍に怒ることもできないという不満から煙たがられていたのかもしれない。
 
しかし・・・ある時からは、和也は進んで会長の息子であるという財力をひけらかしていた。
その経緯には同情できる部分はありますが、傲慢な態度や発言も含めて、自分から壁を作っていたのは紛れない事実・・・。

 

和也自身、その愚も含めてここで嘆いているのでしょうが、今さら被害者ぶられてもな。

ここまでの言葉は総じて、自らが否定していたはずのパフォーマンスと言っていいでしょう。

 

ただ・・・なりふり構わず、同情票でも何でもいいから救いの手を差し伸べてほしい・・・という感情は大いに伝わってきますね。

 

その恥も外聞もない、あまりに必死な姿に、カイジの心は動かされたようです。

 

リモコンを貸せっ!

何気に凄いアングルだ。
 
リモコンを手渡し、泣きながら感謝を伝える和也。
 
カイジは成功の保証は出来ないとしながらも、眼下で回転する網のタイミングを取り始めるのでした・・・。

 

うん・・・展開は悪くない。ひたすら遅いだけで。

 

ただ・・・感想もそれ以外に何もない。理由はシンプル、内容がないから。

リモコンを手渡せたから、引っ張り上げるのは可能だね・・・という事くらい。というか、強制落下の時間制限はいつなの。もう4,5分は経過してると思うけど。

 

来週は休載ターン。

肝心のクライマックスですから冷めたくないのに、これは冷めざるを得ないよ・・・。

 

本来なら熱いシーンのはずなのに・・・。

和也に妙なパフォーマンス感があるのも、無理な引き延ばしのために余計なセリフや回想を挟みすぎているから。

 

勿体ない。本当に勿体ない・・・

 

再来週を待ちます。

 
・週刊ヤングマガジン№30より。

アカギ EPISODE299 感想 ~鷲巣力復活!アカギはいずこ~

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鷲巣麻雀最終戦・最終形

(6回戦オーラスに至るまでの簡単な流れ↓)

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/theme-10093607504.html

南家・アカギ65800点 血液-2300cc (実質-1800cc)

北家・鷲巣104800点 血液-1900cc 失った資金・6億円

6回戦・南4局

 

ドラ表示牌西 (ドラ

裏=鳴き等による巡抜け 裏裏=暗槓


赤木(南)

 

 

南ポン

 

暗槓南三索

 

 

安岡(西)

 

 

裏東

 

裏

 

東

 

鷲巣(北)

 

 

裏裏裏裏東

 

裏裏裏裏九萬

 

  

※7巡・鈴木の白ポン可能も、衰弱により気絶。

部下達による違反の輸血作業により、敗北。

 

鈴木(東)

 

 

裏裏一筒裏裏不明

 

八筒裏裏裏白

 

一筒不明

※PC向けの表示なので、スマホ等ではズレが生じます。

 

前回、復活した鷲巣は素直に敗北を受け入れました。

 

しかし、アカギが金を残して去ったことで、不要な情けを掛けられたという屈辱が噴出。

残された金は不浄だとして白服に燃やさせ、アカギを連れ戻すように指示するのでした。

 

さっそく行動へ移る白服たちでしたが、考えてみればアカギは居住する場を持たない風来坊。

 

ここ数週間は仰木のいる稲田組に世話になっていましたが、既にそれは用済み。

岡本は、当てもなく行方を追う事は至難であると指摘しました。

 

地団駄を踏む鷲巣でしたが、同時にもう一つの要求は進行。

うわ勿体ない・・・! (どうだ明るくなっただろう・・・)
 
私なら臆しちゃうな。どうしても実行には移せない。
彼ら白服の、鷲巣への信奉は本物ということですね。

 

しかし・・・復活した以上、鷲巣としては金を燃やすよりもアカギとの完全決着が最優先。

現実的に厳しいとしても諦められません。

 

散れっ!↓

そう・・・アカギは鷲巣との勝負前に行方不明だった時も、千葉にある倉田組の丁半博打の賭場で見つかっています。

 

アカギはジャンキーであり、同時にギャンブルに愛された男。いずれ全国どこかの賭場に姿を現し、必ず噂が立つことでしょう。

 

まぁ実際は、失踪後に玩具工場で働いていた事もあるので絶対ではないよね・・・というツッコミはありますが、

鷲巣は、全国の賭場に網を張っておけば消息を摑めると考えました。

 

すぐに散って行くよう命令しますが、白服たちは困惑顔。

何故なら・・・当然、これから遠方へ向かったり、賭場に潜り込むにはまとまった資金が必要です。

 

しかし・・・その元手となる財産は、今まさに炎の中。

鷲巣のすぐ傍らで灰になりつつあります・・・!

 

なんという理不尽(゜д゜;)
 
可哀想だな、この・・・名も無き白服。
最近登場している白服は6人ですが、よりによってこの白服だけ名前が分かっていないな。

 

白服たちはまさかの身勝手に慌てふためきながらも、全員でスーツを脱いで消火を始めます。

 

しかし・・・岡本はなぜか満足気。

 

というのも前回、鷲巣は素直に敗北を認め、岡本たちの勝手な救命活動にも罵倒することなく、ありきたりな感謝の言葉を並べていました。

 

その言動を見た岡本は、鷲巣が持つ天性の不遜、傲慢さが消えたと直感。

鷲巣巌としての魂が劣化したと考え、ありきたりな老人と化したと落胆していたのでした。

 

ですが、今の鷲巣は自ら出したはずの命令を一転して撤回。

さらには罵倒、懲罰と自己中そのものです。

完全復活きたぁ~っ!
鷲巣巌きたぁ~っ!
 
いや、意味は分かるけどさw
燃えている札束を笑顔で踏みつけるなんて、傍から見たらただの情緒不安定だぞ(^◇^;)

 

それと白スーツを脱いだから、岡本が黒服・・・

画的な違和感が半端じゃないな。

 

 

懸命な消火活動の甲斐もあり、焼失は3割程度で済みました。

 

アカギが3億、仰木が2億、安岡が1億という鷲巣の取り分予想に従うなら、3億の7割で約2億は残ったことになります。

これだけあれば捜索費用には十分ですね。

 

アカギ探しへ向け、札を拾い集める白服たち。

 

鷲巣は情けをかけたことを必ず後悔させる・・・と、アカギとの再戦へ気概を高めます。

 

しかし・・・

・・・・・あ・・・・(゜д゜;)

 

アカギの私物は当然、稲田組に置いてあります。

 

しかも、今のアカギは実質1800ccを抜かれてフラフラ。

取り敢えず休息は必要ですから、暫くの間は屋敷に留まるはず・・・。

 

そりゃあ・・・そうだよね。

 

バカがっ!
なぜそれを早く言わん!
鷲巣力全開!
岡本は嬉しゅうございます!
 
いやいや・・・これはゴメン、ちょっとキモイわ(^o^;)
もうここまで来ると・・・信奉というより、単なるドMだろw

 

鷲巣力とか嬉しゅう、は懐かしい台詞だけど・・・岡本を見る目が変わるわw

 

実際はほとんど進んでませんけど、鷲巣の理不尽、そして岡本の狂態は面白かったな。
 
次回からはラストエピソード、最終決戦という雰囲気ですし、こういった回を挟んでもいいと思う。
 
鷲巣の方から向かうとの事ですから、遂に舞台が変わるのですね。
鷲巣邸の描写ももしかすると最後、敷き詰められたまちまちの大きさのタイルも見納めかな。

 

そして・・・穴は袋か何かで代用するのかも分かりませんが、卓は持っていけないでしょうし、もしかすると鷲巣麻雀以外のルールでの延長戦になるのかも?

その場合、天のナインのようなシンプルかつ奥深い、そして互いの天才ぶりが伝わる種目がいいな。

 

連載終了まであと7話、どのような幕引きが待っているのか。

予想が付かないだけに期待が膨らみますね。

 

賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編・第251話『俎上』感想 ~命の目押し!~

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まだ1か月ほど先の話ではありますが、今年の夏休みは暇になりそうなので新たな活動を試みようかと考えています。

 

ブログではなく動画の方で、MAD制作以外の何か・・・。

PS版のカイジを購入するつもりなので、皆まで言いませんが・・・その辺りを。

あくまで予定ですが。

 

以下今週のカイジ感想。

 

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3○ A・5(2○※出所不明) 14勝/2分/8勝 LIFE(12+4・0)

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→カイジコール(5+1)→和也Bet7→カイジBet8(5+3)→和也コール(7+1)

決着

 

【24回戦の流れ】

23回戦・204話・和也がカードを左手で提出(8と隠しボックスのAを交換)

24回戦・214話・和也の左手出し&考えづらいA降臨という違和感から、カイジがイカサマを確信

215話・テーブル横に・穴を発見、和也のマニキュアを疑う

216話・穴に和也から渡されていた爪楊枝を差し込み、隠しボックス(A3枚)を発見

217話・カイジからは見えない和也の手元のライトの点灯によって、カイジが隠しボックスを発見したことに和也が気付く

218話・カイジが8と隠しボックスのAを交換

219話・カイジが8とAを交換したことで、和也の手元のライトが消灯。それによって和也はカイジにAが渡ったことを知る。

和也が24回戦のカード配布直後に2度目のカード交換(Aと4)をしていたことが判明。

カイジがテーブル側面に∴穴を発見。再び爪楊枝を手に取る(差し込んだかは不明)

220話・和也の爪に∴穴と対応する凸凹があることが判明

以降レイズ合戦

246話・決着、カイジ勝利

 

前回、カイジはギブアップ状態の和也から、救出網の目押しを託されました。

 

ここまで泣きつかれては断れませんね・・・。

カイジ自身のトラウマ回避の為にも、引き受けた以上は成功させないと。

 

カイジは当然慎重になりますが、和也は焦っていました。

 

というのも・・・強制落下までの猶予は、投下のアナウンスが始まってから5分という設定。

 

決着から5話、和也が不毛な泣き言ばかりを並べてきたこともあって、既に制限時間ギリギリなのは間違いありません。

 

パニックで気が回らないのは仕方ないですが、カイジからしてみれば託すならもっと早く託してほしかったね。

 

しかも・・・

IMG_20170710_235200775.jpg

配置が最悪!w

 

まあ本来は当事者が押すわけなので、顔の真下に網があるのは当然ではある。

 

しかし急かす時間制限も相まって、平常心を保つのがキツイね。

 

どうしても失敗がチラつくカイジですが、ビビッて何もしないのは最悪。もう肚を括るしかありません。

 

和也の女々しい悲鳴が続く中、

今夜2度目の目押しとなるカイジは、冷静に1度目の失敗を思い返します。

 

あの時も必死に回転を見定めたつもりでしたが、結果的にはタイミングがやや遅れました。

IMG_20170710_235200525.jpg

その反省を生かし、今回は自分の感覚よりも少し早めに押すことに。

 

制限時間は迫りますが、

カイジは懸命に網が出ては消えるタイミングを反復し、感覚に刷り込みます。

 

そして・・・!

IMG_20170710_235201026.jpg

押したっ・・・!(゜д゜;)

 

静寂に包まれる中・・・

 

 

 

和也の命を賭けた、運命の結果は・・・!

IMG_20170710_235200827.jpg

( °д°) ・・・

 

 

え。

・・・え。

IMG_20170710_235200856.jpg

ひでええええええ(( ;*д*))

 

大失敗だ・・・。

さっきよりも少し早めに、と意識しすぎたのが完全に裏目!

 

網は無慈悲にもギリギリ姿が見えるだけ。

 

カイジの時よりも更に角度がありませんし、とてもしがみ付くのは不可能ですね・・・。

すんなり成功しないだろうとは思いましたが、いよいよ正攻法で助かる道は無くなってしまった。

 

 

というか・・・余談ですけど、和也のアゴどうなってんのコレw

一瞬のっぺらぼうかと思ったよ。

 

アゴと首が癒着してしまった森田以来の衝撃だ。

IMG_20170710_235200524.jpg

普段絵を描かないので分かりませんが・・・

特に福本作品はアゴが独特ですし、下からのアングルで描写するのは難しいのかな。

 

それはさておき、

和也は絶望し、このズレはカイジの故意だと泣き叫びます。

IMG_20170710_235200624.jpg

喚くなら自分でやれよ・・・と言いたくなりますが、気持ちは分かる。

 

もちろん本心ではないでしょうし、責任転嫁だろうと、理不尽だろうと、つい発してしまう素直な感情だね。

 

しかし、これはどうなる・・・。

 

特に伏線などない以上、今後の展開は憶測に頼るしかありませんね。

予想のコメントも沢山頂いています。ありがとうございます(。-人-。)

 

まず最初に考えるのは、カイジ達3人が協力して引っ張り上げる方法。

 

みゅうさん、ひかきんさん、テラさん、りろさん他、最も多くの方によって予想されていますね。

 

捻りのない安直な方法ですが、手が届くのであれば一番確実な方法ですよね。私もこれが第一選択だと思っています。

 

和也のマフラーを足に結んだり、できる限りの足掻きは見せてほしいところ。

 

他には、

くらげさんより、傍にある24億円分の札束を床にばら撒き、落下のクッション代わりにする方法。

 

1億円は厚さ1メートルなので、上手く集中させて敷き詰められれば、落ち所によっては軽傷で済む可能性はあるかも・・・?

 

問題は、投下までの時間が残されているかどうか、ですね。

こちらも現実的な方法だと思います。

 

 

もなにせくまきのさんより、ベルトの金具を固定して耐え、自動的に椅子が元に戻るまで待つ方法。

 

現在もベルトだけで吊られている以上、それさえ外れなければ落下しないわけですね。

マザー・ソフィーのプログラムやベルトの収納する力、和也の体力、根性次第ではありますが、こちらも可能性はありますね。

 

 

他にはネタとして、和也の涙が重力に逆らっている以上、身体も重力を無視して浮き上がるよ・・・!という意見や、

 

はなまやなさん他より、まさかの和也死亡END

さらには救助失敗の道連れENDを予想されている方もいらっしゃいますね。

 

いずれにしろ不確定要素が多く、現時点でその可能性の濃い薄いは計りかねますが、想像の幅が広がる展開で面白い。

 

この最終局面をどのように締めくくるのか、先が気になりますね。

期待しすぎても良くないのかもしれませんが、それでも期待して次週を待ちます。

 

・週刊ヤングマガジン№32より。

 

※余談です。

 

某カイジスレについて、たまに閲覧はしますが、スレッドの方に私が書き込んだことは、少なくともここ数年はありません。

ワン・ポーカーが始まってすぐの頃には数回ありましたが、それ以降は言いたいことはブログで済ませています。

 

また、このブログはアフィリエイトは使っていません。

黙認して頂いているとはいえ、他人の著作物を勝手に取り上げているわけですから、当然そんな権利はありませんね。

公式からの申請案内も断っています。

あくまで趣味ですし、それが一番だと思っています。

 

嘘偽りなく書かせていただきました。以上です。

 

誰に向けて書いているんだ、という話ですが・・・一部でそういった話題があったようなので、一応。

カイジ年表&ワン・ポーカー戦歴

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カイジ年表

 

1996年2月上旬、遠藤に出会う

3月4日エスポワールに乗船

7月上旬、遠藤と再会

7月13~14日スターサイドホテルでの決戦

 

約半年後、地下堕ち(1997年1月下旬?)

地下堕ち約1か月後、初給料日(2月末)

その後3日間で給料を使い果たす

3月4日に初チンチロ

25日後2度目の給料日(3月29日?)

4月5日三好のメモから班長のイカサマに気付く

4月6日45組決起

6月30日2度目のチンチロ

(チンチロは土曜開帳だが、実際の1997年の4月6日は日曜、6月30日は月曜なので、カイジ内の設定は現実に準じていない)

7月3日、坂崎と出会う

7月4日、坂崎との共闘を承諾

7月7日、坂崎が一軒家の購入を夢見る

7月8日、坂崎が務める警備会社の金庫を開ける

7月10日、沼への1度目の挑戦

7月11~12日、沼を観察。1玉を換金しに行く。坂崎失踪

7月14日、沼を観察。地盤沈下を知る

7月15日、札幌競馬場で坂崎を引き留める

7月16日、遠藤を仲間に引き入れる。夜、血のマニキュアを受ける。(坂崎が沼を破壊)

7月19日、沼が修理される

7月22日、沼を攻略

7月23日、遠藤に法外な金利を取られる

7月24日、45組&石田広光が解放される

 

1998年正月、坂崎家に居候開始(1月1日?)

50日後(2月19日?)、坂崎家から追い出される。三好と前田に再会

3日後(2月22日?)、17歩勝負~和也との決戦へ

ワン・ポーカー開始時点で翌日の午前2時→決着まで2時間。(現在1998年2月23日4時頃?

 

ということで、カイジの作品内で描かれているのは1996年2月上旬~1998年2月23日頃まで。

 

ワン・ポーカー戦歴

 

○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U

KK○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール

~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1
Bet1(カイジ)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(212+1
U・D D・D
82○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
87○ J7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1()→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1()→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ

21回戦

U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

22回戦

U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)

Bet1→カイジBet2→和也ドロップ

~~~チャンマリ後退~~~

23回戦

U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)

[未発見] [A・A・8]

Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ

~~~カイジ・隠しBOX発見~~~

24回戦

U・D U・D
A・3○ A・5(2○※出所不明) 14勝/2分/8勝 LIFE(12+4・0)

[A・A・8] [A・8・4]

Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→カイジコール(5+1)→和也Bet7→カイジBet8(5+3)→和也コール(7+1)

決着

 

【24回戦の流れ】

23回戦・204話・和也がカードを左手で提出(8と隠しボックスのAを交換)

24回戦・214話・和也の左手出し&考えづらいA降臨という違和感から、カイジがイカサマを確信

215話・テーブル横に・穴を発見、和也のマニキュアを疑う

216話・穴に和也から渡されていた爪楊枝を差し込み、隠しボックス(A3枚)を発見

217話・カイジからは見えない和也の手元のライトの点灯によって、カイジが隠しボックスを発見したことに和也が気付く

218話・カイジが8と隠しボックスのAを交換

219話・カイジが8とAを交換したことで、和也の手元のライトが消灯。それによって和也はカイジにAが渡ったことを知る。

和也が24回戦のカード配布直後に2度目のカード交換(Aと4)をしていたことが判明。

カイジがテーブル側面に∴穴を発見。再び爪楊枝を手に取る(差し込んだかは不明)

220話・和也の爪に∴穴と対応する凸凹があることが判明

以降レイズ合戦

246話・決着、カイジ勝利

 

賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編・第252話『救出』感想 ~生還への秘策・・・?~

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※サイトが重いというご意見を頂きましたので、トップページからの一覧表示をこれまでの5つから、3つへ変更しました。
 
また、ご要望の通り戦歴も別ページにまとめ、そのURLだけを張ることにします。
 
私は重いと感じていませんでしたが、確かに感想の前置きが長くなりすぎている点は気になっていました。
今後は解説編突入の場合など、必要に応じて載せるつもりです。
 
また、他に意見などあればコメントをお願いします。

 

※年表&ワン・ポーカー戦歴

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/entry-12293133639.html

 

前回、カイジは救出網の目押しに失敗。

とても手の届かない位置に止まってしまい、和也は絶望に喚き散らすのでした。

 

未だに和也は、カイジが故意に外したと言い張ります。

尤もな反論だけど、なぜ江戸っ子口調なのw

 

カイジは懸命に行った結果だと否定しながらも、失敗は失敗。

頭を下げて謝罪しました。

 

この上なく素直な対応に思えますが・・・

和也は懸命など嘘、しょせん他人事であり雑にやったに違いない、と納得しません。

 

挙句の果てには獲得した24億円に見とれて上の空、虚ろだったと決めつけました。

 

いやいや・・・これは酷い。

前回は

失敗のショックで咄嗟に出てしまった言葉、という感じでしたが・・・今回は正論を受けたにもかかわらず、それを無視してあらゆる難癖を付けてる。

 

和也の人間不信がよく表れているとはいえ、ちょっとくどいね。

というか・・・こんな無駄な問答をしている間に落下の時間が来てしまうよ。

 

金を持った貧乏人の心境を甘く見ていた、とカイジを信じた事自体を後悔する和也。

 

その言葉を呆気に取られたように聞いていたカイジでしたが・・・

言い訳など聞きたくない、と耳を塞ぐ和也。
 
しかし・・・その様子を目に、カイジがある可能性に気付きます!
 
そう。
冷静に考えてみれば、あり得るかもしれない。
 
向こう側に回り込んで
イスの裏側に乗っちまって
つまり・・・
お・・・!やっぱりそうなります?
 
即行動に移れる方法は限られますし、かつ直接の救助なので紛れは少ないかもね。
 
そして、なるほど・・・イスの裏に乗れば足を掴むのも容易だ。
 
ベルトが外れた後、救出中にイスが勝手に戻ってバランスを崩す・・・なんて危険はありそうだけど。

 

 

 

しかし、閃きも束の間・・・

カイジはすぐに致命的な欠点に気付きます。

 

それは

仮にカイジだけで足を掴んでも、70キロ近いであろう和也を引き上げるのは到底不可能という現実。

 

さらに、

そうか・・・確かにチャンマリが協力できないのは痛いな
 
イスに乗っての場合はおろか、手が触れる以上は可能性がある・・・と予想しましたが、道具も無しに人一人を引き上げるなんて不可能だよな。
 
仮に火事場の馬鹿力に頼っても、現実は厳しい。
結局は机上の空論だったのかもしれないね・・・。

 

 

 

カイジも諦めかけた、まさにその時・・・!

顔を上げた視線の先に、何かが飛び込んできました・・・!
 
そこから閃いた、決定的な方策。
 
カイジは立ち上がると・・・喚き続ける和也に一言、
ベルトが解除されてもイスから手を放さず、粘るように指示しました。

 

そして、

チャンマリを引き連れ、走り出したカイジ!
 
金を持ってドロンか・・・なんて和也は穿ってますが、これはまず紛れの無い救助法を閃いた証拠でしょう。
 
果たしてカイジはどう動くのでしょうか・・・?

 

ただ引っ張り上げるだけでは捻りがないと思っていた所ですし、勝負外でカイジの閃きが見られるのは嬉しいな。

和也の妄言はともかく、動きのある展開は面白いね。

 

 

そして、

ベルトが外れてから和也がどれだけ耐えられるかにも拠りますが、ある程度モノを使って準備する時間は確保されたようですね。

 

何かを発見したらしいコマのカイジの視線の先を見ると、

 

あるのは引き出し付きのキャスターとアタッシュケースに入った24億の金、その横の四角形は・・・金を隠していた風呂敷が畳まれているのかな?

 

そして描かれていない右半分には、モニターともう一つキャスターがあったはず。

 

ここから考えられるのは・・・一つはやはり、コメントでくらげさんより頂いた、札束を投下してクッション代わりにする方法かな。

これなら人手が必要ですから、チャンマリを呼びつけた意味も分かります。

 

あるいは・・・風呂敷をロープ代わりにして、和也の足に結んで引き上げるか。

さらにキャスターの取っ手に結び付けて皆で押す・・・なんて事があれば、零での喜十郎の救出を思い出しますけど。

 

それか一か八か、チャンマリのどちらかは、今からでも外で待機する黒服を呼びに向かっていいと思う。

時間的に厳しいですが、和也の筋力を信じて・・・。

 

 

あとは、

この頂上まで登ってきたときのハシゴが取り外せるなら使いたいですし、アタッシュケースとカバンを運び上げた時のロープ辺りも怪しいですが・・・ロープは勝負が始まってからは見た記憶がないな。

 

それか、

仮に網で助かった場合は、そのスペースから生還できるはずなので、逆に言えばこちらからも網のそばのスペースまでは行けるはず。

 

そこで受け止めることは不可能でしょうが、直接的に網を落下の動線位置に動かすことは出来るかも。

仮にそれが成功しても、落ち方や弾みによっては生還は確定しませんけれど。

 

・・・現時点では絞れないですね。

前回同様にコメントに頼らせていただきますと、他には・・・

 

・とみーさんより

札束同士をを摩擦力でつないでロープ代わりにする方法。

 

なるほど、よく電話帳などで実験されることですよね。

確かに車を持ち上げている映像を見たことがあるので人間でも余裕だと思いますが・・・札束では枚数的、面積的に摩擦力が足りるのかな。

 

実行するにも果てしない時間がかかりそうなので不安ですが、非常に奇抜な発想で凄いですね。カイジで科学的な解決法というのも新しいと思います。

 

 

 

・出尾さんより

脱出用に停めてある軽トラを真下に動かし、その荷台に札を積む方法。

 

なるほど・・・!

ただ上からばら撒くだけでは散乱してしまいますが、一人か二人が下にいれば、上からケースか札束だけ落として敷き詰めさせることができますね。

しかも、軽トラの荷台であればただの平地よりバラけないので、敷き詰めるのも簡単。

 

時間の都合や軽トラをちょうど落下ポイントに停められるか、など不安はありますが、ただ上から撒くよりは生還の確率が高そうですね。

 

 

・通りすがりさんより

カイジの策は失敗するも、和也が驚異的な強運によって網(あるいは網が回転するスペースの段差)にしがみついて生還する展開。

 

これが出来れば苦労はない・・・という所ではありますが、落ち方によっては可能ですよね。万が一カイジの策が成就しなかった場合は期待したいです。

 

 

・諺さんより

いっそマザー・ソフィーを破壊してしまう方法。

 

このタイミングで壊してしまえば、当然落下のプログラムも解除されるでしょうね。

ただ、破壊するための道具が見当たりませんから、やや厳しいかも。

あるいは万が一、ベルト固定もプログラムの1つだった場合・・・裏目になりかねないですね。

 

・碧さんより

所詮マザー・ソフィーは機械ですから、ブレーカーか本体の電源場所を和也から聞き出して電源を落としてしまう方法。

 

和也なら当然知っているはずですし、手っ取り早い方法ですね。

非常に確実性のある方法ですが、今回のカイジは和也から何も聞かずに走って行ってしまったので、可能性は下がってしまったかも・・・。

 

 

・福本引伸さん(なんという皮肉w)より

何かマザー・ソフィーには緊急停止用のワードがあり、偶然カイジが発したその言葉を音声認識し、落下のプログラムも解除される展開。

 

1998年で音声認識とはかなりハイテクですね。

しかし音声認識ゲームのシーマン辺りはその頃に発売されているので、和也ほどの財力ならあり得なくはないか。

 

やや展開的にご都合感が溢れる結末となってしまいそうですが、和也もパニック状態ですから、うっかりワードを忘れている可能性もありますね。

 

・はまぐりさんより

カイジが飛び降りて網を掴み、真下の位置に動かす方法。

 

これは・・・さすがに自己犠牲が過ぎる気がしますね(^_^;)

カイジの身が心配です・・・。

 

・ひらひらさんより

カイジ側の赤ライフを和也側の皿に載せ、まだ決着が付いていないとソフィーを騙す方法。

 

これは、残念ながら・・・現在は和也の皿にもライフが載っているまま、カイジ側に移動している状態なので、それで処刑が実行されている以上は通じない方法かと思われます。

 

 

・・・せっかく沢山の意見を頂いたにも関わらず、ほぼ否定ばかりの紹介になってしまった(;´Д`)ノ

申し訳ありませんm(_ _ )m

 

しかし、いずれも100%可能性が無い、とは言い切れないはず。

これで合計10個以上の予想を立てることが出来ましたので、いずれかが当たると嬉しいですね。

 
※週刊ヤングマガジン№33より。
 
 
※余談かつ安定の愚痴
ワン・ポーカー編13巻の発売日が8/4→9/6へ、またまた延期となりました。
 
当初は3/6の予定が6/6となり、8/4となり、そして9/4。
遂に半年遅れですか・・・。
これはもう・・・永遠に発売されない気すらしてきたよ。
 
これは当然、ファン、特に楽しみに待ち続ける単行本派の方の気持ちを踏みにじる行為。
 
単純に理由が知りたいですよね。
もちろん、ストックは4巻分近く溜まっています。
 
少し有力な説としては、巻数に対応するカードを表紙に配置するという、従来のレイアウトが14巻からは不可能となるので悩んでいる可能性はあります。
(↓、数字の横のカード)
その場合でもせめて13巻は出せるだろ。と言いたいですが、
解決策としては・・・1と4のカードを並べて14とする位かな。

 

ただ、これは別に本編に干渉しない事ですから、14巻からは則らなくても何の問題も無いと思う。
 
「和也編11巻へ続く」としながらワン・ポーカー編にリセットした過去がありますし、今さら些細なことは気にしていられない。
 
仮にそこを神経質になるなら普段の編集からそれ位本気を出してほしいですし、それ以前に13巻に収まるように強く指図するべきだった。
 
「引き延ばしにはほとほと困ってます・・・」とか半笑いで語ってる場合じゃないですよ、ホントに。
 
あるいはアカギ29巻のように、引き延ばしによる売れ行きを考慮して発売が慎重になっている・・・というのであれば、これも編集の問題なので自業自得としか言いようがない。
 
いずれにしろ発売しないという選択肢は無いわけで、度重なる延期の意図は計りかねます・・・。
 

悪馬的血統録ダビスタ、そして僥倖っ…!

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現在、トネガワが「悪馬的血統録ダビスタ」として
競走馬育成ゲームのダービースタリオンとコラボしています。
 
 
アプリではカズタカイザーやユキオー、マックロサキー、あるいはミココノチカラといった福本作品の競走馬が使えるようですね。
 
それを記念して、今週号のヤンマガにはタイアップの番外編が掲載されたのですが・・・
 
特設のHPでは、全ページが無料公開されています。
https://www.asfes.jp/game/dabimas/special/tonegawa/

 

 

安定の自己中心的な会長に、振り回される利根川。

以前、会長はSNSやユーチューバーに興味を持った発言がありましたが、スマホゲームにも精通しているなんて・・・時代の流行に敏感だね。

 

我儘を圧倒的な財力によって押し通してしまう会長、

そして結局現場で苦心するのは利根川という・・・ある種のテンプレパターン。

 

トネガワを知らないダビスタファンの方にも、この短編だけで雰囲気は掴んで頂けそうな内容ですね。

 

 

そしてせっかく登場したのに、そのページの内にひっ捕らえられる内藤社長が可哀想w

恐らく限定ジャンケン編の別室送りでの描写のパロディだと思いますが、この扱いでご本人は納得されているのでしょうか(^o^;)

 

普段は穏やかな山崎たちですが、有無を言わせず手荒に追放させていますね・・・。仕事となると黒服のスイッチが入るのかな。

チーム利根川の容赦ない一面が見られて新鮮だった。

 

 

それにしても・・・今回のダビスタ以外でも、プッチンプリンもそうですし、adobeもそうですし、全てコラボは好評を得ていますね。

トネガワがもたらす経済効果は計り知れないな。

 

連載決定のニュースがあった当時は、タイミングがアカギのドラマ化とほぼ同時期だった事もあり、それほど大きな話題にはなっていなかったはず。

本編の勢いとクオリティは言わずもがな、この人気は当然ではあるのですが・・・ここまで飛び抜けたコンテンツに成長するとは想像できなかった。

 

 

そして・・・

twitterの公式アカウントでは、今回のコラボを記念してRT懸賞が企画されています。

応募者約1100名中、当選は2名。
 
まぁ・・・ダメ元の応募でした。
 
 
が・・・!
当たってしまったヽ((◎д◎ ))ゝ

 

はい自慢乙。
 
 
まだDMは来ていないので確定はしていませんが、twitterの懸賞で当たるのは初めて。
 
何というか・・・競馬には1ミリも興味がない私が当ててしまって申し訳ない気もしますが、これは僥倖っ・・・!
 
正直とても使用できませんが、大事に保管するつもりです。
 
少なくとも今年分の運は使い果たしたので、しばらくは身の回りに注意して静かに暮らそう・・・。

中間管理録トネガワ 第37話『星屑』感想 ~圧倒的コンプライアンス~

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今回のトネガワは、久々に第3会議室から。
 
新加入した西口と津久井もいますね。

人間競馬・・・!
 
おお!遂に新章突入ですか!?
ここ最近は原作設定との絡みが少なかったので嬉しい。
 
そして、カイジ本編でもスターサイドホテルはオープン前でしたから、それほど時期に差は無いものと思われます。
遂に利根川失脚のXデーが近づいてきたのかもしれない・・・。

 

 

初の開催となる今回、進行や管理は他チームの担当。

 

しかし、後に担当が回ってくる可能性もあるため、研修のためにチーム全員で見学することとなりました。

 

 

言わずもがな・・・人間競馬と電流鉄骨渡りは、死の危険性が高い狂気の沙汰。

確かに、チーム利根川の黒服はみんな心優しいですから・・・そんな常軌を逸したギャンブルを考え付くとは到底思えなかった。

 

企画をした時点で殺人の幇助とも取れますし、それに向けて一丸となって準備するような姿も見たくなかったからね・・・。

 

いきなり利根川を悪人モードにするのも不自然ですから、チームのイメージを保つ意味でも、これは会長自らの発想とする他になかったのかもしれません。

 

 

堂下は人間競馬の内容を質問しますが、

利根川はあまりに悪魔的過ぎるからと、敢えて詳細には口をつぐみました。

確かにアレは・・・自分の目で確かめた方が手っ取り早いかもね。

 

 

 

そして3日後、午後8時。

スターサイドホテルの地下には多重債務者が集まっていました。

 

しかし、

その光景はあまりに非人道的。

残念ながら帝愛の圧倒的コンプライアンスにより、一部始終が規制されてしまいました・・・!

 

 

まあ・・・これも難しいですが、人間競馬はそのまま描くと殺伐としすぎてトネガワの作風にはそぐわない。

かといってギャグに転換するのは不謹慎ですし、これは苦肉の策かな。

 

阿鼻叫喚の宴が始まりましたが・・・

チームでただ一人、山崎だけは現場に来ていませんでした。

 

というのも、この日は1週間前から申請していた有休の使用日。

いや全然違うわw 殺伐さの欠片もない(^_^;)
まあ・・・これまで会長の抜けっぷりを思えば、むしろこちらの方が妥当な想像ですけど。
 
ただ、航空機回の会長への態度もしかり、ちょっと山崎は会長を舐めている節があるな。付き合いの長い弊害かも。
 
なぜ有休を使ってまで一人焼肉なのかと思ったら、エプロンからゼッケンを連想させるためか。なるほど。
 
ちなみにこの焼肉店の名前は「焼肉じゅうじゅう」、カイジが地下から解放された45組とともに入ったお店ですね。

 

 

人間競馬の方はいよいよ出走ですが、またもコンプライアンスに引っ掛かり割愛!

 

そして人間競馬も終了した頃、山崎も店を後にして池袋のドン・キホーテへ。

 

特に目的もなく散策していると、イタズラグッズのショックペンが目に留まりました。

 

芯を出そうとノックすると電流が走るヤツですね。

確かに展示されてたら試したくなる。

 

IMG_20170722_110844822.jpg

いや電流のレベルが全然違うわ(^◇^;)

 

何このしょうもない対比w

それが狙いでしょうけれど、何とコメントしたらいいのか分からんw

 

 

とはいえ当然・・・凄惨な鉄骨の方は見せられないわけで、

兵藤会長の
この悪魔的笑みで・・・
察して欲しい・・・!
 
悪魔の愉悦・・・(°д°;)
珍しく魔王の表情を見せたな。
 
これまではややボケキャラに寄りすぎていた気がしますし、たまには本来の残虐性、醜悪ぶりが前面に出ている回があってもいいね。
 

 

そして債務者たちが星と散っている頃・・・

 

山崎は趣味のボルダリングで汗を流していました。

だから同じ落下でも深刻度が違いすぎるってw
なぜさっきから遊びと死をリンクさせるのよ(^_^;)
 
 
というか、サングラスを着用したまま登るのは危険じゃないかな。度が入っている訳でもないだろうし、外せばいいのに。

 

 

 

気付けば夜も23時を回り、帰宅の途に就く山崎。

 

すっかり放置していたスマホをチェックすると、LINEに20件の未読が・・・!

それは、利根川を除くチームで作ったグループチャットでした。

帝愛の暗部を目撃してみんなドン引きか・・・まぁこの反応は当然だね・・・。
 
ただ、帝愛は闇の多い企業ですし、自分たちがその一員という事実からも目を背けてはいけない。それも利根川が見学させた意図の1つじゃないかな。
 
ショッキングだったでしょうが、出世した暁には取り仕切る側に回ることがあるかもしれません。
早めに認識して損は無かったと思う。
 
 
ちなみに荻野のアイコンが赤ちゃんですが、これはもしかして・・・25話で結婚した奥さんとの子供かな?
それだけ作中の時間も経過していたのですね。
 
本来モブである黒服にもそれぞれの人生がある、それが実感できて良い小ネタだと思う。

 

それはポップなスタンプで聞いていいことじゃない・・・w
何も知らないので仕方ないけどね。

 

というか、山崎のアイコンは誰・・・?

そんな砕けた表情は見たことがないけど、山崎本人なのかな。

屈託なく笑っている山崎は貴重だ。

 
 
すぐに佐衛門が返信しますが、その間際で山崎のスマホがバッテリー切れ。
 

山崎は翌日になって真相を聞いたようですが、読者にとっては最後まで詳細不明のまま、今回は終了。

 

残念ながら

やはり・・・

 
うーん・・・山崎による比喩は面白かったですが、せっかくの鉄骨渡り回がそれだけに留まったのはちょっと消化不良感が否めないな。
 
とはいえチームが干渉できない、そして現場を描写することもできないという制約がある中では仕方ないか。過剰にシリアスに寄りすぎても嫌ですし。
 
ただ、鉄骨渡りは限定ジャンケン同様に一つの大きな枠組みですから、今回の間接的な描写だけで済ますのは勿体ない。
 
利根川が失脚するまでの原作ネタもあまり残されていないだけに、次回以降で展開が広がることを望みます。

 

※月刊ヤングマガジン№8より。

 

賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編・第253話『慈母』感想 ~マザー・ソフィーの真実~

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今回は正直、浮足立っています。

早く感想が書きたくて仕方なかったのですが、それほど衝撃的な内容でした。

 

 

ニコニコではアニメの無料配信で盛り上がっていますし、延期されていた鉄骨渡りのVRゲームも8/28発売に決まりましたが・・・それはこの際置いときます。

 

今は本編本編。

 

 

※年表&ワン・ポーカー戦歴

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/entry-12293133639.html

 

前回、和也の救出方法を模索するカイジは、視線の先に何かを発見。

決定的な策を閃いたようで、チャンマリと共に駆け出したのでした。

 

一方・・・和也は、自分を優遇するように作ったはずのマザー・ソフィーに殺される寸前。

その不満が悲鳴となって響き渡りますが・・・

 

遂に、この時が訪れてしまいました。

 

ベルト解除!

 

( °д°)!

耐えてくれ和也・・・そしてカイジは早く来てくれ・・・!

 

絶望を叫びながらも、必死で椅子にしがみつく和也。

 

コメントでは本当に指先だけで自重を支えられるのか、という疑問を頂きましたが・・・

これは実際の場合はともかく、漫画内では可能という設定を受け入れるしかないな。

 

 

しかし・・・考えてみれば、

カイジも人間競馬で失格となった際には、

第1関節までの指先3本で鉄骨に掴まり、自力だけで身体を引き上げています。

 

だいぶ体勢は違うので同列に比較はできませんが、カイジが出来るなら、和也も耐えられて不思議ではないと思う。

火事場の馬鹿力も働いているでしょうし、100%不可能とは言い切れない以上はそれで納得するしかないですね。

 

 

とはいえ体力には限界があります。

しかし、まだカイジたちの姿は見えません。

 

死を予感した和也は、募らせていたマザー・ソフィーへの不満にデジャヴを覚えました。

 

なぜオレを選ばない?

ソフィー!

同じか?

結局あの日と同じか・・・

 
それは・・・胸の奥にしまい込んでいた、幼き日の記憶。

 

 

以降、回想編突入です!

あれ!?∑(゚Д゚)
これは・・・見覚えがあるな。

 

 
決着のレイズへ向かっていた242話でも、チラッと回想されたシーンですね(↓)。
会長や家政婦さんが揃ってのクルージング、かな。
 
穏やかな休日の一コマにしか見えませんが、この時も和也の表情は険しかったですね。

 

一体何があったのか・・・。

 

 

この日・・・クルーザーに乗り込んでいたのは、

会長につく数名の黒服、一人の家政婦、

 

そして・・・!

ををっ!?(O_O)
 
ええ・・・何!?
 
3歳差の兄貴・・・だと!? いたのかよ!(°д°;)
衝撃の事実だ。

 

すました仕草からして、和也とは違って性格はちょっとナルシストかな。
いったい今現在はどこで何をしているんだ・・・?

 

 

そういえば・・・カイジの見立てを信じるなら現在の和也は10代、上限の19歳とすると、これは約15年前の話か。

会長もまだ顔にシミがありませんね。

 
 

 

そして、もう一人・・・

→オレの側にいた

 

えええええええ!!!???

( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚

 

は、母親!?(  ゚ ▽ ゚ ;)

 

 

いや・・・そりゃあ当然いるだろうけど、

名前よ名前!

ソフィーって!゚Д゚)゚д゚)゚Д゚)エエェェ!!!

 

和也はマザー・ソフィーが母親の化身だと言ってましたが、実母からとった名前だったのか。

わざわざ機械にその名前を付けた意図は何だろう・・・。

 

というか母親が外国人、和也はハーフってこと?

意外だな・・・茶髪も地毛なのか。

 

 

ところで母親のソフィーは既に亡くなっているとの事ですが、それは3年後なのでこの日の事件とは無関係のはず。

 

一体、ここから何が起こったんだ・・・?

 

 
(  ゚ ▽ ゚ ;)・・・
 
 
(  ゚ ▽ ゚ ;)(  ゚ ▽ ゚ ;)・・・
 
 
(  ゚ ▽ ゚ ;)(  ゚ ▽ ゚ ;)(  ゚ ▽ ゚ ;)・・・
 
 
何だこのほほえましい一家は・・・。
事件なんて起こる気配がないぞ。
 
というか和也は死の間際なのに、よくこんな平和な団欒を思い出せるね。
 
そして・・・黒ひげ危機一髪を子供には残酷なゲームだと心配している辺り、この頃の会長はまだ常識人だったのかな。
 
昔は頼まれると断れず、困っている人に金を貸し続けていたんだっけ。しかしその厚意を裏切られ続けたとも話していましたから、金やポスト争い、その他の醜いやり取りを目にしたことで、徐々に歪んでしまったのかも。

 

 
それとソフィーさんはだいぶ天然っぽいけど、会長の好みとはちょっと意外。どこで知り合ったのだろうか。

 

まあ他にも疑問は際限なく湧いて出ますが・・・

とにかくこの時、家族の関係は充実していたようです。

 

そう、「あの事件」が起こるまでは・・・。

 

 

クルージングの間、

黒ひげ危機一髪にハマっていた和也は、最後の穴を残して黒ひげを飛ばさない「完全クリアー」に成功。


あらら・・・!遂に事件発生か。

 

和也が海に放り出されそうですが、船尾にいる兄の和貴も危ない。

 

ただ、この時点では事故であって事件じゃないよね。

 

しかし「あの日もオレは選ばれなかった」という回想ですから・・・つまり和也の救助は後回しにされたという事か。

後にトラウマになっているほどですから、それは恐らく意図的でしょう。

 

特にマザー・ソフィーからの連想なので、

母親から何か傷つくような、衝撃的な言葉を浴びせられたのかな。

 

とはいえ現在の和也が母親を恨んでいる様子はないので、詳細は次回を確認するしかない。

 

 

せっかく多くのコメントを頂きながら、救出策を色々予想していた所ですが・・・展開としては大幅に脱線する形に。

 

ただ・・・まさか和也の兄と母親が登場するとは驚きましたし、まだ純真だった頃の和也も見られました。

 

最近の危機的状況から一転して和めたな。

箸休めみたいなものだね。

 

 

新鮮な情報も多かったですし、タイミングとしても今しかないので必然性もある。

ぶっちゃけレイズ合戦の頃と比べれば読後の満足度は高いな。

 

これがチャンマリの生い立ちや例の地獄編のように10話以上続くなら考えものですが、1,2話ならサービス的な閑話として楽しみたいです。

 

間接的に今後の展開に絡むのは間違いないので、

回想のオチがカイジの救出策とリンクしたり、上手い演出となってくれればさらに面白いですね。

 

 

来週は休載、さらに次回は合併号。

連載頻度も減るので、しばらくは少し息抜きかな。

 

※週刊ヤングマガジン№34より。

ドラマアカギ・続編製作決定!

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詳細はキンマwebで。

 
やったぜ!ヽ((◎д◎ ))ゝ
 
2年前の鷲巣編が素晴らしい出来でしたから、これは嬉しい!
しかも10月とはすぐじゃないですか・・・!
うわテンション上がった。
 
またスカパーに加入し直さないとね。

 

 

それも内容は竜崎・矢木戦と市川戦!

説明不要の名勝負ですし、セリフのほとんどが名言も言っても過言ではない。

 

アカギが連載終了間近の今だからこそ、初心に返るという意味でも必見ですね。いやー嬉しい。

 

しかも前者は1995年にVシネ化されていますが、市川戦は初の実写化ですね!

ツモ山を弾いたり、捨て牌をすり替えたり、イカサマの攻防が見どころの一つなので、どれだけのクオリティで再現できるかにも注目ですね。

 

 

キャストについては、

アカギ役を本郷奏多さんが続投するとしか判明していませんが、恐らく安岡役も再び神保悟志さんでしょう。

 

お二人とも非常に好演されていてはまり役でしたから、何も心配はいりませんね。前回同様に期待したいです。

今回の内容では南郷さんも重要なポジションですから、キャストが気になります。

 

 

矢木はVシネ版では松重豊さんが演じられていましたが、今回は誰だろう・・・。

まさかの22年越しの続投でも面白いですけど。

 

ただ、難しいのが市川ですよね。

純粋な麻雀の技量では作中トップとの呼び声も高いですが、感情を表に出すタイプではないので、ちょっとした台詞で大物感に説得力を持たせねばならない。

 

外見もそうですが、主張せずとも存在だけで相手を飲み込むような、あの独特の手練れ感。

その雰囲気を持った役者さんがどれほど存在するのか。

すぐには思いつかないな。

 

 

ただ、鷲巣を津川さんという奇跡のキャスティングで成功させているので、大いに期待して続報を待ちたいです。

 

 

そして、問題となるのは時間軸。

当然ながら竜崎・矢木戦、市川戦でのアカギは中学生ですが、本郷さんは現在26歳。

 

年齢よりも若く見えるとはいえ、さすがに中学生を演じるのは厳しい。

 

 

つまり・・・これは回想ではなく、鷲巣戦の後という設定にするのかな・・・?

 

やむを得ないところですし、ドラマはドラマのシナリオと割り切れる部分ではあります。

しかし・・・そうなると初心者だったアカギが「カンについての無知と誤解」を矢木に突かれた展開などに矛盾が発生する。

 

この問題をどのように解消するのか、スタッフの腕の見せ所ですね。この点についても、続報を待ちます。

 

 

初回は無料放送なので、皆さんで応援しましょう・・・!(⌒▽⌒)

 

 

そして今後もこのプロジェクトが続き、浦部や仲井編、そして天のドラマ化まで発展してくれることを願います。

 

 

 

※ついでに小ネタ

 

現在、アカギの公式サイトで自分のアカギキャラクタータイプを診断する事ができます。

http://www.takeshobo.co.jp/sp/akagi/index.html

 

まさかの仰木さんw
 
・・・これは仰木さんには失礼だけど、ちょっと喜べないな(^_^;)
どうせならアカギや鷲巣を引きたかった。
 
というか、1問目の「リーダー役よりサポート役が好きだ」を○で答えたのに、仰木さんは組の若頭。
露骨にリーダーじゃん・・・w 設問の意味が無いな(・・;)

 

まぁ時には冷静に、ということで素直に受け入れよう。

 

アカギ EPISODE300 感想 ~再戦への執念~

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ようやくテスト期間が終了し、昨日から実家に帰省。

 

そして・・・!

IMG_20170804_220415492.jpg
遂に入手しました!(°∀°)b
 
時代はドラクエ11?スプラトゥーン2?
いやいや、
今年の夏休みはPSカイジとPS2アカギで決まりでしょ!
 
いずれ必ずプレイすると決めていたので、敢えて情報は入れないようにしてきました。
攻略等にも頼らず、初見で挑みたいと思います。
 
そして・・・初プレイ時の記録を残したいという意味で、調子に乗って実況をUPすることも考えています。既に多くの方が上げていますし、トークも滑舌も絶望的なので需要は皆無でしょうけれど。

 

 

以下、今月のアカギ感想。

 
(鷲巣麻雀決着までの簡単な流れ↓)

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/theme-10093607504.html

 

 

今回のアカギは連載300回目を記念し、巻頭カラー&32Pの増ページでした・・・!

 

(↓なぜかサブタイの「闇に降り立った天才」に句点が付いています)

 

アカギと再戦するため、仰木の稲田組へ向かう事にした鷲巣。

 

しかし、鷲巣麻雀による猟奇殺人の証拠を消すため、既にクルマは処分済み。

白服たちは手分けをしてタクシー会社へ電話しますが、なかなか捕まえることが出来ません。

 

2時間もあれば、アカギは組を離れてしまうかもね。
 
仰木に電話して留めてもらうにしても、金を得た彼らが再戦など望むわけがありません。

 

 

岡本はもはや電車で行くしかないと進言しますが、鷲巣にとって大衆の移動手段を用いるのは屈辱的。

 

とても気が乗りませんが・・・しかし他に手段がない以上、背に腹は代えられませんね。

またシュールなコマだなw
 
キレイに等間隔に並んで、膝にグーの手を置いて、卒業証書授与の待機中みたいになってる(^_^;)
ここまで張り詰めた空気の車内もそうそう無いだろう。

 

地味に鷲巣が座席に1枚毛布を噛ませてるのが細かいな。

 

 

一方、鷲巣が向かっているとも知らない稲田組では、

安岡と仰木が軽い祝勝会を開いていました。

既に日付をまたぎ 夜明けを迎えていますが、二人とも熱戦の余韻から目が冴えているようです。

 

手元の1億ずつを眺めつつ、充実感に浸る二人。

 

金を諦めたアカギの言動に納得のいかない安岡ですが、その無欲こそが強さの源。

 

改めて、嵐の夜を回顧していましたが・・・

その時。

 

表から、騒々しい大声と共に駆け寄る足音が・・・!

 

それは、

死んだはずの鷲巣が目の前に!
これは怖いな(  ゚ ▽ ゚ ;)
 
たじろぎつつ金を死守しようとする二人ですが、鷲巣の目的はもちろん金ではなくアカギとの再戦。

 

しかし、アカギは既にこの場を離れていました。

 

なぜ、あれだけの功労者を引き止めないのかと怒る鷲巣ですが・・・

まあ大勝負を終えたとはいえ、アカギがそんなウェットに馴れ合うとも思えないね。
無理に引き止めるのも野暮ですし、アカギの生き様を尊重したいだろうな。

 

当ての外れた鷲巣でしたが、今のアカギは疲労困憊。

この界隈のホテルで休憩しているだろうと、さっそく捜索に向かおうとしますが・・・

 

仰木たちはアカギを駅まで送った際、すぐに改札を抜けていくのを確認済み。

そして行先も告げられていない為、現在は行方不明です。

既にこちらから居所を知る術は失っていました。

 

とはいえ、ここまで来た以上は諦めきれない鷲巣。

今後アカギから連絡があった場合、必ず知らせるよう二人に命令しました。

突然の出来事に戸惑う二人でしたが、考えてみればアカギは稲田組の住所も電話番号も知りません。
 
鷲巣も駄目元で話したのでしょうが、そもそも連絡など来るはずがありませんね。

 

しかし改めて、アカギへ対する鷲巣の執念は相当なものだな。

 

 

一息ついた仰木も、アカギがとんだ貧乏くじを引かされてしまったと苦笑い。

 

今回の勝者はもちろんアカギですが、

敗者である鷲巣はその「アカギ」という人生の目標、生きがいを手にしました。

 

もはや政治に干渉できない今後の鷲巣の人生にとって、心に火をつける対象が得られたことは価値があるだろうね。

財産は半減、失ったモノは大きいですが、同時に得たモノも一番大きかった。

 

そして、安岡と仰木も互いに1億という十分な報酬を得ました。

 

 

ただ・・・当のアカギはどうでしょう。

 

確かに形の上では勝者となりましたが、求めていたのは命を賭けた真の死闘。

ヒリつくような闘牌による決着でした。

 

しかし、実際はルール違反の輸血という変則的な終結。

達成感を満たされなかったアカギは勝ちを認めず、金の受け取りも放棄しています。

 

つまり、勝者であるアカギだけが何も得ていないばかりか、鷲巣巌という狂人に見込まれてしまいました。


車窓の日射しを受け、眠ったまま電車に揺られるアカギ。
 
果たしてどこへ向かおうというのか・・・
良いコマだね。

 

 

その頃・・・鷲巣は白服たちを引き連れ、足を棒にして街を歩き続けていました。

 

もはや当てもなく、実現は絶望的と知りながら・・・

うわ言のように、アカギとの再戦を口にするのでした。

あれ・・・アカギは完全に行方知れずとなりましたけど、もう再戦・延長戦の可能性は消滅したのでは。
 
非常に余韻を残した引きですし、次回の舞台が数年後でも不思議ではない締め方だな。
もしかして・・・これが本当の鷲巣編の終了なのか。

 

アカギの行方が気になります。

残り半年ですし、そろそろラストエピソードへ向けて展開されるのかな。
 
25年の集大成となる幕引きはいかなる着地となるのか、期待して待ちたいですね。

賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編・第254話『激突』感想 ~溶解不可能の氷~

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先日予告していました PSカイジの実況動画を投稿。
今後はPS2アカギと交互に上げる予定です。
 
正直小っ恥ずかしいのでここには載せませんが、ニコ動で検索すれば出てくるはず。
 
ただ・・・元々くぐもった声で滑舌も悪いので、改めて向いていない事がよく分かった(^_^;
再生はくれぐれも自己責任でお願いします。

 

ゲーム自体は想像以上に正統派の心理戦を楽しめているので、黒歴史となろうが完走はしたいな。

 

 

以下、今週のカイジ感想です。

 

 

※年表&ワン・ポーカー戦歴

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/entry-12293133639.html

 

前回、遂にベルトが解除、和也は椅子にしがみつきながら絶望を覚えました。

 

そして・・・死の淵で回想されたのは、同じくマザー・ソフィーに選ばれなかった幼い日のトラウマ。

 

とある休日、その一家団欒のクルージングで何があったのでしょうか。

 

 

母親であるソフィーが和也に微笑み、手を振った直後、船はカジキかイルカか・・・ともかく何かの激突を受けて大揺れ。

 

黒ひげゲームをへりのすぐ側で遊んでいたため、

まだ4歳の頃ですし、頭から水中に沈めばパニックになるよね。
自力で上がってこいと言うのは辛い話。
 
当然、子が溺れれば親はすぐに救助へ向かいますが・・・
 
このとき和也にとって不運だったのは、船尾にいた兄の和貴も同じように海へ落下した事。
 
しかも、
対して、和也がいた場所は仕切りで遮られ、ちょうど人目の死角。
 
落ちてからも顔を上げられず、声も出せなかったために見過ごされてしまったのです・・・!
 
 
もう一つの緊急事態が起こっているとは誰も知らず、和貴は迅速に救助されました。
まあサメに喰われたら泣けもしないわけで。
 
しかし・・・さすが奥さん、会長を呼び捨てに出来るとは豪胆だな。
ちょっと天然で怠惰ですけど、常識は持っているようですね。良い性格をしてる。

 

 

一同は危機が去ったと胸をなで下ろしますが・・・

この時、本当に危機的状況に置かれていたのは和貴ではありません。

 

事故発生からしばらくの間、あろうことか和也はただただ放っておかれたのです。

 

もちろん故意ではないにしろ、本人からすればとんでもない恐怖だよね。見捨てられたと受け取っても仕方がない。

 

 

散乱する黒ひげゲームから最初に異変を察知したのは、家政婦の和枝。

事なきを得る!
 
対応が遅れてしまい、黒服たちは和也へ必死に陳謝。
 
会長は分からんもんは分からん、と開き直っていますが、
ソフィーは本当に気が気ではなかったようですね・・・。
 
母親として情けなかったことを謝る、素直な愛情が表れているように思えますが・・・
この言葉で、和也は心に傷を負ってしまいました。

 

というのも・・・他の人はともかく、ソフィーは和也が落ちる直前に目を合わせて手を振っていました。

 

つまり海に投げ出される瞬間を目撃していたにも関わらず、真っ先に助けたのは兄の和貴。

気付かなかったなど嘘、後回しにされたのは故意だと・・・和也は確信してしまったのです。

 

しかし、実はこれは全くの誤解。

真実は違っていました。

 

事故直前、

ソフィーが手を振っていた本当の相手は、テーブルの上の鏡。

あの激突!
 
そこでソフィーは反射的に振り返ったため、落下する和貴の救助へ向かうのは当然。
 
決して和也よりも兄を優先したわけではなかったのです。

うわ・・・なんて悲しい勘違いなんだ・・・。

 

しかし、この誤解が解けることのないまま、3年後にソフィーは急逝。

凍り付いていた和也の心の芯は、ついに解凍する術を失ってしまったのです。

 

まあ・・・面と向かってあの時オレを故意に見捨てたよね、なんて怖すぎて聞けないよ。

 

今回のような真実が語られれば霧は晴れますが、万が一それで母親が口ごもるような姿でも目にしたら、もう立ち直れない。

確信しつつも一片のグレーの可能性は残さないと、心の拠り所が無くなってしまうのだろうな。

 

 

そして母親にさえ選ばれなかった衝撃を、今も和也は引きずっています。

 

とどのつまり、自分は愛されない人間。

その凝り固まった価値観は、この記憶に起因していたのですね。

 

 

悪夢の回想を終えてもなお、和也の脳内にはソフィーの声がこだまします。

しかし、

確かに賢そうな外見ではあるけど、兄弟間で出来を比較されるのは辛いだろうな。
会長が顔を嫌っていた一条に似たタイプですけど、実子は特別だよね。

 

しかし・・・誤解とはいえ母親からも優先順位を付けられ、親の七光り、会長の影ばかりを窺われて人間関係も崩壊・・・そりゃあ人間不信になっても不思議はない。

 

 

誰にも望まれず、愛されない自分は、果たして・・・何のために存在しているのか。

全ての営為は不毛だったのかと、希望を無くした和也。

 

生への執着が途切れたのか、それは意図せず握力にも影響してしまいました。

え・・・!(O_O)

 

・・・・お、落ちる・・・!?

 

 
 
絶望と悲惨を湛えながら・・・

和也はとうとう落下・・・!( °д°)

和也は何人もの命を不当なギャンブルで奪ってきました。
 
当然・・・それは今回語られたような、過去の境遇程度で擁護できるものではありません。和也の自業自得である部分も多い。
 
しかし、救われてほしい。
こじれた人間関係も、誤解も、その果ての処刑執行も、天罰の一語で片付けたくはない。
心を満たす手段として凶行を選んだのは理解できませんが、根からの悪人ではないと信じている。
 
一つの些細な価値観の補正で救われるはず・・・救われてほしい。

 

 

回想は二話で完結しましたし、和也の性格の構築を裏付けるもので興味深かったな。

 

既に投下開始、カイジたちはいかにして救うのか・・・

内容が濃くなってきただけに、続きが再来週というのが焦れるなぁ

講談社圧倒的プロジェクト・・・?

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今週はヤンマガが合併号の兼ね合いでお休み。

 

とはいえあまり更新が空くのもどうかと思うので、気になる話題を一つ。

 

 

本日昼過ぎのこと・・・

講談社公式によって、謎のTwitterアカウントが開設されました。

明らかに福本調のツイート。

 

福本作品関連となれば内容が気になるところですが・・・

詳細についての情報は一切なし。

まだ1週間は待機せねばならないようです。

 

 

これは一体何だろう・・・?

アカギは10月にドラマの2期が来ますし、実写化関連でしょうか。

 

「圧倒的プロジェクト」と銘打たれている以上、それ位のインパクトはあるニュースであってほしいな。

 

 

講談社なので、カイジ・トネガワ・ハンチョウ、あるいは零のいずれかが対象。

 

そうなった場合、一番有力なのはトネガワのアニメ化、ドラマ化かな。勢いのあるうちに実現させたいでしょうし、映画からの続投で利根川役を香川さんが演じるとなれば、流行間違いないと思う。

 

あるいはハンチョウの実写化、カイジの3期なども可能性はありそうですが・・・現時点では何とも言い難いな。

 

色々予想しながら、期待しながら情報を待ちたいと思います。

 

 


賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編・第255話『落下』感想 ~起死回生の救出劇~

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ここ最近、実況動画にハマりすぎています。

喋りながらプレイするのが単純に楽しい。

 

再生が伸びないのは当然ですが、コメントは意外にも少し頂いています。攻略情報など、応援を頂き本当にありがたいです。

 

ただ、このままではブログが疎かになりそう・・・というか、本業の勉強が疎かになりそう。没頭しすぎてはいけないね・・・。

 

 

ところで、今日は先日取り上げました「講談社圧倒的プロジェクト」の詳細が判明。

 

福本語での予告ツイートだったので期待したのですが、

実際はヤンマガ・モーニング・アフタヌーン・イブニングの講談社の青年誌4誌が融合した「コミックDAYS」という漫画アプリが来年始動する・・・というものでした。

 

思わせぶりだっただけに、残念ですし裏切られた感覚。

 

ただ、私の勝手な希望にすぎませんでしたからね・・・。

無駄に福本作品の実写化の期待を煽ってしまい、申し訳ありませんでしたm(_ _ )m

 

 

以下、今週のカイジ感想です。

 

※年表&ワン・ポーカー戦歴

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/entry-12293133639.html

 

前回、母親に見捨てられた過去・・・実は誤解であるそのトラウマに身を焦がしながら、遂に落下が執行された和也。

 

自らの惨死体を脳裏に浮かべつつ、それでもなお母親の愛情を忘れられないようです。

(※落下中↓)

極限の恐怖に、和也は落下しながら失神してしまいます。
 
・・・果たして和也の安否は・・・!?
・・・!?(°д°;)
 
和也が着地したのはアタッシュケースを隠していたシートかな・・・どういう状態?
 
取り敢えず地面への直撃は避けられたようだけど・・・。
 
 
すると・・・盛り上がったシートの中から、現れたのはチャン・マリオ・そして、
カイジ!
え・・・まだ理屈が分からないわ。
 
しかし、ともかくカイジは和也の自発呼吸を確認。
そして介抱は黒服に任せるとして、即座に倉庫を後にするのでした・・・
目覚めは見届けないんだ・・・。
まあ、万が一にでもゴネられて武力の黒服を呼ばれては困りますし、サッサと勝利を確定させたいか。
 
 
しかし、それにしても気になるのは救助方法。
 
まず、先程のブルーシートは・・・やはりワン・ポーカー編の冒頭で20億を隠していたものでした。
 
協力して地上へ落下させると、すぐさま3人はエレベーターでその地点へ。
そしてシートの端を自分の膝下へ送り込み、その上に座ったのでした。
つまり、
えええ・・・!?(  ゚ ▽ ゚ ;)
確かに理論上は通りそうだけど・・・かなり危なくないか?
 
まず和也の落下地点を目視で予想してるけど、少しでもズレたら3人のいずれかの背中に直撃するよね・・・。
実際にギリギリだし、脊髄損傷ともなれば一生残る麻痺は避けられないところ。
 
またブルーシートの持つ強度は分かりませんが、ピンを張りすぎては首から落下している以上、頸椎の損傷は否めませんし、少しでも緩ければ落下の勢いで床に叩きつけられるような・・・。

 

実際は成功した以上このあたりの考察は野暮ですが、ここまで上手くフワッと浮き上がる結果になるのだろうか。

 

それにしても・・・札束のばら撒きによるクッションを筆頭に、皆さんからのコメントの力もお借りしまして様々な策を予想していましたが、いずれにも該当しない方法でしたね。

 

斬新かつ納得できない事はない結末でしたから、個人的には嬉しいな。

 

かくして・・・

いやぁ・・・良かったね~!(^◇^;)
そりゃあカイジが動き出した以上は生還は間違いないものでしたが、見る限りでは後遺症も何も残らなさそうで何より。

 

破滅的・壊滅的な大敗を喫し、ソフィーからの寵愛も失った和也でしたが、それでも結果的には生還。

この経験が後の和也の人生観にどのように影響していくのかも気になります。

 

 

ただ、カイジは倉庫を去ってしまったようですね。

今回のワン・ポーカー編は、対戦相手である和也へ決着の3出しについての種明かしは行われないのかな。

 

あるとしてもチャンマリへのみとなりそうですし、このままでは和也を仲間に引き入れる展開も無しか。

これでカイジと和也の関係が途切れるとは思えないのですが、どういった幕引きとなるのでしょうね・・・。

 

あれ・・・もしかして、既に最終回も近いのかな?

 

必ず描かれるであろう展開とすると・・・種明かしを除けば、目覚めた和也の描写や坂崎への300万+αの返済、そしてチャンマリとの別れかな。

 

カイジという作品は兵藤会長を倒すことが最終目的だと捉えていますから、黒崎さんなどが中ボスとして立ちはだかるのか、現在の帝愛の内部状況なども気になりますね。

 

恐らくこの長かった一夜が明けることで堕天録も完結ですし、次のシリーズへ向けての展望も描かれるはず。

 

作品全体を俯瞰した際にいかに着地するのかも含めて、ワン・ポーカー編のフィナーレを注目して見守りたいと思います。

 

 

※隔週連載を続けていたハンチョウが1か月半の休載期間に入るようです。

確かに尤もだ・・・w
実際はネタの充電期間だと思いますが、上手い理由を考えたね(^_^;)

賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編・第252話『救出』感想 ~生還への秘策・・・?~

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※サイトが重いというご意見を頂きましたので、トップページからの一覧表示をこれまでの5つから、3つへ変更しました。
 
また、ご要望の通り戦歴も別ページにまとめ、そのURLだけを張ることにします。
 
私は重いと感じていませんでしたが、確かに感想の前置きが長くなりすぎている点は気になっていました。
今後は解説編突入の場合など、必要に応じて載せるつもりです。
 
また、他に意見などあればコメントをお願いします。

 

※年表&ワン・ポーカー戦歴

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/entry-12293133639.html

 

前回、カイジは救出網の目押しに失敗。

とても手の届かない位置に止まってしまい、和也は絶望に喚き散らすのでした。

 

未だに和也は、カイジが故意に外したと言い張ります。

尤もな反論だけど、なぜ江戸っ子口調なのw

 

カイジは懸命に行った結果だと否定しながらも、失敗は失敗。

頭を下げて謝罪しました。

 

この上なく素直な対応に思えますが・・・

和也は懸命など嘘、しょせん他人事であり雑にやったに違いない、と納得しません。

 

挙句の果てには獲得した24億円に見とれて上の空、虚ろだったと決めつけました。

 

いやいや・・・これは酷い。

前回は

失敗のショックで咄嗟に出てしまった言葉、という感じでしたが・・・今回は正論を受けたにもかかわらず、それを無視してあらゆる難癖を付けてる。

 

和也の人間不信がよく表れているとはいえ、ちょっとくどいね。

というか・・・こんな無駄な問答をしている間に落下の時間が来てしまうよ。

 

金を持った貧乏人の心境を甘く見ていた、とカイジを信じた事自体を後悔する和也。

 

その言葉を呆気に取られたように聞いていたカイジでしたが・・・

言い訳など聞きたくない、と耳を塞ぐ和也。
 
しかし・・・その様子を目に、カイジがある可能性に気付きます!
 
そう。
冷静に考えてみれば、あり得るかもしれない。
 
向こう側に回り込んで
イスの裏側に乗っちまって
つまり・・・
お・・・!やっぱりそうなります?
 
即行動に移れる方法は限られますし、かつ直接の救助なので紛れは少ないかもね。
 
そして、なるほど・・・イスの裏に乗れば足を掴むのも容易だ。
 
ベルトが外れた後、救出中にイスが勝手に戻ってバランスを崩す・・・なんて危険はありそうだけど。

 

 

 

しかし、閃きも束の間・・・

カイジはすぐに致命的な欠点に気付きます。

 

それは

仮にカイジだけで足を掴んでも、70キロ近いであろう和也を引き上げるのは到底不可能という現実。

 

さらに、

そうか・・・確かにチャンマリが協力できないのは痛いな
 
イスに乗っての場合はおろか、手が触れる以上は可能性がある・・・と予想しましたが、道具も無しに人一人を引き上げるなんて不可能だよな。
 
仮に火事場の馬鹿力に頼っても、現実は厳しい。
結局は机上の空論だったのかもしれないね・・・。

 

 

 

カイジも諦めかけた、まさにその時・・・!

顔を上げた視線の先に、何かが飛び込んできました・・・!
 
そこから閃いた、決定的な方策。
 
カイジは立ち上がると・・・喚き続ける和也に一言、
ベルトが解除されてもイスから手を放さず、粘るように指示しました。

 

そして、

チャンマリを引き連れ、走り出したカイジ!
 
金を持ってドロンか・・・なんて和也は穿ってますが、これはまず紛れの無い救助法を閃いた証拠でしょう。
 
果たしてカイジはどう動くのでしょうか・・・?

 

ただ引っ張り上げるだけでは捻りがないと思っていた所ですし、勝負外でカイジの閃きが見られるのは嬉しいな。

和也の妄言はともかく、動きのある展開は面白いね。

 

 

そして、

ベルトが外れてから和也がどれだけ耐えられるかにも拠りますが、ある程度モノを使って準備する時間は確保されたようですね。

 

何かを発見したらしいコマのカイジの視線の先を見ると、

 

あるのは引き出し付きのキャスターとアタッシュケースに入った24億の金、その横の四角形は・・・金を隠していた風呂敷が畳まれているのかな?

 

そして描かれていない右半分には、モニターともう一つキャスターがあったはず。

 

ここから考えられるのは・・・一つはやはり、コメントでくらげさんより頂いた、札束を投下してクッション代わりにする方法かな。

これなら人手が必要ですから、チャンマリを呼びつけた意味も分かります。

 

あるいは・・・風呂敷をロープ代わりにして、和也の足に結んで引き上げるか。

さらにキャスターの取っ手に結び付けて皆で押す・・・なんて事があれば、零での喜十郎の救出を思い出しますけど。

 

それか一か八か、チャンマリのどちらかは、今からでも外で待機する黒服を呼びに向かっていいと思う。

時間的に厳しいですが、和也の筋力を信じて・・・。

 

 

あとは、

この頂上まで登ってきたときのハシゴが取り外せるなら使いたいですし、アタッシュケースとカバンを運び上げた時のロープ辺りも怪しいですが・・・ロープは勝負が始まってからは見た記憶がないな。

 

それか、

仮に網で助かった場合は、そのスペースから生還できるはずなので、逆に言えばこちらからも網のそばのスペースまでは行けるはず。

 

そこで受け止めることは不可能でしょうが、直接的に網を落下の動線位置に動かすことは出来るかも。

仮にそれが成功しても、落ち方や弾みによっては生還は確定しませんけれど。

 

・・・現時点では絞れないですね。

前回同様にコメントに頼らせていただきますと、他には・・・

 

・とみーさんより

札束同士をを摩擦力でつないでロープ代わりにする方法。

 

なるほど、よく電話帳などで実験されることですよね。

確かに車を持ち上げている映像を見たことがあるので人間でも余裕だと思いますが・・・札束では枚数的、面積的に摩擦力が足りるのかな。

 

実行するにも果てしない時間がかかりそうなので不安ですが、非常に奇抜な発想で凄いですね。カイジで科学的な解決法というのも新しいと思います。

 

 

 

・出尾さんより

脱出用に停めてある軽トラを真下に動かし、その荷台に札を積む方法。

 

なるほど・・・!

ただ上からばら撒くだけでは散乱してしまいますが、一人か二人が下にいれば、上からケースか札束だけ落として敷き詰めさせることができますね。

しかも、軽トラの荷台であればただの平地よりバラけないので、敷き詰めるのも簡単。

 

時間の都合や軽トラをちょうど落下ポイントに停められるか、など不安はありますが、ただ上から撒くよりは生還の確率が高そうですね。

 

 

・通りすがりさんより

カイジの策は失敗するも、和也が驚異的な強運によって網(あるいは網が回転するスペースの段差)にしがみついて生還する展開。

 

これが出来れば苦労はない・・・という所ではありますが、落ち方によっては可能ですよね。万が一カイジの策が成就しなかった場合は期待したいです。

 

 

・諺さんより

いっそマザー・ソフィーを破壊してしまう方法。

 

このタイミングで壊してしまえば、当然落下のプログラムも解除されるでしょうね。

ただ、破壊するための道具が見当たりませんから、やや厳しいかも。

あるいは万が一、ベルト固定もプログラムの1つだった場合・・・裏目になりかねないですね。

 

・碧さんより

所詮マザー・ソフィーは機械ですから、ブレーカーか本体の電源場所を和也から聞き出して電源を落としてしまう方法。

 

和也なら当然知っているはずですし、手っ取り早い方法ですね。

非常に確実性のある方法ですが、今回のカイジは和也から何も聞かずに走って行ってしまったので、可能性は下がってしまったかも・・・。

 

 

・福本引伸さん(なんという皮肉w)より

何かマザー・ソフィーには緊急停止用のワードがあり、偶然カイジが発したその言葉を音声認識し、落下のプログラムも解除される展開。

 

1998年で音声認識とはかなりハイテクですね。

しかし音声認識ゲームのシーマン辺りはその頃に発売されているので、和也ほどの財力ならあり得なくはないか。

 

やや展開的にご都合感が溢れる結末となってしまいそうですが、和也もパニック状態ですから、うっかりワードを忘れている可能性もありますね。

 

・はまぐりさんより

カイジが飛び降りて網を掴み、真下の位置に動かす方法。

 

これは・・・さすがに自己犠牲が過ぎる気がしますね(^_^;)

カイジの身が心配です・・・。

 

・ひらひらさんより

カイジ側の赤ライフを和也側の皿に載せ、まだ決着が付いていないとソフィーを騙す方法。

 

これは、残念ながら・・・現在は和也の皿にもライフが載っているまま、カイジ側に移動している状態なので、それで処刑が実行されている以上は通じない方法かと思われます。

 

 

・・・せっかく沢山の意見を頂いたにも関わらず、ほぼ否定ばかりの紹介になってしまった(;´Д`)ノ

申し訳ありませんm(_ _ )m

 

しかし、いずれも100%可能性が無い、とは言い切れないはず。

これで合計10個以上の予想を立てることが出来ましたので、いずれかが当たると嬉しいですね。

 
※週刊ヤングマガジン№33より。
 
 
※余談かつ安定の愚痴
ワン・ポーカー編13巻の発売日が8/4→9/6へ、またまた延期となりました。
 
当初は3/6の予定が6/6となり、8/4となり、そして9/4。
遂に半年遅れですか・・・。
これはもう・・・永遠に発売されない気すらしてきたよ。
 
これは当然、ファン、特に楽しみに待ち続ける単行本派の方の気持ちを踏みにじる行為。
 
単純に理由が知りたいですよね。
もちろん、ストックは4巻分近く溜まっています。
 
少し有力な説としては、巻数に対応するカードを表紙に配置するという、従来のレイアウトが14巻からは不可能となるので悩んでいる可能性はあります。
(↓、数字の横のカード)
その場合でもせめて13巻は出せるだろ。と言いたいですが、
解決策としては・・・1と4のカードを並べて14とする位かな。

 

ただ、これは別に本編に干渉しない事ですから、14巻からは則らなくても何の問題も無いと思う。
 
「和也編11巻へ続く」としながらワン・ポーカー編にリセットした過去がありますし、今さら些細なことは気にしていられない。
 
仮にそこを神経質になるなら普段の編集からそれ位本気を出してほしいですし、それ以前に13巻に収まるように強く指図するべきだった。
 
「引き延ばしにはほとほと困ってます・・・」とか半笑いで語ってる場合じゃないですよ、ホントに。
 
あるいはアカギ29巻のように、引き延ばしによる売れ行きを考慮して発売が慎重になっている・・・というのであれば、これも編集の問題なので自業自得としか言いようがない。
 
いずれにしろ発売しないという選択肢は無いわけで、度重なる延期の意図は計りかねます・・・。
 

悪馬的血統録ダビスタ、そして僥倖っ…!

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現在、トネガワが「悪馬的血統録ダビスタ」として
競走馬育成ゲームのダービースタリオンとコラボしています。
 
 
アプリではカズタカイザーやユキオー、マックロサキー、あるいはミココノチカラといった福本作品の競走馬が使えるようですね。
 
それを記念して、今週号のヤンマガにはタイアップの番外編が掲載されたのですが・・・
 
特設のHPでは、全ページが無料公開されています。
https://www.asfes.jp/game/dabimas/special/tonegawa/

 

 

安定の自己中心的な会長に、振り回される利根川。

以前、会長はSNSやユーチューバーに興味を持った発言がありましたが、スマホゲームにも精通しているなんて・・・時代の流行に敏感だね。

 

我儘を圧倒的な財力によって押し通してしまう会長、

そして結局現場で苦心するのは利根川という・・・ある種のテンプレパターン。

 

トネガワを知らないダビスタファンの方にも、この短編だけで雰囲気は掴んで頂けそうな内容ですね。

 

 

そしてせっかく登場したのに、そのページの内にひっ捕らえられる内藤社長が可哀想w

恐らく限定ジャンケン編の別室送りでの描写のパロディだと思いますが、この扱いでご本人は納得されているのでしょうか(^o^;)

 

普段は穏やかな山崎たちですが、有無を言わせず手荒に追放させていますね・・・。仕事となると黒服のスイッチが入るのかな。

チーム利根川の容赦ない一面が見られて新鮮だった。

 

 

それにしても・・・今回のダビスタ以外でも、プッチンプリンもそうですし、adobeもそうですし、全てコラボは好評を得ていますね。

トネガワがもたらす経済効果は計り知れないな。

 

連載決定のニュースがあった当時は、タイミングがアカギのドラマ化とほぼ同時期だった事もあり、それほど大きな話題にはなっていなかったはず。

本編の勢いとクオリティは言わずもがな、この人気は当然ではあるのですが・・・ここまで飛び抜けたコンテンツに成長するとは想像できなかった。

 

 

そして・・・

twitterの公式アカウントでは、今回のコラボを記念してRT懸賞が企画されています。

応募者約1100名中、当選は2名。
 
まぁ・・・ダメ元の応募でした。
 
 
が・・・!
当たってしまったヽ((◎д◎ ))ゝ

 

はい自慢乙。
 
 
まだDMは来ていないので確定はしていませんが、twitterの懸賞で当たるのは初めて。
 
何というか・・・競馬には1ミリも興味がない私が当ててしまって申し訳ない気もしますが、これは僥倖っ・・・!
 
正直とても使用できませんが、大事に保管するつもりです。
 
少なくとも今年分の運は使い果たしたので、しばらくは身の回りに注意して静かに暮らそう・・・。

中間管理録トネガワ 第37話『星屑』感想 ~圧倒的コンプライアンス~

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今回のトネガワは、久々に第3会議室から。
 
新加入した西口と津久井もいますね。

人間競馬・・・!
 
おお!遂に新章突入ですか!?
ここ最近は原作設定との絡みが少なかったので嬉しい。
 
そして、カイジ本編でもスターサイドホテルはオープン前でしたから、それほど時期に差は無いものと思われます。
遂に利根川失脚のXデーが近づいてきたのかもしれない・・・。

 

 

初の開催となる今回、進行や管理は他チームの担当。

 

しかし、後に担当が回ってくる可能性もあるため、研修のためにチーム全員で見学することとなりました。

 

 

言わずもがな・・・人間競馬と電流鉄骨渡りは、死の危険性が高い狂気の沙汰。

確かに、チーム利根川の黒服はみんな心優しいですから・・・そんな常軌を逸したギャンブルを考え付くとは到底思えなかった。

 

企画をした時点で殺人の幇助とも取れますし、それに向けて一丸となって準備するような姿も見たくなかったからね・・・。

 

いきなり利根川を悪人モードにするのも不自然ですから、チームのイメージを保つ意味でも、これは会長自らの発想とする他になかったのかもしれません。

 

 

堂下は人間競馬の内容を質問しますが、

利根川はあまりに悪魔的過ぎるからと、敢えて詳細には口をつぐみました。

確かにアレは・・・自分の目で確かめた方が手っ取り早いかもね。

 

 

 

そして3日後、午後8時。

スターサイドホテルの地下には多重債務者が集まっていました。

 

しかし、

その光景はあまりに非人道的。

残念ながら帝愛の圧倒的コンプライアンスにより、一部始終が規制されてしまいました・・・!

 

 

まあ・・・これも難しいですが、人間競馬はそのまま描くと殺伐としすぎてトネガワの作風にはそぐわない。

かといってギャグに転換するのは不謹慎ですし、これは苦肉の策かな。

 

阿鼻叫喚の宴が始まりましたが・・・

チームでただ一人、山崎だけは現場に来ていませんでした。

 

というのも、この日は1週間前から申請していた有休の使用日。

いや全然違うわw 殺伐さの欠片もない(^_^;)
まあ・・・これまで会長の抜けっぷりを思えば、むしろこちらの方が妥当な想像ですけど。
 
ただ、航空機回の会長への態度もしかり、ちょっと山崎は会長を舐めている節があるな。付き合いの長い弊害かも。
 
なぜ有休を使ってまで一人焼肉なのかと思ったら、エプロンからゼッケンを連想させるためか。なるほど。
 
ちなみにこの焼肉店の名前は「焼肉じゅうじゅう」、カイジが地下から解放された45組とともに入ったお店ですね。

 

 

人間競馬の方はいよいよ出走ですが、またもコンプライアンスに引っ掛かり割愛!

 

そして人間競馬も終了した頃、山崎も店を後にして池袋のドン・キホーテへ。

 

特に目的もなく散策していると、イタズラグッズのショックペンが目に留まりました。

 

芯を出そうとノックすると電流が走るヤツですね。

確かに展示されてたら試したくなる。

 

IMG_20170722_110844822.jpg

いや電流のレベルが全然違うわ(^◇^;)

 

何このしょうもない対比w

それが狙いでしょうけれど、何とコメントしたらいいのか分からんw

 

 

とはいえ当然・・・凄惨な鉄骨の方は見せられないわけで、

兵藤会長の
この悪魔的笑みで・・・
察して欲しい・・・!
 
悪魔の愉悦・・・(°д°;)
珍しく魔王の表情を見せたな。
 
これまではややボケキャラに寄りすぎていた気がしますし、たまには本来の残虐性、醜悪ぶりが前面に出ている回があってもいいね。
 

 

そして債務者たちが星と散っている頃・・・

 

山崎は趣味のボルダリングで汗を流していました。

だから同じ落下でも深刻度が違いすぎるってw
なぜさっきから遊びと死をリンクさせるのよ(^_^;)
 
 
というか、サングラスを着用したまま登るのは危険じゃないかな。度が入っている訳でもないだろうし、外せばいいのに。

 

 

 

気付けば夜も23時を回り、帰宅の途に就く山崎。

 

すっかり放置していたスマホをチェックすると、LINEに20件の未読が・・・!

それは、利根川を除くチームで作ったグループチャットでした。

帝愛の暗部を目撃してみんなドン引きか・・・まぁこの反応は当然だね・・・。
 
ただ、帝愛は闇の多い企業ですし、自分たちがその一員という事実からも目を背けてはいけない。それも利根川が見学させた意図の1つじゃないかな。
 
ショッキングだったでしょうが、出世した暁には取り仕切る側に回ることがあるかもしれません。
早めに認識して損は無かったと思う。
 
 
ちなみに荻野のアイコンが赤ちゃんですが、これはもしかして・・・25話で結婚した奥さんとの子供かな?
それだけ作中の時間も経過していたのですね。
 
本来モブである黒服にもそれぞれの人生がある、それが実感できて良い小ネタだと思う。

 

それはポップなスタンプで聞いていいことじゃない・・・w
何も知らないので仕方ないけどね。

 

というか、山崎のアイコンは誰・・・?

そんな砕けた表情は見たことがないけど、山崎本人なのかな。

屈託なく笑っている山崎は貴重だ。

 
 
すぐに佐衛門が返信しますが、その間際で山崎のスマホがバッテリー切れ。
 

山崎は翌日になって真相を聞いたようですが、読者にとっては最後まで詳細不明のまま、今回は終了。

 

残念ながら

やはり・・・

 
うーん・・・山崎による比喩は面白かったですが、せっかくの鉄骨渡り回がそれだけに留まったのはちょっと消化不良感が否めないな。
 
とはいえチームが干渉できない、そして現場を描写することもできないという制約がある中では仕方ないか。過剰にシリアスに寄りすぎても嫌ですし。
 
ただ、鉄骨渡りは限定ジャンケン同様に一つの大きな枠組みですから、今回の間接的な描写だけで済ますのは勿体ない。
 
利根川が失脚するまでの原作ネタもあまり残されていないだけに、次回以降で展開が広がることを望みます。

 

※月刊ヤングマガジン№8より。

 

賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編・第253話『慈母』感想 ~マザー・ソフィーの真実~

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今回は正直、浮足立っています。

早く感想が書きたくて仕方なかったのですが、それほど衝撃的な内容でした。

 

 

ニコニコではアニメの無料配信で盛り上がっていますし、延期されていた鉄骨渡りのVRゲームも8/28発売に決まりましたが・・・それはこの際置いときます。

 

今は本編本編。

 

 

※年表&ワン・ポーカー戦歴

http://ameblo.jp/fake-or-bluff/entry-12293133639.html

 

前回、和也の救出方法を模索するカイジは、視線の先に何かを発見。

決定的な策を閃いたようで、チャンマリと共に駆け出したのでした。

 

一方・・・和也は、自分を優遇するように作ったはずのマザー・ソフィーに殺される寸前。

その不満が悲鳴となって響き渡りますが・・・

 

遂に、この時が訪れてしまいました。

 

ベルト解除!

 

( °д°)!

耐えてくれ和也・・・そしてカイジは早く来てくれ・・・!

 

絶望を叫びながらも、必死で椅子にしがみつく和也。

 

コメントでは本当に指先だけで自重を支えられるのか、という疑問を頂きましたが・・・

これは実際の場合はともかく、漫画内では可能という設定を受け入れるしかないな。

 

 

しかし・・・考えてみれば、

カイジも人間競馬で失格となった際には、

第1関節までの指先3本で鉄骨に掴まり、自力だけで身体を引き上げています。

 

だいぶ体勢は違うので同列に比較はできませんが、カイジが出来るなら、和也も耐えられて不思議ではないと思う。

火事場の馬鹿力も働いているでしょうし、100%不可能とは言い切れない以上はそれで納得するしかないですね。

 

 

とはいえ体力には限界があります。

しかし、まだカイジたちの姿は見えません。

 

死を予感した和也は、募らせていたマザー・ソフィーへの不満にデジャヴを覚えました。

 

なぜオレを選ばない?

ソフィー!

同じか?

結局あの日と同じか・・・

 
それは・・・胸の奥にしまい込んでいた、幼き日の記憶。

 

 

以降、回想編突入です!

あれ!?∑(゚Д゚)
これは・・・見覚えがあるな。

 

 
決着のレイズへ向かっていた242話でも、チラッと回想されたシーンですね(↓)。
会長や家政婦さんが揃ってのクルージング、かな。
 
穏やかな休日の一コマにしか見えませんが、この時も和也の表情は険しかったですね。

 

一体何があったのか・・・。

 

 

この日・・・クルーザーに乗り込んでいたのは、

会長につく数名の黒服、一人の家政婦、

 

そして・・・!

ををっ!?(O_O)
 
ええ・・・何!?
 
3歳差の兄貴・・・だと!? いたのかよ!(°д°;)
衝撃の事実だ。

 

すました仕草からして、和也とは違って性格はちょっとナルシストかな。
いったい今現在はどこで何をしているんだ・・・?

 

 

そういえば・・・カイジの見立てを信じるなら現在の和也は10代、上限の19歳とすると、これは約15年前の話か。

会長もまだ顔にシミがありませんね。

 
 

 

そして、もう一人・・・

→オレの側にいた

 

えええええええ!!!???

( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚

 

は、母親!?(  ゚ ▽ ゚ ;)

 

 

いや・・・そりゃあ当然いるだろうけど、

名前よ名前!

ソフィーって!゚Д゚)゚д゚)゚Д゚)エエェェ!!!

 

和也はマザー・ソフィーが母親の化身だと言ってましたが、実母からとった名前だったのか。

わざわざ機械にその名前を付けた意図は何だろう・・・。

 

というか母親が外国人、和也はハーフってこと?

意外だな・・・茶髪も地毛なのか。

 

 

ところで母親のソフィーは既に亡くなっているとの事ですが、それは3年後なのでこの日の事件とは無関係のはず。

 

一体、ここから何が起こったんだ・・・?

 

 
(  ゚ ▽ ゚ ;)・・・
 
 
(  ゚ ▽ ゚ ;)(  ゚ ▽ ゚ ;)・・・
 
 
(  ゚ ▽ ゚ ;)(  ゚ ▽ ゚ ;)(  ゚ ▽ ゚ ;)・・・
 
 
何だこのほほえましい一家は・・・。
事件なんて起こる気配がないぞ。
 
というか和也は死の間際なのに、よくこんな平和な団欒を思い出せるね。
 
そして・・・黒ひげ危機一髪を子供には残酷なゲームだと心配している辺り、この頃の会長はまだ常識人だったのかな。
 
昔は頼まれると断れず、困っている人に金を貸し続けていたんだっけ。しかしその厚意を裏切られ続けたとも話していましたから、金やポスト争い、その他の醜いやり取りを目にしたことで、徐々に歪んでしまったのかも。

 

 
それとソフィーさんはだいぶ天然っぽいけど、会長の好みとはちょっと意外。どこで知り合ったのだろうか。

 

まあ他にも疑問は際限なく湧いて出ますが・・・

とにかくこの時、家族の関係は充実していたようです。

 

そう、「あの事件」が起こるまでは・・・。

 

 

クルージングの間、

黒ひげ危機一髪にハマっていた和也は、最後の穴を残して黒ひげを飛ばさない「完全クリアー」に成功。


あらら・・・!遂に事件発生か。

 

和也が海に放り出されそうですが、船尾にいる兄の和貴も危ない。

 

ただ、この時点では事故であって事件じゃないよね。

 

しかし「あの日もオレは選ばれなかった」という回想ですから・・・つまり和也の救助は後回しにされたという事か。

後にトラウマになっているほどですから、それは恐らく意図的でしょう。

 

特にマザー・ソフィーからの連想なので、

母親から何か傷つくような、衝撃的な言葉を浴びせられたのかな。

 

とはいえ現在の和也が母親を恨んでいる様子はないので、詳細は次回を確認するしかない。

 

 

せっかく多くのコメントを頂きながら、救出策を色々予想していた所ですが・・・展開としては大幅に脱線する形に。

 

ただ・・・まさか和也の兄と母親が登場するとは驚きましたし、まだ純真だった頃の和也も見られました。

 

最近の危機的状況から一転して和めたな。

箸休めみたいなものだね。

 

 

新鮮な情報も多かったですし、タイミングとしても今しかないので必然性もある。

ぶっちゃけレイズ合戦の頃と比べれば読後の満足度は高いな。

 

これがチャンマリの生い立ちや例の地獄編のように10話以上続くなら考えものですが、1,2話ならサービス的な閑話として楽しみたいです。

 

間接的に今後の展開に絡むのは間違いないので、

回想のオチがカイジの救出策とリンクしたり、上手い演出となってくれればさらに面白いですね。

 

 

来週は休載、さらに次回は合併号。

連載頻度も減るので、しばらくは少し息抜きかな。

 

※週刊ヤングマガジン№34より。

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